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2007年04月30日
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■気になる本  - 牛乳には危険がいっぱい?  - 



 専門家の話というのは、私にとって未知の部分が
多く、そして特に興味がある話題についてはすぐ、
納得してしまいます。でも、じっくり考えて
(かどうかは別にして)、興醒めしてうことが
あります。(アブナイ、アブナイ)

 いえいえ、専門家の言質なんだから鵜呑みにして
しまうもの といえばいいでしょうか。


 統計が開始された昭和38年(1963年)には
300万トンにも満たない生産量が、右肩上がりに
毎年上昇し、平成4年(1992年)には、850
万トンを越えています。

 その後は、下降上昇を繰り返し、800万トンから
850万トンの間で推移しています。直近の
平成15年(2003年)には、840万トンと、
昭和38年のときよりも、約3倍の生産量になって
おります。

 この生産量は、牛乳です。

 840万トンの約40%は、加工向け等で、
飲料向けになるのは約60%の約500万トンです。

 一方、国内総消費量は、約1,221万トンで
このうち約70%の約840万トンが国産牛乳で、
残りの約30%が乳製品輸入(生乳換算)で約381
万トンです。

 一年間にこれだけの量を消費しているのです。


 私は幼少(5歳くらい)から、毎日、牛乳を
飲んでいました。

 おかげかどうか身長は伸びました。当時としては
大きい方ではなかったかなと思います。


 さて、1 日の食事量は、青草の場合50~60kgで、
乾燥した草と穀類の場合は約15kgも食べる牛。

 そして成長して出産をするわけです。

 子牛を出産すると、親牛の1日に出る乳(生乳)の
量は(牛の大きな乳房には乳頭が4つあります)、
搾乳量は1日に20~30リットル(200mlの
牛乳容器で100~150本)になります。

 これら全部、牛乳になるわけではありません。
(そんなことをしたら子牛に叱られます)

 本来、乳は子牛を育てるために出るもの。

 出産して最初の5日間の初乳は、たんぱく質・ビ
タミンなどの栄養素や免疫物質が多くふくまれて
いるため、子牛に飲ませ、工場には出荷されませ
ん。

 さて、牛の乳は、血液だ というのを知って
いましたか?。

 牛が食べた食事は、消化吸収され、栄養素は
血液に流れ込み、全身へ運ばれて利用され、
乳房へ送られた血液は、乳房の中にある乳腺細胞に
よって乳になります。乳房には太い血管が何本も
あります。

 牛乳パック1リットル分を作るのに、
400~500リットルもの血液が必要というから
驚きです。母牛は毎日1万リットルもの血液を
乳房に送り、20~30リットル分の乳をつくって
います。つまり、血液が乳になるのです。

(参考)J-MILK:社団法人 日本酪農乳業協会
   牛乳・乳製品の知識
http://www.j-milk.jp/publicities/8d863s0000063ng7.html


 ところが、あるとき、「牛乳には危険がいっぱい?」
(著者フランク・オスキー著 弓場隆 訳、
出版社 東洋経済新報社、発行年月 2003年4月)
という本をみつけ、読み終えました。

 この本のタイトルに惹かれました。そうでしょう。
小さい頃から飲んでいた牛乳。学校給食の当時は、
脱脂粉乳でしたが、その後、牛乳になってどんなに
喜んだことか。

 それから、苦節(?)幾十年、いまも飲んでいる
牛乳を否定した本を見つけたのです。

 もっとも、煙草のように、政府も広告規制している
のに、どうして?。でもタミフルのような例も
あるから、どんな主張をしておられるか-- という
気持ちでした。

 それでは、ということで読み始め、最初はふんふん
と軽く流していきましたが、途中から、「オヤオヤ」
と、何かわかりませんでしたが、「本当かい?」という
気持ちが膨らみました。

 残念ながら、YAHOO!の図書では、読書感想が
3人ともすべて好意的というか、盲信的というか、
危険を煽動する情報でありました。

 それで、著者の本は、いつ書かれたのだろうと疑問
に思い、いろいろさがしてみましたら、みつかりました。
P174にある「訳者あとがき」の中にです。

 ちょっと、引用してみます。


 本書は、1996年の増補版の翻訳ですが、
原著は、1983年の初版の刊行以来、アメリカで
ロングセラーとなっています。



 納得!です。どうも引用している文献やデータが
古いと思っていました。参照文献は巻末にありますが
古いです。

 1983年といえば、昭和58年です。いまから
24年前の著者の翻訳だったわけです。

 ですから、統計手法もちょっと と思わせるものです。
(そして、日本国民に対するデータがありません)

 では、何故、いまの時代に、こういう提言を行う
学者の方や専門家がいないのでしょうか?
と疑問が湧きました。

 本では、第一章に乳糖不耐症をだして、読者に強烈な
恐怖感を抱かせておりますが、専門家にいわせますと
それは当たり前とのことです。

 著者や訳者のためにいいますと、決して嘘では
ありません。既知のことです。

 また、乳糖不耐症については、こちらのページが
理解しやすいように書いてあります。

(参考)乳糖不耐症 財団法人山口県予防保健協会
http://www.yhoken.jp/htm/info/info12.htm


 いまじゃ、参考データのように、役所の保険担当の方
でも充分に承知していることなのです。

 この本を読んで、不幸なことに1日だけ牛乳を
飲むのを辞めました。でも、(読者には失礼ですが)
放屁もでますし、通常の生活とかわりはありません。

 ちなみに、著者の目次の一覧を掲載します。
第1章 牛乳の糖質は、消化器症状を引き起こしやすい
第2章 牛乳のたんぱく質は、アレルギー体質をつくりやすい
第3章 牛乳の脂肪は、心筋梗塞・脳卒中・がんのリスクを高める
第4章 人工ミルクは赤ん坊を病気にかかりやすくする
第5章 牛乳はカルシウム源として不適切
第6章 牛乳にありがちな風味の劣化と細菌の汚染
第7章 難病の原因は牛乳だった
第8章 事実を歪曲している牛乳の宣伝と報道
第9章 牛乳は青少年の精神面に悪影響を及ぼす
第10章 牛乳は完全食品の名に値しない

 私は、途中から読むのを止めたい気持ちでしたが、
特に、「第2章 牛乳のたんぱく質は、アレルギー体質を
つくりやすい」というのを読んでみると、知らない人は
「そうだそうだ」となるでしょうが、アレルギーなんて
いろんな物(食物、金属等)で発生しますから、
それを牛乳一本に絞ってしまっていいのか という気持ち
です。

 過去にBSEの略歴を紹介しました。
(参考)「狂牛病」どう立ち向かうか
http://ameblo.jp/sakae2/entry-10018103095.html

(参考)なぜ牛は狂ったのか
http://ameblo.jp/sakae2/entry-10017095601.html

 24年前、牛乳が問題になるなら、24年後の
現代は、やはり狂牛病でしょう。


*********************
*「牛乳は危険だから、牛肉を食べます」 *
**================***

はてさて、どちらの危険率が高いのでしょうか。
専門家の皆様、ご判定をうかがいたくなります。

--------------- 引用 ----------------------------
「米国産牛肉の輸入問題で、農水省と厚労省は
(4月)24日、日本が求めていた米食肉処理施設の
査察を実施することで米政府と合意したと発表した。
査察で問題のない施設については、港などで行って
いる全箱検査を終了する。
手続きが順調に進めば、日本側は生後20カ月以下に
限るとした現在の輸入条件を緩和する検討に入る見通し。
(以上、毎日新聞 最終更新:4月24日12時32分)
--------------- 引用 ----------------------------

 この部分を入力しているときに、安倍総理は、
アメリカに旅立ちました。この記事は、そのお土産
かも知れませんが。またしても(全箱検査を止めることで)
国民のリスクは、高まります。

 著者の中で、一つだけもっとも という部分が
ありました。

 生乳(絞りたて)は、生後1年以内の乳児には
飲ませないこと、まして、赤子には、母乳で育てる
のがいいこと、です。

 これは、私も賛成です。

 たまたま、この部分を入力し終えた翌日(4月26日)に
毎日新聞のオンライン版で次のような記事をみました。
一部を引用いたします。

--------------- 引用 ----------------------------
教育再生会議:親向けに「親学」提言 母乳、芸術鑑賞など
 政府の教育再生会議は25日、親に向けた子育て指針で
ある「『親学(おやがく)』に関する緊急提言」の概要を
まとめた。
 子どもを母乳で育てることを呼びかけたり、
父親にPTA参加を呼び掛けるなどの内容。
 政府の有識者会議が家庭生活のマニュアルを示し提言を
することには会議内にも慎重論があるだけに、世論の評価は
分かれそうだ。
 東京都内で同日開かれた主要メンバーによる運営委員会で
示された。5月の第2次報告の前に正式発表する見通し。
(以下省略、毎日新聞 2007年4月26日 3時00分)
--------------- 引用 ----------------------------

 赤ちゃんには、母乳が健康上、免疫学上からも
いいようです。


 大きくなった子供(3歳以上)には、
「朝の過ごし方」が最も大事です。

(参考)朝の過ごし方
http://ameblo.jp/sakae2/entry-10014399287.html

 もっと、参考になるのが、「身近な危機、食品添加物」
です。これは、何度でもいいます。大事なことです。
99円の食事に潜む恐ろしい出来事。

(参考)身近な危機、食品添加物
http://ameblo.jp/sakae2/entry-10013329311.html


 私なんかは牛乳よりも、BSEや朝食抜き、
そして食品添加物、こちらが怖いです。

 ちょっとがっかりした本でした。

(4月30日)

牛乳には危険がいっぱい?
著者:フランク・A.オスキー
訳者:弓場隆
出版社:東洋経済新報社






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最終更新日  2007年04月30日 11時36分40秒
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