以前スペイン語の先生に勧められた、
フォークランド紛争を題材にしたアルゼンチン映画「ステイト・オブ・ウォー」を見ました。
(原題Iluminados por el fuego)
あらすじはこんな感じ。
マルビナス戦争(フォークランド紛争)の帰還兵の自殺者は290人を超えた。これはマルビナス諸島での戦死者に匹敵する数である。18歳の時に戦地に赴いたエステバンは、同じく帰還兵で戦友のバルバスの自殺未遂を目の当たりにし、彼自身のマルビナス島での記憶が鮮明に蘇る。 マルビナス戦争の只中、彼はマルビナス島に居たのである。彼のあの戦争は、まだ終わっていなかった。
映画としては、正直なところ、すごくいいとは思いませんでしたが
(画面が暗くて名前を呼ばれるまで誰が誰やらわからないという難点が)
当時の記録映像などリアルタイムで知らないので
(もちろん生まれていましたが、さすがにその頃では覚えてないし
日本での報道の量もわからないし…)
そのあたりもとても興味深く見ました。
フォークランド紛争は1982年にアルゼンチンとイギリスの間で戦われましたが
視察(?)に訪れた当時のサッチャー英首相が
対空砲(?)を”撃たせてもらい”、その音にびっくりする、という
今から考えると驚きの映像がありました。
(さすがに今の西側諸国の指導者で、試しにとはいえ
自分で兵器の引き金を引く人はいないですよね)
この映画では特に 主題歌 が感動的です。
リンク先はYouTubeですが、映画のシーンを織り交ぜたミュージックビデオなので
だいたいどんな感じの映画なのかわかります![]()
歌詞は こちら 。
すみません、訳しませんが![]()
反戦歌は反戦歌なのですが、この戦争のことだけではなく
その前に行われた軍事政権による国民への弾圧
(約3万人が行方不明になったそうです…)
を踏まえていると思われます。
映画自体もそう。
アルゼンチン映画なので当然そのあたりの事情は自明のこととして描かれているので
背景を知らない日本人が見てもそこまでわからないかもしれませんが…
1982年。皆さんはおいくつでしたでしょうか?
徴兵されるような年齢の方もいらっしゃるかもしれません。
もしアルゼンチンに生まれていたら
自分の親兄弟や親族が拷問されたり行方不明になったりしていたかも。
この主人公のように、まだ「戦争」が終わらない人が
そして今戦争の只中にいる人が
世界には大勢いることに胸の潰れる思いがします。
スペイン国王来日-報道を見て思うこと 2008.11.11 コメント(2)
さてさてどうしたものか 2008.10.31 コメント(4)
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