Shameeee

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2018年01月14日
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カテゴリ: 科学
昨日今日とセンター試験が実施された。
今年も北海道や北陸地方などで雪による開始時間の遅れなどが発生したようだ。

【センター試験】大雪などで24会場遅れ 対応誤りで3時間遅れも
センター試験:パトカーで会場の4人、無事受験 北海道


さて、「センター試験当日は雪が降りやすい」という話題がよく聞かれる。
本当に雪は降りやすいのだろうか?

気象庁の過去の気象情報を閲覧できるサイトからデータを取り、計算してみた。
わずかでも雪が降った日をカウントし(降雪量0mmもカウント)、割合を計算した。
比較のためセンター試験日と、1月全体の降雪割合をそれぞれ計算した。

気象庁|過去の気象データ・ダウンロード

対象:1990~2017年の1月の気象情報
地点:東京
結果:
1990年から2017年の1月は平均で6.8%の割合で雪が降ったようだ。
一方でセンター試験日に限定すると12.1%の割合で雪が降った。

どうやらセンター試験日は1月平均よりも2倍近い割合で雪が降っていたことになる!

思っていたよりも明確に差が出て驚いている。
もちろん東京だけのデータなので、他の地方での傾向はわからないが、
関東一円では同様の傾向が見られるんじゃないかなーと推測する。


同じデータから1月のどの日に雪が降りやすいかをグラフにした。
やはりセンター試験の行われる期間は比較的雪が降りやすいということがわかる。

サンプル数が少ないのでこのような傾向になったのは気象学的には偶然かもしれないが、
過去のデータを見る限りセンター試験日に雪が降りやすいという噂は本当だった。


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最終更新日  2018年01月14日 19時57分05秒
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