「機械部品の幕の内弁当」


・「機械部品の幕の内弁当」 森 政弘 著 
オーム社 \1600

 「想像力は人間であれば誰でも備わっているのです。

なぜかといえば『創造性は精神の呼吸』だからです・・・」という一文に元気づけられる、想像力を育てるためのヒントをくれる一冊。

ロボットコンテストを生み出し、世の中に定着させた森先生は「三性の理」という考え方を説明し、役に立たないものはない、すべては役に立つとして、常に問題意識を持つこと、ひたすら考えること、とらわれをなくし、方法・見方・考えを変えることを主張される。


未来は「なる」のではなく人間が「~にする」「作る」のだとあり、流されるのではなく、主体的に頭を使わなくてはならないと反省する。ただし、きっかけは楽しく、非まじめな姿勢でも良く、一生懸命であることが大事で考え続けることの重要さを強調している。

中学生のロボコンの感想文は、素直な心情があふれていて心が動かされた。前頭葉が活発になるよう努力したい。

役立たないのが私の頭でないように。



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