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2012.01.20
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カテゴリ: 小説
恋人との心中に失敗した女が女花火師に弟子入りする話。
作者の視点の三人称。心中未遂の際の心理描写も浅く、花火師に弟子入りする動機も希薄で、あまりテーマを練らずに書いたのが伺える。心中に失敗して流産して「ショックだった」で済ますのはいくら前フリにしてもおざなりで、冒頭でいきなり手抜きされると興ざめしてしまう。『幸福村』に収録されている「天櫓」は死化粧師に弟子入りする話だけれど、女主人公が変わった職業に弟子入りするというのは安易な物語展開の仕方で悪手だろう。主人公よりも女花火師のほうが存在感があり、主人公を軸に物語を展開する利点がない。そのうえ父親の病気だの恋愛だのと花火と関係ない話題も絡んできて物語が散漫になっているし、弟子入りして花火にかかわるまでに全体の半分ページを使うという展開の遅さも退屈する。はじめから女花火師の物語として書いたほうがましだろう。
物語展開だけでなく文体もよくない。この作家は情報の出し方が下手で、取材したことを解説書のようにづらづらと書いていて興ざめする。銀ブラという時代とともに風化する言葉を軽々しく使うのも良くない。全体的に推敲が足りず、花火や花火師の仕事の解説書におまけで小説をくっつけたというような仕上がり。

★★★☆☆

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最終更新日  2012.01.21 02:05:43
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