温かくなりあちらでもこちらでも花が咲き始めています
枯れてしまったかのように見える枝から
何もないと思えるところからも
窮屈な植木鉢の中からも様々な植物が時を得て花をつけ始めています。
母の植えた雪柳が小さな花をたくさんつけて流れるようです。
去年は刈り込まずにそのままにしたので長く枝を伸ばしのびのびと咲いています。
母は沈丁花の香りを愛し、花は雪柳を愛でていました。
風が吹くとゆら~んと揺れてまるで波が揺れているみたい。
玄関先においていたカラーに花が咲きました。
真っ白のカラーで、毎年5月頃には庭のあちこちで長ーい首をのばし咲きます。
庭から一人だけ掘り起こされ、植木鉢に植えたのが悲しかったのでしょうか。
訴えるように緑色の花をつけました。
ほかにも花を咲かせているものがあります。
スティックセニョールはたくさんの穂をつけましたが、
咲かせる間もなく食卓の花となりました。
こぼれ種子から大きくなったセロリも目立たない花をつけています。
種を取ってスープに入れるととても良い香りがします。
そしてサクランボ
3月11日にはじめての蕾をほころばせた花も、
今では一か所から噴き出してくるようにたくさんの花をつけています。
5月になると大きくはありませんが、水気をたっぷり含んだ甘酸っぱい実がが赤く熟れてきます。
花の咲いたのを喜び、サクランボになり赤くなるまで待つのも楽しいものです。
前回の日記でフランスから友人が初来日することを書きました。
二人とも日本の春をとても楽しみにしています。
花々はきっと大歓迎してくれることでしょう。
もう一人パリで日本語を勉強している友がいます。
日本語で歌うことで日本の心、日本の文化をもっと知ることができると
合唱団に参加し、日本語で歌っています。
その「パリ アブリコ合唱団」が被災された方々を想って
「花は咲く」を歌っています。
大震災は悲しい犠牲と甚大な被害をもたらしました。
私たちはそれを経験して
今まで幸せすぎて忘れかけていたことを思いだしたように思います。
被害に合わなかったとしても心から思いやる気持ち、
失ったものを深く悼む心、
そしてどんなに些細なことにでも手をさしのべたいと感じる温かい思い。
大きな悲しみと驚きの中で
未曾有の大災害の中でも、自然に助け合い分け合っていけることを思いだしました。
絶望してしまいそうな状況に恐怖しましたが
どんなに小さなことでもできることはないだろうかと探し行動しました。
そんな時から4年の歳月が流れ去って行きました。
悲しみはまだまだ癒えませんが、震災の時の人々の助け合う様子を見て
世界が終わってしまうのではないかと思われるときにも
きっと私たちは力を寄せ合って、悲しみを共に耐えて乗り切っていけるのだと
信じられるようになりました。
取りとめもなく書いてしまいました。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございます。
また心に浮かんでは消えていってしまいそうなことを書き留めていくことでしょう。
お読みくださってありがとうございます。
お心の向いたときにまた、どうぞお立ち寄りください。
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