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明日は学校があります。休日の合間でぼんやりしてしまう子が多くなりそうです。なんちゃって、本当は自分がそうなりそうです。ゆとり教育とは少々異なりますが、ゆったりした時間の流れのなかで、鳥のさえずりを耳にしたり、柔らかく瑞々しい青葉などに目が行くネイチャーゲームなどしてみましょう。五感を使っての国語のニュース発表、キーワード探しや詩作もいいなあ。算数の問題文には季節感をふんだんに入れてみましょう。音楽はサウンドオブミュージックの世界を広げましょう。私がマリアでピクニックに子供たちを連れて行きましょう。生活科、国語、算数、音楽の計画が出来ました。おやおや、誰ですか。「その想像はちょっと無理がある」なんて思うのは?子供たちの反応がとーーーっても楽しみです。
2005.05.01
休日三日目にしてやっと8時間しっかり眠りました。体が覚えているリズムってすごく几帳面ですね。いくらゆっくり眠ろうとしても、夜更かしの後でも6時には目が覚めます。ひどい時は4時間睡眠が続きます。普段は5時半起床なので、悔しい気分です。私の自律神経はまじめな性格でいやになってしまいます。それでも、日頃と違うリズムを刻んでいたら、やっと三日目にして8時間も眠れました。たまに生活を変えるのもいいかも知れないですね。でも、やりたいことがいっぱいある私がいけないのかも・・・
2005.05.01
朝のプランニングどおり、一日を送りました。浪腰徳次郎さんの最後のお弟子さんにたっぷりマッサージを受けました。コリというコリがほぐれ、すっと軽くなりました。田園都市線藤ヶ丘駅近く「りらくあん」にてここ5年ぐらい御世話になっていますが、腰痛もなくなり、予防的に体の状態を教えていただけるので、助かっています。映画を観ても大丈夫なようにマッサージしていただいたのですが、2本も見ているとは考えていないことでしょう。映画「ハウルの動く城」とshall we dance.の2本を鑑賞しました。時間を空けて2本見ました。息子からも外国に住む娘からも電話が入り、癒され、嬉しく楽しい、貪欲な一日でとっても満足です。
2005.04.30
爽やかな朝です。これからプランニングをして、身体を動かし、楽しんで、癒してそういう一日にしたいな。
2005.04.30
このお休みはなんと言ってもお疲れ休み進級した子供たちも、私という新担任の前できっと緊張していたことでしょう。喉の痛みと熱でお休みした子が二人。先日の私と同じように急に寒気が来て発熱し、早退した子が二人。28日は学校たんけんの大役も終え、少々疲れが溜まっていたように見えました。私はやっとのお休みなのですが、やっぱり疲れが溜まっていたようで、だらだらした一日を送ってしまいました。マッサージの予約を入れたのですが、母との時間にぶつかり、結局キャンセルでした。明日は日頃のパワーをだして動き回りますぞ・・・
2005.04.29
大輔(仮名)は、学校たんけんのふり返りを「見つけたカードに書き込もうとしません。「書くことないもん」「みんなの感想を(板書)を見て同じようなことを見つけて真似てもいいよ。あんなに仲良く案内できたのだから、書くことがないはずないね。友達のを見て思い出してごらん。書いてから給食にします」そう促しても何も書こうとしません。書かないでいることはいけないことと考えているからでしょうか、すぐに給食時間が来ても、給食の用意をしていい加減にごまかすこともしません。ただただ固まったようになってしまいました。給食が配られ「いただきます」をしても食べようとしません。彼のまわりの女の子は実に粘り強く彼の態度を見守ります。うるさく攻めません。「先生、大輔さんがぜんぜん食べません」隣の女の子がとうとう訴えてきました。友達が憮然と固まっていると心配だし美味しくもないのでしょう。べそをかき始め、目はするどくなって来ています。少し放っておいた私が近寄り、3月に職員室で約束したことなど話しました。美味しい献立の給食をいつまでも食べないで給食時間が終わり、当時の担任が職員室につれてきて「食べなさい」と言っていた所へ居合わせた時のことです。エクレアパンをなんとか少しかじらせることに成功した後、「こんなの食べなかったら損しちゃったね」ではじまり、固まる時の心模様を探ってみました。コーチングセッションでアプローチしたのですが、そのときの(指きりげんまん)を思い出しながら、わざと、箸で炊きおこわを彼の口元へ持っていきました。「どれどれこんな美味しいのを食べないと損損。食べさせてやりましょ」その途端、彼は噴き出し塊がほぐれました。何かを投げたり、教室を飛び出したり、わめくこともなく、体から力が抜けて解決しました。給食が食べ終わると、「僕もこれを書くね」と、ひとりの友達の感想を参考にしっかり見つけたカードにも記入しました。すぐに頭の中が白くなりやすい大輔が一つからを破った瞬間です。どうしていいか分からなくなった時は、君の味方の先生が言うことをよく聞いて「これをやってごらん」と言うことをやってみてごらん。エクレアパンを食べてよかったことを忘れないでね。・・・という約束から1か月。今度固まりかけた時は、見つけたカードを書いて晴れ晴れした経験を思い出してもらいましょう。そうやってだんだんに頭の中が白くなり、固まることもなくなることでしょう。
2005.04.29
学校たんけんがありました。学校の施設を2年生が1年生に案内してあげる活動です。ちょっぴりお兄さんお姉さんになった2年生がほぼマンツーマンで学校内を案内していきます。縦割りの大事な活動の一環ですが、実にゆったりと時間が流れました。ひとりひとりが静かに歩き、高学年の授業を妨げないようにできました。特別教室や、開放的な教室を覗いては興味津々の顔顔顔。注意事項を素直にまもって案内役の責任を果たせた子供たち。けっこうできるじゃないですか。普段、友達に注意されてばかりいる鉄平(仮名)も大輔(仮名)も神妙な顔して優しそうにエスコートしているじゃありませんか。「あっちいきたい、こっちいきたいって言われて大変だった」なんていう感想もありましたが、それでも大役を果たせて嬉しそうでした。2年生にとっては、ぜったい経験させたい活動です。
2005.04.27
4時間目から、仙台放送の取材がありました。子供たちは朝から興奮気味です。やさしくて誠実そうな記者さんが教室にみえると、早速まとわりついて質問したり、カメラに興味をもったりしています。国語の授業で、「私が好きな春」と題する「話す・聞く」題材を用意しました。当たり前に出来そうな「話す聞く」ですが、習慣化させないとなかなかできないものです。また、一人一人の気持ちをしっかり聞くなんて普段はなかなかできていなかったと思います。それでも、新しい友達の話に質問しながら共感している様子がたくさん表れ、楽しく進められました。記者さんが給食を一緒に食べた班で珍事が起きました。撮影のはじめから、鉄平(仮名)は記者さんに「ゆりちゃん(仮名)をどう思うか」とか「可愛いと思っているのか?」みたいな質問をしていたようです。あまりに同じことを聞くので、「鉄平がゆりちゃんを好きなのではないか」と気づいた記者さんが、「うん可愛いね。つれて帰ろうかな」と仰ったそうです。鉄平は急にいじけて机にもぐり出てこなくなってしまいました。かなりいじけまくったので、記者さんは相当焦ったようです。でも、本人はすぐに元通りになりました。「あれは恋ですね」「はっ?」前は他の子に注目していたのに・・・「この恋の行方が楽しみです」記者さんはそんな言葉を残してお帰りになりました。鉄平にとっては恋敵が去ってホッとしたのかもしれません。
2005.04.26
リレー選手が決まりました。先日の50mトライアルで選ばれた男女別各クラス4名、計16名が直線に並びました。どの子も息を潜めてスタートを待っています。よーい、どん!だだだだだー! あれれ、みんな団子状態で半数に絞れない。「もう一度やりなおし」よーい、ドン!だだだだだー! やっと最後尾の2名を見極められました。「ごめん、もう一度だけ走ってね」「はーい」よーい、どん!だだだだだー! ああ、やっと決まった。よかったよかった。こうして男女8名づつが決まりました。選出された子は喜び、選外になった子はがっくり。それでも表情にはあまり出さずに次の授業に向かいました。世の中には、こういう試練がつきものです。来年にまたがんばろうね。
2005.04.25
関西の方からこんな声が聞こえそうな私の週間スケジュールです。(言葉の印象で書きましたが、間違っていたらすみません)まだまだ発熱の後遺症が頭痛・倦怠感に残っています。子供たちはよく支えてくれたなーと、改めて思います。コーチング的アプローチが子供の能力の開発と問題行動の予防に役立つと信じて取り組んで3年目になります。最初の1年目は、自分が驚く成果を見つけられました。2年目は、保護者もしっかり大きな成果を味わってくださいました。そんなこんなで試してみたいことは、コーチングに限らず増えるばかりです。でも、今回のように大熱を出してしまえば、事故が起きないようにすることで精一杯のクラスでしかなくなってしまいます。火曜日には、仙台放送の取材をうけることが急遽決まりました。昨年の「はなまるマーケット」に続いての第2弾というところでしょうか。ありのまま、自然体で映りたいのですが、はなまるのときは、「先生、お化粧しなきゃだめだよ。年なんだから・・」なんて、実にありがたいお言葉を子供たちからもらいました。TBSのカメラは真実を追い求めていました。それまで自称30歳だった私に、「うそもほどほどにせえよ」という映像となっていました。何事もほどほどが大事ですね。
2005.04.23
20日、気合を入れて50m走のタイムを取りました。雨がぱらつく中で4クラス全員が走り終えました。この後がいけない。悪寒と頭痛、喉の痛みで全身が一気にだるくなりました。水分を取り、教室にもどっても、益々症状は悪くなります。目を開けているのもつらい中での授業です。具合が悪いことを子供たちに伝えました。こんな時、子供たちはとても心配してくれます。気合が抜けた担任の下、静かに自分がやるべきことに励んでいます。ちょっと騒いでしまう子がいると、担任に代わって「しー、先生が具合悪いんだから」なんていってくれます。とうとう、私が自分の机にふせてしまっていたときです。そのままにしてあげようという空気がありました。お休みをとって帰りましたが、子供たちにも助けられました。ここまで具合が悪くなることはあまりなかったのですが、今回は39度4分の熱を出してしまいました。気合の後はへろへろです。
2005.04.21
週の半ばにもなると、疲れがでてきやすいけれど、今日は疲れていない。昨日の朝会にさっさと自分たちからならんで体育館に集合できたわがクラスの子供にびっくり。褒めまくりたいほどよくやれている。ただし、今日は4クラスの子供たちの50m走のタイムを取るため、気合が必要だ。大勢を段取りよく動かすには、指示も的確にしなくちゃならない。でも、最も必要なのは教師の気合かも・・・気合ダーーー!
2005.04.19
今日は、花壇にいっぱい広がっていたぺんぺん草で遊びました。しばらく夢中になって「ア、聞こえた聞こえた。おもしろーい」草取り前に、ぺんぺん草が主役となりました。こんな時は一時間がゆっくり流れていい気分です。これは、生活科での一コマです。「一年生に学校を案内してあげたい」自分たちが二年生にしてもらったことを今度は一年生にしてあげたい。こういう話から、学校たんけんの案内役になるために、自分たちがまず校庭を確認に行きました。そこで見つけたぺんぺん草の遊びをみんなで楽しんだものでした。
2005.04.19
脳科学で考える続きです。「脳は本当に歳をとるのか」を読みました。あとがきに改めてしびれました。「50歳を過ぎてから、芸術家や偉人たちはすぐれた業績を残している。」勇気をもらった科学情報「神経細胞はいくつになっても新生し、再生する」納得の脳科学・・・熟練者の総合判断力(右脳)が語られている。「知識は使いこなしてはじめて智恵になる、ということからもわかるように、 豊かな経験が脳の成長には必要である。この新しい経験が脳の神経細胞の ネットワークを活発に増やしていくのだ。参考文献「脳は本当に歳をとるのか」米山公啓著 青春出版発行
2005.04.17
頭がよくなるには、「自分の学習スタイルを知ること」「使ってない脳を簡単に鍛えること」で鬼に金棒みたいです。学習スタイルは、現場の子供たちに活用しています。自分の学習スタイル、→どんなスタイルで学習すると学んだことが身につきやすいか分かるということです。学習スタイルについては、私がトレーニングを受けたコーチ21のページでで無料診断を受けられるので楽しんでみてください。http://www.test.ne.jp/更に、「右脳速読」日本速脳速読協会刊から受けた右脳の鍛え方を取り入れたら面白いことが起こりそうです。まだ鍛え方と結果に方程式が見つかっていませんが、私が参考にしているイチローの成長の仕方にも片鱗がうかがえます。こんなエピソードが載っていました。イチローは、通り過ぎる車のナンバープレートの数字を瞬時に足し算するゲームを楽しんでいたようです。現在の群を抜いた動体視力に結果が現われてもいるようですが、数の操作や足し算の意味理解を左脳がするとして、瞬時にするゲームは、右脳を鍛えたことではないでしょうか。イチローは、子供の頃から、誰もやっていない鍛え方を自分で見つけていたから天才なんですね。なんでもやってみないと理解できない私には、実に魅力的です。
2005.04.16
ついに「右脳速読」に浸りました。この本を読んで益々ある考えが深まりました。それは、経験的に開発されてきた学習システム(メソッド)が脳科学の見地から、近いうちに飛躍的なものが生まれるという予感です。私のこの数年の試みからも、毎年、クラス全員にいわゆる百点を取れるように指導することは出来たのです。また、学習障害や知的に障害があっても、得意分野(領域)をさぐり、そこに働きかけると百点が取れるようになったのです。決して点数を目指して学習するのではないのです。例えば読書のアニマシオンを活用して間違い探しを取り入れたりすると、子供が読むことに夢中になり、集中して読むことで楽しみながら読解力が伸びるのです。1回味わって成績が伸びれば、それは読み方の姿勢につながります。そしてそういう小さな成功が積み重なって能力として養われるのです。こうした一連の流れで子供たちは自信をつけます。自信をつけた子供は前向きにどんどん挑戦し始めるので、さらに多方面で能力をつけます。私は、コーチング、読書のアニマシオン、百ます計算、漢字などの繰り返し学習法、学習のゲーム化などを取り入れています。子供たちが自分自身で目を見張るほど、飛躍的に学力をつけていきました。そこへ右脳を鍛える効果の速読法の情報が入ってきました。蔭山式百マス計算、公文と通じる右脳の活性化を思わせます。計算や数字に関する理解は左脳が司るようですが、繰り返しや速さを競うことで、右脳も使えるようになるのではないかと勝手に直感しました。私たちの脳は、未使用部分の方が圧倒的に多いようです。速読で右脳を鍛えることで、本を速く読めるという実利のほか、思ってもいない能力開発に機能するかもしれません。
2005.04.14
給食の時間は友達と楽しい会話が弾みます。今日、一緒に食べた班でのことです。太郎(仮名)が「おっ○いじゃんけんをしようよ」と、呼びかけています。「いいよ」と班の子供たちがじゃんけんを始めました。最初、なんて呼びかけているのかもよくつかめないでいた私の前で、負けた子供がTシャツの胸の一部をつまんで加えています。負けた子は自分のおっぱいを飲む振りをするようです。えー、なんて遊びをまた考え付いたんだろ?なんて思っていると、あっちの班、こっちの班でもはじめました。弟や妹に乳飲み子がいる子供も多いクラスのせいでしょうか。どうも、月曜からだんだんに根付きつつあるブームのようです。そんなこんなで手をこまねいていると、後ろの班で口げんかが始まってきました。「やーい、おっ○いすきなんでしょう」「なんだよー、好きじゃないよーって言ってんだろう」険悪ムードが高まり、ついに取っ組み合いになりそうです。「よーし」と、私が大きな声を張り上げて立ち上がりました。「そんなにおっ○いが好きなら、先生のおっ○いを飲んでもらおうじゃないの」「ぎゃー、」「やだー」「げー」あっちこっちで悲鳴があがりました。けんかしそうな子は何もなかったように黙ってしまい、一瞬にして教室からおっ○いじゃんけんの跡形もなくなりました。(先生には勝てまい!)ホッとしたやら残念やら・・・とほほほほ
2005.04.13
授業参観がありました。子供たちは張り切っていました。算数で、生まれ月調べを表やグラフで表す活動をしました。挙がる挙がる、全員が何度も手を挙げては答えていきます。授業参観としては嬉しい光景ですが、手を挙げてもなかなか当ててもらえず、焦れている場面もありました。「4回も答えているのに、まだ答えたかった」とべそをかく子まであらわれ、子供の意欲は大変なレベルに達しました。子供たちがどんな理由にせよ、積極的に聴きにいく時、子供たちは大きな力を発揮します。なんとなく聞こえている話よりも、積極的に聴く姿勢に変わってからの話の方が残っているものですね。
2005.04.12
今日は、2年生はじめての給食当番、掃除当番がありました。給食時間になると、なななんと給食当番の全員が身支度OKを取りました。ここだけの話、今までの月曜日は、必ず誰かマスク忘れがいるものでした。役割についても、一回で理解してどんどん役割を果たしています。この調子で一人一人が自分の役割を意識できたら、クラスの化学変化は予想以上になるかもしれません。クラスの基盤作りのこの時期、想定内のアクシデントはつきものです。当たり前のことが当たり前にできるということが素晴らしい。よーーーし、私もやる気満々になりマンデー!
2005.04.11
最近、一病息災を実感している私です。これまでの出会いで、若き日より病弱だった方がお二人いました。お一人はリュウマチやその他の病で、30代よりゆっくりゆっくりした生活を送られていた女性。もうお一人は、40代より糖尿病を患い、毎日インシュリンを注射して生活していた女性。前出の女性は、母の友人でしたが、ひっそりと静かにお暮らしでした。いつも労わっていたご主人が50代で急死され時は心配しましたが、80代半ばまで穏やかに過ごされました。80代になっても実家に遊びにこられたこともありました。糖尿病の女性は、8日の夜に訃報が入りました。毎日大変だなあ、という思いを寄せたことがあるその方ですが、享年96歳ということを伺い、「大往生」を実感しました。大らかで飾らないお人柄が偲ばれます。私が病苦に悩まれる方のお気持ちを分かるはずもありませんが、お二人の人生を考える時、「一病息災」という言葉が浮かびます。穏やか、大らかというキーワードをお二人からいただきました。ご冥福をお祈りします。
2005.04.10
1学期のめあてを決めました。勉強、せいかつ、スポーツ、家でという項目ごとに、書きました。(かわいいワークシートを使って)「わたしは、算数をがんばる」「ぼくは漢字をがんばる」などの声はすぐにあがります。しかし、これでよしとすると、単なるお題目となってしまい、めあてカードを作るための活動で終わってしまいます。例をいくつか示しながら、「こんなことをしてがんばる」「こういうふうにしてがんばる」「・・を一日に○回はやる」などのような、[がんばる中身を考えよう]という問いかけで具体的な行動が書けるようになるまで質問を繰り返してみました。すぐに具体的な行動指標に書き換えられる子供もいましたが、なかなか行動に落とし込めない子供もいました。はじめてなので、仕方がありません。それでも、何回か問答を繰り返していくうちに、「あ、そうか」と書けるようになりました。スポーツでは、「毎日ドッジボールであそぶ」「一輪車で遊んで得意になる」に混ざって、「できるだけ外で身体を動かす」なんていうものもありました。みんな《お若いのに》面白い表現ですね。何だか私のダイエットメニューにいただけそうでした。
2005.04.08
実質的には今日がクラスの船出になりました。自己紹介、離任式(学校行事)新しい教科書の配布などをまじえながら4時間の予定を終えました。2年生になったことで、まるで仕切りなおしでもしているように、どの子も話を聞こうとがんばっていました。「みんなさすが2年生。今日は先生の話をしっかり 聞けましたね。ご褒美に、ゲームをしましょう」そういってじゃんけんゲームに似たゲームをしました。最後まで勝っていた子がチャンピオンになります。3番勝負でいくことを宣言して始めました。1回目のチャンピオンが決まり、2回目のチャンピオンが決まりみんなの気分が最高潮に達した時です。表情が非常にかたくなったA君を発見。どうも勝てないことに腹立たしいようです。それでも3回目、やはりチャンピオンが決まり、みんなで拍手。「さあ、後はさようならだけだ」と思った途端、A君がわーわー泣き始めました。「勝たなきゃやだー」「せっかく褒められていい気分なのに、 勝てないゲームなんてやらなきゃよかった・・・」本当かなーー?今年も先生は、君たちと楽しむぞー!
2005.04.06
始業式がありました。新しい担任の発表です。教え子たちが、息を呑んだような表情になっています。担任が呼ばれて新3年生の前に立ちました。教え子たちは、一瞬息を止めたかと思うと、少しずつ少しずつ息を吐いて肩の力を抜いていきました。私が隣の学年に並んだのを見た時は、「あ、いいな。大石先生がいいな」と言ってくれるじゃありませんか。(よしよし)後ろ髪が引かれる思いです。でも、貴方たちがそう言ってくれるのも、ここ一ヶ月くらいなものでしょう。「廊下で会ったら無視」したり、「ゆばーばが出た」なんて言わないでね。
2005.04.05
帰宅途中のバスに、新ピカスーツの男性二人が乗り込んできました。はちきれそうな笑顔で夢中に話しています。何気なく表情に目がいくと、懐かしい面影です。「あ、Aくんかな?」そう思った途端、もう声をかけないでいられなくなりました。彼と同期のほかの教え子から、年賀状で就職することを知らされていたことも思い出し、A君だという思いが確信に変わりました。話しっぷりに面影があります。いい汗を毎日かいていた彼を思い出しました。彼が3年生の時の様子がしっかり思い出されました。「彼の背中越しに声をかけました」「あ、先生、お久しぶりです」「就職したの?」「そうなんです」「おめでとう!」「ありがとうございます」・・・・しばらく話に花が咲いてから別れました。A君は自信を覗かせ、希望に満ちていました。年賀状で知らせてきた同期の一人は、「有名人になって、ご対面番組に先生を呼ぶ約束は守れそうにないけど・・・」なんて書いていたっけ。彼もどこかで勤め始めたことでしょう。フレーフレー教え子!がんばれがんばれ教え子!15年前の教え子の将来に出会えて至福の時でした。
2005.04.04
今日は新人の発出勤日。なんとも可愛いい新人さんの到来です。職場の独身男性の姿勢がぐんと良くなりました。同じ学年を組むことになり、私まで心ウキウキ。いろいろ聞き出していると男性陣だけでなく、みんなの耳がダンボになっている気がします。素敵な笑顔の新人さんですが、きっと疲れたことでしょう。可愛くて爽やかな笑顔はみんなを幸せにしました。ところで私の笑顔はどうかしら?菩薩の笑顔なんちゃって・・・失礼しました。
2005.04.01
今日は移動人事が発表されました。明日はクラス担任の発表があります。しかし、これは暫定的なもので確定ではありません。16年度は3クラスだったある学年のクラス数がどうなるのか、現在微妙なところにいます。31日現在、在籍児童数が80名なのです。そのままだと2クラス、一人転入すると3クラスの編制になります。もちろん、3クラスにしたいのですが、こればかりはどうにもなりません。何人かの教師がパズルの中で居場所を探しています。(私も)
2005.03.31
夜になってペリカン便が届きました。アマゾンからです。流石速い。夕食が終わると、サッカーのバーレーン戦がやっていることに気付きました。家族がテレビをつけたのはPM8:30ならば、その脇で私も「30倍速読術」を読んでみよう。そう思い立ち、サッカー戦の模様が聞こえる中で読みました。途中、お茶を入れたりデザートを食べたりしながら9:20には読み終えていました。そう、気が散らずにぱらぱらと読めていました。スキルトレーニング法もしっかり書かれていて超お勧めです。まったり話す私でも習得できそう。絶対習得します・・決心しました。24時間を72時間の価値に引き上げるぞ。
2005.03.30
公務員の学校職員の人事異動は明日発令です。移動教員の発表です。これまでに学校内の担任学年や校務分掌は、一応固まりつつあるものの、しっかりと決まるのは4月1日です。旧担任が組み合わせていた学級のメンバーを確認しながら、どの担任がどのクラスを受け持つかなど、当該学年の担任、旧担任、管理職で協議しながら決めます。保護者のドキドキ、わくわく?感は4月5日まで続きます。
2005.03.30
春休みは、担任もお引越しです。一人一人の作品や成績物は返却済みですが、時間割、係りの表、学級目標などの掲示物も剥がして新担任へバトンタッチ。子どもが35人在籍すれば、それだけ一人一人の魂が存在するようなところだと思います。主役の子どもがいればこそ価値のあるそれぞれが、今日は妙にすすけていました。そしてついに16年度の香りがなくなりました。光陰矢の如し!教室が寂しそうに新しい家主を待っているようでした。
2005.03.29
かねてより、「速読法を身につけたらどんなに時間を有効に使えるか」なんて考えていたっけ。ところがもっとすごかった。このブログでもリンクさせていただいている高畠さんの日記を読んでびっくり。速く読んだほうが、読みも深まるんだって・・・!!!!!科学的に証明されているのかしら?本当だったら、子どもにも保護者にも耳寄りな情報として伝えたいのですが?
2005.03.28
和雄(仮名)だけでなく、お別れのメッセージは、たった20秒位。その間に彼の一年が思い浮かぶ。なかなか、外遊びにいけない4月。全員一緒のドッジボールをしていく中では、逃げまくることに必死の様子。毎日、自分の身体をいたわりすぎて水を異常なくらい飲み、汗だくだった5月から9月10月、「逃げ方うまいね」と言うと、「僕は逃げることに命を懸けているから」「へー!!!!!!」ボールに背を向けて走り回っていた和雄が目に浮かぶ。一人15秒ぐらいの中で、「こんな風に変わっていった私」というような表現で、自分の成長をあらわし、最後に「このクラスがすきでした。みんなありがとう。」というパターンで全員が語っていきました。私が伝えた目標は、「自分が一番成長したと思う点とありがとうの気持ち」でした。成果のふり返り方と表現力がついていたことに乾杯!「先生、洋服がきれそうだよ」「先生は、どんどん大きなお尻になったね」きゃー、私の一年はダイエットから逃げていた1年だったんだー!
2005.03.27
今日は、クラスへのお別れメッセージを順番に語りあいました。自分が一番成長したことと、クラスへの思いがテーマです。「僕は、ひとりで遊ぶのが好きだったけど、 ドッジボールに入ったら面白くて、 最初は逃げることに必死だったけど、 人を当てることができるようになりました。 それが一番嬉しかったです」自家中毒になりやすく、親子で体力を気にしていた和雄(仮名)の言葉です。このメッセージが飛びぬけてうまかったというのではなく、みんなが自分の言葉で語った20分でしたが、和雄にとってはものすごく大きな成果に思われました。
2005.03.25
明日は修了式。今日は、クラスの文集を綴じこみました。みんなの机に並べた60ページ余り(裏表30枚)を順繰りに回って上へ上へと積み重ね、自分の分を集めます。ページが抜けたり、前後したりしないよう、シンプルで間違いにくい作業を考えました。それでも、男子の二人はページを落としたり、全部をばら撒いてしまったりと、みんなの作業をストップさせました。「やりそう」と感じて防ぐ方法を説明してもなんのその。「やっぱり、やったか!」こう感じることが今までにもよくあったなー。でも、そんな思いに登場する子って、思い出の中では主人公になるものです。明日でみんなとお別れです。胸キュンとなりそうです。今日お手紙をくれた女子がいます。1学期、面白い話がいっぱいで楽しかったです。2学期、ぺヨンジュンの話をいっぱいして楽しかったです。 先生がチョコレートを買ったことがばれたときは おかしかったです。3学期、すこしきびしくなったけど、みんな先生がすきです。 ぜったい先生のことはわすれません。あれー、勉強の話がない!美しいとか、綺麗という言葉もないじゃないですか!おかしい!いつも綺麗って言ってなかったけ?これを読んだ方は、どんなクラスを想像するのでしょうか。
2005.03.24
今日は廊下やホールのワックスがけ。午後一番には、来年度に向けての重要な会議があり、3時半に終える予定が4時までずれ込みました。次の予定がワックスがけでした。おかしなことに、業者の点検が入り、4時から停電しました。(予定にあったこと)まるで、暗くなるまで待って作業に入ったようなものです。暗い中での作業は、目を凝らしても効率が悪かったのは言うまでもありません。5時半に電気が点いたときは、すごくありがたかったです。子供たちは午前授業で帰っています。先生って子どもが帰ってからも仕事があります。そして、けっこう肉体労働が多いのです。
2005.03.22
私が所属している共育コーチング研究会に、こんな質問が寄せられました。・家族の相手を根気良く聞いてあげることを繰り返すと、子どもからすると、母親はいつも、話を聞いてくれるという風に思いませんか?そして家庭外でも話を聞いてくれる環境に慣れすぎた子は、他者に話を聞くよう強要するようにならないでしょうか???私は、「聞く」ことが、弊害になる可能性についての質問と捉えました。この質問についての私の答えはノーです。仲間の会員が答えていましたが、「聞く」という行為は、話に付き合い、相手が話しているときには耳を傾けて聞くことを指すと思います。自分がしゃべらずに十分言わせて上げる環境になることだと思います。話の内容(勝手な言い分なども含む)を全面的に受け入れたり、支持したりすることとは違うのではないでしょうか。結果として親や教師に話を聞いてもらっている子供たちは、自分も話しますが、「相手の話を聞く」ということも当然なこととして受け入れるようになります。「聞いてもらえるのが当然」と考えたところで、「自分に権利があるなら、相手にもあるのだ」という道理は分かりやすいと思います。例えば、低学年の子どもなど、些細な勘違いからよくけんかをします。その後などには、かってな思い込みや言い分を言い出します。(俯瞰するなんてむずかしい)このときに、その言い分を全面的に支持することが「聞くこと」ではありませんよね。「思っていることや言い分をしっかり言うチャンスを与え、耳を傾けて聞く側に立つことが「聞く」スタンスだと思います。つまり、聞いてもらえる子は、立場がかわって「自分も相手の言い分を聞く」ということに納得しやすいです。レフリー役の教師の提案や考えについても聞けるようになり、自分の思い込みに気づいたり、事実を客観的に捉えたりしておさまります。こういう積み重ねがコミュニケーション力を伸ばすと考えています。「聞く」態度のお手本がいれば、子どもはまねをする。まねをすれば、自分以外の視点に出合える。かかわり合いながら成長するのが子どもですよね。共育コーチング研究会http://blog.livedoor.jp/ciie/
2005.03.21
お墓参りに行きました。道路があまりの渋滞だったため、卒業式のことがまたまた甦ってきました。コーチングマインドに響いたメッセージの数々は、こんなものでした。・僕は考えているだけではいけないと気づきました。 いまから、考えたことはすぐに実行することします。 考えたことをどんどん実行していく人になります。(2~3人が同主旨)・私はコミュニケーション力をつけたいです。中学では、友達と いっぱいかかわってコミュニケーションを磨いていきます。・国連の職員になりたいです。世界の平和を維持するために貢献したいです。 そのために英語やその他の勉強をがんばっていきます。○子ども達が偉いと思えたことがいっぱいあります。 第一に人々の役に立ちたい、貢献したい・・ という言葉が多く聞かれたことです。 そのために、中学では○○を努力するという努力目標も アクションプランとなっていて素晴らしかったです。 「意図をもって行動する」「目標を決めてそれに向かう」私が子どもの頃は、こんなことを考えていなかった!帰りの車もひどい渋滞に巻き込まれました。ノロノロ私は助手席で知らぬ間にうとうと。意図もなく、目的もなく、陶酔したように眠りこけました。私の人生のろのろだ!
2005.03.20
夜、場所を移してのご苦労様会(打ち上げ)高校から転任してきた先生は、「今までのあっさり送ってきた卒業式とは違って、 小学校の卒業式はすばらしい。‥」感動を何度も口にしました。今年度転任してきたベテラン先生は、「小学校がみんなこうではありません。今日のは、 今までで最高の卒業式でした」調理員さんは、「みんなが自分の言葉で夢を語ったのが素晴らしく、 今でも覚えている夢がいっぱいあります」 *特に三菱自動車という社名が出た瞬間は、 私たちの目が点になる瞬間で、そのときの様子を共有しては また盛り上がるという具合でした。 また、4、5、6年生の合唱がすばらしかったことから、 心が通いあった響き合いが「いかに味わい深く」、 「崇高ささえ感じさせるものか」ということが語りつくされました。 6年担任は、授業でぐいぐい子どもを引張るベテランの先生と新人4年目の若い先生のペアでした。6年担任の感想より今回の卒業式は過去にない感慨を覚えました。前日までにも、各学年の動きや心遣いが、今までには経験してないことでした。前日には2年生が下駄箱を掃除してくれたり、6年生に替わって、5年生が自発的にたくさん盛り上げてくれたり、みなさんに支えられていることを強く感じました。今までにない感慨を感じています。ありがとうございました‥卒業式は行事として、普段にはない礼法や形式も重んじます。デモ、卒業証書を手渡した瞬間に「ありがとうございました」と(小声で)卒業生が校長先生に言っていたのもいいじゃありませんか。遠くから見ていると、決め事の礼法をしっかり守り、頭を深く下げていた卒業生としか映りませんでした。礼法とはマナーです。一つの形式として練習してきたことに加え、失礼がないような形で自己表現をした卒業生は素晴らしいです。*わがクラスの子ども達も、こんなに影響していたなんて 嬉しいです。失敗なんてなんのその。 感謝の気持ちはしっかり伝わっていました。ほめてやりたい!私が今回の卒業式から感じたこと・子どもの自発性とコミュニケーション力が向上していること・礼法や形式も大事にしながら、一人一人の気持ちを表現できる 場があると、厳かでありながらもこんなにも響き合えるということ・コミュニケーションとは、心のキャッチボールだということ わが校の教職員や保護者対象にコーチング研修を繰り返してきた私には、格別の充実感を味わった卒業式でした。
2005.03.18
卒業式が終わりました。証書をいただいたすぐ後に、一人一人が自分の言葉で「将来の夢」を宣言しました。(当日までの宿題だったそうです)・僕は野球選手になります。そのために、中学ではレギュラーに なれるように練習に励みます。・私は将来、国連の職員になりたいです。国連は世界を平和にするための 機関です。そこで、世界平和に貢献していきたいです。・僕は三菱自動車の設計士になります。リコールされないような自動車を たくさん作って、安全な車を作ります。・僕はいい収入を得られる職業につき、お父さんやお母さんに孝行します。 海外旅行にたくさん連れて行きたいです。‥この後、6年生は担任の前にきたところで、、それぞれに言葉を選んで「ありがとうございました」等の言葉でと頭を下げました。(すべて、本人のアドリブでした。)一人が始めると、次々に自分なりに考えたお礼を述べて終える形が出来上がっていきました。担任は、「こちらこそありがとう」などと答えました。(これも予定に無いこと)一人一人に微妙に違う言葉を返していました。卒業式に会話のキャッチボールが生まれました。4分の時間オーバーなんてなんのその。素晴らしい卒業式でした。つづく
2005.03.18
明日は卒業式。今日は前日準備で大忙し。2時間で4年生以下を帰し、3時間目からは、5年生と最後の準備です。下駄箱や昇降口の大掃除、体育館の式場準備と分担していきます。それなのに、それなのに、その前に、「ありがとう週間」だからと、6年生の下駄箱を勝手に(?)掃除したわがクラスの子ども達がいます。しかも、靴を全部外に出してしまい、納めるところが分からなくなったようでした。すべて、私の知らない出来事でした。「すみません、うちの子たちが、靴の置き場所をめちゃくちゃにしたようで・・」大忙しの6年担任に私が謝ると、「いいのよ、すぐに謝りに来てくれたから、お楽しみ靴探しで帰ろうと、言っておきました」ということでした。*ありがとうの心を伝えようとした気持ちや行い。*すぐに誤りに行こうと思った気持ちや実行した姿。そんな2年生の気持ちが伝わったような出来事でした。2年生にも、6年生にも、胸に温かいものが残ったようでした。ああ、私は忙しさに追われっぱなしだったなーーー!残 念。
2005.03.17
通知表を書き終わりました!やった、やったーーー!まだ黙々と仕事をしている仲間に「ごゆっくり・・・」なんて挨拶したら、「そういうこと言うんですか?」と切り返され、職員室中がブーイングの嵐に。いそいそと、8時過ぎに帰ってきました。今、なんとも言えない開放感に酔いしれています。飲めないお酒で乾杯したい気分です!明日は明日の風が吹く・・・♪♪♪
2005.03.15
懇談会に間に合いませんでしたが、図工の可愛い作品が出来上がりました。商品を想定した、紙粘土細工の活動です。まずはじめに、紙粘土に絵の具のチューブから色を直接絞込み、パンのように練り上げるとアーラ不思議。(進化した紙粘土!)綺麗で鮮やかな色粘土が出来上がり。レタスの緑、トマトの赤、ハンバーグのこげ茶、パンの茶色・・と使う色粘土を作っておきます。次に、小分けに色付けした粘土をパンやレタスのように成型します。最後に、全部重ねれば、本物そっくりのハンバーガーが出来上がり。こうして、わがクラスの廊下はミニュチアの食品街に様変わり。パン屋さん、デザートコーナー、アイスクリーム屋さん、クッキーやさん、おすし屋さん、・・・本物そっくりで可愛い商品ばかり。すぐそばの3年生や通り過ぎる保護者から、「かわいい!」「やーすてき!」「本当に間違えて食べちゃいそう!」なんて声をかけてもらうものですから、またまた大喜びの子ども達。看板やメニューもつけ、ますますにぎやかな食品街となりました。黒い箱に入ったおすしは実にリアルです。お母さんに見せたくて、お母さんを呼んだ子どももいます。ただ、一つ私にとって不思議なのは、おすしの横にプリンがのっていることです。これって回転寿司のセオリーでしょうか?????「なるほどねー!」こうゆうギャップが見えた時がたまりません。うーん、君たちの恋人としては、ちょっと年を取りすぎたかしら・・・
2005.03.11
今年度最後の懇談会が終わりました。一人一人の「一年間の成長」をお母さん方にふり返っていただきました。あるお母さんからは、友達とのかかわり方の成長についてお話いただき、最後には雪合戦へのお礼をいただきました。そこで、その日の様子を録画中継のごとく、説明することに・・・ あの日は、学校全体にインフルエンザが蔓延し、学級閉鎖もあったので、雪合戦には正直迷いました。ただ、わがクラスはお休みが一人しかいないことや、(罹患率ダントツびり)なかなか巡り会えない自然の贈り物と戯れたいという願で短時間ですが決行しました。 正味15分位でしたが、みんなわーわー、きゃーきゃー、はしゃいで大喜びでした。 「おれのズボンは、オ○ン○ンのところがびしょぬれだぞ。弘がねらったから」 教室に帰ってからが大変。一人一人の濡れたズボンを体操着に着替えさせ、まどの桟にずらりと干しました。そして、ストーブをがんがんたきました。「わー、先生は洗濯やさんになっちゃった」「せんんたくおばさんだ」「なんだか、みんなで一緒に住んでるみたいだね」「みんな先生の子どもみたい。本当だったらどう?」 ずらーっと並んだ逆さズボンのオンパレードに、子供たちは大はしゃぎ! 核家族の子供たちには、「一つ屋根の下に大勢で住んでいる気分」がなんともワクワク感を誘うようでした。*「先生がみんなのズボンを乾かしてくれて大変だった」と言ってましたよ・・というお礼の言葉。はしゃいでいただけに見える子供たちですが、ストーブにズボンをかがげ、必死で乾かしていた私に気遣っていくれていたのだ。・・・やっぱり可愛い!
2005.03.08
本年度の成果を通知表に書きこむ時期となりました。資料を整理していると、一人一人の顔が浮かびます。 一年というスパンで見ると、みんなとっても成長しています。また、一年間という時間は、手がかかったはずの子どもたちとも、安心してふざけ合える関係ができあがっています。 先日の給食時間は、今思い出しても心がジーンとして、ぷっと吹き出しそうです。 「弘(仮名)は大石先生のこと好きなんだよ。ほら赤くなった!」「何だよ、次郎(仮名)の方が好きなんじゃん。ほら赤くなった!」こうして、その班の二人の男子が言い合いを始めました。 そのうちに、二人のほこ先がとなりの班のリーダーである、高橋(仮名)さんに移り、「高橋が一番大石先生のこと好きなんだよ。ほら赤くなった」と・・・私は、「分かっているわよ」の一点張りで食器を片付け始めました。後ろの方では、「ぺ・ヨンジュンに似ているのはそっちだ、そっちの方だ」などと、私が好きな韓流スターの名前が飛び交い、意味不明の罵り合いが続いています。 こんなにもてた気分を味わえるなんて、教師冥利に尽きます。私が担任するクラスは小学校2年生。もうすぐお別れです。ああ、愛しい 愛しい君たちよ・・・
2005.03.06
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