山田の酒のつまみ話

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サルエビ

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2006/06/15
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カテゴリ: 《蹴》



毎回意気揚揚と神宮球場へ応援に行く。

(ヤクルトが弱かった時代の話。)


まず先発が打たれる。

おっさん「バーロー!勝負はこれからよ!!」とまったく動じない。

次にリリーフが打たれる。

おっさん「なんの!野球は9回裏まであるんだ!」とまだ動じない。

結局9回まで奇跡は起こらず敗戦。

そのときになってようやくおっさんは敗戦に気づき、ボーゼンと家路につく。

というはなし。




最近のTVを見ているとこのおっさんが思い出されてならない。

やたらとみんなカラ元気、まだまだいけるともうします。

オーストラリア戦の敗戦については「後半80分までは良かった」で片付け、

次の試合に向けては「気持ちを切り替えて」がメインテーマ。

あとは「クロアチアの弱点はここだ!」みたいな根拠のよく分からん攻略法。

おいおい、大丈夫かよ・・・?




特に気になる主張は次の2点。



その1.オーストラリア戦のゲームプランはオーケー。

    日本の持ち味はしっかり守ってからのカウンターだ!




オーストラリア戦は守備の時間が長すぎた。

その結果DFは体力切れ、川口の確変モードも時間切れとなった。

守ってのカウンターも攻撃のオプションかもしれないが、

それだけでは90分持たないことが分かったのだから

そのプランが良かったというのは間違いであろう。

もともと日本は中盤でのキープ力のある選手が多いのだから

速攻速攻言わないで、じっくりやればいい。

相手を崩せなくても相手へのプレッシャーはかかる。






その2.ブラジルに負けたことでクロアチアは何が何でも勝ちに来る!

      日本は守ってカウンターのチャンスだ!




確かにクロアチアは初戦でブラジルに負けたが

それは最初から想定内のことだろうし、

逆に0-1に持ち込んだことで残りの3チームの中では優位に立っている

とも考えられる。

ブラジルが3勝するという仮定に基づけば

引き分けでも次のオーストラリア戦に勝てばオーケーだし、

最悪負けても1勝2敗で3チームが並べば得失点差で有利といえるからだ。


むしろどうしても勝ちが欲しいのは日本の方だろう。

「ここで引き分けてもブラジルに勝てばいい!」

なんて、前述のヤクルトファンのおっさんでも言うまい。


そう考えるとクロアチアが勝ちに来て前がかりになるなんて、

全くのナンセンスである。

逆にチームの長所である堅い守りを活かして日本の攻撃をしのぎ、

カウンターを狙う・・・

という豪州戦の日本のような戦い方をしてくるのではないか。

だからといって日本がオーストラリアのように戦えばいい

というわけではないのだが・・・。





以上2点。

だいたい、しっかり守ってカウンターって、

最近のTVではまるで日本のお家芸みたいな言いようだけど、

そんなのやいのやいの言い出したのはドイツ戦でカウンターから2点入ってから。

日本ができることはそれだけじゃないはずだ。

例えば加地・サントスのサイド突破。

例えば中田や俊輔からのスルーパス。

そういったいろいろなオプションを状況によって選手が自ら考え選択する。

それこそが「ジーコジャパン」のコンセプトではなかったのか。

「じっくり守ってカウンター」のお題目のもとに考えることを放棄してしまっては

また2002以前のチームに逆戻りである。


この4年間の成果を次の試合ではしっかり見せて欲しい。















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Last updated  2006/06/16 01:10:18 AM
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