座談会 ３
葵「いりゴマか」
コズ「ウチは黒ゴマが好きですよ。白ゴマは・・・ゴマじゃない気がする」
葵「ああ、分かるわ」
累「ゴマじゃない？そんな（笑）」
コズ「厳しさが無いですよね」
一同、笑。
コズ「だってゴマって、こう、刺激だろ？」
累「別に唐辛子とかそんな感じじゃ無いっしょ」
葵「刺激求めてない（笑）」
コズ「だって調味料って刺激じゃないですか？」
会闇「ゴマって薬味とかじゃないですか？」
葵「風味付けだよな」
コズ「でもそれって刺激が足りないから入れるんじゃんですか？」
葵「ああ、そうかな」
コズ「白ゴマは駄目ですよ」
累「白ゴマ否定派？」
コズ「うん。まぁお餅の周りにつけるくらいなら」
葵「アレこそ意味無いと思うよ。あの饅頭の上とかにある意味が分からん」
会闇「でもアンパンの上に乗ってるのって可愛くないですか？」
コズ「ああ、あれはキュートだよね」
葵「・・・意味が分からん。柔らかいがん、パンって。あれを噛んでいって何か硬いのがあったらムカつかん？」
コズ「葵さんさっきから素麺にゴマもそうでしたけど、柔らかいのと硬いのの組み合わせが嫌いなんですか？」
あさはら「別に、グアァーっとすり潰せば・・・（指をパチンと鳴らしながら）」
累「すげぇ！かっこええ！鳴らして鳴らして」
――あさはら、指を鳴らす
コズ「何か魔法かけたみたいな（笑）」
あさはら「小さい頃ゴマだけで食べるのは好きでした。茶碗の中にゴマだけを入れてスプーンですくって食べるんです」
一同、えぇー？とか。
コズ「それは・・・（笑）」
累「きな粉でならやったことあるけどなぁ」
葵「それ、塩でならやったことあるけど」
あさはら「塩!?」
累「身体に悪いですよ」
コズ「どんだけピンチだったんですか生活が（笑）塩しか残ってないみたいな」
葵「やめられんかったんよ。止まらんかった」
柳葉「砂漠で迷ったんですか（笑）」
コズ「あの・・・きな粉に。きな粉かな？何か味のついてない粉あるがん」
累「味のついてない粉？」
コズ「きな粉のもと？それに砂糖を入れて水を混ぜて食べると美味しい。おばあちゃんに教わった」
累「ああ、それって、はったい粉みたいな感じ？え？てかはったい粉？」
コズ「あ、そうそう。はったい粉だ！間違えてきな粉でやったらボロボロになって、食べても不味くて、おかしいなぁって失敗があった」
あさはら「ゴマトークから盛り上がってますね」
累「コズさんの『厳しさが無い』ってのが名言かな」
柳葉「ゴマって・・・あれ何かの実か種なんですか？」
累「え？見たこと無いんですか？」
柳葉「いえ、ありあますけど」
累「いや、もともとを見たことないんですか？
葵「何かに詰まっとん？あれって」
――累、ゴマの絵を描く
累「で、ここにゴマが入ってるから、乾燥させて、ふるって落とす」
コズ「なんか楽しそうじゃなぁ」
あさはら「ゴマって枝豆みたいなのかと思ってた。枝豆みたいなのに、百万粒くらいはいってるのかなって。百万もないかな？百粒くらい入ってて、開いたらじゃららららーって出てくるんかなって」
会闇「かっこいい（笑）」
コズ「・・・で、ゴマって結局、何なん？実？種？」
累「辞書引く？」
コズ「なんでこんなゴマを追求しょうんじゃろう（笑）」
累「やっぱ百科事典の方がいいよな。超長かったらどうしよう」
あさはら「全部読みますか？」
累「アフリカ原産といわれる油料作物で、ゴマ科の一年草。茎は高さ一メートル内外で、断面は四角形で短毛があり、楕円形の葉をつける。花は夏に咲き、白～淡紅色。果実は長さ２０～２５ミリ、短い筒形で縦に四本の溝があり、多数の種子をつけ、熟すと裂開する。種子は白・黒・黄・茶色で、含油率４０～５５％と多量の油を含む。またたんぱく質にも・・・富む！」
コズ「昔はゴマってすごく貴重だったんでしょ？」
柳葉「何か牛一頭と代えられるって話がありますけど」
一同、えぇー？とか。
累「一粒？一粒と牛一頭？」
会闇「コショウも貴重でしたよね。胡椒採るために戦争起こしたとか」
累「香辛料の話はあれだ・・・セポイの蜂起とか？関係ないか」
葵「それインドで反乱起こした話じゃねえん？」
コズ「なんか・・・開けゴマとかも、大切なものじゃけん、そこから。オープンセサミって言うらしい」
累「なるほど」
コズ「大切なものよ開け！みたいな感じで」
累「勉強になりました。ゴマ奥深い」
葵「ゴマで（笑）」
あさはら「いいですね、何か、小さいものでもこんなに奥深い（笑）」
コズ「楽しいな」
柳葉「じゃあ、ゴマって外来語ですか？」
コズ「英語？あ、英語はセサミか」
葵「ゴマって何か中国じゃない？感じあるし」
累「誤魔化すの元（胡麻菓子）もゴマじゃないですか。だから・・・・（辞書を引いて）ああ、中国から渡ってきたって書いてある」
コズ「じゃあ中国語じゃない？」
葵「（累に）その顔やめようや」
累「え？そんな顔してました？」
葵「何か般若みたいだった」
会闇「読者には伝わりませんよ（笑）」
累「般若みたいって（笑）まぁいいけど別になんでも。じゃあ他に何かありませんか？」
コズ「醤油？醤油の原料って大豆？」
葵「セサミストリートってゴマの話なん？」
累「ゴマ通り？」
コズ「大切な・・・道みたいな？（笑）」
葵「セサミストリートってあれ、なんなんじゃろうな。エルモとか」
コズ「エルモって何なんでしょうね」
あさはら「なんか・・・あの中に一人だけエイズ感染者がいるとか」
一同、えー!?とか、衝撃。
累「じゃあアレ？ゴミ箱にいるやつ（オスカーのこと）」
あさはら「いや、オレンジ色の女の子ですよ（ゾーイのこと）その子がエイズ感染者って。何かどこかの国が、すごいエイズはやっててそれで、怖さとかを説明するためにエイズ感染者を出しているって」
コズ「えぇー!?そうなん!?」
葵「かわいそー」
累「え？何？そんなリアルな展開になるん？」
あさはら「いや、最近のニュースでしてたので、そんなに古くないと思います」
累「セサミストリート・・・怖ぇな」
葵「怖いな」
コズ「クッッキーモンスターやばいよな！怖いし、アレは！」
一同、笑。
あさはら「あれって勿体ないですよね。何でしょう・・・あれで何を伝えたいんでしょう」
累「・・・ああいう恐怖？」
コズ「どういう恐怖？（笑）」
柳葉「クッキーモンスターって虫歯関係で一回野菜食ったことあるらしいですよ」
葵「あ、何か見たことあるで」
累「結構、教育的な番組なんだね」
葵「え、ビッグバードは？」
累「アイツなんかもう絶滅した感じじゃないですか？似てないですか？絶滅した・・・」
柳葉「モアに。モアって鳥がいたんですよ。ダチョウのでかいバージョンみたいな」
葵「あー、知っとる知っとる」
コズ「ああ、じゃけんそれをイメージに。絶滅動物・・・激怒？」
一同、怖いなぁとか。
コズ「でもこうなったらエルモって何なんじゃろうな？」
あさはら「うんうん」
葵「他になんかおらんかったっけ？」
コズ「他になにかおったっけ？」
累「細長い顔のヤツとか」
あさはら「レンコン・・・じゃなくて、トウモロコシみたいなヤツ」
コズ「ああ、わかるわかる。あんま可愛くないヤツな（笑）」
累「あと垂れ目のヤツとか・・・あ、今ハチポチステーションが出てきた（笑）」
コズ「あれ何で無くなったんだろうな。ウチ好きだったのに」
葵「無くなったん？」
コズ「そうなんですよ。深夜にしてたんですよ前までは」
葵「今似たようなのしょうらん？」
コズ「いや、でもハチポチの方が良いです。グッチが」
柳葉「エチケットじいさんが何の前触れもなく登場して」
――柳葉、共感を得る。
累「トランクしか覚えてない」
コズ「ああ、犬？」
累「うん。犬可愛かった」
コズ「あのなんか・・・ブンブンブン蜂が飛ぶの歌の間に『る』を入れて歌うやつあるがん？あれを歌ってたらいつの間にかハチポチステーションの歌になってた」
一同、えー!?とか、わかんねぇ！とか
コズ「いっつも歌ってたらハチポチになってて、歌ってから『あれ？』って気付いてた。どうやってなったのか忘れたけど・・・」
――コズ、歌いだす。
コズ「・・・ブルンブルンブルン、ハッチポッチステーション！」
一同、笑。
葵「無理矢理だろ（笑）」
コズ「これはカットで（笑）」
～色色あって～
会闇「やっぱ米は偉大だよ。米はすべての根源ですから。米、あってこその日本人ですよ」
あさはら「なにかとウチは米にかけて食べたりするよ」
葵「みそ汁は？」
あさはら「あ～みそ汁かける人いるいる」
葵「今日おばあちゃんにむっちゃ怒られたわ。みそ汁かけたら」
累「かけたら？何で？」
葵「それは犬が食うもんじゃぁって」
コズ「でもあれ・・・ご飯にみそ汁かける人と、みそ汁にご飯を入れる人いるじゃないですか。あれで小学校のころすっごい討論になって」
一同、笑。
コズ「ホント、クラスが二分して」
葵「争点はなんだったん？」
コズ「まず、ウチと友達がみそ汁ご飯がおいしいって話をしてて『みそ汁をご飯にかける時がいいよね～』って言ったら『はぁ!?みそ汁にご飯じゃし！』って言われて、クラスの人に聞いたら結構半々で・・・でも、その。みそ汁にご飯入れるっておかしくないですか？だってクッキーを作るときも、小麦粉に牛乳を入れるじゃないですか」
葵「ああー・・・」
コズ「ですよね？だから、作るときは、塊に液体を入れるのが正しい、と」
一同、ああ、とか、ははぁ、とか。
柳葉「確かに・・・ご飯をみそ汁に入れるとなるとこぼれそうな気がしますね」
葵「ああ、あふれる」
柳葉「あとご飯って固形じゃないですか。ほぐしにくいというか」
葵「でも俺ご飯にみそ汁じゃなくてみそ汁にご飯入れるよ。けど、みそ汁のほうが明らかに減って、ご飯の方がええ状態になってたら・・・まぁ、みそ汁にかけるけど・・・まぁ、その場その場で（笑」
コズ「そうなんですか」
葵「そっちのほうが食いやすい」
コズ「ああ、それはありますね。器大きいし、深いし」
～ナタデココの発音の話をする～
葵「ナテデココオンリーで食べたら不味いよな」
コズ「でも、ゆで卵食べるときも塩をかけるじゃないですか。塩かけてこそゆで卵」
葵「俺、基本ゆで卵食わんけんな」
累「黄身が嫌いだからですか？」
葵「黄身が嫌いだから」
累「何で嫌いなんですか？」
葵「パサパサしとる」
会闇「なるほど」
あさはら「卵ご飯とか食べません？」
葵「あれは食う。半熟だったらギリギリ。」
コズ「じゃぁ完全なるゆで卵は駄目？」
累「完全なるとか（笑）かっこええ！」
葵「温泉卵も駄目とかそんな感じじゃけん」
コズ「えーっ温泉卵も駄目なんですか？」
葵「丸いがん」
一同、えー!?とか
葵「怖いもん」
あさはら「この年で怖いとかだったら食わず嫌いですよね」
累「固まってなくても丸くないですか？別に生まれませんよ、あれ」
葵「口に入れた瞬間に不味いんじゃないかっていう恐怖心が。あ、でも最近半熟のオムライスが食えるようになった」
累「あ、成長した」
コズ「ウチは逆に嫌いな食べ物がないから、偏食家に憧れる」
累「えーっ」
コズ「なんか、これが嫌いって言ってたら、へぇ～って思う」
累「私、魚嫌いじゃで」
コズ「そうなん？」
累「肉も好きじゃないで（笑）」
葵「じゃあ何食うん？」
累「・・・ご飯」
一同、笑
会闇「ご飯ー（←うれしそう）」
コズ「ここに理解者がおるで（笑）」
累「だから寿司屋行っても食べれませんね。ひらすら納豆巻きとか」
葵「俺も生魚食えんで」
コズ「ウチひたすらネギトロ食べてる」
あさはら「寿司屋は行かないですね。家で握ってます」
一同、「すげぇ」「カッコエエ」とか。
あさはら「いとこの人がネタを買ってきてくれて、こないだも握りましたよ」
葵「すげぇ、ええなぁ」
あさはら「かなりでかいんですけどね（笑）」
コズ「すごいなぁ、面白そう」
あさはら「ああ、でも、まぁ・・・でも」
葵「美味しゅうないん？」
あさはら「美味しいですよ。わさびが入ってないのが嫌だったなぁ」
累「わさび・・・どうしても魚食わにゃいけんときは、わさびむっちゃ付ける」
コズ「ええ!?」
葵「罰ゲーム？」
一同、笑。
累「わさびの味でなんとかする。生臭くなくなるじゃないですか。その代わり息荒いけど」
コズ「この前、わさび味の柿ピーがあって、それを食べたら美味しかった」
累「へぇ」
葵「泣きそうにならん？わさび食べたら」
コズ「え？」
葵「何で俺こんなん食よんじゃろ・・・って」
コズ「そんな嫌いなんですか」
葵「何か間違って食ってしまったら、後悔の念が強くなりすぎて」
コズ「全然そんな、美味しいですよ」
――会闇、退場――
コズ「そろそろお開き？」
あさはら「終わりですか」
累「終わりますー？」
コズ「シメがないけど」
葵「シメにゃ（コズに）」
コズ「あ、ウチ？じゃあ、終わりま～す」
一同、いえーいとか。拍手ぱちぱちぱち。
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