よんきゅ部屋

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Jan 7, 2007
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カテゴリ: オーケストラ
先日、オケのメンバーと練習場にあったチラシを見ていたら「指揮者コンクール入賞者のコンサート」なるものがあった。それを見て、「指揮者コンクールの順位って、どうやって決めているのかなあ?」という話が出てきた。これは素朴な疑問なのだが答えるのはとても難しい質問である。

指揮者にもいろいろな人がいる。プロオケをひたすら振って海外まで行ってしまう人、国内中心でアマチュアオケを振ったりもする人、オケを指揮する機会もなくていろいろな仕事をしないと生活できない人、本当にさまざまだ。コンクールで上位に入賞しないとなかなかオーケストラからの仕事はもらえないとかいろいろと聞いたりもする。

プレイヤーのコンクールもさすがに上位となると意見が分かれてくることもあったりするようで、順位づけをすることというのはとても難しいことだ。まして、指揮は自分で歌うのでもなければ、楽器を弾くわけでもない。他人を動かす力というとてつもな難しいものを要求されるわけで、そんなのわからないぞという感じだ。

大事なことはやりたい音楽の形を示す力と、状況を瞬時に察知できる耳の良さといったことなどがきっと大事なのだろうと思う。それに、リハーサルを見るということなので、そこでの指示の的確さということも重要であるようだ。しかし、能力があるというだけでは仕事は取れないのも事実で、いわゆる「嫌なやつ」にはやはり仕事は来ない。これは特にオーケストラが人間の集まりであることにも大きく関わるのだろうと思う。

何事でもそうだが、他人に何かをしてもらうと同時に、パフォーマンスに対して自分で責任をかぶるということほど難しいものはない。丸投げするだけなら楽なのだろうが、後半部分こそが実は重要だ。だからといって、自分だけでかぶって片づけてしまおうとするのも指揮者の場合は不可能である。日常の仕事でもこういう問題ってたくさんあるように思う。本当に問われている力は、丸投げをすることでもなければ、自分でかぶって「これだけやったんだから勘弁して」ということでもなく、確実に意思を伝えて仕事をしてもらうことであるように思う。

そのためにはやっぱり他人から信頼されるだけの勉強量と、他人を信頼しつつ重要なところをきっちり押さえておく力との両方が必要だということだろう。それがうまくできる人って、やっぱり魅力的なんだろう。自分がそうなれるかどうかはわからないが、いろいろな素晴らしい指揮者に触れる機会がある自分にとってはとても勉強になる。





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Last updated  Jan 7, 2007 11:40:38 AM
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