式根島倶楽部

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式根島の遺跡


 伊豆七島の歴史は古く、約7500年前の縄文時代までさかのぼります。
神津島で黒曜石が取れたことから交流も盛んで、割合に豊かな暮らしをしていたと言われています。

 式根島では吹之江遺跡(ふきのえいせき・現在のヘリポート付近)と野伏西遺跡(のぶしにしいせき)がございます。それぞれ多量の須恵器・土師器が出土されております。
 また、帆縫原遺跡(ほぬいばらいせき)は縄文時代中期の遺跡で、住居跡が確認されております。

 吹之江遺跡ことヘリポートは立ち入り禁止の看板がありますが、犬の散歩などで普段はのどやかな雰囲気の場所で、うまく行くと黒曜石の小さな破片や、土器のかけらが拾えます。



 野伏西遺跡では、全国でも珍しい小型海獣葡萄鏡が発掘されており(実際に「わしが見つけたのじゃ」というオジイが未だに健在。家の裏を掘っていたら出てきたんだそーです)
 新島博物館で今見られるのだったかな、それとも東京に取られてしまって、返して欲しいと訴えているところだったっけ。ちょっと忘れてしまいましたよ。


 なお、新島には田原遺跡(たばらいせき)・渡浮根遺跡(とぶねいせき)など、これも縄文時代から弥生時代にかけての遺跡がございます。
 なんと田原遺跡では稲作の跡が確認されており、当時は新島は今よりも低い島で、水も多く出ていたと予想されています。
 ここも、うまくいくと石器とか鹿の骨でつくった何かが拾えるとか拾えないとか。管理人は拾えなかったんですがね!


 島で、縄文時代の浪漫を感じて欲しいと思います。



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