システムエンジニアの晴耕雨読

システムエンジニアの晴耕雨読

2013.10.04
XML
カテゴリ: モノ食う人々


セネカ哲学全集(5)倫理書簡集1

兼利琢也・ 大西英文 編

2005年刊

岩波書店



 ・・ストア派の考え、いいですね~




 セネカより、親愛なるルーキーリウスへの手紙の数々・・


≪自分が一日一日と死につつなることを誰が理解しているか。

 実際、私たちの勘違いは私たちが死を遠くに見ていることにある。

 だが、その大部分はすでに過ぎ去ってしまっており、

 通り過ぎた年月はすべて死の掌中にある。


 だから、わがルーキーリウスよ、

 君がなすべき君が行っていると手紙に記されていること、

 一時間たりとも無駄に費やさぬことだ。

 明日を当てにすることを少なくしようとするためには、

 今日をしっかりと確保しておけばよい。

 先延ばししているあいだに人生は走り過ぎてしまうのだから。


 ルーキーリウスよ、

 あらゆるものは他人だが、時間だけは私たちのものだ。≫




≪日々いくらかでも、貧乏に対抗し、死に対抗し、加えて、

 その他の災厄に対抗する応援部隊を用意しておきたまえ。

 多くのことに思索を走らせてから、一つを取り上げ、

 それをその日に消化すべきものとしたまえ。≫



≪多くの人々は人生にすがりついて離さず、ちょうど濁流にさらわれる

 人が棘ある草も角の立った岩もつかむようだ。

 ほとんどの人は死への恐れと生の苦しみのあいだで不幸な漂白をし、

 生きることも欲しないが、死に方も知らない。

 だから、君の人生を喜ばしいものにするには、人生の不安をすべて捨て去ることだ。

 どんな幸せなことも、それをいま手に入れている人に失ったときの心構えが

 できていなければ、幸せにはしてくれない。

 しかるに、失ってももっとも気が軽くすむのは失って惜しいと感じられないものだ。≫





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2016.11.23 19:21:38
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

カレンダー

コメント新着

聖書預言@ Re:雲南小粒珈琲・シャングリラ古鎮・・雲南旅行その5(03/04) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
モンゴル鎌倉サムライ@ Re:佐藤優「自壊する帝国」(08/09) ルパン三世のマモーの正体。それはプロテ…
toyopika@ Re:足立巻一「虹滅記」(06/18) 足立敬亭先生が逝去したことを知って悲し…
背番号のないエース0829 @ もし高校野球の女子マネージャー 『アルフィー「君が通り過ぎたあとに-Don…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

サイド自由欄

設定されていません。

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: