「sae room」素敵なひと時を.......

切り花の楽しみ方



切り花を持たせるためには、まず植物の仕組みを知る必要があるとおもいます簡単に説明しますね。

植物は、葉などから水分を蒸発させることにより下から水を吸い上げています。下から吸い上げる量より葉からの蒸発が多くなればしおれてしまいます。適度に葉を落としましょう。
(全部葉を取ってしまうと水があがりにくくなります。注意しましょう。)

植物の茎は、たくさんの管の集まりです。ですから切れないはさみなどで切ると管がつぶれ水を吸い上げにくくなります。
つぶれたストローでジュースが飲みにくいのと一緒ですね。

花瓶に花を飾っておくと水のなかに雑菌が沢山発生します。雑菌が発生すると茎の管が詰まってしまい水が上がりにくくなります。

後、水の量も重要です。茎の長さに対して浸かっている部分が少ないと浸透圧があまりかからないため水があがりにくくなります。植物によっても違いますが長さの3分の1以上水に浸かっていたほうが安心です。生け花の水盤活けなどでは、極端に持ちが悪くなる植物もあります。注意してください。


と言うことでポイントは大きく4つ

1*茎から吸い上げる量と葉から蒸発する量のバランス
(切り花の場合は、葉のある植物に限ります。)

2*切り口をつぶさない

3*切り口から雑菌などが入らないようにする。

4*水は、たっぷり入れる
ですね。


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