ぷーたろ本舗

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東海随一の紅葉・香嵐渓


それも、紅葉の季節である11月の中旬あたりの3週間ほどの間に、わんさかと人が押し寄せる為、週末は、豊田市あたりからガチガチの渋滞が続くという渋滞の名所としても有名であった・・・。
私は、渋滞が嫌いなので(まあ、好きな人はいないと思うけど・・・)それを避ける為に、朝6時には家を出発したのだが、『早起きは3文の得』とは、まさにこういうことか・・・お陰で、渋滞にも巻き込まれず、7時半には香嵐渓に着くことが出来た。

香嵐渓は、山間にあるせいか、朝はとても冷え込み、手が悴むほど寒い・・・。
しかし、朝もやの空気がとても澄んでいて、寒さもかえって気持がいいほどである。

朝もやの香嵐渓
     (朝もやの中、山間に太陽の光が射しています。)

朝の香嵐渓
           (きっと、光が当たったら、むちゃくちゃ綺麗なんだろうな~!)


いちょうともみじ
          (あまりの見事さに絶句してしまいました~!)

朝焼けのもみじ


こうして、紅葉の木々の間を縫って歩いていると、なぜかしら、九州からやってきたという猿回しの一座が、芸を始めた。

可愛いお猿さん

それほどすごいというわけではなかったけれど、それでも、可愛らしくて、ほのぼのとした芸に、心がなごんだが、肝心のお猿さんのほうは、2匹交代で、15分ごとに芸をしているのだから、本当に大変だと思う・・・。何だか、可哀想になってしまった。

光の中のもみじ


その後、足助屋敷という様々なお店が軒を並べた、昔風の建物の敷地内に入っていくと、地元のお祖父さんたちが丹精をこめて作ったというフランクフルトやら、本場中国の刀削麺、うどん屋さんなどからいい匂いが漂ってくるので、お腹もきゅるきゅると鳴ってくる。

麺を削る人
     (麺を削って、鍋の中に放り込む。さすが、中国四千年の技!)

この技を見ていたら、どうしても刀削麺が食べたくなった・・・。
味は・・・というと、塩味にコショウが利いたあっさりスープに、すいとんのような、きしめんのような・・・不思議なもちもち感と歯ごたえのある麺が絡み合い、絶妙の美味しさであった。

足助屋敷の刀削麺
           (食べかけで気が付いて写真を撮ったもので・・・ごめんなさい!)


足助屋敷遠景
         (川向こうから見た足助屋敷です!)


香嵐渓のもみじとイチョウ
             (これでも、今年の紅葉は、まだまだダメな方らしいのです・・・)

緑と赤のコントラスト
     (まだ緑鮮やかなもみじに赤く紅葉した葉っぱのコントラストが見事でしょ?)

その後、香嵐渓を離れ、足助の古い街並みを散策すると、江戸時代の宿場町の面影と、昭和30~40年代を思わせるような、レトロな商店街が入り混じって、何故か、ほっと落ち着くような、ほのぼのとした長閑さに包まれ、思わず「こんな町に住んでみたいな~!」という気持になってくる。。。

マンリン小路

そんな訳で、3時間半ほど、香嵐渓と足助の町の散策を楽しんできた。
帰り道は、反対車線の果てしなく続く渋滞を横目に、スムーズに車を走らせ、三文どころか十文くらい得したような・・・やっぱり、香嵐渓は朝早くに限る!と、しみじみ思いながら帰路に着いた。



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