凡の風、梅光軒、けやき
「凡の風」
塩です。
ニューウェーブ系が台等する昨今、複雑で重層系のスープが好まれる中で
鶏がらベースを基本としたあっさり系の油がほとんど浮いていないラーメンですが
ここの塩は個人的に 絶品です ＾＾
うっすら浮かべている香味油はラードを基本に、にんにく揚げているのは分かりますが
他にも微妙な香りがしてきて、成る程このお店の特徴を出している一品だと思うのです。
塩ラーメンで一番問題になるのが
香り。
ここを誤魔化し効かないあっさり系でしっかりと克服しているところなんざ・・
凡人じゃあ出来ないのに、平凡に営みたい店主の思いから店の説明でもそんなこと
書いていなし、決してそれを前面に出さないここのお店の姿勢に万歳ですね。
割とこってり系が好きな自分でもここは別格なお店です＾＾
２件目は
旭川の 「梅光軒」
先週キャンプで丸瀬布まで行ってきたので、そこの通り道にある旭川の
ラーメン村に入っている「梅光軒」にいってきたのだ。
ここは札幌の 「ラーメン共和国」 にも出店している旭川でも老舗の名店なのだ。
旭川といえば基本は醤油。
醤油で注文したのだが、トンコツ、鶏がら、野菜や椎茸とかかな？
複雑なスープの旨みが生み出す濃厚な味が記憶に残る強烈なインパクトある味だった。
札幌と違って旭川は比較的麺が細めで、加水率低めな麺が多くて、もっちり太麺が好きな
俺としては個人的には麺はイマイチなんだが、それでもスープに絡む味わいは
これはこれでいいのかな？なんて思ったりします。
個人的にはスープの匂いがちょっとキツイ感じがしましたが（鶏がらのにおいかな？）
野趣あふれる感じはそれはそれでいいと思う。
北海道で醤油といえば最近は「旭川系」になってきたのかな？
最後は勿論味噌なんですが、ススキノで行列できる有名店で・・・
「けやき」
ここはメニューに「味噌」しかありませんｗ
味噌にトッピングで色々あるだけなんですが、今回は「ネギラーメン」を頼んだので
ネギが山盛りになっていますね。
このお店は桑田佳祐さんがよく訪れるところで、店主も以前桑田さんの誕生日に横浜の
自宅まで招かれたほど、お気に入りにされているお店なんだそうですが
食べてみた印象は・・・
普通の味噌ですｗｗ
味噌だれ自体は結構色々工夫している感じで、野菜の甘みや複雑な味噌の風味が
感じ取れるのですが、肝心のスープがね・・・トンコツ鶏がらその他の素材を使って
取っているとか書いてあるけど・・・
たいしたことありませんｗ
本当にみんな美味いと思って食ってるのかな？
サザンの桑田が美味いと言ってるからうまいんだと思っているんじゃないの？
美味いかマズイかは自分の味覚が判断するものであって、行列やマスコミの記事で
判断するものじゃないだろう？
マズイとは俺は言わないが、少なくとも郊外のﾆｭｰｳｪｰﾌﾞなお店の斬新な仕上がりの
ラーメンから比べれば・・・・
手抜き
としかいえないと思ってる。
このお店は座席が８席しかない非常に狭いお店で、厨房もそれなりです。
なのに、お昼から夜まで行列が絶えない。
少なくとも200~300食は出していると思われる。
300食出すとなれば150Lのズンドウ鍋が少なくとも 3つは 必要になります。
そこでウンチク書いてあるとおり10時間火を通すなら次の日の分も含めて
６つは必要。
なのに、そんなスペースは無いし、湯気上がってる雰囲気すら見えなかった。
勿論、そんな厨房・・見えるようには出来ていないのが ミソ なんだがな～ｗｗ
札幌ラーメンで味噌が美味い！っていえるお店は 数えるほど しかありません。
逆に、味噌で不味いってお店は 殆どありませんｗ
味噌ってそれだけで味を組み立ててしまうからなんですね。
昔は自分もラーメンといえば味噌ばっかり頼んでいたんですが、最近は殆ど
味噌味頼まなくなったのはそのせいもあるのかな～？
味噌自体が美味いせいで、味噌ダレ自体に個性を持たせられればスープは業務用って
ところが今でも沢山ありますからね～。繁盛店でもね。
味噌はごまかしが効く味なんです。
こんなこと書いたら桑田ファンから苦情が来そうですがｗｗ
でもね、実際、上に書いた「梅光軒」とかでもラーメン村のお店でも
ズンドウ鍋 ７つも 並んでいましたからね～。
厨房の後ろにズンドウ鍋７つもあったら誰が見たって「スゲーｗ」って思うもん。
支店によって味が違うのはしょうがないとしても、作り方は妥協していないんだって
ことが感じられて共感もてますよ、絶対。
そういうのはやっぱりテナント料が高いススキノでは無理なんだろうな～って思うのよ。
なので、札幌来た時は絶対街中でラーメン食べるのはよっぽど情報集めてからじゃないと
いけないと思いますよ～。
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