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最近、読んだ韓国関係の書籍をここで1冊ご紹介。今年はじめにこの本が出版されるというので楽天ブックスで予約して買った1冊!日本の外交官として40年間日韓関係を見つめてきた町田貢さんの著書「日韓インテリジェンス戦争」。タイトルは戦争という文字が付いていますが、日韓国交回復前後からの日韓外交の舞台裏を一線で活躍した韓国語専門の外交官が実体験を元に描いた力作。前作の「ソウルの日本大使館から」よりさらに一歩踏み込んだ内容が興味を引きます。帯封にも「知られざるその内幕」とのタイトルがついていますが、自宅軟禁状態にあった金大中氏とのやり取り、中曽根首相訪韓の裏話など、いままで公にあまりなっていなかった日韓外交の裏話が満載。まだそれでも日韓関係の舞台裏には何かあるような感じを受けましたが、1965年の日韓国交正常化からの日韓関係を知るにもいい一冊ではないかと思います。この後も続編として、もうちょっと踏み込んだ日韓関係の話が語られないかなあと期待しているわたくしめでした。
2011年09月28日
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おすすめ韓国関連書籍!ソウル恩平書庫、2冊目のご紹介はこれ。 渡辺利夫著「韓国 ヴェンチャー・キャピタリズム」。現在は拓殖大学学長の渡辺利夫先生の著書です。講談社現代新書の一冊で831番の本です。初版が1986年出版なので内容としてはソウルオリンピック前までの韓国経済について書かれていますが、韓国経済の概要を最初に押さえるには大変為になる一冊です。経済のことをあまり知らない方には専門用語などが随所にあるので分かりづらい点もあるかもしれませんが、読み進んでいくうちに韓国経済の歴史や構造がよく分かります。最後に2000年のアジアと韓国について書いてあるのですが、渡辺利夫先生のおっしゃったとおりの展開になっています。新品としてはもしかするとなかなか手に入らないかもしれませんが、古本などではまだよく見かける本書。これから韓国経済について知りたい、勉強したい方の入門書としてこの一冊はいいですよ!ちなみにこの本、当時大学の授業の無い日に1日で読んでしまいました。。。↓ 古本ですが、ネットでも販売しているようです。ISBN:4061488317《講談社》渡辺利夫韓国—ヴェンチャー・キャピタリズム(講談社現代新書〈831〉...
2011年09月28日
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わたくしめの部屋、本だらけです。連れからも引越しのたびにブツブツ言われているのが本の山。捨てたくても買ったときの思い入れがあり捨てられず、とはいえ何かあとで役に立つのではないかと思いそのまま本棚へ。ということで溜まりまくってしまったかも。。そのまま休眠状態にするのも惜しいので、時間の余裕があるときに少しずつこれまで読んだ韓国関係の本を1冊ずつご紹介していきたいと思います。かなり古いものもあったりするのですでに絶版のものがおおいかもしれませんが。。 その第1冊目は。。。。韓国といえばこの方を忘れてはいけません。黒田勝弘さん。現在は産経新聞ソウル支局長で産経新聞論説委員をされています。もう10云年、ソウルに住んでいますと何度もお目にかかったことが。光化門交差点近くの回転すし屋「森田」でお会いしたり、講演会、その他いろいろ。。。日本のみならず韓国でも知らない人はいない、いろいろな意味で有名人な方です。黒田さんの著作は大体読ませていただきましたが、一番最初に手にとったのがこの「ぼくのソウル白書」という文庫版だったとおもいます。おそらく最初に韓国に興味をもって初期のころに、わたくしめの韓国やソウルのことのベースとなった一冊かと思います。いまではいろいろな韓国本が出ていますが、その草分け的な本だったかとおもいますね。時には歴史を交え、時にはジャーナリストの目で見つめたソウル。ちょっと前のソウルのいろいろな話を黒田さんのこの本が教えてくれます。主に漢江の北の地区・江北が中心なので、わたくしめの今までの行動範囲とも重なり、結構ためにもなります。おそらくこの一冊はもう絶版になっているかもしれませんが、古本屋さんなどでは目にすることも。K-POPやドラマもいいですが、手軽にソウルや韓国のことが分かるこの一冊、手にとってみてはいかがでしょうか。黒田勝弘著「ぼくのソウル白書」(徳間文庫、1994年)
2011年09月15日
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