システムエンジニアの晴耕雨読

システムエンジニアの晴耕雨読

2007.01.30
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カテゴリ: カテゴリ未分類


リーナス・トーバルズ&デビッド・ダイヤモンド「それがぼくには楽しかったから」

訳は、風見潤さん。


 リナックスOSの生みの親、リーナス・トーバルズさんの自叙伝。

 フィンランドでの生い立ち・・スウェーデン出身の少数民族だったトーバルズ家や
両親とも共産党員でお金もうけに対して無頓着であったこと等、オタクとしての学生時代の
お話から始まり、リナックスのオープンソース・コミュニティが生まれ、成功するまで。
そして、後半は、フリーソフトやオープンソース、知的財産権に対するリーナスさんの
熱い想いを知ることができます。

 そして、この本で最大にイイタカッタことは、リーナスさんにとって

プログラミングは「楽しい」・・・Just for Fun

 ということでは、と思います。

「プログラミングをやっている者にとって、それはこの世で一番面白いことだ。」

 念願のPCを手に入れて、
 BIOSのプログラムから書き始めたこと。

 OSのコードを書く以前に、
 ソフトウェアなら自分で何でも書けるようになっていたので
 商用のプログラムを買う必要がなかったこと・

「OSはコンピュータの中で起こるすべての基本原理となる。
 だから、OSを作るのは、最高にやり甲斐のあることだ。
 OSを作るというのは、世界を作ることだ・・その世界の中で、
 コンピュータを動かしているすべてのプログラムが生きている。
 ・・・
 OSは一番の根本だ。自分で作り出した国の憲法を作るようなものだ。
 他のプログラムはただの普通法だ。」


 後半の知的財産権に関しては、
 「フリー・ソフトウェアの神様」とリーナスさん自身が認める
リチャード・ストールマンさんが、
Linuxがフリーソフトである「GPL(一般公有使用許諾書・・・旧来的な著作権に反対するもの)
ライセンス」を強要され「GPL/Linux」と名乗るようを求められたことに対して、
敢然と拒否する姿は、最初ちょっと意外・・・もっとも、読み進むと、リーナスさんの考えの方が
なんでも徹底して「フリー」という考えよりも、現実的だとわかりましたが。


 リナックスを手作りで一つ一つ作り上げていく過程の話を読みながら、
なんだかとっても元気をもらいました。


PS

 OSを作る!体験をしてみたければ、
川合秀実さんの「30日でできる! OS自作入門」 で、
 アセンブラとC言語でOSを作りあげることができます。
 分厚い本ですが、せっかくの機会なので、買ってみようかな~と思案中。





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最終更新日  2007.01.30 23:08:59
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