出産





   **出産**
 朝まで陣痛を我慢して、やっと病院へ行けたのが9時過ぎ。
「7~10分間隔でお腹が張るのですが・・・」と産科受付へ。
病院へ行く時には、まだ余裕があったから数人の友達に
「陣痛がきたみたい。ちょっくら産んでくるわ~」なんてメールしたっけ(笑)
内診してもらうと、子宮口は3cm開いてるとの事で即入院。
母とトラ君に電話し、病院へ来てもらった。

 入院してから徐々に痛みも強くなり間隔も段々と短くなる。
陣痛のたびに、横向きになって深呼吸。
午後に入ってからトラ君が来てくれて、腰をさすってもらった。
出産当日はお産ピーク!私を含めて8人出産。
病棟も満床に近かったみたい。
最終的に12月18日の出産は私が最後になったんだけど
夕方辺りからバタバタと出産が始まってたなぁ。
陣痛室の目の前が、分娩台のある部屋。
さまざまな声が聞こえてきて、ちょっと不安になったり。
↑自信もって言えちゃうけど、私が一番騒いだと思う(^^;
子宮口7cmまで開くのに朝9時から夕方5時近く。
そこから子宮口全開まではあっという間の1時間ぐらい。
日勤帯では、スタッフもバタバタしてて私のところに来ると言ったら
内診やモニターをつけるぐらい。
夜勤帯に入ってからは、お産待ち私1人だったので
しょっちゅう見に来てくれて、色々アドバイスしてくれたり
一緒に散歩してくれたり、マッサージしてくれたり。
スタッフからも
「みんなバタバタ生まれて焦ってるかもしれないけど
あなたの経過が普通だから大丈夫!ある意味ラッキーよ。
ゆっくり関わってあげられるから」って。
本当、その通りだと思うわ。
私も産科で勤めた事があるけど、待機の妊婦さんが数人居ると
取り上げるだけで助産師さんはいっぱいいっぱいなの。
妊婦さんからしてみたら、辛い時にほったらかしにされた・・・と思う人も
た~~くさん、居るはず。
タイミングによって、いい病院だった!悪い病院だった!って変わってくると思うんだよね。
話はずれてしまったけど、こんな感じで私はラッキーでした(笑)

 さて、子宮口が全開になったから分娩台へ。
そこからが私にとって地獄・地獄・・・(^^;
それまでは、いきみたい感じもなければ、恥骨の痛みもなし。
ただ陣痛さえ我慢すれば良かったのだから。
分娩台に乗ってからは、心拍がガンガン落ちて酸素投与が始まり
過喚起になって手がしびれるし、強烈な痛みだし。
「もうイヤだぁ~~~~!」「痛い・・・」などと
何度叫んだ事か(^^ゞ
普通なら陣痛が1~2分間隔で来ないといけないのに
私は5分とかで、頭は見えてるけど、生まれない・・・
時間が経つにつれてスタッフが1人2人・・・と増えていく。
分娩台に乗って2時間半が経過した頃、心拍の下がりが良くないと
言う事で、吸引分娩となる。
吸引+スタッフがお腹の上に乗る+私のいきみ+会陰切開で
やっと20時37分にゆうと誕生!
ゆうとは吸引されると産声をあげた。
産声を聞いてホッとしたと同時に感動して涙が出た。
先生とスタッフに「ありがとうございました」と言った。

 お産の痛みも強烈だけど、翌日からの股の痛み・・・辛かったなぁ。
まともに歩けないんだから(^^;
吸引分娩で膣の中も傷だらけで、こまかく縫われ
会陰切開もザックリでトータル20針以上縫ってたようです。
股の痛みは退院の日も続いてたっけ。


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