三日月の夜


僕にとって大事に想う物を考えながら
君しか出てこなかったんだよ
僕と過ごさない1日君はどう過ごしてるの
雨の日はバスに揺られながらため息をついてるの
街の風に吹かれて
背中にしがみついた君はもう泣かないなんて言って
壊れたオルゴールみたい君の影だけが踊り続ける

(*)こんな夜は三日月が落ちてきて僕の胸に刺さるよ
君に逢いたくて君に逢いたくて君を抱きしめたくて
この唄声は空にさえも届かない
そこら中に星が落っこちて来て大事な物壊してく
君に逢いたくて君に逢いたくて君に逢いたくて
気まぐれな猫は今夜も消火栓のうえに座って朝を待ってる

迷子の子猫みたいに寂しそうな瞳をしてるの
誰かの言葉に傷ついて一人ぼっちまってるの
誰も分かってないよね
茶色い髪もピアスも指輪もネックレスも新しい洋服も
何一つ君をhappyな気持ちにさせやしないから
僕が守ってあげるよ
眠たい目こすりながらもう帰らなきゃって言って

壊れたオルゴールみたい君の影だけが踊り続ける
to(*)

暇を持て余して一日中寝そべってたよ
僕にとって大事に想う物を考えながら
君しか出てこなかったんだよ


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