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嫁 vs 嫁 vol.2


私と旦那様が結婚した年数と 娘の年齢が合わない事。。。 隠しているわけでは
ないけれど。。。 確かに娘は 私が若い頃 結婚を約束した人との間に
生まれた子供である。 

でも それは世に言う ただならぬ恋 で もうけたわけでもない。 
世間体を気にし 家風云々 と 言う【由緒ある家柄】な先方の両親と
「親や家風は別」と言う 考えの私が ぶつかったのだ。 もちろん
間に挟まれた【長男】という立場の 相手も相当 悩みもし 苦しみも
したと思う。 

ただ 娘を堕せば その後の妊娠は 7割がた難しいだろう と・・・。
その医者の言葉で シングルマザーになる気持ちが固まった。。。 
実姉兄達には 理解をしてもらえなかったが 唯一 亡くなった母が理解をし 
手を差し伸べ 助けてくれた。

その後 一番の理解者である母も亡くなり 実姉兄にも見向きもされず
色々な思いや経験をして 知り合ってから長い年月が経つ旦那様と
何故かしら あれよあれよ と 言ううちに 結婚が決まった。

旦那様も それなりに幼年期に苦労をなさっていたし 両親も揃って健在。 
その上 長男ときてるし 何も私みたいな「はねっかえりな 気の強い 
子持ちシシャモ」を めとる事はまずない。 と 私自身も思っていた。 

ましてや娘は「私の連れ子」と なるわけだし 同性の子供なら付き合い方も
解るかもしれないが 異性だしね・・・ 決心するには それ相当 
旦那様も自分なりに 悩んだり 考えたりしたと思う。 それでも 
一部の人達が いい目で見ない中私と娘を選んでくれた。 

入籍も 娘が小学校に上がる時に 周りの子供達に違和感がないようにとした。
その年・・・ 入籍数ヵ月後 息子が生まれた。 一緒に暮らしてから2年近い
期間があいてから 娘を出産してから7年半の歳月が過ぎての事でした。

息子がを産むにあたり 私は帝王切開なわけだから もちろん 医者がお腹の
内部が見れるわけで その時に「卵巣が卵大に腫れている」と 言う事が発覚した。
【無ちん性 卵巣膿腫】って やつだ・・・。 「無ちん性」これは 悪性の膿と
違い 脂肪質の普通の膿 で ガンだとか何だとかってものにはならないらしく

【卵巣は2つあるんだ 子供が幼い内に 再発されたら厄介だから 切ってくれ】

と 言う 患者である私の意見は無視され 旦那様と主治医の

【ホルモンをつかさどるものだから 安易に切らない】

と 言う意見が尊重され そのまま 膿だけを抜いて お腹をとじた。

そして 丸1年後 その病気は猛威をふるい【卵巣けい捻転】と言う 凄く痛い
状態になり 緊急手術と入院 と 言う 結果になってしまった。

そして 2~3年ぐらい間を開けて 妊娠期間1年と考えて 3~4年後ぐらいに
子供を望んだ計画(!?)は もう1年延長 と 言う結果になった。

その1年が 大きくその後を変える事になった。


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