全49件 (49件中 1-49件目)
1
【ワシントン=西崎香、ニューヨーク=丸石伸一】米議会下院は29日、金融危機対策でブッシュ政権が創設を求めていた不良資産の買い取り制度の法案を否決した。公的資金を最大7千億ドル(約75兆円)投入することへの反対が予想以上に強く、賛成205に対し、反対228で否決された。これを受けて同日のニューヨーク株式市場は暴落し、大企業で構成するダウ工業株平均の終値(速報値)は前週末比777ドル安と、過去最大の下げ幅を記録した。 下院指導部は法案を見直して30日以降の再審議に持ち込む考えだが、国民負担増への反発が強く、見通しは極めて不透明になっている。 下院での法案採決に先立ち、ブッシュ大統領は、「この救助計画がなければ、米経済への損害は悲惨なことになりかねない」と異例の早朝声明を発表。議会の協力を強く促していた。 29日のダウ工業株平均の終値(速報値)は前週末比777.68ドル安の1万0365.45ドル。終値での下げ幅は、これまで最大だった01年9月の米同時多発テロ直後の取引の下げ幅684.81ドルを大きく上回る大暴落となった。 ブッシュ政権が求めていた不良資産の買い取り制度の創設が頓挫すれば、米金融機関の業績悪化に歯止めがかけられず、金融危機が一層深まるという不安が強まった。 一方、ニューヨーク外国為替市場ではドル相場も対円で急落。一時は前週末午後5時時点と比べ2円近く円高ドル安の1ドル=104円台前半までドルが売られた。(アサヒ・コムより)【上記の感想】アメリカの議会のことはよくわからず。上記によると、下院で否決されても、再審議に持ち込む道もあるようだ。が、成立するか否かは微妙なのでしょうか?関連日記は、こちら。
2008/09/30
コメント(2)
ヨハネス・ブラームス(1833年5月7日 - 1897年4月3日)は、19世紀ドイツの作曲家、ピアニスト、指揮者。大バッハ、ベートーヴェンと並びドイツ音楽に於ける「三大B」と称される一人である。ハンブルクに生まれ、ウィーンに没した。作風は概ねロマン派音楽の範疇にあるが、古典主義的な形式美を尊重する傾向も強い。(ウィキペディアより)【上記の感想】ブラームスの3番シンフォニーより、第1楽章を聴いた。過去に聴いたという記憶がなく、初めてかも。手元の事典によると、「ブラームスの4つの交響曲に中では、もっとも男性的で、英雄的ともいえるが、表現はあくまで内省的である」とのこと。ブラームス、50歳の時の作品である。
2008/09/29
コメント(0)
普段ウインドウズを立ち上げて必ず使っているソフトでない限り、スタートアップメニューから外した方がウィンドウズの立ち上がりが早くなります。逆にWindowsを立ち上げたら必ず初めにインターネットエクスプローラーを開く、というような人は、インターネットエクスプローラーのショートカットをここに入れておくと、Windowsの起動と同時に自動的にインターネットエクスプローラーも立ち上がるようになります。自動スタートアップソフトの削除の方法は、スタートボタン→プログラム→スタートアップの中にあるショートカットを削除するだけです。削除前に何のプログラムなのか確認してから削除して下さい。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】現在は快適だが、試しにやってみた。実際にスタートアップメニューに入っていたのは、オフィスのみ。ほとんど効果はなさそう。
2008/09/29
コメント(2)
読後感を書いておきます。この本は1999年に発行されましたので、著者が70歳を越えてから書かれたものと思います。著者の作品を私は最近続けて読んでいますが、直近の関連日記はこちらです。最近続けて読んでいる理由は、今後のどうやって生きていくかを考えるうえで、大変参考になると思うからです。以下に、【この本からの引用】と【上記の感想】を書きます。【この本からの引用】数年前わたしはこの寺の墓地に墓を作ったので、ついでにその話もしておく。【上記の感想】著者は自分の墓のことを、何度も書かれていますね。(関連日記は、こちら)一言で言えば、歳は争えないということでしょうか。そんなことは誰でも中年以上になれば自覚することで、どうしようもないので、微笑ましくなります。さて、今回は著者の墓があるという、信州須坂の浄運寺のウエブサイトを訪問してみました。「墓など作る気もなかった」著者が、一目惚れしてここに墓を作ろうと思った場所とのことなので。ウエブサイトを見ると、「霊園分譲中」とのことです。興味をお持ちになられた方は、墓を作ることをお勧めします。と、なぜここまで宣伝するのかというと、ウエブサイトに著者の墓の画像が載っており、無断でお借りするためです。(m(__)m)見晴らしが素晴らしそうです。【この本からの引用】わたしがついに探しあてた理想の仕事椅子はスイスのジロフレックス社のものだった。【上記の感想】ちょうど椅子を買いたいと思っていたので、思わず引用。27ページに著者が愛用していた同社の椅子の画像がありますが、それを見ると、この椅子は、同社の82か83のようです。重厚感と柔軟性をあわせ持つような感じの椅子です。
2008/09/29
コメント(2)
ベートーヴェンの交響曲第6番ヘ長調作品68『田園』は、1807年から1808年にかけて作曲されたベートーヴェンの6番目の交響曲で、代表作の一つである。ベートーヴェンの9つの交響曲の中においては、唯一の5楽章で構成されている交響曲であること、各楽章に標題がつけられた標題音楽であること、の2点において非常に独特な作品である。(ウィキペディアより)【上記の感想】『田園』を聴いた。言わずと知れた名曲である。上記では、「標題音楽」という用語を知った。ちなみに、第1楽章の標題は、「田舎に着いた時の晴れ晴れとした気分の目覚め」勝手にイメージすると、旅行に行き、目的地である温泉宿に着いた時の気分という感じか。自分の狭い人生経験から想像すると、イメージが貧困である。
2008/09/28
コメント(0)
ダニエル・バレンボイム(1942年11月15日 ブエノスアイレス - )はアルゼンチン出身のユダヤ人ピアニスト・指揮者。現在の国籍はイスラエル。(ウィキペディアより)【上記の感想】ピアコン第16番関連の過去日記は、こちら。今回は、バレンボイム(指揮、ピアノ)である。バレンボイムについて、少々調べておいた。
2008/09/28
コメント(0)
第15番(K450)と第16番(K454)は、双児の2曲と言われ、シンホニー的で色彩豊かな管弦楽法が特徴の作品である。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】ピアコン第15番を聴いた。14、15、16番と、立て続けに作曲されたが、現在は、この中では15番の演奏機会が少ないような。
2008/09/28
コメント(0)
1784年、ウィーンに滞在してから3年目になるモーツァルトは、6曲のピアノ協奏曲を作曲した。そしてそれらは1784年から1785年にかけて、確認されないものもあるが、間違いなく全て彼によって演奏されていることがわかっており、番号では第14、15、16、17、18、19番までの名作が作曲された。(ウィキペディアより)【上記の感想】ピアコン14番を聴いた。勢いのある時分の曲である。
2008/09/28
コメント(0)
読後感を書いておきます。この本は、平成10年12月に発行されました。したがって、著者が70歳を越えてから書かれた作品と思われます。著者の作品の読後感を書いた直近の私の日記は、こちらです。以下に、【この本からの引用】と【上記の感想】を書きます。【この本からの引用】日本でもつい五十年ぐらい前までは、家を作るといえば、最低でも百年三代は保つものを建てると考えるのがふつうだった。が、1970年ごろから家もまた大型耐久消費財と見做されるようになった。つまり商品になった。何とかハウスとか何とかホームという、名のある企業が住宅産業を始め、怒涛の勢いでプレハブ住宅作りが主流になっていった。注文主も大工の建てる家よりそういう既製品を好むようになった。【上記の感想】著者のお父様は、たしか大工だったと記憶しています。そのせいか、建築物に対する見方は、それなりに厳しいものがあります。一言で言えば、30年しか持たないような家を批判しています。が、最近になり?、日本政府が音頭をとっている100年住宅、200年住宅を作ることを目指しているようです。日本は湿気が多い気候であることや、少子化問題など、障害が多く、果して思惑どおりにいくかどうか微妙だと思われます。と言っても、住宅に関しては知らないことばかりの私の想像ですが。【この本からの引用】そこへ先年、松本健一『幕末の三舟』(講談社選書メチエ)という本が出たので、わたしは早速とびついて読み、この三舟の生き方について、またとくに泥舟について新しい事実を知ることができたのであった。【上記の感想】私も『幕末の三舟』を読み、こちらに読後感を書きました。そこでは、「高橋泥舟は私にとって馴染みがない人物でした。今回この本を読むことで、はじめて知ることになりました。」と書きました。実際、私が高橋泥舟のことを知ったのは、ほんの3年前のことです。三舟(勝海舟・山岡鉄舟・高橋泥舟)生き方はそれぞれですが、著者は泥舟を「無私」というタイトルで一つの話にまとめています。江戸から明治になる転換期に幕府方の人物として存在感のあった泥舟ですが、新政府に仕官することなく、隠退したという点で評価されているようです。私も、その点には賛成したいと思います。
2008/09/28
コメント(2)
今週の征野ファンドの運用状況です。昨年末比は、征野ファンドは-23.0%。ベンチマークのトピックスは-22.2%。先週と同様、トピックスを下回る運用が続いています。今週は売買なし。特記事項というほどではありませんが、商品の下落が止まってきたようなのが、パフォーマンス上では救いというところでしょうか。部門別の昨年末比は、次のとおり。為替と商品は、証拠金ベースで計算しています。■日本株・・・・-18.6%■為 替・・・・・-18.5%■商 品・・・・・-33.8%■中国株・・・・-42.5%
2008/09/27
コメント(3)
FX取引を行う際に必ずついてくる「スワップポイント」。その定義を述べるとすると「当該通貨ペアの2通貨間の金利差を、為替レートのポイントに引きなおした数値」といえます。これは双方の通貨の期間に応じた金利差から計算されます。 FXにおいては、一度約定した取引はその日のうちに決済しない限り、毎日ロールオーバーを繰り返してゆきます。その際に発生するスワップポイントの数値は、インターバンク市場における超短期(1日~2日間)の金利から算出されるもので、いわゆる政策金利や、3カ月、あるいは1年物の金利から導き出されるものではありません(もちろん政策金利が市場金利を支配はしていますが) 。従って、スワップポイントとは本来、ほぼ毎日の短期金利市場の動向によって上下動を繰り返してゆくものなのです。 またFXは相対取引であるため、FX取引業者によってスワップポイントの違いがあるのは当然で、そこには各社の市場における競争力(≒カバー先の競争力)、会社の方針などが反映されるため、同じ通貨ペアであっても会社によって様々なポイントが提示され、加算されるのが普通です(複数のFX業者で取引されている読者の方なら、経験あることでしょう)。 実際のインターバンク市場においては、短期金利市場とは別に銀行間で様々な期間(1日から1週間、1カ月、3カ月、1年まで)のスワップだけを取引する市場が別にあり、そこでは日々、巨大な金額の取引がなされています。そして、その市場での動向がFX取引のスワップポイントに反映されてゆきます。 為替取引市場と同様に、スワップ市場、金利市場においても流動性が最も大切な要因で、ドル、円、ユーロなどは潤沢な流動性が確保されているので、スワップポイントも継続的に狭いスプレッドで提供されています。一方、いわゆるOECD諸国ではない通貨になると、レートもワイドになるのは致し方の無いことと言わざるを得ません。 さて、9月末に多くのFX投資家が取引している通貨ペアであるドル/円、英ポンド/円、豪ドル/円などのスワップポイントが急落した場面が見られました。それまで、ドル/円で1万ドル当たり1日130円以上ついていたのが、9月28日に120円台に、また英ポンド円でも1万ポンド当たり1日310円以上ついていたのが、同じく9月28日に280円台に縮小し、円を売り持ちし、金利の高い通貨を買い持ちにして、日々スワップを受け取っていた投資家をヒヤッとさせた場面がみられました。これは、まさしく「短期金利の変動」によるスワップポイントの急変だったのです。 9月末は日本では四半期末に当たり、多くの金融機関が円資金の調達に動くため、超短期(この場合は9月28日~10月1日の3日間)の円金利が通常よりも0.25%あまり高く推移しました。その半面、ドルや英ポンドなどの外貨の調達金利はさほど上昇しなかったため、結果的にこの3日間のスワップポイントが縮小したのでした。 また8月のサブプライムローン問題発覚以降、特に英国、ユーロ圏、あるいは米国においても金融当局による市場不安の払拭を目的に巨額の資金供給が何度か行われました。そのため8月から9月にかけて、これらの外貨の短期金利動向が数日の間に1~2%もの範囲で上下し、スワップポイントが大きく変動する局面が何度か見られました。 金利が動けばスワップポイントが変動するというのは分かりやすと思いますが、もう一点スワップポイントの変動の大きな要因に為替相場自体の変動があります。 多くのFX投資家が取引をしているNZD(ニュージーランドドル)の、ここ数カ月のスワップポイントの変動は金利の動きとは一切関係がありませんでした。 皆さんもご存知のように、NZD/円は買いのスワップポイントが高いため人気がある通貨ペアです。今年の7月26日に政策金利がそれまでの8.0%から0.25%引き上げられ8.25%になりましたが、皮肉なことに7月24日に高値97円75銭を付けて以後下落を続け、8月17日の急落の際には74円20銭の安値を付けることとなりました。 この間の下落幅は23円55銭。下落率にして約24%ものダウンです。このように為替レートの変動が大きい通貨ペアですと、たとえ金利差が変わらなくてもスワップポイントも同様に下落を続けます。事実NZD/円のスワップポイントは7月後半には1万NZD当たり1日197円台であったものが8月の半ばには160円台に、9月の末には150円ほどにまで縮小しています。この間NZDの金利水準はほとんど変わっていません。にもかかわらず、スワップポイントは減少を続けています。始めにも述べたようにスワップポイントとは金利差を為替レートに引きなおしたものですから、レート変動の割合が高い通貨ペアになるほど、スワップポイントに影響する割合が高くなってゆきます。その意味で、英ポンド/円よりも豪ドル/円やNZD/円などの通貨ペアのほうが、スワップポイントに対する影響力は大きくなります。 極端なことを言えば、たとえ外貨の金利が上昇して円との金利差が広がっても、為替レートが円高方向に進めば、スワップポイントが縮小する可能性もあるわけです。金利が上がればその通貨が必ず上昇するとは限りません。金利上昇の打ち止め感が出てくれば、たとえ金利が上がったとしても、その通貨が売られる場面は往々にして見られるものです。 スワップ狙いでFX取引をする投資家が長期的に買いポジションを保持する場合、金利の変動について注意を払う以上に、相場自体の動向にも注意を払ってゆく必要があります。 分かっているようで分かっていないスワップポイントの性質について、最近の市場の動きから垣間見えた動向を2点ほどご紹介いたしました。(日経マネー誌のウエブサイトより)【上記の感想】およそ1年前の記事である。最近の豪ドル/円のスワップポイントがマイナスになったりと、良くわからぬ動きがあったため、勉強しておいた。簡単に考えすぎていたようだ。
2008/09/27
コメント(2)
【ワシントン=米山雄介】国際通貨基金(IMF)のストロスカーン専務理事は24日、サブプライム問題をきっかけに広がった金融不安に関連し、世界の金融機関が被った損失の総額が1兆3000億ドル(約138兆円)にのぼるとの見通しを明らかにした。ワシントンでの講演で語った。 サブプライム関連の損失額については、IMFのリプスキー筆頭副専務理事が9月上旬「世界の金融システム全体で1兆1000億ドル(約117兆円)に達する」との見通しを示したが、それをさらに上回る試算。米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻などで金融市場の混乱が一段と深刻化したことを受け、損失額の見通しも拡大したとみられる。 IMFは10月にワシントンで開く年次総会に向け、世界の金融システムの安定性に関する定期報告の改定を進めている。(日経新聞)【上記の感想】IMFの推計はシビアなのか、それとも多機関の推計が甘いのか。それはよくわからないが、損失の推計が多機関よりも多めである。と言っても、IMFの推計も半年前に比較すると、大幅に損失額が増えている。4月9日の日記によると、当時の損失推計は97兆円、そして今回は138兆円。サブプライムの嵐は、まだ続きそう。
2008/09/26
コメント(2)
麻生太郎首相は24日夜、首相官邸で閣僚名簿を発表すると同時に就任後初の記者会見に臨んだ。2011年度に国と地方の基礎的財政収支を黒字化する政府目標について「前提条件が大幅に狂ってきていることを無視できない」と述べ、必要に応じて見直す考えを明確にした。ただ「今すぐ(修正を)閣議決定するつもりはない」とも述べ、現時点での修正は否定した。 首相は同日の会見で基礎的収支の黒字化目標について「持つことは間違っていない」としながらも、「(目標を設定した)あのころは金融問題もなかったし、原油の高騰という話もなかった」と指摘した。当面は景気対策を最優先すると強調し、臨時国会でも今年度補正予算の早期成立を目指す姿勢も示した。 (日経新聞)【上記の感想】首相候補者の討論会?で述べたように、国と地方の基礎的財政収支の黒字化目標は先送りになるようだ。当面は、減税と景気対策を重視する方向に変わりはなさそう。関連日記は、こちら。
2008/09/25
コメント(2)
シューマンの音楽というのはどこか内へ内へと沈み込んでいくような雰囲気があるのですが、4曲ある交響曲の中でもその様な雰囲気がもっとも色濃く表面にでているのがこの第4番の交響曲です。そして、こういう作品をフルトヴェングラーのような演奏で聞くと、「そうか、これはリストではなくてマーラーにつながっていくんだ」と気づかされたりする作品です。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】シューマンというと、交響曲第4番を聴くことが多い。今回聴いたのは、フルトヴェングラー指揮のベルリン・フィル(1953年)。この曲を聴いたら、なぜか、胃の不快感がとれ、調子が良くなった。実用的な曲である?関連日記は、こちら。
2008/09/24
コメント(0)
狩は、スタッカートがとても多いのが特徴です。最初の左手のスタッカートは、楽譜の解説によると、ホルン(狩の角笛)の音で、遠くからだんだん近づいてくるのだそうです。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】ブルクミュラー25の練習曲より、9番の《狩》の演奏を録音した。変わらずの我流なので、間違った弾き方をしている部分もあると思う。聴いてみようという奇特な方は、トップページから捜してお聴きください。数秒で耐えられなくなるでしょう?
2008/09/24
コメント(0)
電気事業連合会が19日にまとめた8月の電力需要実績(速報、10社合計)は、前年同月比3.9%増の872億キロワット時で単月として過去最高を更新した。8月上旬まで例年より気温が高めに推移したため、家庭用電灯需要が伸びた。産業用大口電力は0.1%減と37カ月ぶりに前年同月実績を下回ったが、稼働日が昨年より2日少なかったことが主な要因。(日経新聞より)【上記の感想】意外ですね。私が住んでいる首都圏では、8月下旬は気温が低めの日が多かったので、電力需要は伸びないと思っていました。デマンド監視でも、最大電力は契約電力の範囲に収まりましたからね。けっこう大変ではありましたが。関連日記は、こちら。
2008/09/23
コメント(3)
関西電力は家庭の電気メーターから電力使用量を読み取る検針業務を全面的に自動化する。無線機能を備えた検針メーターを来年度から順次家庭に設置、利用状況をリアルタイムで把握できるようにする。総投資額は約1000億円。検針員が家庭を訪問する必要がなくなり年数十億円のコスト削減を見込むほか、顧客の利用状況に合わせた省エネ提案やきめ細かな料金設定など多様なサービス提供につなげる。 対象は営業地域内にある1200万軒の一般家庭。一部地域で実証実験に着手しており、来年度から本格展開する。電力業界では中部電力も検針自動化を検討しているが、全面切り替えを打ち出すのは関電が初めて。 [9月14日/日本経済新聞 朝刊]【上記の感想】これは、時代の流れであろう。記事から推定すれば、検針自動化というのは、既に実用化されているものと思われる。この検針自動化を一般家庭へ導入するのを本格化するようだ。これだと、電力会社にとってはコスト減になるのか、あるいは将来の人手不足を見越しているのか、そこまではわからぬ。しかし、私も雇用者の一人ゆえ、仕事先が減るのは複雑な思いを抱く。ところで、「検針」という用語。電力量計というと、デジタル表示しか見当たらないが、かつては水道メーターのように、数個の針を読んでいたのかも。最近は、水道メーターもデジタル化されてきているが。
2008/09/22
コメント(2)
【ワシントン=米山雄介】米政府の総合的な金融安定化対策の原案が20日、明らかになった。焦点の公的資金による不良資産の買い取りは最大7000億ドル(約75兆円)。今後2年間の時限措置とし、米国内に本店を置く金融機関だけを対象とする。米政府はすでに議会有力者に対し原案を提示。26日の議会休会前の可決を目指し、調整を加速する。 原案は米欧メディアが一斉に伝えた。金融危機の拡大を防ぐため、過去最大規模の公的資金の投入に踏み切る。 政府が買い取りの対象とするのは住宅ローン、商業用ローンのほか住宅ローンに関連するあらゆる証券化商品。今年の9月17日より前に組成されたローンや商品に限定する。ヘッジファンドの保有する商品は対象から除外する方向。外国の金融機関も対象外とする。(日経新聞) 【上記の感想】75兆円の公的資金を投入するという。規模的には大きなものだと思うが、一個人の感覚では雲をつかむような感じである。そこで、過去日記を見てみた。3月27日の日記には、ある金融機関の試算では、「米金融機関の損失46兆円」とのこと。更に、4月5日の日記には、件のリーマンの試算によると、「世界の金融機関の損失、今年末までに40兆円」とのこと。半年前に比べれば損失は拡大していると思われる。が、それを考慮しても、今回の公的資金75兆円は、かなりの金額という気がする。
2008/09/21
コメント(5)
今週の征野ファンドの運用状況です。昨年末比は、征野ファンドは-23.2%。ベンチマークのトピックスは-22.1%。先週と同様、トピックスを下回る運用が続いています。下落が激しかったため、今週は日本株の新規買付をしました。銘柄はタカタ(7312)。部門別の昨年末比は、次のとおり。為替と商品は、証拠金ベースで計算しています。■日本株・・・・-17.0%■為 替・・・・・-26.5%■商 品・・・・・-38.3%■中国株・・・・-42.0%
2008/09/20
コメント(1)
読後感を書いておきます。この本は、昭和62年に発行されました。つまり21年前になりますか、早いものです。当時の著者の年齢は60歳を超えた位です。この本は、ハラスと命名した飼い犬を亡くした後に書いた、ハラスと過ごした13年間の回想録です。著者の場合、47歳で初めて犬を飼うという経験をされたとのこと。なお、中野孝次の作品の読後感を書いた最近の日記は、こちらです。以下に、【この本からの引用】と【上記の感想】を書きます。【この本からの引用】「へっ、戦争中のことを忘れたのかよ。石油なんかいつ輸入されなくなるかもしれやしねえ。」【上記の感想】いきなりハラスとは関係ない会話の部分です。これは、著者がある村人との会話で語った言葉です。著者は1925年生まれなので、多感な10代後半で戦争を経験されています。今の相場の話ですが、ここにきて原油価格の下落が続いています。投機による価格上昇が何割だとか、色々と言われていますが、このまま原油価格が下落し続けると言う考えは、楽観的すぎるかもしれません。ふと思ったので、書きとめておきました。【この本からの引用】獣医は仔犬を渡すときに血統書も一緒につけてよこしたが、あらためてそれを見るとなんでも大変な血統のようである。【上記の感想】私は犬を飼ったことがないので、血統書を見たことがありません。そこで、調べてみました。社団法人ジャパンケネルクラブのウエブサイトによると、「血統証明書とは、社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)に血統登録された同一犬種の父母によって生まれた子犬に対して発行されるもので、人間に例えると「戸籍」のようなものにあたります。純粋犬種は、この血統証明書によって、本犬、両親から祖先まですべて同一の犬種であるということが証明されなければなりません。」と書かれていました。血統書は、正式には血統証明書というようです。【この本からの引用】小説家の近藤啓太郎さんは、かつてみずから「八溝犬舎」というのを経営していたくらいで、犬に関しては玄人といっていい男だが、あるときタクシーの中でわたしにこう言った。「毎日犬の散歩をさせないようなやつは飼う資格がないよ。鎖で繋ぎっぱなしにしとくくらいなら、保健所にわたしてしまったほうがよっぽど犬のためなんだ。」【上記の感想】私も子供の頃、犬を飼いたいと思ったことがありますが、結局は散歩を毎日する自信がなく断念させられた記憶があります。犬を飼うのは中々大変なことです。近藤啓太郎を、ちょっと調べておきます。中野孝次よりも5歳ほど年長の方でした。以下に、ウィキペディアより引いておきます。-----引用開始-----近藤 啓太郎(こんどう けいたろう、1920年3月25日 - 2002年2月1日)は、作家。三重県四日市市生まれ。東京美術学校日本画科卒業。戦後、千葉県鴨川で一年ほど漁業に従事する。その後鴨川中学校図工科教師となり、かたわら創作を行う。1952年、「遭難」を『早稲田文学』に発表してデビュー、1956年、「海人舟」で芥川賞受賞。第三の新人の一人に数えられ、阿川弘之、吉行淳之介、安岡章太郎らとは終生親しくつきあった。----引用終了-----
2008/09/19
コメント(4)
【ワシントン=米山雄介】米政府が金融危機の拡大回避へ政策を総動員し始めた。米証券取引委員会(SEC)は17日、株式を所有しないまま売り注文を出す「空売り」規制をすべての上場銘柄に導入すると発表。米財務省は金融市場への流動性供給や民間金融機関への直接融資を増やしている米連邦準備理事会(FRB)を支援するため、米国債を臨時発行する制度を創設した。市場の動揺がなお続く中、マーケットに鎮静を促し、金融機関の資金繰りに万全を期すのが目的だ。 SECの新しい空売り規制は18日から適用する。SECは米住宅金融公社2社の経営不安が浮上した今年7月、金融株の急落を受け、日米欧の19の大手金融機関の株式を対象に空売り規制を一時導入した。今回は対象をすべての上場銘柄に広げて再び適用する。 コックスSEC委員長は「空売りの悪用は許さない。関連当局は今回の規制をふまえ、違法な相場操縦をやめさせるために戦う」とのコメントを発表した。 (日経新聞)【上記の感想】関連日記は、こちら。予定通りの導入である。急落を阻止するため、仕方がないというところか。
2008/09/18
コメント(4)
読後感を書いておきます。この本は2003年に発行されました。著者が77歳くらいの、まさに晩年の作品になります。著者の作品は数冊読んでいますが、直近では、こちらに読後感を書きました。以下に、【この本からの引用】と【上記の感想】を書きます。【この本からの引用】これは六十の手習いというように、事実僕は六十歳の年から始めたのだが、老年の娯しみの一つに数える。何がいいかといえば、字がうまくなることではなく、書をするその状態がいいのだ。【上記の感想】ある程度の歳を重ねてから始めると、うまくなるというのが不可能です。偉そうに断定的に書いてしまいましたが、私のピアノもうまくなるのは無理というもの。もちろん、毎日やっていれば、それなりにはうまくなりますが、うまくなることが楽しみであるならば、相当忍耐強くなければ耐えられません。それほど、遅々たるスピードでの上達と言えるでしょう。著者は、「書をするその状態がいい」と言われます。例えば、墨を磨るときの香り、硯の形状や材質など、楽しみ方は色々あるようです。私のピアノの場合にしても、天候による音の微妙な違いを楽しむなど、色々な楽しみがあります。まあ、そんなことを考えてみました。【この本からの引用】私はスペイン人の個人生活を高く買っている。むしろ愛してさえいる。ナポリ人と同じく彼らは、イギリス人のように新しい服を買うために一日十五時間働くくらいなら、穴のあいた服を着ている方がましだといのである。私は実は彼らの意見に賛成なのである。【上記の感想】これは、スタンダールの著書の引用です。つまり、孫引きになります。スタンダリアンというと、まず大岡昇平が浮かんできますが、中野孝次もスタンダリアンのようです。経済的繁栄という観点から見ると、19世紀はイギリス、20世紀はアメリカという感じでしょうか。スタンダールは19世紀のフランスの作家ですが、上記引用部は、イギリスを皮肉っていいるように思えます。日本の経済的繁栄というと、20世紀後半の30年位でしょうか。アメリカ型の大量生産大量消費が幅をきかせていた時代で、長時間労働をして物が増えていくことに幸福を感じていた時代であったと言われています。どこの国でも、始めの物を持たない段階では、物を持つことが幸福であると思うものなのでしょう。まあ、当たり前でしょうけど。
2008/09/17
コメント(4)
米証券大手リーマン・ブラザーズの日本法人、リーマン・ブラザーズ証券(東京・港、桂木明夫社長)は16日、東京地裁に民事再生法の適用を申請した。米本社が米連邦破産法の適用を申請したのを受け、日本での事業縮小と顧客資産の保全を円滑に進める狙い。 裁判所に申し立てた申請書などによると、負債総額は約3兆円(8月末時点)。2000年10月に破綻した協栄生命保険(現ジブラルタ生命保険)の4兆5296億円に次ぎ、過去2番目の規模となる公算が大きい。 (日経新聞)【上記の感想】リーマンのことは、拙ブログでも記録に残しておこう。日本法人の負債総額は、3兆円超になるもよう。
2008/09/16
コメント(3)
ポスト・ホルンは郵便馬車の郵便配達に用いられるラッパです。 ヨーロッパでは郵便局のマークはラッパであるのを御存知の方もあるでしょう。 この曲は長い間作曲目的が判りませんでしたが、今ではサルツブルグ大学の教養課程の修了式に演奏されるフィナール・ムジークということがほぼ判明しています。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】ポスト・ホルンという楽器を知らなかったので、少々調べてみた。別名、郵便ラッパという。なお、セレナードを聴いた過去日記は、こちら。
2008/09/16
コメント(0)
セレナーデ「ポストホルン K.320」のマーチと思われている。ただし、入場と退場とで同じ行進曲が使われるのが通例だったので、2曲あるのは異例であり、事情は不明。また、作曲時期についても詳しいことはわからない。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】モーツァルトの「2つの行進曲」を聴いた。「ポストホルン」というセレナードの前後の曲である。 作曲は1779年、とのこと。
2008/09/16
コメント(0)
【中国総局】中国人民銀行(中央銀行)は15日、金融機関の貸出基準金利(1年物)を16日から0.27%引き下げると発表した。世界的な景気低迷を背景に2004年10月から金利引き上げ局面が続いていたが、世界的な景気低迷を背景に引き下げに転じた。利下げは02年2月以来、約6年半ぶり。金融機関の預金準備率も25日から1%引き下げる。(日経新聞)【上記の感想】感想と言っても、特になし。厳しい時期に入ってきたと思うのみ。
2008/09/16
コメント(4)
地下室を持つ建物などは、さらにその下に排水ピットを設け、一旦排水を溜めてから排水ポンプで下水管へ流す例もあります。この場合、排水ポンプは水中ポンプ形式が多く、給水ポンプより早めの15年程度で交換時期となります。また、下水道が完備していない地区に建つ建物は、浄化槽を設置しなければならず、その送風機やかき寄せ機などの機械類も10数年で取り替えを要します。(日立ビルシステムのウエブサイトより)【上記の感想】地下1階にある食堂の厨房でのこと。雑排水ポンプを運転すると、漏電ブレーカーが瞬時にトリップするいうトラブル。ポンプは18年使用しているのでもう寿命でしょう、と思い込んだ。が、実際はポンプ自体が悪かったのではなく、制御盤からポンプに至るまでの電源線で漏電していた。仮配線で対処したが、思い込みは禁物だと、痛感。しかし、厨房の雑排水槽の汚れと臭気はきつい。まだ、人間の排泄物だけがたまる汚水槽の方が、きれいなような気がする。関連日記は、こちら。
2008/09/15
コメント(5)
自民党総裁選の5候補は12日、東京・内幸町の日本記者クラブで公開討論会に臨んだ。麻生太郎幹事長は景気対策について「明らかに財政出動が必要だ」と述べ、研究開発分野の設備投資や住宅取得、株式などへの投資を促す減税を軸に検討していく考えを表明した。 麻生氏は「行くあてのない道路や橋は造らない。そういう公共投資はやらない」と強調し、「税制は大いに使う。ばらまきとは違う」と主張。目指すべき経済成長率は「(名目)平均2%台に十分なり得る潜在成長力がある。2%くらいはいかないと」と語った。 国と地方の基礎的財政収支を2011年度に黒字化する政府目標に関しては、麻生氏は「成長率などつくった時と前提条件が変わってきている」と柔軟姿勢を明確にし、目標堅持を訴えたほかの4候補と一線を画した。(日経新聞) 【上記の感想】気前よくお金を使い、景気が良いというほうが良い。そう思う人の方が多いように思う。しかし、日本経済も色々と刺激をしないと成長できないところまできた。何時の日か、財政健全化を重視する方の人気が高くなるのだろうか。しかし、これはまだ先のことになりそうだ。
2008/09/14
コメント(4)
今週の征野ファンドの運用状況です。昨年末比は、征野ファンドは-22.2%。ベンチマークのトピックスは-20.2%。と、ついにトピックスを下回るようになってしまいました。商品(プラチナ)が、先週に続いて売られたのが響いています。今週は日本株の売買あり。銘柄はETF(1306)のみ。部門別の昨年末比は、次のとおり。為替と商品は、証拠金ベースで計算しています。今回は、取引会社のサイトでシステムメンテナンスを行っているのが多く、木曜日の終値で計算している部門があります。■日本株・・・・-17.5%■為 替・・・・・-21.1%■商 品・・・・・-34.1%■中国株・・・・-39.0%
2008/09/13
コメント(5)
麻生太郎幹事長(67)は、2009年度の消費税引き上げに慎重な考えを表明。これに対し与謝野馨経済財政担当相(70)は、基礎年金の国庫負担割合引き上げの財源は消費税増税で賄うべきだと主張した。次期衆院選後の自民、民主両党による大連立の是非についても、見解が分かれた。 総裁選に出馬したのは麻生、与謝野両氏のほか、石原伸晃元政調会長(51)、小池百合子元防衛相(56)、石破茂前防衛相(51)。政府・与党は、基礎年金の国庫負担割合を09年度に2分の1に引き上げる方針を決めている。これに関し、5氏はいずれも引き上げ時期の先送りを否定した。 しかし、その財源としての消費税増税について、麻生氏は「直ちに上げるのはいかがか。景気を著しく冷やす可能性がある」と述べ、当面は特別会計の余剰金を充てることを検討する考えを示した。石原、小池、石破の3氏も同調した。 与謝野氏は「来年の通常国会で(消費税増税を)できるかという技術的問題はある」と、09年度引き上げは困難との認識を示しながらも、「消費税が唯一の安定財源だ」と強調した。同氏はこの後、日本テレビの番組で「15年ぐらいには(消費税率)10%の水準にいってないと福祉は維持できない」と述べた。(時事ドットコム)【上記の感想】景気対策の観点からは、消費税を上げるのはマイナス面が多いだろう。さすがに本命は慎重な言い方をしたようだ。そうは言っても、いずれ消費税を上げるのは避けられないとの意見が多いように思う。与謝野氏の言うように、2015年に税率10%にするには、それまでに景気回復を軌道にのせる必要があろう。まあ、いくら何でも今の景気後退が、2015年まで続くとは思わないが。
2008/09/12
コメント(4)
財務省は10日、総合経済対策に伴う1.8兆円の財政支出に必要な今年度補正予算案の財源を固めた。歳入面では公共事業費をまかなうための建設国債を4000億円超増発し、前年度の決算剰余金を3000億円余り繰り入れる。他の財源としては国債利払い費の不用分など既定経費の節減で1兆円余りを浮かして捻出(ねんしゅつ)する。臨時国会への提出時期は今月下旬に発足する新内閣が判断する。 建設国債は学校耐震化や災害対策などの公共事業に充てる。財政法上は歳出の不足をまかなう赤字国債とは区別されるが、国の借金を増やすことになるため、伊吹文明財務相が発行額を極力抑制する方針を表明していた。(日経新聞) 【上記の感想】まず、関連日記は、こちら。建設国債と赤字国債の違いがわからず。というか、もうすっかり忘れてしまった。多分、建設関連に使う借金で、使途が明確なだけなのだろう。このあと、調べておこう。
2008/09/11
コメント(3)
読後感を書いておきます。この本は、1998年11月に発行されました。当時の著者の年齢は、73歳位でした。以下に、【この本からの引用】と【上記の感想】を書いてみます。【この本からの引用】大体良寛という人は、子供と毬つきをしていたことばかり有名だが、非常な勉強家で、独学で『万葉集』も勉強するし、何かに熱中しだすとかぎりなくのめりこんでゆくタイプの人であったようだ。だから書もやりだすとかぎりなくのめりこんでゆくタイプの人であったようだ。だから書もやりだすと徹底して学んだのである。【上記の感想】著者は、書が好きだったようである。自ら書くこと、そして鑑賞することも。かつて、『老年の愉しみ』の読後感を書いた日記で、同書より「書で難しいのは上手に書けるかどうかではなくて、無心に書けるかどうかである。」という一節を抜粋して、私なりの感想を書きました。さて、今回は、良寛について書かれていました。良寛という人は、実に良い字を書いたというのが著者の考えです。画像で紹介されていますが、書のことなど門外漢の私には、良くわかりません。本に載っている小さな画像を見ているだけでもありますので。多分、本物を目にすると、別の思いを持つかもしれません。折しも、今年は良寛生誕250年に当たるようで、良寛に関連する土地では、いろいろなイベントが開催されているようです。【この本からの引用】墓の形は、かねてから鎌倉東慶寺にある小林秀雄の五輪塔が気に入っていたので、その真似をした。小林秀雄の墓はその五輪塔のほか何もないさっぱりしたもので、わたしはそれもその通りにしようと思っていた。【上記の感想】かつて、『なにを遺せますか』という著者の本を読んだとき、墓のことを書かれていました。こちらです。著者の場合は、ながらく「死んでも墓など要らぬ、骨は海か森にでも撒いてくれ、と言いつづけてきた」そうです。が、その後、結局は墓を自ら準備したとのこと。その辺の事情はともかく、「五輪塔」とは何でしょうか。ちょっと調べてみました。ウィキペディアの冒頭には、「五輪塔(ごりんとう)は、主に供養塔・墓塔として使われる仏塔の一種である。五輪卒塔婆、五輪解脱とも呼ばれる。」と書かれています。これだけでは抽象的すぎて何がなんだかわかりませんが、色々と読んでいくと、墓参りの際、これが五輪塔だという程度はわかるようになりました。
2008/09/10
コメント(4)
国土交通省は9日、総合経済対策として実施する高速道路料金引き下げの詳細を発表した。自動料金収受システム(ETC)の利用者を対象に10月中旬以降に実施する予定で、一部を今月16日以降に前倒しする。 高速道路3社(東日本、中日本、西日本)は今月16日から、平日夜間(午後10時~午前0時)を3割引きとする。また、20日からは、休日(土日祝日)の午前9時~午後5時は、東京・大阪圏を除く100キロ以内の普通車以下の料金を5割引きにする。 本州四国連絡高速道路は16日以降、平日夜間(午前0時~4時)の割引率を、現在の3割から4割に拡大、午後10時~午前0時を3割引きとする。また、20日からは休日(土日祝日)の午前9時~午後5時は、普通車以下の料金を2割引きから5割引きに拡大する。 このほか、高速道路3社と本四道路のいずれも10月中旬以降、午前0~4時の割引率を5割引きとする。【毎日新聞:太田圭介氏】【上記の感想】綜合経済対策の詳細の一部。関連日記は、こちら。
2008/09/09
コメント(5)
内閣府が8日発表した8月の景気ウオッチャー調査によると、街角の景況感を示す現状判断指数は28.3と前月に比べて1.0ポイント下がった。低下は5カ月連続で、水準は2000年1月に調査を始めてから2番目の低さだった。原油高が企業や家計を圧迫し、北京五輪の期間に百貨店などへの来客が減少。個人消費の本格的な回復には厳しい環境が続いている。 内閣府は調査に基づく判断を2カ月連続で「景気の現状は厳しい」とした。指数は直近の景気後退局面だった01年10月(27.2)に次ぐ低さで、横ばいを示す50を17カ月連続で下回っている。 調査は景気に敏感な小売店の店主やタクシー運転手、人材派遣会社の社員ら約2000人を対象に実施。3カ月前と比べた景気の現状や2―3カ月先の景気について「良い」から「悪い」までの5段階で答えてもらい、指数にする。(日経新聞) 【上記の感想】過去の基調判断は、5月は、「景気回復の実感は極めて弱い」6月は、「景気回復の実感はさらに一段と弱くなっている」7月は、「現状は厳しい」しばらくは、厳しそうですね。
2008/09/09
コメント(2)
IE7の初期状態でメニューバーが表示されなくなったのは、メニューバーにあったほとんどの項目が「コマンドバー」(「ページ」や「ツール」などのコマンドやボタンが並ぶバー)から操作できるようになったため。(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】 IE7をインストールしてから、なぜか消えてしまった「メールを読む」アイコン。本日復旧。コマンドバーをカスタマイズする必要があったようだ。コマンドバーと言われても、最初は何かわからず。今回覚えてもすぐに忘れるでしょう。(笑)こちらを、参照しました。
2008/09/08
コメント(2)
[ワシントン 7日 ロイター] 米政府は7日、政府系住宅金融機関(GSE)の連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)と連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)を政府の管理下に置くと発表した。 悪化する米住宅市場支援と国際金融市場の混乱回避のため、かつてない規模の支援に乗り出す形となった。 ポールソン財務長官はこの日の記者会見で「米国の経済や市場は、住宅市場の調整が終わるまで回復することはできない」と指摘。 両社は米住宅ローン残高12兆ドルの半分近くを保有または保証しており、どちらかが破たんすれば、国内ばかりか世界中の金融市場に大きな混乱を引き起こすと述べた。 両社は政府管理下に置かれるが、株式は引き続き取引可能。ただ、普通株の株主はまず損失を被る下位の立場におかれることになる。 両社は経営の安定し財務内容が改善するまで連邦住宅金融局(FHFA)の管理下に置かれる。 ブッシュ米大統領は、両社の問題は金融システムと米経済にとって受け入れ難いリスクとなっており、今回の措置は必要だったとのコメントを発表した。 <政府が株主に> 救済計画では、財務省が両社の株式とモーゲージ担保証券(MBS)を購入、信用枠も拡大され、支援の総額は2000億ドルに達する見込み。 フレディーマックのリチャード・サイロン最高経営責任者(CEO)、ファニーメイのダニエル・マッドCEOは退任。それぞれ後任に元USバンコープ(USB.N: 株価, 企業情報, レポート)幹部のデビッド・モフェット氏、かつてメリルリンチ(MER.N: 株価, 企業情報, レポート)と年金基金のトップを務めたハーブ・アリソン氏が就任する。 財務省はすみやかに両社の株式それぞれ10億ドルを購入。これらは1000ドルまで購入拡大が可能な上位優先株で、既存の優先株と普通株に対して優先される。さらに普通株79.9%の株式購入権(ワラント)も引き受ける。 財務省は今月にも両社発行のMBSの購入を開始。2009年12月31日まで買い付ける権限をもつ。資金供給枠も2009年末まで継続される。 財務省によると、最終的な救済コストは両社の今後の業績次第。7月時点で議会の予算アナリストは、納税者は250億ドルの負担を強いられるとの試算を明らかにしている。 米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は、今回発表された一連の措置を強く支持するとし「これらの必要な措置が米国の住宅市場を強化し、金融市場の安定を促すだろう」と述べた。(ロイターより)【上記の感想】こちらの日記に書いたが、米住宅公社支援法が成立したはずなので、それに基づき、政府管理下になったはずだ。しかし、まだまだ始まったばかりである。
2008/09/08
コメント(2)
オーストラリアの総督は、オーストラリアの元首たるイギリス国王の代理人である。現在ではオーストラリア政府が指名した人物を宗主国のイギリスの元首(すなわち国王)が任命することになっており、首都キャンベラに常駐する。憲法上はオーストラリア首相の罷免、オーストラリア議会上下院の解散の権限を有する。現在は名誉職とされる。(ウィキペディアより)【上記の感想】オーストラリアの第25代連邦総督に初の女性総督が就任。そんな記事を見たので、ちょっと調べてみた。英国の植民地だった名残が未だに残っているのに、少々の違和感がある。
2008/09/07
コメント(3)
消火ポンプはうず巻ポンプ(単段か多段かはべつとして)であるため起動する時は、羽根車が入っているケーシングの中は水で満たされている必要がある。起動するたびに呼び水を入れるわけにはいかないので、呼水槽を設けケーシングの中を満水にするのです。(そのために水源が床下にある吸い上げ方式には、吸込管の先端にはフート弁が必要なのです。)(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】上記は、呼水槽の説明。「呼水槽」書いて、「こすいそう」と読むのが普通のようだ。今まで、「よびみずそう」と読んでいた。「こすいそう」では、意味がわかりにくいし、趣に欠けると思うが。まあ、これは私見です。なぜこんなことを知ったかというと、火災報知機のボタンが押され、消火栓ポンプが起動したため。初めての体験だったので焦ったが、訓練になりました。(笑)非火災で良かった。
2008/09/06
コメント(0)
Internet Explorer 7 をダウンロードした。いつもながら、どこが良くなったのかわからず。
2008/09/06
コメント(0)
今週の征野ファンドの運用状況です。昨年末比は、征野ファンドは-17.7%。ベンチマークのトピックスは-20.7%。よって、対トピックスでは、良好。と言っても、商品安に豪ドル安の追い討ちがあり、ボロボロになってきました。今週は日本株の売買あり。日東電工(6988)を新規買い。ETF(1306)を売買。部門別の昨年末比は、次のとおり。為替と商品は、証拠金ベースで計算しています。■日本株・・・・-16.5%■為 替・・・・・-18.0%■商 品・・・・・-14.6%■中国株・・・・-36.1%
2008/09/06
コメント(3)
【上記の感想】画像は、エコカーに試乗中の首相である。産経新聞のウエブサイトより借用した。7月6日、北海道洞爺湖サミットの取材拠点となる留寿都(るすつ)村の国際メディアセンター(IMC)を訪れて、試乗したようだ。試乗しているエコカーは、「トヨタ・パーソナルモビリティi-REAL」。ちなみに、前首相のエコカー試乗画像は、こちら。エコカーに試乗する首相は政権を全うすることが出来ず、なんてことにならなけらば良いが。
2008/09/05
コメント(4)
光色は、お部屋の雰囲気を演出するうえで重要なポイント。やわらかな黄色い光を放つ「電球色」から、さわやかな白い光の「パルックday色」まで、用途やお好みに合わせて光色のバリエーションを楽しめます。(松下電産のウエブサイトより)【上記の感想】蛍光灯の色による種類は、 「電球色」「温白色」「白色」「昼白色」「昼光色」という分類が一般的と思う。私の勤務先では、「電球色」「昼白色」「昼光色」を使用している。が、このたび、勤務先の視力表に「パルック色」の蛍光灯が使われていることが判明。松下電産の分類には、「パルック色」とか「パルックday色」という独特なものがある。調べたところ、「パルック色」の色温度は5000Kなので、「昼白色」と同じである。ちなみに、「パルックday色」は6700Kなので、「昼光色」よりやや高いということろ。なぜこんなことを調べたのかというと、「パルック色」の代替を捜していたため。どうやら、「昼白色」で代替できそうだ。なお、色温度について書いた過去日記は、こちら。
2008/09/04
コメント(3)
自民党は3日午前、臨時の役員会や総務会を開き、福田康夫首相の後継を選ぶ総裁選の日程を「10日告示―22日投開票」にすると正式に決めた。麻生太郎幹事長は8日にも出馬を正式表明し、地方向け景気対策の強化や基礎年金の全額税方式の検討を柱とする公約を発表する方向で調整に入った。麻生氏への対抗馬を模索する動きも続いている。 麻生氏を支持するグループが着手した公約づくりでは、地方向け景気対策を積極展開するとともに、景気回復による財政再建を目指す姿勢をアピールする方針。証券優遇税制や時限的な設備投資減税なども打ち出す。基礎年金の財源をすべて税金でまかなう「全額税方式」の導入を検討する案も出ている。麻生氏は役員連絡会で「開かれた国民政党としての選挙を実施したい」と語った。(日経新聞)【上記の感想】地方向けの景気対策を公約に掲げるようである。しかし、政局の混迷は必至と言われており、今後どうなるか目をはなせない感じになってきた。
2008/09/04
コメント(2)
【シドニー=高佐知宏】オーストラリア準備銀行(中央銀行)は2日、政策金利を3日から年7.0%へ0.25ポイント引き下げると発表した。豪州での利下げは2001年12月以来、6年9カ月ぶり。豪州では08年3月までの相次ぐ利上げと世界的な信用収縮に伴う市中銀行の住宅ローン金利引き上げにより、消費や住宅市場が冷え込み景気減速が顕著になっている。豪準備銀としては、中長期的なインフレ抑制に見通しが立ったことから、安定成長を念頭に金融緩和に踏み切った。 (日経新聞)【上記の感想】オーストラリアにも利下げがあることを、すっかり忘れていた。豪ドル/円が一時90円割れとなったようだ。征野ファンドのパフォーマンスは、さらに悪化しそう。
2008/09/03
コメント(3)
マンハイム宮廷楽団員だったフレンツルが創始した「マンハイム市民演奏会」のために作曲したが、未完に終った。自筆譜は120小節だけが残る。そのうち74小節までは総譜が書かれている。 1778年11月12日、父への手紙で「パリと同じようにマンハイムでも市民コンサート(愛好家演奏会)が始まり、フレンツェル氏がヴァイオリンをひきながら指揮をしている。そこで、ピアノとヴァイオリンのための協奏曲を作曲し始めた」ことを伝えている(ネットで借用 m(__)m)【上記の感想】今回聴いた「ピアノとヴァイオリンのための協奏曲」は、未完と推定されているようだ。残っているのは120小節のみ。モーツァルト22歳の時の作曲。
2008/09/02
コメント(2)
新世代ヴァイオリニストの旗手、ダニエル・ホープが、トッパンホール単独公演のため来日。名教師ザハール・ブロンのもとで培った卓越したテクニックと、あらゆるジャンルの音楽を果敢に弾きこなすヴァイタリティの持ち主であるホープ。楽曲の持つ魅力を最大限に引き出し、軽やかなカンタービレへと昇華させることで、心躍るひとときを聴衆に約束してくれる、真の意味での実力派スタープレイヤーです。イギリスでの人気のほどは、マスメディアを賑わせるその活躍ぶりで広く知られるところですが、日本で人気に火がつくのが、今回のトッパンホール公演となることは必至です。ブラームスのヴァイオリン・ソナタを軸に、ファリャ、武満、メンデルスゾーンと個性的なプログラムで迫る実力派の名人芸に、大きな期待が募ります。(トッパンホールのウエブサイトより)【上記の感想】今回聴いたのは、ダニエル・ホープ(ヴァイオリン)、セバスティアン・ナウアー(ピアノ)のもの。6月に来日し、上記引用元のトッパンホールで演奏したそうだ。ヴァイオリン・ソナタでは、こちらに33番の鑑賞記があった。
2008/09/02
コメント(0)
作品の完成は1784年3月22日。前作からたったの1週間しか経っていない。初演は、当時モーツァルト夫妻が住んでいたトラットナーホーフ(出版業者トラットナーの建てた館)にあるカジノにおいて、モーツァルト主宰の「トラットナー・カジノ演奏会」の3回目にあたる3月31日の予約演奏会にて。この年はピアノ協奏曲のもっとも多産な年であり、6曲(第14~19番)が作曲された。この第16番はその3曲目である。ピアノ音楽としての華やかさを追求した前作とは違い、当時の絶好調のモーツァルトを表しているかのように、この作品はトランペットとティンパニを含む大編成となっている。おまけに、のびやかな明るさをもつニ長調の響きが、シンフォニックな書法で生み出され、協奏曲とは思えない壮大さを感じさせる。また、父宛の書簡において、第15番も第16番も「汗をかかされる協奏曲」であるとモーツァルト自身が述べているように、独奏ピアノのヴィルトゥオジティにも目を見張るものがある。両端楽章にはモーツァルト自身によるカデンツァが残されている。(ピティナより)【上記の感想】ピアノの年とも言われた1784年に完成された曲の一つが、この16番。勢いのあった時分の曲なのだ。
2008/09/02
コメント(0)
【ソウル=島谷英明】韓国の李明博(イ・ミョンバク)政権は1日、原油高や物価高に対応した大型の経済対策をまとめた。2012年までの5年間で所得税や法人税など総額約26兆ウォン(約2兆5000億円)の過去最大規模の減税を実施し、個人消費や企業の設備投資のてこ入れを狙う。李大統領は景気減速などを背景に支持率が低迷しており、大型減税を政権浮揚のきっかけにしたい考えだ。 政府と保守系与党のハンナラ党は減税関連法案を1日に開幕した通常国会に提出し、早期成立を目指す。国会は4月の総選挙後に与野党の対立で機能不全に陥っていたが、ほぼ3カ月ぶりに正常化。李政権は国会で近く経済対策を含めた当面の施政方針を示す予定だ。 (日経新聞より)【上記の感想】隣国も原油高と物価高により景気低迷中のようである。日本では首相が替わるが、はたして経済政策はどのように変化していくのだろうか。次の首相と目される麻生氏の言動をチェックはしていないが、景気対策を優先する方というイメージがある。期待したいところである。
2008/09/02
コメント(4)
政府・与党が29日まとめた総合経済対策。全国でも厳しい経済情勢にさらされる道内経済界では政府・与党の積極姿勢にひとまず歓迎ムードが広がった。だが農家や中小企業には「これで原油・原材料高の悪影響を克服できるのか」と一段の政策対応を求める空気もある。予算編成作業のなかで政策の詳細を見定める構えだ。 北海道商工会議所連合会の高向巌会頭は「厳しい財政事情のなかで、11兆円規模の対策を打ち出した政府の方針を評価したい」とコメント。そのうえで「中小企業の経営は危機的状況。もはや自主努力では対応しきれない」として「今後も財政、金融、税制などあらゆる政策を総動員してほしい」と注文した。 セイコーマートの西山政市社長は可処分所得の減少や将来不安に直面する消費者に「安心感が広がり、消費拡大に期待が持てる」と評価。「給付金や補助金の利用条件を緩め、使いやすくすることが重要だ」と実効性を高める工夫を求めた。(日経新聞)【上記の感想】北海道の経済に関する記事。北海道に行くことがないので、ちょっと読んでみた。
2008/09/01
コメント(3)
全49件 (49件中 1-49件目)
1