ぬちぐすい。

ぬちぐすい。

無常。




~ 無常 ~


   「無常」とは・・・
   「万物は生滅流転し永遠に変わらないものは一つもない」
   「物事は全て移り変わっていく」ということ。


    同じ状態は ずっと続かない。
    幸せなときも・・・
    幸せじゃないときも・・・。
    良いことも悪いことも長くは続かない。
    だから希望を失わないように。


    そして 人間には定められた「定命」がある。
    生まれたときから全て決まっている。
    だから 今日1日を精一杯 生きる・・・
    それが 一番 悔いのない生き方。




    これは 先日 新聞の折り込み広告にはいった
    瀬戸内寂聴さんのお言葉です。



    無常・・・常は有らず・・・常ということは無し。
    確かにそうかもしれませんね・・・。
    自分が悩んで落ち込んでる時って
    もう二度と立ち直れないような気がしますが
    それでも いつかは笑えるようになる。
    あんなに哀しく辛い日々だったのに・・・
    笑ってる自分がいる。



    出口や期限がないということは辛いことです。
    これってエンドレス?
    いつまで続くの?って思ってしまうと
    ますます 辛くなる・・・。
    でも いつかは出口が見つかるし終わりがくる。
    出口が見えそうで見えないときが 一番 辛いけど
    そこを乗り越えることができたなら・・・明るい出口が待っている。
    そして 人生のトンネルを生き抜いていけるように
    「忘れる」「薄れる」「和らぐ」・・・っていう
    ある意味 生きていく上での便利な機能が
    人間には備わっているのでしょうね・・・。  


    「やまない雨はない」
    「明けない夜はない」
    「出口のないトンネルはない」
     ・・・いろんな言葉がありますよね?     



    どんなに悲しくても
    どんなに辛くとも・・・
    いつまでも永遠に続くことはない。

    逆に いい事も いい時期もずっと続くわけではないから・・・
    幸せな時間は 心から満喫しないといけませんね。





                   2002.12.2 記(日記より修正加筆あり)







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