高齢ママ日記

赦す(ゆるす)


私が聞いた、聖会での牧師が言っていたメッセージ(説教)の内容です。
礼拝メッセージ(説教)に忠実に書きました。
但し、聖書を引用している部分には、補足を入れました。



メッセージ

「十字架の恵みによって癒す」

私たちの負い目をお赦し下さい。

私たちも、私たちに負い目のある人たちを赦しました。

私たちを試みに会わせないで、悪からお救い下さい。

<国と力と栄えとは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン。>

もし、人の罪を赦すなら、

あなたがたの天の父もあなたがたを赦してくださいます。

しかし、人を赦さないなら、

あなたがたの父もあなたがたの罪をお赦しになりません。


マタイ6章12~15節





今回はこの聖書箇所を通して、
「赦し(ゆるし)」について共に学んでいきたいと思います。

赦しの問題で苦しんでいる方はノンクリスチャン、クリスチャン問わず

数多くいます。

自分を赦していない、あるいは、他の人を赦していない。

また、自分を責めたり他の人を責めたり。

特に、身近な人を赦すことが出来ずに苦しんでいる方が多いようです。

 生きている限り誰にでも起こりうる問題です。

そして、私たちがとりなしの祈りをなす時、十字架の道を歩む時、

賛美をなす時、必ずぶつかるのが赦しの問題です。

自分を、他の人を赦していない時、

継続してしてとりなすこと、十字架の道を歩み続けることは不可能です。

賛美を捧げても十字架の力が十二分に流れていきません。

赦していない時、多くの問題と直面してしまいます。

 ですが、私たちクリスチャンには、イエス・キリストの十字架があります。

赦すことができずに苦しんできた方、安心して下さい。

十字架の元に歩み寄りましょう。

 イエス様は、呪いとあざけりの中で、

一言も不平を言わず全ての人を赦されました(※1)

赦してほしい、赦されなくてはいけないと思う人も、

自分の罪を認める人さえもいなかったのに。

そのように、どうしようもない罪人である私たち人間を救うために、

神様の御子イエス様はありのままの私たちを受け入れ、

十字架に架かって下さいました。

 イエス様は十字架の上で、完全な赦しを成し遂げられました。

イエス様が十字架に架かる時、

イエス様の両側に極悪人も十字架に架けられました。

罵声をあびせられても一言も不平を言わず、

全人類の赦しを願っているイエス様の姿を見て、一人の犯罪人が悔い改めました。

その時、イエス様は、「あなたは今日、私とともにパラダイスにいます。」(※2)

と、おっしゃいました。

まさしく、彼が悔い改めた瞬時に罪は赦され、永遠の命まで与えられました。

真実に罪を悔い改め告白する時、神様は瞬時に、限りなく赦してくださるのです。

 私たちが十字架の元にいくとき、

神様が人知を超えた十字架の赦しを与えてくださいます。

聖霊様が助けてくださり、誰であろうとも必ず赦すことが出来ます。

十字架の恵みによって、ありのままの自分を赦し、

全ての人を赦していきましょう。

赦せないとあきらめたり、投げやりになる必要はありません。

人間の力ではできませんが、聖霊様にはできるのです。

まずは赦せない心を神様に悔い改めて、十字架の完全な赦しを受け取り。

赦せない心から解き放たれて自由になりましょう。

 自分を赦し他の人を赦す時、とりなし続けることができます。

十字架の道を歩み続けることができます。

賛美を通して、十字架の力が十二分に流されていきます。

私たちが全ての人を赦す時、

赦した本人が祝福されるだけでなく周りの人にも祝福が流れていきます。




(※1)父よ。彼らをお赦し下さい。
    彼らは、何をしているのか自分でわからないのです。

    ルカ23章34節



(※2)まことに、あなたに告げます。
    あなたは今日、私とともにパラダイスにいます。

    ルカ23章43節



(※) 初めのメッセージ部分は、
    主の祈りの途中からの引用メッセージになっています。

<主の祈り>

天にいます私たちの父よ。

御名があがめられますように。

御国が来ますように。

みこころが天で行われるように地でも行われますように。

私たちの必要の糧をきょうもお与えください。

私たちの罪をお赦しください。

私たちも、私たちに罪のある人たちを赦しました。

私たちを試みに会わせないで、悪からお救いください。

『国と力と栄えとは、とこしえにあなたのものだからです。アーメン。』






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