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A氏
:君のブログでとりあげた「 デフレの正体・経済は『人口の波』で動く
」では、デフレの背景に、 日本総人口の減少
ともに、 その構成
が大きく変わりつつあるのが指摘されているね。
単純に人が減るという 量的変化
だけでなく、 大きな質的変化
があるんだね。
この問題は、さらに「 経済成長という病・退化に生きる、我ら
」でもとりあげている。
私
: 人口減少
は 2000年
になった頃から始まり、 後は一挙に下落
する。
これは避けられない。
同時に「 生産年齢人口
」が減少し、これが デフレの大きな原因
として考えられる。
要するに、 今までの社会構造の姿のままで人口が減る
のでなく、 人口構成の質
が大きく変わりながら減っていくことだね。
A氏 :今朝の 朝日新聞 は、トップ記事に「 孤族の国の私たち 」として「 孤族ニッポン 」の姿を大きくとりあげているね。
私
:いきなり「 社会の形が変わっている。恐るべき勢いで
、」で始まっているね。
「 孤族
」というのは、「 家族」
に対する 新語
だが、今、社会構造は、 恐るべき勢いで「家族社会」から「孤族社会」に進んでいる
ということだね。
今は 単身生活
で「 個
」を楽しんでいる 世代
が 老齢化
すると「 孤
」になる危険性が高くなっている。
A氏
:2面では、詳細な 統計データ
が掲げられているが、 生涯未婚率が急上昇
している。
この人達は、 子どもがいないから年をとると「 孤
」になる。
それは、 後、10年、20年
で日本社会が今まで経験したことのない「 家族に頼れる時代の終り
」に否応なく直面するね。
私
:「 デフレの正体・経済は『人口の波』で動く
」や「 経済成長という病・退化に生きる、我ら
」で言っているように、明らかに 人口構造に影響受けた社会構造
が、 日本歴史始まって以来の変化に直面
している。
それなのに、問題は 政策も人々の意識も、昭和の高度成長期の発想
にとどまっていることだろうね。
A氏
:それに政治にも 信念
がないね。
昨日このブログでとりあげた 政府予算
でも、 デフレ調整
で 年金支給額を減額
することになっていたが、一方で 法人税率
を下げたので「 年寄りを犠牲にして企業を優遇した
」と批判されることを恐れて 菅首相は躊躇
したという。
閣僚の一人から「 月200円の年金減額ができなくて、消費増税ができるわけがない
」と批判があり、官僚からも「 選挙のために国をおもちゃにするな
」と反発を買って、菅首相はやっと年金の減額を認めたというね。
一貫した信念
がないね。
私
:そんな政治姿勢のもとでどう対応していったらよいか。
この朝日新聞の記事は 今日からシリーズで連載
されるね。
期待したいね。