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本日は、木製品のワックスのこと。これまで、WOODPROでは、イギリス生まれの「ブライワックス・トルエンフリー」の中から、ジャコビーン、ラスティックパイン、クリアの三種類をセレクトして販売してきました。OLD ASHIBAとの相性がとってもいいことから、私個人的にもラスティックパイン色を愛用しています。過去に書いたブログですが、興味のある方はご参照ください。⇒ブライワックスはすぐれものブライワックスに限らず、天然ワックスと木の相性というのは、基本的にいいですね。天然のワックスというのは、カルナウバ蝋などの植物性の油脂を主成分をしているので、木材には馴染みやすいので、昔から、木材表面の保護、艶だしに利用されてきました。強固な被膜を形成しない分、定期的な再塗布というのは不可欠になってきますが、それによって艶にも味わいにも深みを増してくるのが特徴。生活の中でついた傷も、ワックスを塗布することで、「味わい」に変えることができます。一般的なウレタン仕上げの家具の場合、どうしても「購入時」が最高の状態で、あとはだんだん傷がついて、「劣化」が始まりますが、ワックスの場合はそこから「成長」する、というのが大きな違い。さらに、ワックスは木材表面に擦り込んで、余計なワックスは拭き取ってしまうので、塗装ムラなどの失敗が起こりにくいのも特徴です。塗装になれていない方でも、安心して使用できます。ただ、水にぬれた状態で放置すると「シミ」にはなりやすいので、その点は注意が必要です。そして、今回、ブライワックスに加えて、日本の絵の具メーカーであるターナーの「アンティークワックス」をラインナップに加えました。容量はブライワックスの半分程度なのですが、メーカーによる塗布可能面積の目安はほぼ同じ。価格もブライワックスの6掛程度なので、「ちょっと試しに」と思われる方にがもってこいです。塗布した印象としては、ターナーの方が自動車用の固形ワックスに近い感触で、気温によって液化したりすることもなく、一年を通して安定した色あいになりそうな気がします。ブライワックスは20度を超えると液化してしまうため、夏場は冷やしてから使用する必要があり、季節によって多少色の付き具合が違うように思います。ただ、仕上がり感にそれほど大きな違いはない印象です。●ブライワックス トルエンフリー 370ml 塗布可能面積の目安 4~6平米 3000円(税込み 3240円)●ターナー アンテークワックス 200ml 塗布可能面積の目安 4平米 1600円(税込み 1728円)ターナーのワックスについては、とりあえず、全色扱います。HP掲載次第、近日発売開始です。よろしくお願いします。
2016/04/04
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◇国産杉の背もたれ付ベンチ3台を、昨日、納品してきました。納品場所は、広島市安佐南区沼田の広島工業大学高等学校の沼田キャンパス。ここには、通信制課程のエンカレッジコースがあり、今回のご注文もそちらからいただいたものです。卒業する生徒と父兄の記念として、学校に寄贈されるのかな、と想像してますが、これは定かではありません。木のベンチが欲しい、という話が持ち上がり、その発案者の父兄の方のひとりが、うちの社員の知り合いでもあったので、「WOODPROだったら、作ってくれるかも」ということで、問い合わせがあったのが始まりです。WOODPROの本社には、自社配送の機能がありませんので、当然そういうスタッフもおらず、結局、私自身がトラックを運転して配達に行ってきました。ただ、一度廃車にしようとした古いトラックでもあり、ナビもETCもありません。もっとよく場所を調べて出発すればよかったのですが、ナビになれてしまっているせいか、地図を広げて確認するということがどうも億劫になり、結局、道に迷って、遠回りしてしまいました。やはり、しっかりとした準備と、車を止めて確認する勇気を持たないとかえってロスも大きくなることに気づいた次第。さて、ちょっと遠回りはしてしまいましたが、無事、沼田キャンパスに到着。荷卸しを手伝っていただくことになっていましたが、あいにく、担当の先生が懇談中ということで、なんと、女性の先生と、たまたまそこに通りかかった女子学生2名に手伝ってもらい、とりあえず、玄関脇の屋根下に置きました。この手伝ってくれた女子学生がとても感じのいい子たちで、干渉防止用に挟んできた段ボールの片付けまで手伝ってくれようとしてました。「それでは、ありがとうございました」ということで、失礼したのですが、さっそくその女子学生さんが、「いいねいいね、背筋が伸びる~」なんて言いながら座ってました。いい記念になれば、素敵ですね。ありがとうございました。
2016/03/09
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今日ご紹介するのは、◇国産杉のDIY用の本棚です。事務所の隅で撮影したので、照明が蛍光灯のため、色合いに難がありますが、ご容赦ください。奥行きは18センチ程なので、B5サイズがギリギリで、A4サイズだとはみ出します。ただ、書籍の大半は奥行き18センチあれば十分納まります。本棚の奥行きが深い、ということは、それだけ邪魔になる、ということでもあります。奥行きが18センチ程度であれば、部屋が狭くなったという程の印象もなく、壁面を有効に使えますね。写真のサイズは、高さ2.4M、幅1.1Mです。このDIY本棚の特徴は、まず、設置が簡単であることです。部材のは、こういった欠き込みが入っていて、これを専門用語では「相欠き」といい、日本建築では、いたるところに使われています。その欠き込みをあわせて、組み立てます。縦の部材に、横の部材をはめ込んでいくイメージですね。壁面にしっかりと固定すれば、この状態でも使用可能です。通常は、これに外枠をつけて使用します。外枠はビスで固定します。背面に落下防止の板を取り付けると、ぐらぐらしにくくなりますし、本を置いても、壁面に擦れません。全段つけてもいいし、部分的につけてもいいですね。全体の横幅、高さ、棚の間隔をしてしてもらうと、それにあわせてカットしてお届けする予定です。塗装は、屋内用ステインの一発仕上げ。屋内専用ということで、ステインの樹脂分を増やして、毛羽立ちを抑えて、わずかながら光沢感もあります。屋外用ステインとの区別が分かりにくいところですが、屋外用の場合は、防腐剤や耐候性のアップなどの要因で、色合いに透明感が乏しく、毛羽立ちによるざらざら感がありましたが、その点が大きく改善しています。WOODPRO shop&cafeのリニューアルにあわせて、現在、WOODPRO shop&cafe二階に展示中。価格などの詳細は現在調整中ですが、できるだけお求めやすく、と思ってます。とりあえずの参考価格としては、この内容で30000円としていますが、もう少し下げられないかと思案中です。
2016/02/09
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本日紹介するのは、ネットフェンスに取り付けるウッドフェンスです。わが社の事務スタッフのNさんが、家を新築したのですが、角地にあり、なおかつ少し道路からも高くなっているということもあって、道路から庭がよく見えて気になる、とのこと。これって、実によくある話ですよね。最近の住宅は、外構予算を削るため、ほとんどの上がネットフェンスになっています。そのため、お庭も、ほぼ丸見え。掃出し窓の下までよく見えます。これだと、夜、カーテンを開けることも難しいですよね。こういう悩みもお持ちの方も多いと思うのですが、ホームセンターで買ってきたフェンスだと、どうも取って付けたような、いかにも目隠ししてます、って感じになってしまいます。特に、道路に面した部分というのは、外からの美観が大事ですね。せっかく立派な家を建てても、フェンス一つで台無し、なんてことはよくあります。そして、今回使用したフェンスは縦板タイプ。正面から見ると、15ミリの隙間がありますので、隙間からはなんとなく、向こうの気配は見えます。ただ、隙間15ミリで、板の厚みも15ミリなので、45度以上の角度がつくと、向こう側は全く見えなくなります。さて、内側の様子はといいますと、こんな感じ。外からの美観を優先して、外側にフェンスを付けているので、内側にネットフェンスが見えるのはやむを得ませんね。庭側から外を見たところ。ビフォア 庭から道路の様子がよく見えますね。アフター フェンスから身を乗り出さない限り、外の様子は気にならなくなりました。取り付けは、ネットフェンスのネットにステンレスの金具を使ってねじ止めするだけです。フェンスがないと、デッキに座っていても、すべて丸見えで、まるでステージの上にいるようですが、フェンスがあると、デッキに座ればまったく見えませんし、立ち上がっても、胸から上しか見えなくなりました。これで、ご主人も、周囲の目を気にせずにデッキで煙草が吸えますね。近日発売予定です。商品データ------------------◇国産杉 縦板ピケット 96-C H850設置距離 約17M参考価格 80000円。
2015/12/12
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今日ご紹介するのは、先日紹介した、◇国産杉 格子ラック 200型 の色違いです。先日は、茶系の中間色の落ち着いた色のタイプを自宅で撮影して紹介しましたが、今日ご紹介するのは、WB(ホワイトベージュ)とGG(グレイッシュグリーン)のツートンです。茶系の落ち着いた感じと比べると、ポップな印象を狙いました。この試作には、もう一つポイントがありまして、背面に鉄の棒を入れて、ズレドメにしていること。本を入れる場合には、壁面に本が当たると、壁が傷みやすいし埃も溜まりやすい、ということで、個人的にはズレドメがあった方がいいと思っているのですが、鉄の棒ならお洒落かな、と言う発想です。こんな感じで、お気に入りのCDをディスプレイできたりするし・・・・。こういうかわいらしい棚には、このブックエンドはいかが?もう何年も前に企画したものですが、そろそろ発売しようかな、と思ってます。こうして試作して、実際に置いてみると、ツートンというのは、意外にコーディネートが難しく、塗装も面倒でコストアップになりそうだし、当面はやめとこうかな、という印象。色あいについても、インテリアということで考ええると、茶系が無難なのかな、とも思ったりして、さて、どういう形で販売し始めるのがいいのか、思案中です。詳細、もうしばらくお待ちくださいませ。
2015/10/30
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◇国産杉のインテリア専用商品、格子ラック200(仮称)現在、試作中。その中の、3x4タイプの塗装が終わったので、家に持ち帰り、撮影してみました。この商品がこれまでのWOODPRO商品と決定的に違うのは、塗装です。◇国産杉新材商品は、フェンスやプランターなど、屋外での使用を目的としていたので、塗装も「防腐防虫剤入り屋外用塗料」でした。防腐防虫剤入りであっても、安全性の高い塗料で、屋内での使用には全く問題ないのですが、仕上がり感に透明感がなく、オイル系の塗料に比べると仕上がり感が劣りました。が、今回採用した塗料は、屋内専用で、オイル系の塗料と遜色ない仕上がりです。ということで、トップにウレタンを掛けずに、そのまま商品化の予定です。サイズは、200ミリ角の格子を基本としていて、これは、ハードカバーの四六版の本がギリギリ入るサイズ。新書、コミックの単行本、文庫本などがすっきりと入ります。CDには上が少し余りますが、奥行きはほぼぴったりの145ミリです。個室であれば、もっと大型の壁面本棚、なんかもいいと思いますが、リビングの隅っことか、狭い廊下の端とか、こういった薄型の棚は重宝しそうです。自宅にて、キッチン入口脇の壁に置いてみました。普通の本棚と違って格子のデザインなので、本が倒れにくく、かつ、小物も飾りやすく、いい感じですね。もちろんサイズも、格子単位でバリエーションをそろえる予定です。最初は、「置くところないなあ」と言っていましたが、いざ設置してみると、薄型であまり邪魔にならないので、うちの奥様も大変気にいったようでした。が、撮影用に持って帰っただけなので、撤収しましたが、少々名残惜しそうでした・・・・。価格も未定ですが、乞うご期待です。
2015/10/26
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会社の事務スタッフの新野さんが新居を建てまして、そこに目隠しフェンスを設置しに行ってきました。このフェンスは、15年くらい前から販売しているタイプですが、ネットショップのカイモノカゴを用意するのが難しかったので、完全見積もり商品となっていました。それを今回なんとか「カイモノカゴ化」したいと思い、あわせて、「施工レポート」用に、新野さんの新居にフェンスの設置を、ということになった次第です。ちなみに、新野さんは、現在在籍する社員の中では、二番目に早く入社した古株です。といっても、入社以来18年間(産休含む)会社のマドンナの地位を保っている、会社の看板娘なのであります。もとの様子はこんな感じです。お隣の物置の横から庭が丸見えとなるのですが、新野さんのイケメンな御主人は、パンツ一丁で煙草を吸うという性癖があるらしく、お隣に見苦しい光景を見せるのも忍びない、というのが今回のフェンス設置の主な理由です。(笑)高くなった敷地の場合、必ず土止めの擁壁がありますので、その部分は穴を掘ることができません。こちらの場合も、端から30センチ程度の厚みの擁壁があり、やむなくフェンスも30センチ端から離しての設置となりました。ユニットフェンスとアルミ支柱をボルトで組み立て。掘った穴に立ててみます。水平の調整ができていないので、ちょっと傾いてますね。砂利を入れてセメントを練ります。混ぜた砂利で、セメントが固まるまでの間も、フェンスが傾きにくくなります。ということで、フェンスの施工レポートは、この日も施工に参加した廣瀬君の担当です。乞うご期待!
2015/10/20
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2004年の6月にフェンスを設置させていただいたお客様から連絡をいただき、会社から近いということもあって、伺いました。最初の写真が12年目のフェンスです。その間、再塗装などのメンテナンスは全くされてません。当時は、ネットショップだけでは事業部が成り立たなかったので、私自身が施工をしてました。このフェンスの施工も私自身がしたものです。ということで、塗装はかなり劣化して、塗装のないところはグレーに変色してますね。で、今回ご相談いただいたのは、笠木でした。笠木が傷んできたので、交換してほしいというご依頼です。最初の写真のちょうど右端の部分。確かに、笠木の右端がすでに腐朽のため、朽ちています。笠木は、読んで字のごとく、笠の役目を果たす木です。笠とは、頭部を守るためにかぶるもので、時代劇なんかによく出てきますね。日光の直射を受け、雨を受け、雪をかぶり、という非常に過酷な部材なので、フェンスの中でも特に痛みの早い部材です。こうなってしまうと笠木の意味がないですし、腐朽には腐朽菌というのが活躍しますので、それが健全な木にも移りやすくなります。こうなる前に笠木だけ交換した方がいいですね。木製のフェンスが敬遠される理由としては、・再塗装などのメンテナンスが大変・腐るという点があり、最近よく見かける樹脂製のデッキやフェンスのうたい文句も「メンテナンス不要、腐らない」です。確かに、フェンスの再塗装は、おすすめは3年に一回くらい。設置後10年くらいすると、部分的に劣化が目立つ部分ができきて、このように笠木を交換したりする必要も出てきます。ただ、こちらのフェンスも、塗装はかなり劣化しているものの、交換が必要なのは笠木くらいですので、再塗装して笠木を交換すればぐっと若返ります。やっぱり、木には、樹脂にはない味わいというのがあります。季節には薔薇が咲くのだと思いますが、木であればこそ薔薇も映えるというものですね。ということで、今回、再塗装と笠木の交換を承りました。木は腐らないとは言いませんし、こうして部材の交換や再塗装も必要になります。それでも、木には、そういった手間をかけても余りある良さがあります。木のフェンスをご検討の方のご参考になればと思い、ブログに掲載いたしました。今回の再塗装&補修は、WOODPRO shop&cafeの方で担当しますが、工事がいっぱいで来月になるようです。再塗装&補修が終わったら、再度ご紹介したいと思います。
2015/10/08
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今日は、フェンスの紹介です。その名も、「目隠しユニットフェンス」。これは、15年も前から作っている、WOODPROにとっては定番中の定番。ただ、現地の事情にもいろいろあって、完全見積もり商品となっていました。今回、ネットでのカイモノカゴ販売を行う方向で企画中です。ということで、工場の裏側の草ぼうぼうの場所にフェンスを立ててみました。これでも、1か月前には草刈をしたのですが、夏草と無駄毛はよく伸びます。隣の敷地の景色が嫌で目隠ししたい、というニーズが多いのも分かります・・・・。手軽に目隠しできるフェンスとしては、プランター付フェンスがご好評をいただいていますが、強風での転倒の可能性があることや、プランター部分が邪魔になることもあって、長く目隠しをしたいということであれば、本格的な地面に立てるフェンスがお勧めです。部材としては、フェンスユニットと、アルミ支柱、エンド枠、笠木で構成されます。アルミ支柱にボルトナットでフェンスを取りつけて組み立てます。穴を掘って、フェンスを立てて、セメントで固めて完成します。H1500タイプ。このくらいまでですと、比較的圧迫感も少なく、敷地内からは外が見えますが、外から敷地内はほとんど見えません。ただ、頭はフェンスから出ますので、道行く人と目があう可能性はあります。W2900 H1500 参考価格 39000円(税込み 42120円) (送料別 通常5000円程度)H1800タイプ。このくらいの高さになると、敷地内から外側を見ることができなくなりますので、隠したいものがある場合や、できるだけ顔を合わせることもなくしたい、という場合に最適ですね。W2900 H1800 参考価格 54000円(税込み 58320円) (送料別 通常6000円程度)※H1500を超えると、アルミ支柱が太くなるので、価格のアップ率が高くなります。見積もり依頼を受付中。⇒目隠しフェンス 見積もり依頼フォーム
2015/09/01
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今日紹介するのは、杉の鉢カバーです。近くの造園業者さんから、病院に入れる観葉植物用の「鉢カバー」が欲しいという依頼があり、製作したもの。大きさは、縦横45センチ、高さ40センチ。筒状になっているので、底板はありません。注文いただいたのは、◇国産杉を5個と、OLD ASHIBAが1個。◇国産杉の新材は、うぐいす茶の上に、ウレタン塗装をしています。OLD ASHIBAは、透明のウレタン塗装です。新材の場合は、表面が劣化していないので、塗料の吸い込みが浅いのと、もともとの色あいが肌色っぽいため、塗装しても、ちょっと明るめの色合いになりますね。古材の「味わい」という観点で見ると、確かに◇国産杉の新材には「味わい」が少ないのですが、きれいではあります。古材を注文しながら、「できるだけきれいなもの」というご希望が時々ありますが、そういう方は、新材の塗装品の方がいいのかもしれません。新材の場合、やはり気になるのが「傷」ですね。表面がきれいであるにも関わらず、杉は軟らかいため、容易に傷がつきます。表面にウレタン塗装をしてあると、傷をサンディングしたあとのメンテナンスが難しい。ウレタン塗装してなければ、傷を磨いて、再度ステインをさっと塗布すれば、「味わい」になってきます。杉の傷つきやすさをカバーするために、「圧密加工」というものもあります。プレスして、表面の密度を上げて硬くするものです。密度が高まった分、傷はつきやすくなりますが、その分、価格は大幅にアップします。杉の魅力は、なんといっても使いやすき価格と加工性の高さですね。印刷や、シート貼り商品の価格で「無垢」が手に入ります。通常、新材へのウレタン塗装対応はしておりませんが、ご希望の方は、HPよりお問合せください。「店長のブログを見たのだが・・・」と書いていただければOKです。商品データ-------------------------OLD ASHIBA ラック(鉢カバー)塗装 屋内用透明サイズ 450X450 H400 板厚35 ミリ※ビス頭部 ダボ栓参考価格 10500円(税込み 11340円)/個◇国産杉 ラック(鉢カバー)塗装 屋内用鶯茶 ウレタン仕上げサイズ 440X440 H400 板厚27 ミリ※ビス頭部 ダボ栓価格 7200円(税込み 7776円)/個
2015/08/28
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本日紹介するのは、◇国産杉の新材のベンチシェルフです。OLD ASHIBAのベンチシェルフは好評いただいていますが、お客様から「新材」で作ってもらえないか?という問い合わせをいただき、対応しました。→OLD ASHIBA ベンチシェルフ通常の家具というのは、新材を使うのが当たり前なので、わざわざ「新しい材」なんていう必要もないわけですが、WOODPROの場合は、家具としては、杉足場板古材が先だったので、わざわざ区別する必要があります。冒頭の写真は、杉の塗装していないもの。日焼けしていないので、木のやさしい温かみのある色あいがいいのですが、どうしてもそのままだと「和風感」が出てしまいますね。和室というのは、木本来の色合いを大事にして、着色せずにそのまま使うケースが多いので、杉やヒノキなどの針葉樹の場合は、特に「和室」のイメージと直結しやすいのだと思います。そこで、薄茶の塗料で着色。◇国産杉の新材は、現在、ガーデニング商品をメインに使用しているため、塗料も完全屋外用。水性であるということもあって、透明感も少なくて、塗装時に毛羽立ちが起こるので、ざらっとした手触りになりやすい。屋外で利用することを前提とした商品なのでそれで問題はないのですが、屋内で利用する場合には、もう少し透明感もあって、手触りも良くしたい。ということで、こちらの塗料は水性であっても、油性に近い発色というのが特徴の塗料です。古材の場合は表面の組織が劣化しているので、塗料がしみこみやすく、結果的に濃い感じになりますが、新材の場合は組織が壊れていないので、仕上がりも多少明るめになります。足場板古材の古材ならではの味わい、レトロ感とか、ダメージ感はありませんが、無垢材ならではの深みのある素材感は十分伝わってきますね。ここまで塗装した感じでは、この状態でも十分商品になりそうだ、という印象。手間をかけるほど価格がアップしてしまうので、このくらいの塗装で価格を抑えた方がお客様のニーズにも対応できるのではないか、という気がしています。が、難点としては、光沢感に乏しい点と、表面をコーティングしていないので、手垢などの汚れが着きやすい点。そこで、表面にツバキワックスを塗布。写真だとよくわからないのですが、しっとしとした艶が出てきます。シルバーの缶を置いてみると、光沢感が分かりやすいかな。ワックスの塗布というのは手軽ですし、失敗することもほとんどありませんので、ここはお客様にしていただいて、価格を抑える、というのもいいかな、なんて思ってます。ワックス塗布というのは、どうしても手作業になりますので、効率よく作業することが困難です。工場でしても、自宅でしても、所要時間がさほど変わりません。逆に、自宅の場合には、用途によって見えにくい部分は手を抜くこともできるので、効率がいいでしょうね。仕上げを自分でしていると、メンテナンスも自分でできる、というメリットもあります。杉は傷つきやすい材料なので、メンテナンス一つで「劣化」を「味わい」に変えることもできます。ということで、いろいろ検討中です。◇国産杉 新材の家具類、内装材類はHPには掲載していませんが、現在いろいろと思案中なので、興味のある方はお問合せください。
2015/08/04
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本日紹介するのは、ミニじゃない、格子ラックミニ。「格子ラックミニ」という商品はこちらです→格子ラックミニレギュラー品は、3マスx3マスの9マスタイプが最大サイズで、マグカップを置いたり、小物を置いたり、偶然ながら、トイレットペーパーがぴったり入る、ということで、好評いただいています。で、本日紹介するものは、居酒屋の「ぐいのみ置き」としてご注文を受けたもの。9マスx8マスの、計72マス。このくらいあると、相当な小物が置けますね。トイレットペーパーであれば、一年くらい紙切れの心配がないでしょう。通常の格子ラックは、外側のフレームの奥行きが96ミリですが、こちらのタイプは105ミリです。内部の棚部分の板の奥行きは85ミリなので、縦と横の板が20ミリずれる形になります。ここまで大型なものはともかく、もう少し大き目の格子ラックミニを現在検討中です!商品データ-----------------------格子ラックミニ ワイド素材 ◇国産杉 新材サイズ 1190x1060 奥行き105ミリ塗装 DB(ダークブラウン) 屋外用塗装参考価格 30000円(税込み)
2015/07/31
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本日紹介するのは、スクエアプランターの専用脚です。お客様からのご依頼で、オーダー品として製作しました。工場の片隅で撮ったので、花も緑もなく殺風景な写真ですみません。すでに、ダックスプランター専用脚は昨年からHPに掲載しており、好評をいただいております。こういったプランターはどうしてもデッキの上やベランダなどに直接置くようになってしまうことが多いのですが、日当たりが悪くなったり、目立たなくなったりするので、高低差をつけておきたくなりますね。ダックスプランターの専用脚を発売する際に、スクエアプランターの脚もいっしょに検討していましたが、その際は、「とりあえずダックスだけ」にしようということになりました。なにしろ、スクエアプランターは種類が多いので・・・。ただ、そろそろ発売の準備をしようかなあ、と思ってます。ダックスプランターの場合は、奥行きが狭いので高くすると倒れやすくなりますが、スクエアプランターの方が奥行きが深い分、安定感はあります。ガーデニングシーズンがもうしばらく続きますが、HPの掲載はシーズン後になってしまいそうですね。興味のある方はHPでお問合せください。納期をすこしお待ちいただければ、先行販売ということで、レギュラー品並みの価格で対応させていただきたいと思ってます。だんだん暑くなってきましたね。体調を壊さないようきをつけましょう。
2015/05/26
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前にちょっとだけ紹介したデスクが完成しました。◇国産杉の新材のデスクです。メンテナンスしやすいように、ウレタン仕上げはしていません。これは、社員のK君から依頼があったもので、試作を兼ねて製作してみました。二度目のステインを掛けてみました。色の深みは出てきましたが、艶感に乏しく今一つしっくりこない。そこで、この上にワックスを塗ってみました。光沢感の違いが分かりやすいところで撮影してみると、しっとり感がかなり違うことが分かります。ということで、今回の試作はこれで完成として、社員のK君に引き渡します。どうやら、お子様の机になるようです。天板のコーナーには、WPの刻印を打っておきました。WPというのは、WOODPROを略したもの。杉というのは軟らかいので、どうしても後から傷がついてくるでしょう。傷がつく、という抵抗感を軽減するため、最初から、WPという傷をつけてあるわけです。これから、もし、傷がついたら、ちゃちゃっとサンドペーパーを掛けて、色をささっとつけて、ワックスですすっと磨いたら、傷も味わいの中に・・・・。なるはず。小学生になったばかりの女の子、ということなので、これからこの机に青春を刻み付けて、嫁入り道具にしてもらえればうれしいですね。なんちゃって。今回試作してみて、また、いろいろなことに気付きました。「これだ!」というものができるまでは、もうしばらくかかりそうですね。
2015/04/11
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現在製作中の◇国産杉、新材の幅つなぎ材です。社員の自宅用の注文を受けまして、試作も兼ねてつくってみました。今年小学校に上がったお子様用とか。打ち合わせの上、色が決まったので、とりあえずベースとなる下塗りです。とりあえず、濃いめの茶色。さて、ここからどうやって仕上げようか思案中です。杉は傷がつきやすいということで、メンテナンスがしにくい「ウレタン塗装」でない方法で仕上げる予定です。コンセプトは、お子様の成長を刻み付ける机。杉は軟らかいので、おそらくいろんな機会に傷がついていくと思います。鉛筆を刺した穴だったり、ランドセルをぶつけた傷だったり・・・・。そういう傷を「劣化」にせずに、「味わい」に変えてくこと。そのためには、容易にメンテナンスできることが必要ですね。それによって愛着も深まっていくというもの。ということで、新学期はすでに始まってしまいますが、もう少し待ってくださいね。いい感じで企画が出来たら、「杉 新材 幅つなぎ材」というのも発売予定です。
2015/04/03
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前にも紹介しました、室外機カバータイプの花台ですが、やっぱり、正面くらいは室外機を隠したいなあ、という風に思いましたので、正面のカバーを追加しました。何もない状態室外機をまたぐようにして、花台を設置。これだけでも、室外機の上を花台や、ガーデニング用の作業台としても使えますね。さらに、正面のパネルを付けると、美観もアップ!この商品は「花台」なので、室外機のないところでも、もちろん使えます。さらに、オプションの棚板を追加すると、下側にはガーデニング用の材料や、直射日光に弱い花などを置くこともできます。この機能的な新商品ですが、現在、仕様と価格を詰めているところです!現在のところの参考価格としては、花台 6200円(税込 6696円)全面フェンス 2500円(税込 2700円)オプション 棚板 1800円(税込 1944円)(正式発売時には、価格が変わる場合があります。)正式発売まで待てない!という方は、ネットショップよりお問合せください。WOODPRO 楽天市場店トップページの一番下にあるメールアドレスから、よろしくお願いします。
2015/03/23
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本日紹介するのは、花台・室外機カバーサイズ です。写真を撮ったのは我が家の2階ベランダですが、室外機の上だって、立派な空間。ここを何とか有効活用する方法の一つとして、この花台をご提案します。棚板の厚みは27ミリありますので、かなり丈夫。花を飾る台としてだけではなく、「作業台」としても使えるのがミソです。これから、ガーデニングのシーズンとなりますが、寄せ植えをしたりする際には、とっても便利です。室外機カバーというのはこれまでももちろんありました。これまでの商品と違うところは、花台・棚板という「機能」の方に着目しているところ。室外機のカバーであれば、正面パネルがないなんてありえませんよね。でも、それがないことで価格が安く、使い勝手がよくなるなら、それで十分、という方も多いでしょう。また、前のパネルがないので、室外機の上ではなく、どこにでも使えます。下の空間をガーデングッズを仕舞う場所にしたり、まあ、いろいろ考えられますね。現在、仕様を最終調整中ですが、発売予定価格は、5500円(税込 5940円)です。オプションも企画中です。前側に取り付ける、オプションの室外機カバー用のスクリーンとか、単独で使う場合に、下側に取り付ける棚とか。なんだか、面白い商品ができそうです。
2015/03/10
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本日ご紹介するのは、◇国産杉の屋外用テーブルと収納ベンチです。すでにWOODPROには、どっしりとした屋外用のテーブル・ベンチがあります。⇒屋外用 テーブルベンチ板の厚みが36ミリあって、多少の風にはびくともしません。が、その分重いので容易には動かせません。「今回のご要望は、使わないときには、軒下に移動できるもの。」ということで、強度を保ちながら材料のサイズを落として軽量化を図っています。重量は、テーブル、収納ベンチともに12キロ程度。軽くはありませんが、女性でもなんとか移動できる重量です。テーブルは27ミリ厚の板を中心に使用しました。収納ベンチの方は、人が座るので座板やボックス部の上下には厚めの材料を使いましたが、その間は薄い板にして軽量化しています。この収納ベンチは、お客様がごみ袋を入れておくためのもの。家庭ごみをむき出しで置いておくのも嫌だし、洒落たゴミ箱もないし、ということで、ベンチの中に隠してしまおう、という発想です。小さ目のごみ袋が二つくらい入る容積となっています。ただし、防水加工をしてあるわけではないので、板の隙間などから多少は雨水が入ってくるかもしれません。ということで、使わないときは軒下に動かす予定とのことです。サイズ、参考価格は、テーブル W1000 D600 H710 DB(ダークブラウン) 20000円(税込 22000円)ベンチ W870 D400 H413 DB(ダークブラウン) 22000円(税込 24200円)です。
2015/02/17
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本日ご紹介するのは、もうすぐ終わってしまう、WOODPRO shop&cafeの家具フェアに参考出品してみた杉新材のシェルフです。古材には、古材ならでは味わいがあり、それが得難い魅力となっているわけですが、何しろ古材だけに、量にも限りがありますし、サイズも限定されてきます。ということで、杉の新しい材料を使って、棚を作ってみました。確かに、「味わい」という点では、「古材」には到底かないません。が、板の厚みのバリエーションも多いし、古材のダメージ感や、汚れた感じが苦手という方にもおすすめ。今回はあえてツートンにしてみました。GG(グレイッシュグリーン)とWB(ホワイトベージュ)のツートンです。子ども部屋などにはいい感じかも。それからもう一つ。こちらは、CB(チャコールブラック)とDB(ダークブラウン)のダークな組み合わせ。ダークな色調の場合は、もう少し仕上げに高級感が欲しいなあ、という印象ですね。杉という材料は、やわらかくて、とてもぬくもりを感じる木なのですが、一番の弱点は傷がつきやすいことでしょうね。だからこそ、足場板は結構短い期間で「味」が出てくる、ということなのですが、まあ、それだけ傷つきやすい。なので、杉の家具を使う場合には、使用時についた傷も含めて、「味」に変えてしまうためのメンテナンスのしやすさ、というのが必要なのではないか、と思うんですよね。ということで、今年はそういうことをテーマに考えたいと思ってます。
2015/01/30
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本日は、久しぶりにガーデニング系商品のご紹介です。ときどきご相談をいただくのが、「物入れ」ですが、完全露天の場所に設置するものは、雨仕舞が大切なので、ちゃんとした屋根も必要になるし、現在WOODPROで製作しているものとは別なノウハウが必要になるので、お断りしております。今回ご紹介するのも、屋根のあるベランダ用で、多少の降り込み程度を想定したものです。ベランダをうまく使うことは、当然室内の有効利用にもつながりますし、また、美観のアップは、室内からの景観アップ、さらに、ベランダそのものに出る機会も増やしてくれますね。世の中には、すでにいろんな木製の収納が出ていますが、その場所にぴったり合うように作れるのがオーダー品のいいところ。ということで、ご紹介の商品も完全オーダー品です。内部は、一番上だけは変形防止に固定棚。その下は可動棚になっています。ベランダには勾配がつきもの、ということで、下にはアジャスターを付けました。サイズは、W860 H1050 D470完成品にてお送りして、参考価格は、税込 45000円です。
2014/09/30
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これはいけるんじゃないかな、と思って企画し始めたけど、どうもまとまらずに日の目を見ない商品というものもかなりあります。その一つが水栓カバーです。最初の写真は我が家です。これは、樹脂製のよくある立水栓が格好悪いので、カバーしたものです。2005年の6月に設置したものですが、いまだに現役で使ってます。それから、もう一つよくある水栓のタイプに、地面に蓋があって、そこに蛇口がついているものもありますね。それ用に作ってみたのがこちら。これは、お客様からの注文で製作したもので、写真もお客様からいただいたものです。内側はこんな感じ。問題点としては、置いてあるだけなので、動きやすい点ですね。もしも興味のある方があれば、ネットショップの方にお問合せください。
2014/07/01
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GW中に本棚を作りました。といいましても、側の板と棚板をビスで止めただけの簡単なものです。私は読んだ本を手放すことができない性格であるため、本がどんどん増えてしまうのですが、さらに、息子たちの就職とともに、彼らの持っていた本まで持ち込まれ、みてみると結構面白そうな本だったので、段ボールから出すことしました。が、当然置く場所もない。家具屋で見てみると意外に高い。ということで、作ったのがこの本棚。文庫本主体なので、薄型です。部材はというと、側面は、横板フェンスなどに使っている厚み15ミリ、幅96ミリの板。工場には、現場から余って帰ってきた板や、傷ついた板を「社員自由持ち帰り」品として立てかけていますが、それを利用しました。色はWB(ホワイトベージュ)。棚板は、ウッドブロックというベランダ用デッキの不良品。断面サイズは、115X32 長さは480ミリほど。棚卸の際に整理して、「自由持ち帰り品」となったものを利用しました。長さが定寸なので、融通はききませんが、扱いやすいです。色はDB(ダークブラウン)です。ということで、完成品はツートンになりましたが、これもまた、意外にいいですね。側板と棚板の幅が違うので、実は後ろ側に棚板が20ミリくらい出っ張ってますが・・・。もし仮にこれを、◇国産杉のDIYフリー板でご注文いただいた場合は、側板 590X2棚板 400X10合計 5180円(税込 5594円)です。これでも決して高くはないと思いますが、DIYフリー板の場合は、ご注文後にカットする前提なので、その分割高になっています。こちらで、50センチとか、40センチとか、定寸を決めてまとめて用意してしまえば、もう少し安くなるでしょうね。ということで、ちょっと考えてみようかな、と思っているところです。こういった本棚を作る場合、縦方向の材も、横方向の材も両方薄いものにしてしまうと、ビスでも狙いにくいし、変形もしやすいです。変形しやすいということはぐらぐらしますし、壊れてしまう危険性も高い。こんな風に厚めの棚板にすると、ビスもしっかり打てますし、厚い棚板に側板が押し付けられて、変形もしにくくなります。ただ、この◇国産杉のDIYフリー板は、もともと、プランターやフェンスを作るために作った板を、お客様のDIY用に利用いただこうと思って販売し始めたもの。そのため、品質基準は、プランター、フェンス用です。若干の割れとか、節、多少の反りなどは含まれます。なにしろ無垢材なので、奥行き方向に広いものがありませんが、奥行きの狭い棚にはもってこいでしょう。
2014/05/14
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WOODPROスタッフ池田君が自宅を新築しまして、濡れ縁を設置したいということで、「施工はわしがしちゃろう」ということになり、先週の土曜日、新居にお邪魔しました。設置場所は冒頭の写真の場所。横幅3.5Mのリビングの掃出し窓の前です。庭も広いので、ウッドデッキにするという選択肢もあるところですが、それぞれにメリットもデメリットもあり、住む人のライフスタイル次第ですね。メリットとデメリットって何?ということになりますので、簡単に説明しましょう。まず、実用性という意味では、ウッドデッキというのは意外に低いです。ウッドデッキの上でバーベキューをするには、相当広いスペースが必要になりますし、舞台の上で食事をする感じにもなりますので、日本のようなお隣と距離の近い住宅環境ではちょっと「恥ずかしい」感じになります。さらに、日中の日当たりは抜群なので、暑くて出ていられない・・・。意外に使えないのであれば、メリットはというと、・デッキにフェンスを付けると、リビングの効果的な目隠しになる。・デッキ上とリビングがほぼ同じ水平面になるので、リビング空間が広く感じられるとともに、デッキに飾った花などで、リビングから見た外の景色もインテリアと一体感が出てくる。といったあたりでしょう。「使う」機会は少ないけれども、目隠し効果や、リビングからの景観、広がりといった部分で、十分効果はあります。濡れ縁というのは、極めて実用的なもので、費用対効果は抜群。そのあたりは、10年前にメルマガに書いたので、こちらをご参照ください。vol.23 突然、濡れ縁を考える の巻 この濡れ縁ですが、実は当店の売れ筋商品の一つでもあります。ちゃんとした濡れ縁というのは、意外に売ってないようです。さてさて、「わしが作っちゃろう」とは言いましたが、結局は、私は監督となって、働いたのは、新居ののオーナースタッフ池田君と、その後輩である、スタッフ廣瀬君。私の指揮のもと、約二時間ほどで濡れ縁が完成しました。おそらく次は、1時間ちょっとでできるでしょうね。完成して、施工者二人の記念撮影。W3515 D700 座板3分割、脚4組 のちょっと難易度高めの濡れ縁でした。濡れ縁の製作工程などは、近くまとめてHPで紹介する予定です。
2014/04/22
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冒頭の写真とは一切関係がありませんが、「楽天スーパーセール」というものをやってます。おかげさまで、沢山注文をいただき、ありがとうございます。とはいえ、うちのような会社では、沢山注文をいただくこと自体が、諸手を挙げて大喜び、とは行かないのも現実です。WOODPROは、小さいながらもメーカーですが、基本的にすべてが直販ですので、流通でのストックというのはありません。かつ、WOODPROが、イージーオーダー商品を得意とするために、完成品のストックをできるだけ少なくして、仕掛り状態で在庫し、ご注文をいただいてから組み立て、塗装に入る、という生産方法。結果として、一気に注文が入ると、工場への負担が増大し、梱包の負担も増大し、納期も長くなります。何事においても、効率をアップさせる一番の方法は「平準化」です。電力消費量がムラなく、24時間、一年中均一であったなら、発電所も効率よく運転できますが、ムラがあれば、その最大値にあわせて供給力を確保しなければなりません。ストックのきかない電力の例は極端にしても、ムラが無駄の最大の原因であることは誰もが否定できないところでしょう。にも関わらず、こういったセールが行われる、というのは、間違いなく「営業の都合」です。楽天市場としては、こういったセールを行って、顧客の購買心理を刺激して、「ついで買い」を誘発し、短期の売り上げ拡大と、新規取引の増大による販売ベースの拡大を狙っているのでしょう。正直な気持ちを言えば、こういったセールとかはやめてもらったほうが助かりますね。作為的に「ムラ」を作り出すというのは、物を作る立場から言えば、ありがたくありません。ということで、本当にお急ぎのお客様の納期も、遅れ勝ちになってしまい、心苦しい限りです。5日の午前二時までですが、早く終わって欲しい感じです・・・・。
2013/06/04
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WOODPROはネットショップなので、商品を送らなければなりません。が、ネックになるのは大きさです。OLD ASHIBAの家具のオーダーが増えてきましたが、ご要望を伺うと、どうしても通常配送が困難なサイズのものになる場合があります。規格化された商品の場合には、いわゆる「組立て家具」にして梱包単位を小さくして送ることもできますが、オーダー品というのは、「現地組立て」できるように作ること自体がコストアップになるうえ、場合によっては、美観や強度を犠牲にしなければならない場合もでてきます。そんな時に使っているのが、クロネコヤマトの「家財宅配便」。集荷スタッフも2名なので、重いものもOK。裸のままで渡すと、毛布などでくるんで持ってかえってくれます。また、この便は「引越し便」なので、室内まで運んで指定の場所においてくれます。ただし、それなりに配送費が高いうえに、「契約価格」なし。たとえば、このボックスは下駄箱ですが、サイズが、高さ160cm、幅80cm、奥行き40cm。縦横高さの合計が280cm。この大きさで、東京まで 13200円。大阪までなら、9100円。あ、ちなみに、WOODPROは広島にありますので、西日本の方が割安になります。まあまあかかりますが、サイズが大きくなるからお断りする、ということはなくなりました。
2013/02/28
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ダックスプランター専用の脚を新発売しました。この写真は、閉店後のWOODPRO SHOP&CAFEで撮った写真なので、ちょっと色味がガーデニングっぽくなくてすみません。今年は、これといったガーデニング系の新商品がないので、そういう意味でも、この脚がこの春最大の目玉商品です。なんでもない脚ですが、フェンスの枠の短いものなどをうまく使って、できるだけ安く抑えました。そのせいか、発売初日から、結構ご注文をいただいてます。ダックスプランターは背が低いので、そのまま置くと存在感がない上、どうしても目線よりもかなり低くなって見栄えがしにくい。ところが、この脚をつけるだけで、ぐっと際立ってきます。ちょっとした3D効果ですね。これから、だんだんとあたたかくなりますので、よろしくお願いいたします。
2013/02/11
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お客様からご注文いただいて、オーダー幅のラダーシェルフ(4段)と、それに幅をあわせたナーセリーボックス(種苗箱)です。ラダーシェルフの棚の幅が狭いので、バランスを考えておかないと安定しにくいのですが、なかなかいい感じ。ナーセリーボックスは以前から商品化したいなあ、と試作もいくつかしましたが、独立して使うのであれば、市販のものでも間にあうし・・・、なんて思いつつ、先延ばしにしてきました。WOODPROの場合には、自社生産なのでサイズオーダーもできるし、自社商品間の色の統一や、商品間のバランスも考慮した商品作りが可能です。そうかんがえると、このナーセリーボックスが加わることで、ガーデニングデザインにもうひとつ膨らみができるのでは、と思い始めました。なんとか、この冬の間に商品化を狙ってます。商品のことといえば、ここのところOLD ASHIBA系のものばかりであったので、今日は、ガーデニング系のものを取り上げてみました。ご訪問ありがとうございます。
2010/12/03
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春ですね。我が家の庭に彩りが出てきました。さて、このプランターは、この場所で使い始めて少なくとも10年目。途中一度再塗装した記憶がありますが、メンテナンスを怠っているので、塗装もまだらにはなっていますが、まだまだ現役です。私が店長をしているネットショップのWOODPROが、この4月で10年ですが、このプランターは、ネットショップオープンの時のラインナップにあったもので、すでにその時点で商品化されていた伝説のプランター。(残念ながら、手間がかかりすぎるということで、7年前に廃番になりました)このプランターもおそらく、ネットショップができたときにはここにありました。ちなみに、ウッドデッキも10年。幕板の一部で傷んだ場所が出ましたが、その他はまだまだ使えそうです。ウッドプランターの耐用年数をお客様から訊かれると、「目安は3年」と答えます。確かに、私が使ってきたウッドプランターの中には、3年くらいでだめになったものもありました。10年を迎えるプランターとだめになったプランターの違いはなんだろうか?と考えてみるに、一番重要なのは「地面に接しているかどうか」ではないかと思われます。地面にプランターを直接置くと、地面から常に湿気が供給されます。さらに、地面にいる数多くの菌類がプランターに上がってきて、活発に活動することから、早く腐朽してしまうのだと思います。プランターには土が入っていて、日々水やりすると常にしめった状態にはなっていますが、腐朽菌の絶対量が違うことと、空気に触れやすい周囲の部分が比較的乾燥しやすいため、腐朽が進みにくいのでしょう。木材を腐らすには三つの要素が必要です。「水分・空気・温度」の三つ。水分があっても空気がなければ腐らない。空気があっても水分がなければ腐らない。だから完全に水中にある杭は腐りにくく、家の中にある木も腐らない。プランターにもこれは当てはまります。プランターの中は湿気がいっぱいですが、空気が少ない。プランターの外側は空気はいっぱいあるものの、すぐに乾く環境を保てれば腐りにくい、と考えられます。そのため、空気の流れを確保するためにも、また、地面の雑菌をできるだけシャットアウトする意味でも、プランターの下にレンガを置いたりすることはとても有効だと思います。
2010/03/14
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宮島の対岸から少し西側に、「ナタリーマリナタウン」というマンション群があります。もともとは「ナタリー」という遊園地で、オープン当時はキャンディーズがイメージキャラクターとなってました。が、地方都市のレジャー施設の難しさ。10年余り前に閉園となり、跡地にはマンション群が立つことになりました。この写真は、11階からの景色。実は、8年前に設置したベランダデッキを、マンションの防水工事のために分解、再設置という仕事を受けました。最初に設置したのも私でしたので、今回も私が伺いましたが、8年経過したデッキは、それなりに割れなどが入っていたものの、痛みらしい痛みはほとんど無し。手すり部分は日当たりがいいこともあって、多少割れも目立ちますが、痛んでいるというほどでもありません。分解して床下も見てみましたが、腐っている箇所はまったくなし。やっぱり、ベランダは屋根もあって、条件的にもいいのでしょう。奥様が数回再塗装されたことも、きれいさの理由だと思います。こんな景色のいいところで、老後を暮らしたいですね・・・。なんて、そろそろそんな気分にもなる年になってきました。
2009/06/23
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この写真は、私が店長をしております、ネットショップのお客様からお送りいただいたものです。こちらのお店は「山形県米沢市」なので、私の住む広島とはかなり遠いです。あと2ヶ月もすると大雪が降るそうです。私自身、米沢には一度も行ったことがありませんが、こうして遠く離れたところに住む方とも「商品」を通じてご縁がいただけるのもネットショップの醍醐味です。いかにも「老舗」という感じでいいですね。ぱっと見、お店の重厚な感じと、印象的な樽を使った「看板」に釘付けとなりますが、よく見ていただくと、その手前に木製のプランターがあります。これがわが社の商品なのですが、それよりも、その中に植えてあるもの・・・。そう、稲です。稲は、苗の状態からポリ樽に植えたものらしいのですが、それでは格好が悪いということで、ウッドプランターをカバーにご利用いただいてます。穂が下がってきて、いい感じです。このお写真を拝見しまして、なんだかとても感動いたしまして、ブログで紹介させていただくことにいたしました。こちらのお店は「花角味噌醸造」といいまして、創業は安政四年。150年前の幕末時代ですね。「安政の大獄」というのは日本史で習いました。さらに遡って、1601年に上杉家のお国替えにあわせて米沢に移住し、お米を使った「お酒」「お酢」を生業とされていたとのこと。1601年といえば、1600年の関が原の戦いの翌年ですね。上杉家は西軍に加担したにもかかわらず、お国替えさせられえただけで取り潰しにはなりませんでした。上杉家といえば、もちろん「謙信」が有名ですが、やはり「鷹山(ようざん)」が次にくるでしょう。逼迫した藩の財政を立て直し、学問を奨励し、藩の借金も完済。東北地方に多くの餓死者を出したという天明の大飢饉においても、餓死者をほとんど出さなかったとのことです。なにしろ、先見の明と英断と、日本人の美徳をすべてあわせもったえらい人である。アメリカ大統領のケネディが尊敬する人物にあげたことでも有名ですね。話はそれましたが、そんな時代も経験しつつ、「お米」を生業として現在も存続しているという伝統に頭が下がる思いです。「伝統の重さ」というのは間違いなくありますね。「誇り」にもなる代わりに、「重荷」にもなります。先祖代々培ってきたものの大きさだけ「責任」もあるでしょう。それを守っていくことは大変なことだと思います。このお写真を拝見したとき、お店の伝統を感じるとともに、店頭に穂を垂らした稲に「誇りと心意気」みたいなものも感じました。消費者の一人ひとりが、安易に安いものを求めるのではなく、本当にいいものを求め、それを吟味する目を持っていれば、食品偽装の問題も起こらなかったのでしょう。食品業界のモラルの問題もありますが、それは結局、消費者の「心」の反映でもあると思うのです。ほんとにいいものを認める消費者があれば、生産者はほんとにいいものも作ろうとするはずです。伝統ある「老舗」というのは、そういう理解ある消費者に支えられて長く続いてきているものです。長い時を経て、それでも生き残るということは、生産者だけでも、消費者だけでもできないことです。いいものを理解する「作る人」と「使う人」。その両方が必要ですね。お客様としては、プランターがいい感じで設置できたのでお写真をお送りいただいただけなのですが、ここのところ、食品問題でがっかりしていたところだけに、なんだか大変新鮮なお便りでした。本当にありがとうございます。
2008/09/20
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中古住宅をリフォームして売り出す、いわゆる「リノベーション」的な物件で、ネットフェンスをウッドフェンスにリフォームする仕事を依頼されました。ネットフェンスをはずした状態と、横板のフェンスを張った状態の写真です。やっぱり、ぜんぜん雰囲気もちがいますね。ネットフェンスは手軽で価格も安いので、新築住宅ではまず80パーセントくらいは利用されてます。ただ、欠点は目隠し効果がまったくないこと。かといって、業者に見積もりを取ると恐ろしい値段が出てきて断念、という方が多いようです。このフェンス、二人がかりで施工時間は3時間程度でした。電動ドライバーさえあれば誰でも簡単に製作できます。
2008/04/29
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今日は珍しく、仕事に近い内容です。写真の花台は、私の自作ですが、お隣でお宅で使ってもらってました。作ったのはおそらく3年あまり前だと思うんですが、当初、庭の角にある紅葉の木をぐるっと巻く様にして設置してありました。それを最近、玄関先に移動されたわけですが、それを見たうちの奥様が「おとうさん、○○さんちの花台、ぼろぼろになっとるよ、なんとかして」と言ってきました。ひょっとして、湿気の多い木の下で腐り果ててしまたが、私の手前捨てることもできず困っておられるのでは?と思いつつ、見に行くと、確かに雨に打たれ、紫外線にやかれて、塗装は劣化しているものの、木そのものはまだまだ元気。地面に近い足元も確認してみましたが問題なし。木の下に設置する際に、直接地面の上に置かず、レンガを敷いてから置いてあったからでしょう。木製のガーデングッズを長持ちさせる最大のコツはこれですね。直接地面に置かないこと。レンガを敷くだけでぜんぜん違うんです。きっと地面からは湿気も上がるし、いろんな雑菌が上がってくるんでしょう。地面に直接置いた場合は、必ず、その接点から腐り始めます。枠付きラティスでも、プランターでも、地面に直接置くと、そこからダメになりますね。気をつけましょう。ということで、この六角形の花台を我が家のデッキの上で塗装してみた写真はこの写真です。かなりきれいになりました。所要時間は30分少々。これであと3年は使えます。
2007/06/20
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