人間について研究中 

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操体法 体験記1~6



◆1◆足の長さが揃った♪

昨日、治療家の先生方の勉強会に行ってきました。

今日のレッスンは操体法です。
先生は操体法生みの親の橋本 敬三先生について習われた方でした。
今日の先生のお年は70を越えています。
でも全然お年を感じない・・・健康道場を開いていただけあります♪

まずは、基礎の基礎からです。
モデルさんを1人選んで施術法を見せてくださいました
仰向けに寝て、身体の真ん中に長ーい定規を当てて鼻のゆがみを見ました。
人間の身体って歪んでいるものです。確かに鼻が正中線上に無い!

「何か気づいた人」
「はーい 左足が長いデーす」と私
「ブー 右足が短いと言うの!」と訂正されて 足の長さが短い方を特定しました。

なんで短いと言うかは質問し忘れました。???
今度忘れなかったらしようっと・・・・

そして施術が始まり、呼吸と回転を続けたら
なんとモデルの足の長さが揃った♪♪♪   ヒャッホー  面白い


また寝不足になるので この続きはまた明日です

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◆2◆痛くないほうに回す♪

では 昨日の続きを・・・・

最初にモデルになった方は以前に操体法を習ったことがある人なので
モデルに最適♪ 先生とも息が合い

あらよ! と言う間に終わり足はそろいました。
鼻はまだちょっとずれてたけど・・・

でも先生 いわく
「操体法は施術してから 町内一周、歩いてきてもらうぐらいが
 ちょうどいいんだ。後から気が回ってきて 整うんだよ」 とのこと

ほー なんて奥深い 秘術♪

「では、練習をしましょう」次のモデルは?

「ハーイ」 と手を上げる

こう見えても治療家仲間には『樹海』と呼ばれている私です。
治療しても治療しても痛みが残る・・・・好転反応が出るなど・・・
「なんて悪いからだなんだ♪」って誉めてもらった事も
「よく生きてるね♪」との最高級のお言葉も頂きました。
「直してあげたい!」と治療家冥利につきるらしい
ぼろぼろの私の身体です。

まあそれはそれとして・・・

樹海のわたしがモデルです ハハハ

まず仰向けに寝て足先を立てたり寝かしたりします。
要はアキレス腱伸ばしみたいな感じです。

「どっちの方向に動かしたときが痛い?」と聞かれて
どっちも痛いぞー と思ったけど どちらかと言えば 
アキレス伸ばしをしたほうが痛い(足先が天井向き)

★痛くないほうから痛いほうに動かす★のが基本らしい

で手を足に添えていただいて 
足先天井から地面へ動かす。息きは吐きながら・・・
そしてこれ以上行かないぞ!の一歩手前で止めて、
抑えてくれている先生の手をもっと押すように力を入れる。
(だったかな?オオ 曖昧次回にちゃんと聞かなきゃ)
息を止める・・・ そして一気に脱力・・・・

★息を吐きながらゆっくりと回し息を止めて、
 一気に脱力しながら息を吐く(最後に吐く息は残しておく)★

が正しい方法なんですが脱力できないんです。あっちこっちが痛い
腰が痛い!太ももの内側が痛い!足がつりそうだ!

「腰の力を抜く感じで息をハーットはいて 息を抜いて~~~~」
と言われるのですが、これができないのです。よくわかんない

「痛くしては駄目だよ!」といわれても、痛いものは痛いんだ・・・・
と思っていると
「膝に下にクッション入れて上げて!」の声
なんと膝の下に入れてもらっただけで
だいぶ 他の痛みが楽♪ フフフ

「膝の下にクッションはおばあさんやおじいさんが
 多いいんだけどねえ・・・・」

がーん   やっぱ「樹海」だけあるねえ の声!

「おじいさんやおばあさんで身体が固まっている人は
 この様にクッションを入れたり、両足ではなく
 片足づつやります。では片足でやりましょう」

やっぱ 身体固まってんだね 私・・・・
ということで片足でやりましたが

「ん?」と先生
「この足首・・・・」ブツブツとつぶやく先生

「ちょっと脱線しますが  取って置きの方法を教えましょう
 この足首は硬すぎますね。

 パーキンソンの人が奇跡の回復をした 取って置きの方法をね・・・・」

というところで この続きはまた明日

◆3◆パーキンソンが治った?!

先生の知り合いの方がパーキンソンで入院されたそうです。
そこでお見舞いに行かれたらお孫さんがとってもおばあちゃんの事が
大好きで何でもするから楽になる方法を教えて欲しいといわれたそうです。

そこで、お医者さんが来ないように見張っていてもらってその間に
施術したそうです。

でも先生は忙しいので毎日施術に来るわけにもいきません。
するとその孫の彼が僕がやります♪
覚えます 教えてくださいといったそうです

そして2週間泊り込みでそのこがおばあちゃんに施術したらなんと・・・
パーキンソンが治ってしまって、退院となったそうです。

病院中大騒ぎになり、何でだ何でだ????
と言う事になったらしいのですが無言で退院したそうです。
お見送りがすごかったとか・・・

実際先生が受け持った方の実話なので
はあ すごーい !!!!! と思ったのでした。

お孫さんの愛の力も入ってるかな? とちょびっと思った私でした。


先生が施術しているのを見るととても簡単そうなことなんです
でも・・・・やってみると何のそのとっても難しいのです。
やり方はクライエントをうつぶせにして片足ずつ足首を回してあげるのです
なーんだ足首回すだけ? と思うでしょう! それがとっても難しい
クライエント役をして良く分かりました。
先生がすると 夢見ごごちで寝てしまいそう・・・

でも生徒がやると・・・・・  全然違う・・・・

当たり前でしょうこのみち40年?の
熟練した腕ですから・・・・と言われました。

そこから 大いに脱線して 足首回しの実習に入ったのでした・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆◆パーキンソン病が治る療法?!

パーキンソンが治った実話を書きましたが確かにそのおばあさんは治りましたがパーキンソン自体は難病ですし、一丁一端に治癒する病気でもありません。
そのおばあさんに取っては操体法の足首をまわす施術がベスト1だったのだという事ですよね

すべてのパーキンソンの人が治るなら お医者さまも要らないわけですし
みんな 足首をまわせば=治るという図式になります

その人にマッチしているものがベストだと言う事ですよね。
すべてのパーキンソン病が治る療法なんてない♪

でも足首を回すというか、
足首を柔らかくして置く事はとっても大切だと思っています。
人の身体を触る事が多いいのですが
足首が硬いと故障もおきやすい 感じはします

足首が硬くても それを上回るほど筋肉に柔軟性があれば 
大丈夫だったりと 人間の身体は複雑で良くできているのです

足底板の勉強に行ったとき 
そこにいた女性をつれてきて治療家の先生は言いました。

「このこ、こんな扁平足なのに元気なんだ
 足だけを見たらとんでもないんだけど
 身体のいろんな部分で代償行為をしているから
 バランスがとれているんだよ・・・
 すごいだろう」
って ほんとうに人間の身体ってすごいです

良かったら身近な人の足首回してあげてください
手軽にできます

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆5◆ 練習あるのみ♪です。

試してみると書き込みして下さった方が
いらしたので、今日は具体的な方法です。

でも100聞は一見にしかずで実際に体験した方が
簡単なので伝わるかしらン??

操体法は超初心者です。間違っていたら
教えてくださいね! お願いします~~~。

【注意1】痛いとか回り難いのに無理に回さない事


これは絶対です。素人がするときは
相手の人が心地よいか?が絶対的な基準になります。
痛いのに不快なのにすることは危険ですから止めてくださいね

【注意2】足は膝から90度に曲げたままで
     電話などを取りに行ったりしない事

膝に引っかかって転んだりすると折れますから、、
必ず床に足を下ろしてから次の行動を取ってください。

【注意3】 ボキボキ音がする事は良くないので
      音の鳴らない方向からまわす
      または、鳴らない角度でまわす

 バキバキという音は空気が入っているとか
 鳴らさないに越した事はないそうです。

【基礎】 回しやすい方向から回す
     施術されている人が心地よい事

普通はしてもらっている人が眠ってしまうほど心地よいものです。
施術されている人の意見にも素直に耳を傾けましょう

【足首の異様に固い人】

足首の異様に固い人は足先をマッサージのようにすこしほぐしておくと
いいそうです。土踏まずとか 指先とか

***********

うつぶせに寝てもらいます。
片足を膝から曲げて90度にします。
足首を左手(または右手)で軽く持ち
足の先のほうを逆の手で軽く持ち
回します。

すりこ木でゴマをする感じです。

ぐるーっと大きく回します。
足首も90度になるぐらいに
回せる人は回します
5分ほどまわします

反対向きも回します

そのときに回しやすい方向から回します

5分ほど回します

次に足首を伸ばす
(バレリーナーが立つような足首)

今度はかかとを持ちます
そのとき人差し指一本分浮かして
小指や薬指でホールドする感じです

今度はそんなにグルーっと大きくはまわりません
回転半径が小さい感じです。

5分ずつまわします。

全部で15分ぐらいがいいとおしゃってました。

:::::::::::::::::

前にも書きましたが
臨床経験をつんでたくさんの足を回している
先生と素人がまわすのでは雲泥の差です。
これは体験しないとわからないんですが

【わたしが見ていた素人と先生の違い】
先生がまわしているときは

1.寝ているからだの上半身まで小刻みに揺れているんです
  (下手な人は膝までが揺れている)
2.支えている手の持ち方がソフトでつかまれているのを忘れる
  (下手な人は肩に力が入っていて握りが痛い)
3.足先を持っているほうもソフトだけどしっかりと安定して
  つかんでいる
  (下手な人は軽く持っていて回転がぶれたり
   スピードに変化がある)
4.回転がすごく速いスピードだが受けている感じはスムーズ
5.90度にたっている膝から下がぶれない
  (下手な人は膝がまわっている)

6.どの人に聞いても「気持ちがいい~!」と言う
  (下手な人はなんか違う感じ)

ということでです

今日は母の足を回して練習しました
右足は回らずビックリです 
うまくなるには練習あるのみですね

◆6◆ 脳梗塞の人も楽になった♪

母のお友達の人で(65歳ぐらいの人)
足首クルクル回しの練習をさせてもらいました。

その人は以前、脳梗塞をしたことがあり
今はほとんど気にならないほどに楽になっている方なんですが、

脳梗塞で不自由になった左側がやっぱり足が重いとおっしゃいました。

お医者さんに言っても相手にはしてもらえないぐらいの
感じの不快感です。

でも、雨が降ったりすると余計にひどくなるし

足も上がりにくい 思い感じと言っていました。

足首を回すときは回しにくい方はおいておいて
回しやすい方から回すという鉄則を頭に入れて
比べると左だったので左足から回して 次に右です

やっぱり本人の自覚どうりに右が回しつらかったです。

で15分ほど回してから立って歩いてもらったら
「おお とっても軽い」と大喜びでした。

他にも30代や40代や70代と色々な人に試しているんですが
みんな自分の調子の悪い方は自覚していました。

回りつらいねと言うとそうなのよ! と
口をそろえて言ってました。

自分のバランスの悪い所って、無意識になんとなくは
気づいているのだなあ やっぱり身体ってかしこいなあ
と今日も思う私でした。



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