キネシオロジーとまんがとわたし

読むだけキネシオロジー講座<第2回>


やってみよう筋肉反射テスト・その1(基本のテスト)

筋肉反射テストとは、大きく言うならばカラダが持っているあらゆる情報を、筋肉の反射を利用してまるで対話をするように聞きだすことが出来るテクニックです。

それは単に、肉体のエネルギーバランスの情報だけでなく、こころやスピリットのことに関しても深く探ることができます。(スゴイ!)

説明はならべく簡単にしておくとして、まずはやってみましょう☆

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まずは、お水を用意します。

筋肉反射テストは、その名のとおり筋肉の「反射」をみるテストです。
これには体内を流れる電子が関係していて、体内の水分が足りていないと電子回路もうまく働かず、正確にテストをとることができません。

まずはテストを受ける側もする側も、お水を飲んでからスタートです♪

筋肉反射のテスト法も、どこの筋肉を使うか等によって
とり方に違いがでてきますが、ここでは三角筋のグループマッスルを利用した方法を紹介します。

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これが、基本の姿勢です。
テストを受ける側はまっすぐに腕を伸ばし、
テストする側はその上に手を乗せます。

このとき、テストを受ける側は腕を肩の幅かやや外側へ出します。

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そして、角度は肩の高さよりも45度下に下げたほうが
腕が疲れず、楽にとりやすいです。

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テストする側は、手をこのように
相手の手首よりも少し上にそえます。

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手の平の、ここを相手の腕に接着するようにしてみましょう。
(どこで感じやすいかは個人差がありますが、おススメの方法です)

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では、いざ!テストです♪


まず試しに、相手に「自分の好きな食べ物」をイメージしてもらいましょう。

イメージできたら、腕を押します。

このとき、グイグイと押しては単なる筋力テストになってしまう(^^;ので、
「教えてね~♪」と訊ねるように、重みを加えるような気持ちで・・・
(わたし流ですが)

さて、どうなるでしょうか?

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好きな食べ物をイメージしておすと、腕はしっかり力が入ります。


では今度は、嫌いな食べ物をイメージしながら同じようにやってみましょう。

すると・・・

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今度は、力が入らず腕は下がってしまいます。

受ける側にとって、体や心にストレスがあるものは力が入らなくなるのです。

押す側としては、
相手の力が入っているときは「カチッ」と腕がどこかで止まりますが、
入らないときは「カチッ」がなく、どこまでも下がりますので
それを基準にしてください。
HOLDとDOWNは、ONとOFFという言い方もされます。

相手の体格や体力等によって、どのくらいの押す力がいいかは変わってくるので、
最初に何も聞かずただ押して「その人の加減」を確かめてもよいでしょう。

では次に!!
キネシオロジー筋肉反射テストの基本、
<肯定文形>と<疑問形>をやってみましょう~。

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食べ物のみならず、

「わたしは赤が好きです」
「わたしは山田たろうです」

など、とにかく言い切りで宣言します。

そして、
腕が止まったままなら→ YES
腕が下がったならば→ NO

質問に対して、このようにYESとNOの反応をしていることになります!

「夏が嫌いです」
「夏が好きではありません」

のように、否定形を1個までは質問に入れることができます。

ただし、
「夏が嫌いではありません」と2個以上入れると、脳が混乱して正確に出ないのでご注意下さい。


では次は、疑問形です↓

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疑問形では、テストする側が受ける側に質問をします。

受ける側は、とにかくどんな質問にも「はい」と答えます。
脳は、「いいえ」と答えた場合の反応は整理できないのだそうです。

これも同じ要領で、
腕が止まったままなら→ YES
腕が下がったならば→ NO

質問に対して、このようなYESとNOの反応をします。

※「はい」と答えず黙っていても、同じ結果がでますが
「はい」と声に出してお返事してくれたほうが、反応を明確にとりやすいです。


さて、実はやっているとこんなケースが出てきます。

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わたしはケーキ好きなのに、どーして下がるの!?

どうゆうこと??


というわけで・・・

この場合の説明としては、

意識では好きだけど、体(or 潜在意識)は好きじゃない

つまり、自分ではケーキを好きだと思っているけど、体には合っていないよ、ということになります。

おもしろいですよね?


そして、もうひとつおまけ。

もしも「これが自分に合っているかどうか」
現物が用意できる場合には、こんなこともできます。

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みたいものを片手で胸のところへもってきて、
もう片方の手で筋肉反射テストをします。

これでもしも力が入れば、それはその人に合っている。
力が入らなければ、合っていないということになります。

胸のところには胸腺があり、胸腺は免疫力と関係しています。
モノをそこへ近づけて、自分を強くするのか弱くするのかをジャッジできる方法です。

モノは容器に入っていても、見えないように何かで包んでも結果は変わりません。


では最後に・・・大事なことも!

★筋肉反射テストでできないこと

・未来のことをきく

「いつ仕事を始めるといいですか?」など。

体には過去と現在の情報は入っていますが、未来の情報は入っていませんので、聞くことはできないと思って下さい。

・病気の診断

「わたしはガンですか?」

病気の診断には使えません・・・

・賭け事

「今度の皐月賞で一着になるのは?」

無理ですごめん!

・他人の情報をとる

「○○さんはこれが好きですか?」

筋肉反射テストで聞けるのは、本人の情報です。
ただし代理人テストという方法では可能ですが、充分な注意が必要です。


★テストをするときの注意

テストする側が、ニュートラルな気持ちでテストすること。

「あなたはこうだよね!?」みたいな、勝手な推測や希望をもちながらテストをすると、結果が正しくでないことがあります。
変な意図を持たず、クリアーに「わたしはただ押す機械」という気持ちでテストしましょう


第3回 やってみよう筋肉反射テスト・その2(単語形のテスト)

第4回 やってみよう筋肉反射テスト・その3(上手くとるには)

第5回 原因探しと、問題の明確化


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