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上達の近道  ~基本編~

大洗ゴルフ倶楽部18番ホール
大洗ゴルフ倶楽部 No18ホール



上達の近道  ~基本編~


・まえがき
上達するには根気と努力それに好奇心です。 
練習しているからといって、すぐ効果が得られるものでもありません。
テーマを持って気長に練習を続けましょう。
人が一つの動きを習得するのに掛かる時間は、一日60回、毎日休まず続けて
およそ3週間掛かると言われています。個人差にもよりますが必ず続けるようにしましょう。 

 練習のやり方についても、イメージトレーニングを行ってください。 体に命令して動かそうとするよりも、どういう風に動きたいのかを頭で具体的にイメージし、それからスイングしてください。 1球1球イメージしてからスイングする事を習慣としてください。 そうすれば必ず上達のスピードは飛躍的にアップするはずです。 これはコースに行ってからも必ず役に立つ事でしょう。

 85をコンスタントに切るには弾道をイメージする事です。 イメージできない人はなかなか切る事は難しいと思われます。

■基本
・グリップ
 ゴルフは「グリップに始まりグリップに終わる」と言うくらいグリップは大切です。
そして、クラブとのただ1つの接点でもあります。グリップが変われば、スイングも変わります。その反対にスイングを変えようとすると、知らないうちにグリップも変わってしまう事もあります。
グリップは常にチェックするように心掛けましょう。

 握り方のコツは、丸いグリップなのですが、四角い物を握るようにする事です。これによってフェースのコントロールがしやすくなります。これは、野球のバットや、テニスのラケットと違い、ゴルフのクラブはグリップの延長線上から外れたところでヒットする為です。テニスの場合、グリップはおおむね楕円形になっていますので、目で見なくてもフェース面は容易に感じる事が出来るのですが、

 ゴルフの場合はそれが出来ない為、グリップで工夫してやらないといけません。
また、親指と手のひらを少しくっつけてやる事も必要かもしれません。 そうすると手のひらがひとつになって、余計な動きを抑えます。

 グリップの太さについては、正しくグリップした時に左手の薬指が軽く手のひらに触れる程度が適当な太さだと思います。これについては例外もあるのでそうだとは言い切れませんが、目安にはなるはずです。

 親指(サム)の形は人によってばらばらなのであまり触れませんが、ロングでもショートでも好みによって試してください。ロングの方が方向性が良くなるとか、ショートの方がきっちり握れるとか色々ですので、どちらかに決めて下さい。自分がどっちにしているかは確認しておかないとチェックのしようが無いです。

 グリップをスクェアにするとかストロングにするとかは、これもまた人それぞれで、実際にスイングを見てみないとなかなか判断できませんので、基本的なことだけですが。 左手を正面から見てナックルが1個から1個半くらい見える形がスクェア。 スクェアから左に回した形をウィーク(別名スライスグリップ)。 右に回した形をストロングと言います(フックグリップ)。 右手は基本的に左のグリップにあわせて握りますから、基本の段階では左がメインです。慣れてくると、右のグリップも状況に応じて変える時もあります。

 最初はスクェアから始めて、スイングを変える時とか意図的にコントロールしたい時にグリップを変えます。悩んだらまたスクェアから始めます。

 正しいグリップが正しいスイングを作ります。 言い換えれば正しいグリップを身に付けたなら、あとはイメージトレーニングだけで十分上達していく事でしょう。それほどグリップというものは重要なものです。 「最近スイングが変になったな」とか「飛ばなくなった」、「うまくなりたい」と思う方は、是非ともグリップのチェックを行ってください。


・アドレス
 コースに於いてミスの80%以上はアドレスミスだと言われています。 グリップの次に大事なのがアドレス。 基本の1つです。「アドレスを見ればその人の腕前がわかる」と言われるくらいですから、最初から上手に見えるアドレスを身に付ければ、そのうち腕前も追いつくでしょう。 


・前傾姿勢
 曲げる所は2ヶ所。膝と、足の付け根。前傾姿勢をする意味は腕を振る空間を作ることです。これは、クラブを上に上げて元の位置に戻す事が必要なため、十分な空間を作ってください。直立してクラブを振るとかなりやりずらい事がわかります。クラブを持つポイントは、前傾姿勢をとってみて、そこから腕を下にたらした所でクラブを持ちます。そこから前もしくは後ろにお好みによって微調整します。一度作った姿勢は、どんなクラブを持っても同じと考えてください。(パターは除く。)又、基本的にどんなアンジュレーションのライからでも同じです。これが傾斜におけるポイントとなります。


・スタンスの幅
 おおむね肩幅くらい。しかし、個人差がありますので次の方法で自分に合うスタンスの幅を見つけてください。


 まずスタンスを大きく取ります。これで体重移動とバランスの2つのことを注意しながらクラブを振って下さい。次に、徐々にスタンスを狭くしながら同じように、一番”体重移動がやりやすい”と”バランスのとりやすい”幅を見つけます。これがそのクラブにとっての適切なスタンスの幅となります。


・肩、腰、スタンスのライン
 基本はすべて目標と平行です。最初はオールスクエアがいいと思います。ただ、人それぞれですので、練習していくにしたがって意識的に変えていくのはいいと思いますが、知らないうちに変わってしまうと、球筋とか当たりが変わってしまうので注意が必要だと思います。多くの人は、ここで間違いを犯してしまっているようです。

基本の部分が変わってしまったことによってスイングが変わってしまい、それを直そうとしてスイングを矯正しようとする。元を正さないといけないのに、全然気が付かないでいる。
そうしているうちに変なスイングになったりしてしまう。

たくさん練習すればさほどでもないにしろ、正しいやり方をやっていればもっと短期間に、もっと可能性のあるスイングになっていたかもしれない。と思うととっても残念で仕方ありません。ここを訪れた方は、どうぞご注意していただきたいと思います。


・腕の位置
 前傾姿勢のところでも説明したように、基本的には肩の真下あたりにグリップがくる位なのですが、その腕は、やはり使い方の違いから、左腕はほぼ腕の裏側が上を向くくらい、右腕はクラブを横から目標に向かって押すような感じでセットします。右のひじは少し曲げ内側に絞るような格好がいいと思います。そうすると左腕は右腕の上になります。同じ高さにはなりません。



・ボールの位置
 ボールの位置をどこに置くかというのは結構重要なところで、いつもと同じ構えをしているのにボールの位置がずれていては、正しくヒットしにくくなります。セットの仕方は色々ですが、2通りのやり方を紹介します。


 1つめは、左足のかかと内側延長線上に置いて、スタンスの幅をクラブによって変えていく。クラブが長くなるにしたがってスタンスの幅も広くなります。


 2つめは、一番短いクラブ(SW、PW)~8Iがちょうどスタンスの中央。(7Iも真ん中でもいい)後は、クラブが長くなるにしたがってスタンスの幅が広くなり、ボールの位置も左に動きます。具体的にどのくらいというのは、言えません。

 肝心なことは、自分がどのクラブではどこにボールをセットするのか、ということです。別に決まりはありませんが、例えば、”6Iを持った時には、このくらいのスタンスの幅で、ボールの位置はここだ!”とはっきりさせることです。

 ドライバーにしても、どこにセットするのかが決まってないと、弾道が一定になってはくれないでしょう。そこから、ティーアップの高さを変えたりして色々と工夫していくということになります。

 ボールに対して構えるという作業は、思ったより難しいものです。しかし、これが出来るようになれば、コースに行ってもホールごとにバラバラなショットになるということも、少なくなるはずです。

 ここまでパーフェクトに出来るようになれば、おそらくハンディキャップ20は楽に切れていることでしょう。まだまだたくさんあるのですが、全部言ってしまうとそれこそ頭が混乱してしまうので(誰が?)、この辺で終わりにします。

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