プー子の部屋

プー子の部屋

百合の花と不思議な話


そしてアンラッキーフラワーは赤いバラ。

知らないで赤いバラくれた方、残念です。
(あまり好きな人ではなかったけれど・・・・)

なんか白い花は心が洗われます。
ちなみに実家の家の周りには大きな百合が沢山生えています。
背丈は1メートル位。私はちっこいから裏口から家に入る時
バシバシ顔に当たったよ。
(まるで入るなと言わんばかりに・・・(T^T)


  ラブりー★☆さんの日記より抜粋

【 NHKのイタリア美術の番組(ぶっ通し5時間)
  古代ローマから現代の美術フェレンツェでのメディチ家所蔵の絵画の紹介で
  「受胎告知」(聖母マリアが天使によって神の子を宿すことを 
  告げられる宗教画)の絵に、ユリの花が描かれている。それにはおしべがない
  ユリなんです。

  美術家いわく(このおばちゃんがまたぱきぱきしててよかった。
  ふつーあくび連発の退屈な解説が多いのだが)

  「これはマリアの純潔を現しています。神の子を宿す女性は、
  乙女でいなければならないからです。ユリはその象徴として
  描かれています。おしべがないというのも(つまり男がいない
  )そういうことなんです」
                                 】

私、マリア様には変な感情があるんです。
なんか手に汗でてくるんです。
わけがわからないんですけど、
そのわけは・・・

『私のおばあちゃんが亡くなる前に見た夢』にあります。

私の祖父は2人とも私が幼児の時に亡くなりました。
その時には見なかったんですけど、2人のおばあちゃんがそれぞれ
亡くなった時、亡くなる1週間前位から3~4回づつある同じ夢を見ていました。

              ↓

私は中学生の体操着を着て、なぜか中1の時の格好になっていました。
どうやら運動会の最中らしく、クラスメイトで運動が得意な女の子が
2人一緒にいました。

私達はうちの中学の裏にある実際にガソリンかぶって焼身自殺があった
所に建てた貯水タンクのある丘の上に立っていました。希望の丘と言ふ。

中学校は山の上にあって、さらに丘の上に立つと、下の方に住宅地が見えました。
奥には小さい山々が見えています。
3人そろって山の上にのろしが上がっているのを見つけました。

「火事かなぁ・・・」

背の高い方の友達が言いました。

思わず丘を駆け下りながら、「そろそろ学校戻ろっか。」

誰ともなく言いました。

その時です。

視界がモノトーンみたいに突然薄い画面になりました。

空気もピーンと張り詰め私達は立ち止まりました。

1匹の馬とも犬の大きいのかも分からない、腐って肉がただれ落ちそうな
4足動物が、何か大きな車輪のない木の箱を引きずっているのです。
(ワインの木箱を想像して下さい。)

その箱には西洋の尼さんの格好をした女の人が座っていました。

衣服はかなりぼろぼろでした。

うつむいて固まっているかのように座っていて、引きずられる箱の

「ズルルッ、ズルルルルッ」

という音だけが鳴り響いていました。

そして、私たち3人の前を通り過ぎようとした時、音もなく衣服の
乱れもなく、その尼さんが振り向いたのです。

「あっ!」

声になっていたのか分かりませんが恐怖の為に固まってしまいました。

顔が腐ってぐちゃぐちゃだったのです。

はっきり言って何処の国の人なのか、目、頬などは形がないので
識別できない程でした。

そのままそれはのろしのある方角へ進んで行きました。

その進む速度も早かったのか遅かったのかよく分かりませんでした。

我に返ると、のろしの方角に向かって消防車が走って行くのが
見えました。

そこで夢が終ります。

その夢を見たあと、とてつもない恐怖が私を襲ってきました。
なんで見たこと無い物が出てくるんだろう。

私は無宗教だし、仏像はよく見たけれど、西洋の尼さんとか田舎だから
見慣れてないよ。

それに、シスターの黒いのではなかったのです。
水色か白チックなのを着ていました。

なぜだかその時『マリアだ!!』と思いました。

慌てて母にその話をして、母も私の怯えようにちょっとビビッてました。

「 誰かわかんないけど、近いうちに誰か死んじゃう。
  私の周りで誰か死んじゃう!どうしよう、誰か分からないけどね、
  誰か死んじゃう気がするの。 」

涙ぐんで訴えました。母は

「不吉な事言うんじゃないの!」と一喝しました。

何日かして、幼なじみとバスに乗っていました。

「あれ?プー子のおばあちゃんじゃない?」幼なじみは立ち上がって

降りようとするおばあさんを指差しました。

「あ、ばあちゃんだ!」と確認する私。

その時彼女は私達を見て微笑んで降りて行きました。
そこは丁度夢でのろしが上がっていた山の近くでした。

「でも、なんでおばあちゃんこんな所にいるんだろうね?」

「でも、隣の市に住んでいるから居てもおかしくないよね。」

2人で納得し、お母さんにそれを報告しました。

次の日、放課後部活していたらプー子を呼び出す校内放送がありました。

「あんた、おばあちゃんが亡くなったから帰ってきなさい。」

母の沈んだ声でした。

「えっ?!分かった。すぐ帰る!」

その時どちらのおばあさんが亡くなったかまったくわからずでしたが、

やはりバスを降りたおばあちゃんが亡くなっていました。

私が見た日には緊急入院しましたが危篤に近い状況でもなかったようです。

そして2人目のばあちゃんが亡くなる前にもその夢を見たのです。

マリアの夢を・・・・

それ以外でその夢を見たことありません。

怖いけどなんだったんでしょう。

私前世で信心深かったのでしょうか(’’?



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