今日は重く雲が垂れこめ気分も沈みがちです。こんな日はなんだか気も重く何もする気がしません。
母が好きだった「ラビアンローズ」、レコードを引っ張り出して聴いています。
じっと思いに沈んでいると、モンマルトルの丘に行った時のことが浮かんできました。
丘の上にはサクレ・クール寺院があります
モンマルトルの丘はパリの市街を見渡せる一番高い丘です。
毎日たくさんの観光客がやってきますが、寺院前の階段のところには
ラボエームと呼ばれる音楽家や大道芸人も自分たちの芸を披露しようとやってきます。
キーボードとボーカルの二人はとても上手でたくさんの人が階段に座って聞き惚れていました。

ラビアンローズをリクエストするとすぐに歌ってくれ
彼女の歌に合わせて何人もの人が口ずさんでいたのもステキな思い出です。




モンマルトルの丘から降りてくるとルビック通りにアメリのロケに使われたカフェがあります。
アメリが働いていたカフェ、カフェ・デ・ドゥ・ムーランです。
地元の人にも人気のカフェで中にはアメリの写真が飾られていました。
その先の大通りにはムーランルージュがあります。
観光バスがひっきりなしにやってきていました。
フレンチカンカンや大道芸を見せるキャバレーで
ロートレックも通いつめて踊り子やポスターをたくさん描いたことで有名です。


ムーランルージュをちらっと見て歩いて行くと、
歩道のわきから水が出はじめました。
だんだん勢いが強くなりゴミを押し流していきます。
一日に何回かこのように水を流して道をきれいにするのだそうです。
お腹がすいたのでカフェに入りサーモンのパスタを頼みました。
ぐっと回ってまたモンマルトルの丘を登り
サンクレール寺院の前まで来ると
先ほどとは違ったムードです。
階段のところではボールを使い
アクロバットのような芸を披露している人がいて
物売りも出ていました。
もう夕暮れが近くなって
薄暗い中にあちこちに灯りがともります。
オープンカフェも気持ちよさそうですが
でもその夜は「ラパン・アジル」という
丘の反対側にあるシャンソニエがお目当て。
モンマルトルの丘を回っていたのも
開店の時間を待っていたからなのです。
この次の「思い出」の日記では
その「跳ねる兎亭:ラパン・アジル」のことを書いてみようかと思います。
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