システムエンジニアの晴耕雨読

システムエンジニアの晴耕雨読

2007.01.22
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 昨日から、 マーヴィン・ミンスキーさんの「心の社会」 を読んでいます。
 喫茶店を2軒ほどはしごしましたが、なかなか進まず。

 人工知能をどう実現するか・・そのベースとなる「心とは何か」「知能とは何か」・・
ということを一つずつ小さな部品を500ぐらいつなぎ合わせて解き明かそうとされています。

 あと5分の1ぐらいのところまで読み進めましたが、はたしてその結末は??
 人工知能の世界も、進歩すればするほどわからないことが増える問題の典型のようなので
どうなることやら。
 明日か明後日あたりにコメントできれば、と思っています。


 気分転換に、昨夜寝る前に読んだ「天切り松」の第二巻、先にコメントします。
 昨夜は「残侠」の世界を、夢に見ました。
 最近、浅田さんの世界をそのまま夢に見るようになりました。



浅田次郎「残侠―天切り松 闇がたり」第二巻


 副題にもなっている「残侠」「切れ緒の草履」が秀逸。

 清水次郎長一家の子分衆、一の子分はもと尾州家の侍で槍の達人・大政、
 体は五尺にも足らぬが長刀(ながどす)を持たせりゃ鬼より怖い居合斬りの達人・小政、
 おつむは足らぬが喧嘩が滅法強い・森の石松、
 色男なら増川の仙右衛門、
 桶屋の鬼吉、関東の綱五郎、お相撲常(つね)、法印大五郎、追分の三五郎、吉良の仁吉・・

 の小政親分の後日譚。

 真偽は知らぬが、この小政親分から若き松蔵少年が、男の生き様を学ぶ。

 悲しい時は、こう叫べ!

 「俺ァ、男だ」

 「俺ァ、男だ。俺ァ、男だ。」と。



 また、兄貴分の黄不動の栄治からは、こう言われる。

 「さあな。俺も学校なんぞ行っちゃいねえから、よくはわからねえ。
  わかりゃしねえが、体は知っている。
  こうと決めたらとことんやれ。
  星勘定もするな銭勘定もするな。
  盗ッ人にせえ大臣(でえじん)にせえ、それが男の心意気ってもんじゃあねえのかい」

  ・・・「勝ち負けも損得もないのだ。信じた道をまっすぐにつっ走るのが心意気なのだ。
      心意気は男の魂そのものだ。」


 松蔵の育ての親ともいうべき、目細の安吉親分の人柄を語る永井荷風。

 「なるほど。それはいかにも安吉親分らしい。
  あの人は他人に情をかけても、けっして恩は着せない。
  人を好いても、好かれようとはしない。
  義というものを知っている。
  あれは男の中の男だ。」



 寝る前の御伽噺ではないけれど、
 松蔵の語り口・・・六尺四方にしか聞こえない闇語りで朗読するCD
 が発売されたら、
 ぜひ聴いてみたい、と思っています。





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最終更新日  2007.01.22 21:10:27
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