RUMI


るみ

JALAL AL DIN RUMI



rumi2 イスラム最大のスーフィ詩人。

1207年にバルフで生まれ、トルコ、コンヤで没。

旋舞教団(メヴレヴィー教団)の創始者として知られる。

主としてペルシャ語で詩を書き、その最大の詩集として

「精神的マスナヴィー」はペルシャ語のコーランとして重視されている。

*バルフ=現在のアフガニスタン北部(マザーリ・シャリーフ近郊(?)







Come,come,whoever you are
wanderer,worshipper,lover of learning
it does not matter,
Ours is not a caravan of despair.
Come,even if you have broken your vow
a thousand times
Come come,yet again come



おいで、おいで、あなたがなんであろうと

放浪者、崇拝者、学問の恋人

なんであろうとかまわない

我々は絶望のキャラバンではない

おいで、たとえあなたが千もの誓いを破ったとしても

おいで、おいで、それでもまだおいで




shamseb
 我が、親愛なる師、メヴラーナルーミーのもっとも有名な詩です。

この詩に誘われるように私は``何か''を探し続けてきました。

あれから10年、やっとメヴラーナルーミーの暮らした町

トルコ、KONYAに行ってきました。

そこにはいまだ、メヴラーナの教えが息づいているようでした。

日に5回のアザ―ンの祈りの唱とともに過ごした日々は、

私にとっては強烈な日々でした。

 今では、メヴラーナミュージアムと呼ばれている墓所には

いつでも美しい音楽が流れ、たくさんの人々が訪れています。

信仰する者達やただのツーリスト

はるばるここにくる為だけに訪れた他国の巡礼者達等、様々です。

でも、そんな多くの人々が訪れる中で、

そこには圧倒的な程の愛に満ち溢れていました。

なんと言い表せばいいのでしょう。

私にとっての‘そこ’は、最終目的地でもありました。

愛の在る場所、そこは私達のハート、そのものです。

意味も無くただ涙が溢れる、そんな圧倒的なエネルギーに満ち溢れていました。

 また、とてもラッキーなことに、私はそこで

何人かのDervishと呼ばれる修行僧とともに過ごしたことです。

メヴラーナの生まれた日の特別なセレモニーに参加させていただけたことや、

シャイフ(マスター)の家でのデルガー(祈りの会)でZikrに参加できたことなど、

忘れることのできない経験をさせていただきました。

実際にこの目で見て、聞いた本物のZikrは、なんとも強烈でした。

 Zikr(ジクル)とはマントラを唱えその中に没入することによって

自我を超越しブレスそのものに溶ける、

愛の中に消滅しようとする行為、とでも説明できるでしょうか

これを言葉で説明するのはとても難しいです。

ただ、ただ感じたのはONENESS、そんな感じです。





RUMITOMB



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Reason is powerless in the expression of love.


Love alone is capable of revealing


the truth of love and being a lover.


The way of our prophets is the way of truth.


If you want to live, die in love.


Die in love if you want to remain alive.


Mevlana Jalaluddin Rumi





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愛に理由はいらない。


愛だけで真実を示し、愛するものとなれる。


神を告げるものの道は真理の道


もし生きたければ、愛に死ね


愛に死ね、もし、生きながらえたいのなら。




メヴラーナ・ジェラールディン・ルーミー





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皓々たる月の顔のあで人よ

 百年の末までも、変わらずそのままでいてほしい



あの人の地下の嘆きが矢であれば

 我がこの胸の盾に受けたい



あの人の永遠の宿りの戸口の土に

 いそいそと息引き取った我が心



今はの際の願いの筋は

「神よ、この土に幸あらしめ給え」





あぁ 独り寝のやるせなさに

 その胸を千々に裂かれた人に逢いたい

私の胸に燃える恋慕をその人に

 せめて語って聞かせるものを




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私のことを聞いたものは、

私をたずねて、会いに来なさい。

私に会いたいものは、

私を探しなさい。

そうすれば、私はきっと見つかるだろう。

私を見つけたならば、

ほかならぬこの私を選びなさい。


シャムセ・タブリーズ

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rumi,shams

私は言った。

「あなたは本当に厳しい方です」と。

彼は答えた。

「私が厳しいのは、良きことのためであって、

悪意や恨みからではないことを知りなさい。

『これが私です』といって入ってくるものを誰であれ、

私は崖っぷちで強打する。

なぜなら、ここは愛の神殿だからだ。

愚か者よ、ここは羊小屋ではないと知れ。

目をこすって、心の思いをとくと見つめよ」


メブラーナ・ジェラールッディン・ルーミー

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速やかに自我から自由となれ。

鍛え上げられた剣のごとくなれ。

悔恨のさびをすべてそぎ落として、

鋼鉄の鏡のごとくなれ。



メブラーナ・ジェラールッディン・ルーミー



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もし、汝が注意深く、意識を明晰にしていれば、

瞬時、瞬時、己の行動に対する答えを知るだろう。

素直な心を持つものは、注意深くあれ。

なぜなら、汝の行動のひとつひとつの結果として、

何かが汝に生まれるからだ。



メブラーナ・ジェラールッディン・ルーミー




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sibasakura
何も知らぬ者、しかも自らが知らぬと知らぬ者はおろか者なり。

彼とはかかわりを持つな。

何も知らぬ者、しかし己れが知らぬと知る者は子供なり。

彼を教育してやりなさい。

知る者、しかし自らが知ると知らぬ者は、眠れる者なり。

彼を目覚めさせてやりなさい。

しかるに、知る者で、己れが知ると知る者は賢人なり。

彼に従うがよい。



Our Judge is not like any other

His judgement is never cruel

From the dawn of time

He has been in Love with Love

and only Love will satisfy Him.


-Rumi-




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我は石として死に、植物と成れり、

我は植物として死に、動物と成れり、

我は動物として死に、人間と成れり。

何故に我は恐れるや? 死して堕ちし時やある?

しかれど我は、今一度人として死に、

天使と共に祝福されて天翔けん、されど天使より

我はさらに進まん、神のほかはすべて滅びん。

我その天使の魂を供儀とせし時、

これまでに思いもよらぬものと成らん。

おお、我を生かし給うな!

非存在はオルガンの調べのうちに宣す、

「われら彼のもとに帰らん」と。



= ジェラールッディン・ルーミー 


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