ぬちぐすい。

うちなーのムービー。

沖縄が舞台のドラマや映画。
沢山出ているのだと思いますが･･･
私はあまり観ていないかな？

今まで観た中で印象に残ったものをご紹介します♪

　　「ナビィの恋」

　　ずっとずっとずっーーーーと観たいと思っていた
　　「ナビィの恋」やっと観ました♪
　　沖縄のおじぃとおばぁの長い年月を越えた恋物語です。

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　　沖縄の綺麗な海　草原花々赤煉瓦の屋根･･･
　　そして沖縄民謡や踊り･･･
　　どれ一つをとっても心が和む思いがしました。

　　ナビィ役のおばぁには「ちゅらさん」で有名になられた平良とみさん。
　　他にも沖縄で有名な方々が多数出演されています。
　　その出演者すべての方々がとってもいい味をだしています＾＾

　　わたし的には恵達役のおじぃがいい味だしてたな～と思いました。
　　ぼくとつで飄々とした英語まじりの言葉の中に･･･
　　胸に秘めた想いや優しさ強さがぎっちり詰まっているような感じ。

　　いつか「その日」がくるかもしれないことを
　　心の何処かで覚悟しながらも･･･
　　「あの日」のこともすべて見ていた恵達が
　　お互いを思いやりいたわり合いながら暮らしてきた半世紀。
　　おばぁはきっと幸せだったに違いない。

　　でも「その日」が来てしまったとき･･･
　　お互い何も話さずともすべてを悟りあっている二人。
　　最後にミーニシ（新北風）が止んだ日･･･
　　二人で青空を見上げながら交わされる会話に涙せずにはいられなかった。

　　若いときから風習や家血に縛られ引き裂かれた二人。
　　でも半世紀以上もの長い道のりがかかってしまったけれど
　　ようやく２人の約束が果たされたのだ･･･。
　　「どうか舟よ。無事に２人を運んでいって」
　　･･･そう願わずにはいられませんでした。

「願い続ければ想いは必ず通じるもの」
　　　　そんな温かい気持ちに包み込まれた映画だった。

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　　私なりの感想を書いてみましたが･･･
　　私は沖縄に対してとても思い入れが強いので･･･^^;
　　みなさんがこのように感じられるかどうかはわかりませんが
　　私はやっぱり観て良かった･･･そう思えた映画でした。

「ナビィの恋」関連サイト

　　「ひめゆりの塔」

　　　先日某番組に「島唄」を作った宮沢さんが出演されていて
　　「島唄」を作った背景には「ひめゆりの塔」の話しがあると
　　いっていたのを思い出して観てみようと思いました。
　　宮沢さんは「自分の意図に反して死を選ばなければならなかった
　　彼女たちの想いを胸に作った歌だ」といっていました。

　　出演者は･･･沢口靖子をはじめ･･･後藤久美子（きれ～い～）
　　中江有里大路恵美酒井美紀熊谷真美吉行和子･･･と
　　超豪華メンバーだった。男性の出演者も沢山知ってる人がいた。

　　「ひめゆりの塔」の話しを読んだのは確か小学校の頃だったように思う。
　　沖縄での戦争の話しという以外内容などはほとんど覚えていなかった。
　　実際にビデオを観終わって改めて「こういう話しだったんだ」と思いました。

　　内容は･･･観ているのが本当に辛かった。
　　どうしてなんの罪もない将来有望な女学生たちの命が
　　あんな形で奪われていかなければならなかったのか。
　　もちろん女学生だけではなく沢山の命が奪われたのだ。
　　どうして「人間」が「人間」を殺せるのか･･･。
　　常に死と隣り合わせの生活の中で･･･一時の笑顔もつかの間
　　死を選ばざるをえなかった彼女たちの無念さ･･･。

　　映画の中で「命こそ宝（ぬちどゅぅたから）いかないで」と母がいう。
　　夕焼けをみながら「お母さん（あがー）」といって死んでいった娘。
　　赤い花青い海青い空緑のうーじ（さとうきび）畑･･･
　　そんな綺麗な風景たちがかえって哀しみを濃くするように感じました。

　　今の私たちにできることは･･･戦争を知らない世代に･･･
　　戦争の恐ろしさを伝えていくことだろう。
　　決して風化させてしまわないように･･･。
　　二度とあんな悲惨なことが起こらないために。

　　余談ですが(笑)

　　この映画の撮影をしたときのことを覚えてた
　　沖縄の友達の話によると････
　　爆撃の撮影シーンのときなどかなりの音と振動で
　　撮影現場の近くの豚がそうとう死んだそうです。
　　それでその養豚所の経営者が「ぶーぶー」文句をいったそうな(笑)
　　でもこの話しは･･･沢口靖子さんが主演のときではなく･･･
　　その前の吉永さゆりさんが主演（？）のときの話しだって（違うかも^_^;）

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