りぃ-子’s SCRAP BOOK

りぃ-子’s SCRAP BOOK

2024.02.11
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カテゴリ: 暮らしというもの
新聞紙が邪魔だし、仕事をしていると朝も、会社から帰ってからも慌ただしく、
ガサガサと大きな紙面を広げて新聞を読む事が、意外と難しかった。

朝日新聞は子供の頃から紙面の隅々まで読んできたので、
今でもとても読みやすく感じるのだけど、
夫が会社で読むというし、
地元の情報がわかる静岡新聞の方が良いかな?と替えたら、
全く面白く読めなくなってしまった。

で、今家では新聞をとっていない。
お陰様で新聞紙を束ねて捨てるという面倒から解放されてスッキリ。

ただ、ネットで知りたいことを検索すると、途中から朝日新聞DIGITALで有料記事な事がとても多くて。

結局は私は朝日新聞の記事がやっぱり読みなれてるし、
関心も朝日新聞とリンクしてしまっているのかもなあ…。

静岡新聞は一ヶ月4000円だったけど、​ 朝日新聞DIGITAL ​(basic)は980円で、最初の一ヶ月は無料。
一か月前に解約すれば無料で済む。

早速検索してみたけど、これ便利ー。

赤松さんの記事もずらーっと出てくるし、関連記事、関心のありそうな記事も沢山読める。
紙の新聞ではこうはいかない。
昔の記事を探すのなんて、大変だし。

私には合っているかも!
月50件まで有料記事が読めるベーシックプラン月980円、私にはこれで充分。



早速赤松良子さんの記事を検索。
赤松さんは1929年生まれなので丁度30歳違いだけど、
私が生まれた頃、赤松さんはもう津田塾卒業後に東大を卒業されて、国家公務員として労働省で働いておられた。

しかし、労働省に就職しても、女性が就ける場所はほとんど決まっていて、あれこれできる可能性は限られ、その場所は正直重要な地位とは扱われない落としどころとしか言えなかった。
どうしても同期の男性と仕事の与えられ方が違う。

というのも、終身雇用を重視する日本では、出産育児をしようとする女性は採用されにくい。
が、当時アメリカなどでは主婦の再就職が進んでいた。

終身雇用を下敷きに、会社の為に長時間労働をするのが当たり前の当時の社会では、
子育てと仕事を両立することが難しく、
女性はいつまでも半人前にしか扱われなかったのだという。



ただ・・・
少子化を進めたのが、女性の社会進出のせいと言っているのが、「ええっ」とビックリでした。

子を産みたいだけ産み、育てても、女性もやりたい事ができる社会を作ろうとされてきたのでしょう?
それって、とても大切な事だと思う。

働く女性が、子供を産み育てられない社会は、
女性が社会進出できる社会とは言えない。

ここ数年社会保険がより子育てしやすいよう、産休育休の給付金や、男性育休の後押しなどあって、それはとても良いと思う。
でももっと職場の同僚などの理解を得やすくするため、職場環境がそれに伴って改善されたら良いなとも・・・

今までは残業も当たり前の働き方だった意識を変え、
残業しなくてもちゃんとノルマが果たせる働き方を実現しなくては、
子育てとの両立は難しいってことだよね。

私としては、8時間週5日勤務が当たり前なこと自体が、
今後変わっていくのが可能な職場もあるような気がしているのだけど。

優秀な人なら、毎日6時間位で仕事ができるって事、あると思うんだよね。
反対に、前任者が8時間で残業無しで出来た仕事なのに、毎日一時間残業して残業代を稼ぐ働き手もいる。

ここんとこが、絶対におかしいんだけど、どう整理したら上手く行くのかっていうシステムを作るのが難しいんですよねー。

仕事の評価システムを、根本的に変える事ができれば、
結果的に女性が不平等に扱われることも減るような気がします。

今は無理そうでも、きっといつか、画期的な変化がこの日本にも突然訪れる。

1980年頃には、今のような情報網は夢にも考えられませんでしたが、
今は当たり前ですもんね。

より良く男女ともに暮らせる世の中、という未来を作っていきたいと思いつつ、
赤松良子さんを偲びます。





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最終更新日  2024.02.11 17:05:49
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