後23キロ痩せるまで~反抗期息子とギャオス姫の奮闘記

後23キロ痩せるまで~反抗期息子とギャオス姫の奮闘記

留学先で。


留学先で、私にも何だか男友達ができた。
しかし、私の周りではルームメート達が騒いでる。
「○○(私の名前)に彼氏が出来たって!」と言って来た。
私は「誰が私の彼なの?」と反対に訪ねてしまった。
すると、みんなからドッと笑われてしまった。
だって、親しくしているジェームスとは、付き合ってはいなかったからだ。
それに告白もされてないし。
ところがアメリカでは、二人が一緒に居たり、手をつないだら交際してる証拠だというが、私はジェームスと一緒に居ても手をつないだ事も無ければ、抱き合った事も無い。
たまに、外に連れて行ってくれるが、いつも他の友達と一緒。
だから、私は別にジェームスを男として見たことは無かった。
只の友達。
でも、食事をしに行った時に、彼が「僕が出すよ。」と言って私の食事代を出してくれた。
その時、そこの店員に「彼女なの?可愛いね。」と言われて、私は初めて気がついたのだ。
『私ってジェームスの彼女だったの?』
周りからは、鈍感と言われたけど。
だって、暗黙の了解みたいな交際は嫌だ。
ちゃんと白*黒つけて欲しい。
でも、この彼とは、別れた。
その原因は、学校一美人で、才女のコリーンと一緒に毎晩 校庭の中を走っていたからだ。
例え、私とは会う時間が無いと言っても、二人は良く走っていた。
私は、自分の感情を押さえるのが精いっぱいだった。
そんな時に、他の男友達とあった。
しかし、私にはその時、結構 男の人を結構利用していたらしい。
私は、別にそんな事はないけど。
本命の人がいて、たまにしか会えなかった。(結構、色々と問題があったから。)
何となく彼らしい人がいた。
けど、束縛されるのが嫌だったので、留学後に別れた。
後は、留学先に男友達が二人いた。
遊び人っぽい人と一途な人。
でも、どんな人に会っても、この人だ!と魂から思える様な人には出会えなかった。
最後に一途な人から、「お前、本当は寂しいんじゃないの?彼とちゃんと向き合って話をしたらいいやん。」と言われ、気がついた。
その後、私は彼と話をして、別れた。
それから、私は今迄の事を少しずつ清算していった。
そんな時、今の旦那に出会った。
大学では結構有名な人だった。
敬謙なクリスチャンで周りの友達も絶賛するほどの人当たりの良さと礼儀正しさ。
そして人情に溢れる。
でも、彼はオフキャンパスで、普通のアパートに暮らしてた。
私達、日本人は かごの鳥状態で寮。
でも、私はそんな大学に反発して、ホストファミリーの家に半年以上住んでいた。
ホストママからも、旦那の車(’71VWビートル)の話を聞いた事があった。
とても目立つ色で、可愛いのだ。
写真があるのだが、いつかはこのhpに載せたい。
Babyblueにピンクのペンキを掛けた様な悪戯っ気のあるペイント。
本当に目立つのだ。
そして、ある日の朝の礼拝後に、遂に彼の車を見た。
そして、彼も見た。
見た途端、彼の周りが明るくなった。
まるで一筋の光があたったみたいに・・・。
私この時、思いました。
と言うより決め付けました!
彼だわ!私と生涯一緒に居るのは!
その春、私は他の日本人達と一緒にクワイヤーに入っていた。
今年のクワイヤー・ツアーは何とLAに行くのだ!
そこで、私はこのツアーの11日間掛けて、彼を口説き落とした。
始めは結構、遊び半分の押しで、次は本気で、最後は無口な引き。
これで、彼は私に釣られてしまったのだ!!!!


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