花組芝居 (はなぐみしばい)
「花組芝居って、どんなのなの?」 と、訊かれたら、「役者さんは男の人ばっかりで、歌舞伎っぽいっていうか、う~んなんていっていいかわかんない。とにかく、1度でも観たら雰囲気が分かると思うよ」としか言いようがないです。^^; 花組芝居を絶対に観ようと思ったきっかけは、 加納幸和さん や 佐藤誓さん、桂憲一さん、植本潤さん が出演されていたグローブ座カンパニーのお芝居を観たからです。(それ以前から、劇団名は知っていましたけど・・・) 初めて観たときは、なんなんだ~これは・・・と頭をかかえました。ストーリーがないよ~で、あるよ~で、いったいどうなんているのかわかんないのだけど、おもしろいんです。奥が深い・・・といいますか、ディテールが細かいんですよ。たとえば 「悪女・クレオパトラ」 ! クレオパトラならたいていの人が知っていますよね。でもイシス神殿とか、グレコロマンとかになったら、なんだそりゃってことありませんか? 「怪誕・身毒丸」 では、話がとんで、とんで・・・。おそらく初めて見る方は ストーリーを追いかけちゃうとパニック状態 に陥るかもしれない。そこがおもしろいというか、新しい発見があるというか、はまってしまっている原因だと思います。そのうえ花組芝居のおもしろいところは、どんな悪役でも、出番の少ない役でも、その他大勢の役でも、個性があって愛らしさ(悪なら悪の美を徹底しているような愛らしさ?)があるように見えるのです。わりと悪役って、観客に(もしかして私だけかもしれないが)憎まれてしまうパターンが多いのだけど、花組芝居の悪役は悪役であってもいとしく思えてしまいました。それに花組芝居のよさは、台詞と舞台世界が華麗に美しいんです! (だから花組芝居の泉鏡花ものはいいな~・・・と思ってしまう。) 豪華絢爛・・・、華麗で、でもコケティッシュでキッチュな感じ? 花組芝居の魅力って、まだ私の中では整理されていないみたいです。^^(整理され次第、文章の修正や訂正をやっていくつもり。) でもはっきりと断言できることだけは書き込んどきます。花組芝居の同じ公演を何度も観に行くようになったのは、 「ザ・隅田川 再演に非ズ」 を観てしまってから。衣装は紋付袴という周囲(衣装や道具など)に頼らないお芝居でした。1人が何役もするから、はじめは何がナンだかごっちゃになりそうだったけど、だんだん惹かれていった(どうしても目が行っちゃう)のが 山下禎啓さん 演じる花子ちゃんでした。どっか腑におちないようなでも、悲しいんだけどがんばっちゃうイメージの花子ちゃんを、心のどっかで応援していました。(ストーリー(結末)がわかっていても、あえてわたしの中では抵抗したくなるような花子ちゃんだったのです。^^;)
かもねぎショット
3人の俳優さんと1人の制作さんが企画制作しているシアターグループです。かもねぎショットを初めて観たのは、1998年の夢十夜シリーズ 「窓」 でした。観ようと思ったきっかけは、夢十夜というシリーズ化していること(シリーズ化しているってことは、なにか意図としている部分があるんじゃないかなっと思ったし、夢十夜といえば夏目漱石・・・という興味から)と、第3エロチカの 坂本容志枝さん ラッパ屋の 大草理乙子さん が出演されることがチラシにのっていたからです。観てみて、びっくりしました。不思議な、ほんわかした世界なんだけれど、どこかシニカルに現在の理不尽なところを指摘しているように思えたのです。素朴なちらしからの呼びかけもたまりません!「タンスに眠ったままの約束はありませんか?」・・・いったいどんなお芝居がみれるのだろうか、という期待と不安にかられながら劇場へ足を運びました。まだ 「窓」 と 「約束」 の2作しか観てませんが、ひそかに気に入っている劇団なのです。
ZAZOUS THEATER
自転車キンクリート
扉 座
青 年 団




