セイスのひとりごと

セイスのひとりごと

2009.01.29
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カテゴリ: 子育て
前にも書きましたが、私が入院した日にちび六がインフルエンザと診断され、リレンザを処方されました。
リレンザのおかげで翌日にはちび六の熱も下がり、この日の朝、義母が東京から駆けつけてくれて
やっと夫が私の入院している病院に来ることができた、という話は前にも書いたとおりです。
ちび六は熱がある間はほとんど眠っていたようで、私がいない影響はあまりなかったようです。
熱が下がってからは比較的元気で、東京のおばあちゃんと楽しく遊んでいたようです。
ただ、夫の話によると、いつもよりかなりハイテンションだったとか。
異常な感じはしなかったけれど、普段では見られないくらいのハイテンションだったようです。
これがインフルエンザによる異常行動なのか、リレンザの副作用なのか、
(リレンザで異常行動は報告されてなかったように思いますが)
それとも単にママがいなくておばあちゃんが来ていることによるものなのか。
あまりに特殊な状況だったので何とも言えないところですが。
この日から、ベランダ側の窓のほうへ行って山を指差して
「さつきちゃんたちのおうち、いく」と言うのがはじまったそうです。
さつきちゃんというのは「となりのトトロ」のサツキちゃん。
ちび六はトトロが大好きで、DVDを何度も見ており、セリフもよく覚えています。
ひとりで何役もやりながらトトロごっこをするのがとても好き。
これまで、「さつきちゃんたちのおうち、いく」というときは
サツキたちが田舎の家に引っ越す、映画の最初のシーンからやる、ということを意味していました。
しかし、この山を指差して「さつきちゃんたちのおうち、いく」というのはそのトトロごっことも違うようで
夫からこの話を聞いた時、なんだろうね?と二人で言っていました。
このときはまだ、ちび六のこの発言が大きな意味を持っていることを知りませんでした…

熱が下がっても2日間は外出を控えなければならないので、ちび六はすぐにお見舞いには来られませんでした。
入院3日目の夜、それまで機嫌のよかったちび六だったのですが
寝かしつけの時には大泣き。
おばあちゃんが寝かしつけようとすると
「ママがきゅうきゅうしゃでいっちゃった」と泣き叫び始めたそうです。
確かに、私が入院した病院に搬送されたのは救急車でしたが
最初の病院にはタクシーで行っているし、ちび六の前で救急車の話は誰もしていなかったのですが…
結局パパがぎゅっと抱きしめて「もう大丈夫だから」といってからようやく眠ったそうです。

その翌日。
ちび六は鼻風邪の症状があって、あまり体調がよくなく
本人が眠いというので、かなり眠っていたようです。
この日にちび六もお見舞いに来る予定でしたが、結局来られませんでした。
この日には私も談話スペースに電話をかけにいけるようになったのですが
電話してもちび六は泣きそうな顔をしてすぐパパに受話器を渡してしまい
ほとんど話すことはできませんでした。
「さつきちゃんたちのおうち、いく」と何度も言っていたそうです。

5日目。
ちび六は朝から「さつきちゃんたちのおうち、いく」といって泣きモード。
泣いて眠ってまた泣いて・・・で、午前中はお見舞いに来られませんでした。
昼食も食べたものの、また泣いて今度は吐いてしまい、そのあと眠ってしまいました。
もうここまできたらストレスなのは間違いなく、私の顔を見るまで落ち着かないと判断。
次に起きたときに、まだ多少具合が悪そうでも連れてきてもらうことにしました。
病院に来たちび六は顔がこわばり、まるで別人のようでした。
それでも私が抱きしめると、だいぶ安心したような顔をしていました。
ちび六がすぐに「おうち、かえる」というのでものの2,3分もいませんでしたが
それですっかり落ち着いたようで、その後は泣くことはなかったそうです。

その日の夜、夫からメールが届きました。
「ちび六はママが遠くに入院してると思いこんで
自分もサツキちゃんたちみたいに引っ越さないとママに会えないと思ったんじゃないか」
あ、そっか…
夫に言われて、なんで「さつきちゃんたちのおうち、いく」と泣いてたのか、納得がいきました。
「となりのトトロ」では、サツキたちのお母さんは田舎の病院(療養所?)に入院していて(おそらく肺結核)
退院したらお母さんが空気のきれいなところで過ごせるように田舎に引っ越す、という設定になっています。
ちび六には入院の経験もお見舞いの経験もありません。(出生直後を除く)
ちび六が知っている入院はトトロに出てくるものだけだったのです。
ちなみに、映画では引越しのシーンの次はお母さんのお見舞いに行くシーンになっています。
だから、ママが入院→自分も引っ越さなければママに会えない→山を指さして「さつきちゃんたちのおうち、いく」となったのでしょう。
それが、田舎に引っ越さなくてもタクシーで行けるところにママがいるのがわかって、やっと安心したようです。
夫もちび六にいろいろと説明しようとしたのですが
何か怖いことを聞かされると思ったのか、ちび六がほとんどパニックになり全く通じなかったそうです。
なかなかわかってやれずに可哀そうなことをしました。
直接「ママに会いたい」と言ってくれればすぐにわかったのですが。
このあたりの難しさは発達障害ゆえのものなのでしょうか…
ちび六がインフルエンザでなければすぐにお見舞いに来られてこんなことにならなかったのでしょう。
やっぱり早く医者に行くべきだったと改めて思いました。
(つづく)







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最終更新日  2009.01.29 15:05:44
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Re:入院顛末記 4.ちび六の反応 その1(01/29)  
chem0707  さん
大変でしたね。
ちび六君かわいそうでしたね。

私が入院する予定の病院は自宅からバスで45分ほど。
タクシーを飛ばすと目の飛び出るようなお金がかかります。
夫が息子をつれて毎日お見舞いに来るのは不可能だと思いますが、それでも、どこに入院しているかが実感としてわかるだけでも、安心できるものなのかもしれませんね。

とても参考になるお話でした。

息子の入院のイメージも「トトロ」かもしれません。
(2009.01.29 16:07:49)

Re[1]:入院顛末記 4.ちび六の反応 その1(01/29)  
seisoptimista  さん
chem0707さん
ちび六には本当にかわいそうなことをしました。
もっと早くわかってやれれば、対処の仕方もあったと思うのですが…
こちらの言うこともよく理解できるようになってるし
いろいろなことを話せるようにもなってきましたが
不安が強いときはやはり何を言ってもダメなようで…
なかなか難しいです。

chemさんの病院はバスで45分ですか…
それはちょっと遠いですよね。
それでも、どこにいるかわからないより
ちょっと遠くても行こうと思えば行けるところにいることがわかっているだけでも
かなり違うと思います。
息子さんにとっては大変な経験になるかと思いますが
退院した時には一回りたくましくなっていると思います^^
きっと大丈夫ですよ。
(2009.01.29 18:50:43)

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