読んだり飲んだり走ったり

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2018年04月17日
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Day10
夜間の点滴量を減らしてもらった効果か、トイレに行く回数が1回だけ減った。眠りの浅さは相変わらずだが、少しずつまともな眠りに近づいているような気もする。
朝、ちょっとだけストレッチを試みる。なんとか出来るが、後でぐったりするのが怖い。
ちなみに今日は病棟を30周はしたのではないか。シーツ交換の間には踏み台昇降50回。これらも、後でそのつけが来てしまう。
検査・処置関係では、朝の腕からの採血と、ヘモグロビン、血小板の輸血。いずれも若干のアレルギー反応が出たが、微少なものにとどまる。
採血の結果、数値には表れないが、白血球が増えそうな兆候があるとS先生。だとしたらうれしいことである。
反面、口腔内の腫れと喉の痛み(飲み込みにくさ)はほとんど変わらず。昨日の「予感」はあくまでも予感に過ぎなかったようだ。
食事は三食ともなんとか完食。
妻が来るはずだったが、体調不良とのこと。大事ないことを祈るしかない。

Day11
だる重の一日。もうちょっとシャキッとした感じで過ごせるかと思っていたのだが。
午前中はほぼ横臥。午後は、メソキレセートの最後の注入もあってか、相変わらず横臥。発熱(37.6度)のおまけ付き。発熱はシャワー後解消したが、食欲は全く出ないまま、夕食は久しぶりに途中でリタイア。
生着が近いのかどうか、全く実感できない。焦っても仕方がないが。にもかかわらず、退院オリエンテーションの案内あり。むなしく終わらないことを切に期待。
明日は少しはまともになっているかな?

Day12
朝の採決の結果、17日以来0.1を続けてきた白血球数が、0.2に上昇したのが確認された。このまま生着に至るだろうとS医師。そうあってもらいたいものである。
が、白血球数が上がればそれでめでたしとなるかといえば、そうは問屋が卸さない。その点で、外泊から腸のGVHDが確認されたかつての同室者さんの事例はいい教訓になる。どうすれば避けられるのかはわからないが、何事にも慎重に、無理なく過ごすことを心がけたいと思う。
今日の段階では、上がってもたかだか0.1なので、それにより諸々の事態が改善に向かっているわけではない。口の中は相変わらず痛いし、ものは相変わらず飲み込みづらい。身体のだるさもそうは変わらないようである。こうやって、一進一退を繰り返していくのだろう。

朝はTVでラグビー、ジャパンvsフランスを観戦。最後のコンバートをはずして23-23のドローに終わったが、大いに見応えがあり、またジャパンの手応えを感じることのできる試合であった。今期不調のフランスのショックいかばかりか。
後は特に変わったことはなし。例の筋力測定があったことと、血小板の輸血があったことぐらいか。明日はもう少し楽になっているかな。過剰な期待はせずに迎えたいと思う。


Day13
朝の採決の結果、昨日は190止まりだった好中球数が、基準の500を超えて750にまで上昇していた。この状態があさってまでキープされれば、晴れて生着完了(今日が生着日)となる。そうなるようにしっかりと過ごしたいと思う。
白血球数も昨日の0.2から0.8に上昇、そのせいだろう、口の中がだいぶ楽になった。特に飲み込みにくさは劇的と言っていいほどの変わりようで、まだ残ってはいるものの、昨日とは比べものにならない。
食事はもちろん三食とも完食。が、思ったほど食欲は出ていない。
むしろ胃の重さは昨日より増悪しているような気さえする。熱はほとんどないが、それでも37度台を一度は記録している。これらはたぶん「生着症候群」と呼ばれるものであり、この程度なら楽なものの部類に属するのだろう。せっかくここまで来たのだから、薬の力も借りて、とりあえずはあと二日間、がんばりたいと思う。
15時過ぎにレントゲン、17時過ぎに娘来訪。買い物を依頼。あとは特に大きな出来事はなし。


Day14
採決結果。白血球数1.9、好中球数1740。ほぼ生着と考えられるとS医師。
口内炎対応の「麻薬」の投与も止めてもらった。
が、ぼんやりとした吐き気があり、食欲もあまりない。
朝は久しぶりにストレッチなどの軽運動を、軽めのバージョン(スクワット30×1)でやったりしたが、その後がどうもすっきりしない。
考えてみれば、ドナー由来の造血幹細胞が定着し、免疫力を上げてきているということは、その分、こちらの身体への攻撃力も増してきているということだ。GVHDか? いたずらに不安に陥っても仕方がない。とにかく、体力を少しでも回復させつつ、栄養をしっかり取り、自分の身体を「応援」することが肝要であろう。
ちなみに、今日から、腸の調子を整えるのに少しは役立つかもと朝、チーズ、昼、R-1ヨーグルト、夜、ジョアかヤクルトを摂取することにした。


Day15
昨晩から気分が悪く、夜中には下痢も始まった。相変わらず眠りが浅い。
気分の悪さは朝も続き、吐き気止めを飲んだものの軽運動をする気力は出ず。
何とか気力を振り絞って朝食は完食したが、1時間ほど後に全部嘔吐。
下痢も治まらず、かなりハードな体調。
原因は白血球の急激な上昇にあったらしい。昨日の1.9から、今日は6.6へ。三倍以上の増加。まるでパンデミックである。好中球も、三倍以上の6230に上昇。あまりの急激な変化に、身体の方がついて行けなかったようである。
なので日中は殆ど横臥。昼飯は完食、夕食は主菜を3割程度残して完食。怖いので、夜のヤクルトは自粛。
20時を過ぎて、少し身体が楽になってきたように感じる。このまま順調にいってくれればいいのだが。
なお今後のチェックポイントは「リンパ」の数値だとS医師。現在の所0.05あたりで推移しているが、これの数値が上昇すると、GVHDの疑いが濃くなるとのこと。注意しようがないが、無理せず過ごすことを心がけようと思う。

Day16
胃腸が弱っている感が強い。朝は一応ストレッチに病棟内10周の軽運動。
朝は抜くか、ゼリーにするつもりだったが、ロースハムにフレッシュレタスサラダを見て思わず完食。
午前中はまずまずではあったが、部屋の照明が点かなくなり、単に蛍光灯切れだと思っていたら修理が必要なレベルということで、部屋の移動を余儀なくされる。今度の部屋は窓が小さく、景色も悪い。が、レイアウトは悪くない。一長一短。まぁ眠りと食事の場所を完全に分離できるのはうれしい。
CT検査の後、久しぶりに一階に降り、飲み物と唐揚げをゲット。
昼はその唐揚げを含めて完食。
唐揚げが悪かったわけではなかろうが、午後、体調がぐんぐん悪化し、15時過ぎには37.5度を記録。去らなる発熱を危惧して、ここに来て始めてシャワーをパス。熱は上昇を続け、20時には38度台に到達。その間、夕食は主食と茶碗蒸しとお吸い物、あとは水分だけだったのだが、食後1時間ほどで全部嘔吐。
何もする気がおきない(これ記述しているのは翌日の昼間)。下痢に関してはGVHDの疑い濃厚とのことで、便量測定も始まる。とにかく、身体を休めねばならない。吐き気止めの点滴を受けながら、就寝。

Day17
同じようなパターン(どこぞの村落共同体の歴史を辿る的な)の夢を見て、5回ほどトイレにも行き、朝を迎える。体温は自力で(解熱剤の力を借りることなく)平熱に戻したが、だる重感は増している。5時から三度お通じ。量・内容からGVHDの疑いがさらに濃厚となり、週明けの内視鏡検査が決定。
体調の悪さを見かねて、治療の方向には逆行するが、ステロイド剤の投与が始まる。
朝食は意図的に牛乳・バナナ以外は食べず、カロリーメイトゼリーを食す。もちろん胃を休めるため。
午前中はぐったりして何もする気が起きなかったが、病室でエコー検査を受ける。あまり状況はよくない模様。昼前からステロイドが効いてきて、久しぶりに身軽さを感じる。レントゲン撮影。ただまだ売店に行く元気はなし。
昼飯は完食。午後は昨日殆どできなかったメールチェックなどして過ごす。15時半近くに妻来訪。シャワーの時間が迫っているので、慌ただしく必要書類にサインして渡しただけ。
その後も軽快感は変わらず、夕食も無事完食。ただし今回から血糖値測定が始まり(ステロイド剤の影響)、まずアウト。インシュリンを打たれる。
ステロイド剤の投与は、先にも触れたように治療の流れからいえば本来避けたいもののはずだが、それによって得られる軽快感はやはり貴重である。今日はたいしたことはできなかったが、せっかく得られたこの機会を少しでも有効に活用できたらと思う。

Day18
ステロイド剤の影響か、1時間ほど寝入った後は全く寝られなくなり、0時過ぎに眠剤(内服)を所望。当初は頭がぐちゃぐちゃになったが、直に寝入り、その後3度ほどトイレに起きたものの、わりと質の良い睡眠が得られた気がする。
朝から気分も悪くなく、かつてと同じ軽運動メニューを、途中検温、採血、血圧測定などを挟んで行う。その成果もあってか、朝の血糖値は許容範囲内。
朝食(チーズを加えて完食)後ほどなくしてエコー検査。「一日でこんなに変わるんだ」というつぶやきが聞こえる。もちろん好転であろうから、一人でニヤニヤする。執筆資料となる本をを椅子に座って少し読む。これは明日も続けたい。さらに腸の炎症に良いとされるココアを買いに一階へ。ついでに納豆、ガリガリ君、炭酸水、水。納豆は早速昼飯に。煮込みうどんを煮込み納豆うどんにしたが、納豆単独の方がいいかもしれない。R-1ヨーグルトも含めて完食。
午後は読書。堂場瞬一「傷」読了。前半はキャラクター設定に不愉快な要素が多く、今ひとつだったが、後半になって話が動いた。
午前・午後に一回ずつお通じあり。午後に行くほど「形」とまでは行かないが、「輪郭」を持ったものに変わっていた。よい兆候。
シャワーを浴び、洗濯。その間、ココアを飲みながらゲームを少々。
このココアが実は盲点で、夕食前の血糖値測定でアウト。夕食後にした方がよさそうだ。
今日は久しぶりに日中一睡もしなかった。ステロイドの影響だが、それだけ体調は楽になっている。ただこれはあくまでも仮初めのものなので、油断は禁物。

Day19
昨晩は眠剤を飲んだにもかかわらずほとんど寝られず。せいぜい3時間ぐらい? 6時過ぎに排便、かわいらしいのが、ちょっとだけ。10時過ぎに再び排便、今度はどっさり。形あり。このぐらい調子が良ければ、消化器の内視鏡はナシで行ける? そんな甘い話はありません。確認のためにも重要な作業らしい。
朝飯は完食。ヤクルト、チーズ付き。腸の健全化にできることはやっておきたい。
昼食も完食(R-1ヨーグルト付き)した後は福岡国際マラソン観戦。大迫傑が結果を出した。薄底シューズブームに対抗する厚底の勝利(日本人1位、全体3位)は今後ランシュービジネスにどう影響するのだろう。「陸王」には直接関係ないだろうが。
その後、いよいよ内視鏡検査に向けての下剤投与。経口で、スポドリ味の下剤を1時間で1リットル。そこそこ辛い。
16時半ころから下剤の効果が現れ、トイレに4回。まだ残っている感があるが、夕食は完食。色が若干緑がかって見えるのは気のせいか。
ステロイドがきれたのか、少々ぐったりしていたら、また夜のステロイド投与開始。今日も眠られないか? 



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最終更新日  2018年04月18日 20時22分59秒
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Re:当病記5―生着(04/17)  
あらき さん
DAY10~19の内容が後半にダブっています。コピペのミスと思われます。 (2018年04月18日 04時56分04秒)

Re:当病記5―生着(04/17)  
ryoanak  さん
荒木さま

ご指摘ありがとうございました。
単純ミスでした。ぼけぼけだな。 (2018年04月18日 20時24分16秒)

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