幸せへの道。

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2007年03月05日
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カテゴリ: 子ども達と私
先日、花がお友達のSちゃんとケンカをして、泣かせてしまった。
今までの私だったら、花の話も聞かずに、Sちゃんが泣いているのだから、謝りなさい。と、花に言ったと思う。
でも、私は、花に共感してみようと思った。
ありのままの花を認めよう、と思った。
(そもそも、子ども同士のケンカは、 子どもの課題 だしね…。)

花は、私に事情を説明する時、自分は悪くない、という事を主張していた。

「そうか。花は自分が悪くないと思うんだね。
だって、Yちゃんのお父さんが、もう終わりって言ったからそうしたんだもんね。
Yちゃんが花の事を押したのに、Yちゃんが泣くのはおかしいって思うんだね。」

花の話を、最後まで聞いて、そう言った私に、花は言った。

「ほら。やっぱり花って、”嘘つき” だ。だって、今ウソをついたもん。」
「花はママにウソをついたの?」
「うん。だって、花がSちゃんにイジワルしたのは、Yちゃんのお父さんが終わりっていう前だもん。」
「そうかー。ウソついてたって、教えてくれてありがとう。(^^)」
「うん。だってね、やっぱりウソついたらいけないって思う。」
「花はウソはいけないって思うんだね。じゃあ、何のために花はウソをついたのかな? 本当の事を言ったら、ママに怒られるって思ったの?」
「うん…。」
「ママはさ。花を怒らないよ。花は花のままでいいんだよ。
…でもさ。花はSちゃんとずっとケンカしたままでいいの?」
「いいよ! Sちゃんなんて、泣きムシだから嫌いだもん!!」
「そっか。じゃあ、ママは何も言わないよ。ママはさ、花に楽しく過ごしてもらいたいだけなんだ。
花が毎日を楽しく過ごすために、花はどうしたらいいかな? 花に出来る事は何かな? って事を、一緒に考えたいな。って思ってるだけだよ。」

私がそう言ったら、花は嬉しそうに笑った。

それから、2日位してから、花が報告してくれた。
「花ね、Sちゃんに謝ったよ。そしたらね、Sちゃんも、”Sも謝りたいなって思ってたんだ。” って言ってくれたよ。」

子どもの問題行動は、 普通でいることの勇気 を失っているからだ。
と、 アドラー心理学 では考える様。
花を見ていると、自分がどんなに花の勇気をくじいていたかが分かる。
ごめんね。花。
今回の件で、ママは花を 勇気づける 事ができたかな。
花をいっぱい勇気づけられるように、これからも勉強頑張るね。





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最終更新日  2007年03月05日 11時24分20秒
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