よんきゅ部屋

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Jan 20, 2005
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カテゴリ: 大学の仕事
今日は1年間の最後の授業、4年生のゼミを行った。毎年、ゼミの最終回は複雑な気持ちになる。頑張って社会に出て行くメンバーを応援するために何を言えばいいのだろうかと考える一方で、自分の話で終わりを宣言してしまうことの寂しさとがないまぜになる。

毎年ゼミを指導しているうちに、メンバーに対して情が移っていくものだが、今年のゼミ生には少し特別な思いがある。初めて「バラバラな個人の集合体」ではなく、「有機的な人々の集まり」として2年間を終えることができたのである。私はゼミという場を単に勉強する場だけではなく、人との関わりを持って自分を磨く場、そしてその中で心地よく過ごせる場にしたいといつも思っている。今の4年生は、それができることを身をもって証明してくれた。しっかりと学習の成果を出し、またみんなで盛り上がることもきっちりできる、まさに「よく学び、よく遊ぶ」を実践したのである。

今日のゼミでは、一人一人に2年間の思い出とみんなに対するメッセージを語ってもらった。それらは決してその場で繕われたものではなく、本音であると思う。中には目を潤ませているメンバーもいた。私も少しジーンときた。それが終わるといよいよ私が話す番だ。ゼミに対する思いや、みんなに対する思いを素直に話した後、「頭でっかちな人になったり、知識をひけらかす人にはならないように。でも、そうだからといって知識を得ないと開き直るのはダメで、自分でいつもしっかりと学ぼう。それを他人に伝えるときにどうするかをよく考えて行動しよう。さりげなく他人の役に立てるように頑張って、他人の気持ちをよくわかる人でいて欲しい。」といったようなことを話した。このことは2年間折に触れて話してきたことなのできっとメンバーはわかってくれていると信じている。そう言えば、ゼミ生相手にずいぶんとこういった説教をしたように思う。「大学生にそこまで?」と言われるような気もするが、私はそれが必要なことだと思う。特に、今の学生を見ていると、われわれの世代から見ると当たり前のように思えることでも、できないことはけっこう多い。人付き合いが苦手であることが特に気になる。働くようになれば、同世代の人だけではなく、20歳代から60歳代までいろいろな年齢層の人が同居することになる。世代ギャップがあるのは当たり前だろう。でも、それを放置していては物事は進まない。まずは相手を理解することが重要だと思う(もちろん、同じことが年配の方にも言えると思う)。どちらの世代が歩み寄るかという問題もあるが、少なくともわれわれは若い学生に対してその歩み寄り方を教えることも必要だと思う。そう思って私はゼミ生にぶつかっていくことにしている。

それに応えてくれたこと、そしてそうしたやりとりを楽しいものにしてくれたことを正直に嬉しいと思う。ゼミ生諸君に感謝したい。あとは、よき社会人になれることを期待して卒業式で送り出すことにしたい。





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Last updated  Jan 21, 2005 12:24:00 AM
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