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上野恩賜公園には近代建築が多く残っている。その大部分が関東大震災で焼失したのを受けて復興事業の一環で再建されたもので、耐震・耐火を施されていたこともあって東京大空襲でも無事にかいくぐってきた。そんな建物の夜の姿を撮ってみた。東京国立博物館本館 昭和12(1937)竣工 国重要文化財 設計は渡辺仁。当時は「帝室博物館」という名だった。鉄筋コンクリート造りの不燃式洋風建築に、和風瓦葺きの屋根を載せた「帝冠様式」。東京国立博物館表慶館 明治42(1909)竣工 国重要文化財 設計は片山東熊。石造り・煉瓦造りのネオ・バロック様式で、中央と両端に大小のドーム屋根が施されている。当時の皇太子[のちの大正天皇]御成婚を祝う目的で建てられた。旧国立科学博物館本館 昭和5(1930)竣工 国重要文化財 設計は文部省大臣官房建築家の文部技師・糟屋健三。現在の「日本間」。上空から見ると飛行の形をしているらしい。旧博物館動物園駅 昭和8(1933)竣工 東京都指定歴史的建造物 設計は中川俊二。昭和8年の京成本線全通と同時に開業、駅名の通り「帝室博物館(現在の東京国立博物館)」と「恩賜上野動物園」の最寄り駅だった。駅舎の老朽化と乗降客数の減少を理由に平成9(1997)年休止、同16(2004)年廃止。廃止後も駅舎とホームが保存されている。
Mar 7, 2024
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夜の上野公園……お馴染み西郷像1873年に日本で最初の公園として開園された、上野公園(上野恩賜公園)。総面積約54万平方メートルで、「上野の森」「上野の山」とも称され、動物園や博物館、美術館といった施設をも擁する、文化が集まる公園である。江戸時代までは寛永寺の境内地だったのが、戊辰戦争の折に伽藍の大部分が焼失し、その跡地を近代的な公園として開発された。そんな上野公園の夜を歩いてみた。夜の上野公園……不忍池公園の南に広がる不忍池。約11万平方メートルに及ぶこの池、夏になれば一面蓮の葉で覆いつくされる。夜景として観るなら寒い季節で、水面には金色に光る弁天堂が映る様子が特に美しい。弁天堂はこの地に寛永寺が建立される際、天海大僧正が池を琵琶湖に見立て、竹生島になぞらえる形で小島を築き、そこに建てたのが始まりだという。
Mar 5, 2024
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夜の多摩川。東急東横線の多摩川駅から歩いて3分ほどにある多摩川浅間神社の境内から撮影。浅間神社とうたうだけに貼れれば富士山も望めるが、生憎の曇天で見ることができなかった。それでも、対岸の武蔵小杉の高層マンション群や丸子橋のオレンジ色に灯された街灯が望める。境内にある見晴らしスペースにて。夜の多摩川。多摩川浅間神社の社殿。
Mar 3, 2024
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夜の真壁……手前は旧真壁郵便局(昭和2年築)筑波連山の麓に位置する茨城県桜川市真壁地区。戦国時代までは真壁氏が領有し、真壁城を擁する城下町だったが、関ケ原の戦いで西軍に付いた佐竹義宜が秋田へ転封されるとこれに随行し、替わって笠間藩の浅野家が入る。笠間藩は廃城跡に陣屋を設けるとともに町割りを施行、各地から物資が集散するようになり、真壁は在郷町として発展する。当時の町割りがほぼ今も残り、江戸時代~近代にかけての町家や屋敷、土蔵など歴史的建造物が点在し、うち104棟が国の登録有形文化財に指定されている。重伝建指定は平成22年、伝統的な町並みを活かして町民有志で始められたのが「真壁のひなまつり」である。日没後の真壁を撮影したが、日が暮れるとともに開いていた店舗が一斉に閉まり、時折車の通行が目立つほどで人通りもほとんどなく、早くから静かな町に。重伝建指定を受けたとはいえ、観光客向けにライトアップという向きはなく、普段着のままの夜の街という風だった。かつては土浦~岩瀬間を筑波鉄道が走っていたが、廃線後は路線バスが住民や訪問者の重要な足となっている。現在も岩瀬駅や筑波山口からのバスの便があるので、アクセスはさほど悪くない。
Mar 2, 2024
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夜の箱崎ジャンクション高速道路のジャンクションは数多くあれど、東京都内はおろか日本を代表するジャンクションといえば首都高速道路の「箱崎ジャンクション」において他にはない。供用開始が1980年2月と歴史があり、その見た目のインパクトが凄く、東京どころか東日本を代表するといっても過言ではない。その形から「ヤマタノオロチ」と綽名されることも。都心の一等地にあるため交通アクセスにも優れ、東京メトロ半蔵門線水天宮前駅から徒歩圏内という好立地。すぐ近くの隅田川大橋や隅田川テラスからの隅田川の景観と一緒に楽しむことも可能だ。夜の箱崎ジャンクション
Feb 29, 2024
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東京ドームや後楽園遊園地の近くにある文京シビックセンター。文京区役所などが入る複合施設の高層ビルだが、25階に展望フロアーがあり、360度とはいかないが、270度の視野で眺望が楽しめる。室内の光が窓に反射されないよう、窓ガラスが斜めになっているなど、夜景観賞を意識しており、夜景撮影も楽しめる(但し、三脚は不可)。夜8時半まで解放されているので、夜景も楽しめ、マジックタイムでは天候が良ければ富士山も見える。池袋サンシャインシティ方面東京スカイツリー、後楽園ゆうえんち方面望遠でスカイツリー富士山が望める新宿副都心方面
Feb 27, 2024
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夜の諏訪湖撮影日時: 2023:10:02 18:32:16ISO感度: 200露出時間: 30 (30/1) 秒露光補正値: 1 EV絞り: f/4.5焦点距離: 14 mm撮影地:立石公園(長野県諏訪市上諏訪10399)アクセス:中央本線上諏訪駅が最寄武田信玄の水中墓とか御神渡りとか、どこかスピリチュアルな雰囲気が漂う諏訪湖。その諏訪湖を一望できる立石公園で撮影した。刻一刻と変化する空の色が湖面に映える姿は、どこか神秘的である。日本夜景100選の一つとされ、映画「君の名は」に登場する「糸守湖」のモデルが諏訪湖で、それを見下ろす場所としても登場している。
Feb 25, 2024
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イタリア街撮影日時: 2023:11:13 16:57:55ISO感度: 200露出時間: 13 (13/1) 秒露光補正値: 0 EV絞り: f/22焦点距離: 15 mm現住所:東京都港区東新橋2アクセス:ゆりかもめ 都営地下鉄「汐留駅」から徒歩汐留シオサイト5区の「イタリア街」。旧東海道である国道15号とJRの間に挟まれた場所にあり、もともとは汐留操車場の運送屋街だった。汐留再開発の際にこの一帯を丸ごとイタリア調にしてしまおうというコンセプトで、イタリア人建築家やコーディネーターの監修のもと、2006年に完成した。再開発というと大型ビルが立ち並ぶイメージだが、ここは再開発の街らしからぬほどに中小ビルが建ち並び、中にはペンシルビルが並ぶ場所もある。どれをとってもイタリア調で、地面に敷かれた石畳、イタリア風の外観のビル群、カフェやレストラン、中央の広場に立つと異国の地にいるかのような雰囲気を目にすることができる。
Feb 24, 2024
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2月23日は富士山の日。日没からマジックアワーにかけて、東京都内や近郊からでも富士山のシルエットが望める場所が少なくない。快晴で、富士山付近に雲がかかっていない日に限られるが、見ることができれば何かいいことがあるかもと思うものだ。今回はそんな眺望スポットをご紹介。ほんの一部であるが、参考にしていただけたら。富士山と大山のシルエット撮影日時: 2024:01:26 17:33:48ISO感度: 200露出時間: 10 (10/1) 秒露光補正値: 0 EV絞り: f/22焦点距離: 55 mm撮影場所:練馬区役所本庁舎20階展望フロア(練馬区豊玉北6‐12‐1)アクセス:西武線練馬駅、都営地下鉄練馬駅から徒歩練馬区役所本庁舎20階に一般開放されている展望フロアには、4か所の展望窓があり、約90㎡の高さから360度に近い眺望が広がる。遠くスカイツリーや東京タワー、新宿副都心、富士山と大山が見える。江北ジャンクション付近(荒川土手)撮影日時: 2024:01:05 17:19:37ISO感度: 200露出時間: 25 (25/1) 秒露光補正値: 0 EV絞り: f/22焦点距離: 38 mm撮影場所:荒川土手上 足立区江北北2アクセス:日暮里舎人ライナー扇大橋駅から徒歩、都営バス「荒川土手」バス停付近首都高中央環状線と川口線が分岐する江北ジャンクション、荒川土手上から見ることができ、LEDのライトアップが灯される五色桜大橋とともに、富士山のシルエットを見ることができる。富士山のシルエット撮影日時: 2024:02:12 17:39:55ISO感度: 200露出時間: 0.167 (1/6) 秒露光補正値: 0 EV絞り: f/8焦点距離: 55 mm撮影場所:目黒天空庭園(目黒区大橋1‐9‐2)アクセス:東急田園都市線 池尻大橋駅徒歩首都高大橋ジャンクションのループ箇所の建物屋上にある庭園。これが高速道路の上かと思わせるほどの庭園が広がるが、夕暮れとともにフットライトで適度なライトアップがなされ、クロスエアタワー付近の展望広場からは富士山が望める。ビル群の合間からの富士山撮影日時: 2023:10:13 17:33:42ISO感度: 200露出時間: 0.25 (1/4) 秒露光補正値: 0 EV絞り: f/5焦点距離: 75 mm撮影場所:文京シビックセンター 25階展望ラウンジ(文京区春日1‐16‐21)アクセス:東京メトロ後楽園駅、都営地下鉄春日駅から徒歩文京区役所が入る複合ビルの25階にある、一般に開放された展望フロア。地上105㎡からはスカイツリーやサンシャインシティ、更には新宿副都心とともに富士山のシルエットも望める。東京ゲートブリッジと富士山撮影場所:若洲海浜公園詳細はこちらを参照 若洲海浜公園の岩場で撮影したゲートブリッジ。一緒に富士山のシルエットも望め、橋のライトアップとともに拝むことができる。多摩平と富士山撮影日時: 2023:11:24 17:22:50ISO感度: 200露出時間: 15 (15/1) 秒露光補正値: 0 EV絞り: f/6.3焦点距離: 45 mm撮影場所:みはらし公園(日野市南平2)アクセス:京王線南平駅から徒歩23区外からは日野市南平の住宅街の一角にある公園から。公園からさらに階段を上った先には多摩平を広く見渡せる場所があり、富士山も見える。
Feb 23, 2024
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湯河原温泉撮影日時: 2024:02:15 20:00:22ISO感度: 200露出時間: 10 (10/1) 秒露光補正値: 0 EV絞り: f/3.5焦点距離: 15 mm東京から東海道線で1時間40分ほどの湯河原温泉へ。湯河原駅からバスで「温泉場中央」停留所に降りると、千歳川沿いに温泉旅館が並ぶ景観。川沿いの温泉街は個人的にポイント高い景観といえる。温泉が発見されたのは1200年前と古く、かの『万葉集』でも歌われている(それもあって、温泉街に「万葉公園」というのもある)。足柄の 土肥の河内の 出づる湯の 世にもたよらに 子ろが言はなくに以後、長く湯治場として近隣に親しまれるが、1895年に小田原~熱海間の軽便鉄道が開通され、さらに1934年に丹那トンネルが開通され、東海道線が現在の小田原~熱海ルートとして開通されると、爆発的に利用客が増え、多くの文人や画家も逗留するようになる。所々に古くからの温泉旅館も残っていて、観光保養地として賑わいを見せた往時が偲ばれる。湯河原温泉 元湯旅館 光陽館上野屋旅館(湯河原) 昭和5年築の登録有形文化財に指定されている現役旅館。撮影日時: 2024:02:15 17:15:06ISO感度: 200露出時間: 1.6 (8/5) 秒露光補正値: 0 EV絞り: f/8焦点距離: 17 mm湯河原温泉 源泉 上野屋伊豆屋旅館(湯河原)昭和5年築の現役旅館。撮影日時: 2024:02:15 17:17:41ISO感度: 200露出時間: 13 (13/1) 秒露光補正値: 0 EV絞り: f/20焦点距離: 15 mm緑に囲まれた癒しの湯 伊豆屋旅館【Vacation STAY提供】湯本通り(湯河原)石畳が敷かれた温泉街らしい情緒漂う通り、上記の伊豆屋旅館近く。撮影日時: 2024:02:15 19:56:19ISO感度: 200露出時間: 6 (6/1) 秒露光補正値: 0 EV絞り: f/8焦点距離: 15 mm富士屋旅館(湯河原)大正12年築の現役旅館。撮影日時: 2024:02:15 19:48:28ISO感度: 200露出時間: 30 (30/1) 秒露光補正値: 0 EV絞り: f/8焦点距離: 15 mm富士屋旅館 湯河原
Feb 22, 2024
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東京ゲートブリッジ撮影日時: 2024:01:01 17:40:06ISO感度: 200露出時間: 8 (8/1) 秒露光補正値: 0 EV絞り: f/5焦点距離: 33 mm前回の記事と同じ場所で、今度は反対側から撮影。東京ゲートブリッジの開通は2011年、「恐竜橋」とも呼ばれるが、確かに恐竜が向き合っている風に見える。因みにこのゲートブリッジ、遊歩道があり、途中まで歩くことができるらしい。普段は17時に閉鎖されるが、夜間まで延長される時期があるらしいので、ライトアップを狙うならその時期か、日が沈む時刻が最も早い冬至のころだろう。日本夜景遺産 15周年記念版 [ 丸々 もとお ]
Feb 21, 2024
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東京ゲートブリッジと富士山のトワイライトシーン撮影日時: 2024:01:01 17:24:23ISO感度: 200露出時間: 1.3 (13/10) 秒露光補正値: 0 EV絞り: f/4.5焦点距離: 55 mm撮影場所の所在地:東京都江東区若洲3‐1‐2 若洲海浜公園アクセス:都営バス木11甲系統(東陽町駅前~若洲キャンプ場前)乗車して終点で下車東京ゲートブリッジの眺望スポットである若洲海浜公園。最寄り駅は東京メトロ新木場駅だが、距離がかなりあるので、電車で来る場合はバスも併せて利用したい。その新木場駅がある夢の島南方に位置する埋め立て地にあり、海岸沿いの岩場からゲートブリッジが望める。空気が良ければ富士山も見える。この日は元旦で、運よく空気が澄んでいていて快晴だったので、ライトアップと富士山のシルエットを同時に拝むことができ、絶好の初日の入りだった。東京夜景 [ 堀 寿伸 ]楽天ブックス
Feb 20, 2024
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浅草寺境内撮影日時:2023:11:21 17:11:53 ISO感度:200 露出時間:2.5 秒 露光補正値:1.3 EV 絞り:f/5 焦点距離:17 mm所在地:東京都台東区浅草2‐3‐1アクセス:東京メトロ・都営地下鉄・つくばエクスプレス「浅草駅」から徒歩雷門で有名な浅草の定番観光スポット・浅草寺。休日はもとより、平日日中も修学旅行生やら外国人観光客やらでごった返すほどですが、日没ともなればライトアップされ、幻想的で見る者を圧倒させられる。プロデュースしたのは世界的な照明デザイナー・石井幹子氏。平成15年[2003年]からライトアップが行われていますが、毎日日没から23時にかけて、本堂や五重塔、宝蔵門、雷門が照らし出され、朱塗りの建物が鮮やかに浮かび上がる。昼に訪れるのも悪くないが、ごった返す日中より観光客の数が減り落ち着く夜こそ訪れたい。雷門 赤い大提灯で有名な浅草寺雷門、正式名称は「風雷神門」。撮影日時: 2023:11:21 19:47:54ISO感度: 200露出時間: 30 (30/1) 秒露光補正値: 1 EV絞り: f/32焦点距離: 30 mm仲見世 活気溢れる浅草寺の表参道。現在の店構えは鉄筋コンクリート造りで大正14年築。撮影日時: 2023:11:21 17:25:57ISO感度: 200露出時間: 2 (2/1) 秒露光補正値: 1.3 EV絞り: f/22焦点距離: 15 mm宝蔵門 仁王像が安置されている浅草寺の山門。かつては「仁王門」と呼ばれていた。撮影日時: 2023:11:21 17:18:08ISO感度: 200露出時間: 13 (13/1) 秒露光補正値: 1.3 EV絞り: f/16焦点距離: 15 mm五重塔 もともとは三重塔だったが、焼失を繰り返し慶安元年に五重塔として再建。現在の塔は昭和48年築。撮影日時: 2023:11:21 17:11:00ISO感度: 200露出時間: 4 (4/1) 秒露光補正値: 1.3 EV絞り: f/5焦点距離: 20 mm本堂 本尊の聖観世音菩薩が安置されている中心堂宇、「観音堂」とも称されている。撮影日時: 2023:11:21 19:25:16ISO感度: 200露出時間: 25 (25/1) 秒露光補正値: 1 EV絞り: f/22焦点距離: 15 mm動画版ブログはこちら。東京夜景 [ 堀 寿伸 ]
Feb 19, 2024
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永代橋撮影日時:2024:02:07 17:39:52 ISO感度:200 露出時間:13秒 絞り:f/22 焦点距離:15㎜所在地・アクセスについてはこちらを参照。前回と同様の場所であるが、橋と同じ目線の場所で撮影したもの。東京夜景 [ 堀 寿伸 ]
Feb 18, 2024
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永代橋撮影日時:2024:01:07 17:33:02 ISO感度:200 露出時間:20秒 絞り:f/22 焦点距離:15㎜所在地:東京都中央区・江東区アクセス:東京メトロ茅場町駅・門前仲町駅 いずれからも徒歩圏内大正15年に架けられ、国の重要文化財に指定されている現在の永代橋。隅田川を代表する橋としてお馴染みだが、夜になれば鮮やかな青い光に染められ、ライトアップされる隅田川の橋梁群の中では最も強いインパクトが強く、被写体として選ばれることが多いのも頷ける。因みに、ライトアップされる隅田川の橋梁群はこの永代橋を含めて12か所、いずれも日没15分後から21時までライトアップされる。当ブログのタイトル画像にしたのが表題の写真。東詰めの北側にある隅田川テラスから撮影したもの。東京夜景 [ 堀 寿伸 ]楽天ブックス
Feb 17, 2024
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歌舞伎町撮影日時:2023:11:09 17:02:32 ISO感度:200 露出時間:2.5秒 露光補正値:1EV 絞り:f/29 焦点距離:28㎜所在地・東京新宿区歌舞伎町1アクセス:西部新宿駅からすぐ、JR・東京メトロ・都営地下鉄新宿駅から徒歩新宿駅の東側に広がる、日本最大級の歓楽街・歌舞伎町。ナイトライフをエンジョイする人々のための店が集まり、深夜でも人通りが絶えず、煌々と輝くネオンサインが通りの両側を埋め尽くすエネルギッシュ勝つ非日常の風景、「眠らない街」「不夜城」と呼ばれるゆえんである。尤も、もともとはそんな歓楽色強めの街というわけでなく、湿地帯だったこの地を完了や軍人などが住む高級住宅街として開発、「第五高女」こと東京府立第五高等女学校も開校する文教地区でもあった。しかし、戦災で焼失したことで街の雰囲気が一変。新たな歌舞伎演舞場を誘致し、一大エンターテイメントを集結する町を目指すことで、地番も「歌舞伎町」と名前が付いた。歌舞伎演舞場は来なかったものの、実際には映画館や劇場、ボーリング場など娯楽施設が集まり、目的の大半は実現できたといえる。トルコ風呂やラブホテルといった風俗の街のイメージが強いが、そういった店ができるようになったのは昭和30年代以降になってからである。写真は、歌舞伎町の風景としてよく登場する「歌舞伎町一番街」のゲート前。なお、街の中はダーティな雰囲気が今でも残っており、カメラを持ってうろつくのは止した方がいいだろう。東京夜景 [ 堀 寿伸 ]
Feb 16, 2024
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秋葉原撮影日時:2023:10:17 17:21:17 ISO感度:200 露出時間:2秒 絞り:f/22 焦点距離:14㎜所在地:東京都台東区外神田1アクセス:JR・東京メトロ・つくばエクスプレス秋葉原駅からすぐ日本最大の電気街・秋葉原、通称「アキバ」。家電やパソコンショップ、趣味、アニメやゲーム関連のショップが所狭しと建ち並び、国内はおろか世界中から人々が集まる。夜ともなると一層きらびやかになり、沿道にはメイド姿の呼び込み姿を目にすることが多い。因みに、現在のアキバの原点は戦後間もない闇市で、ラジオ部品を売る露店が多く集まっていたことが由来で、現在もその名残を見せる店舗が見られる。写真は中央通り沿いを撮影したもの。正面に見える「肉の万世」も、もともとはラジオの部品を商うお店だった。東京夜景 [ 堀 寿伸 ]
Feb 15, 2024
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JR上野駅 撮影日時:2023:10:20 17:15:27 ISO感度:200 露出時間:5秒 絞り:f/22 焦点距離:15㎜所在地:東京都台東区上野7‐1‐1アクセス:JR上野駅下車上野駅といえば、戦後間もない頃の集団就職列車を謡った「ああ上野駅」が真っ先に出てくるように、東京の北の玄関口というイメージが強い。実際にその歴史は、明治16年に日本鉄道の上野~熊谷間のターミナル駅として開業したことから始まっている(明治39年に国有化)。大正14年に上野~東京間の高架旅客戦(現在の京浜東北線)開通により途中駅となるが、北の玄関口としての役割は相変わらず続いてきた。尤も、現在は東北・上越・北陸新幹線が乗り入れられ、上野~東京ラインという名称の列車が登場したことで上野始発の列車は少なくなり、ターミナル駅という役割は薄らいでいるが。現在の駅舎は昭和7年7月2日に完成した2代目。先代の駅舎が関東大震災で焼失し、その復興事業の一環として再建されたものである。かつてのターミナル駅の外観を持つ駅舎は、日没とともにライトアップされ、レトロ感を醸し出している。東京夜景 [ 堀 寿伸 ]
Feb 14, 2024
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アメ横(アメヤ横丁)撮影日時:2023:10:20 17:33:10 ISO感度:200 露光時間:2秒 絞り:f/22 焦点距離:22m所在地:東京都台東区上野6‐10‐7アクセス:JR・京成・東京メトロ上野駅、JR御徒町駅、東京メトロ上野広小路駅、仲御徒町、都営地下鉄上野御徒町駅から徒歩JR上野駅~御徒町駅間の高架下に伸びる商店街「アメヤ横丁」、略して「アメ横」。名前の由来は諸説あるが、特に語られるのは砂糖が入手しにくかった戦後間もない頃に飴を売る露店が多かったという説(飴屋横丁)、アメリカ進駐軍の放出品を売る店が多かったという説(アメリカ横丁)という二つであろう。いずれにしても、終戦直後の闇市由来の商店街であることは確かである。周辺には様々な品物を扱う商店が所狭しと並び、威勢のいい呼び込みの声が飛び交う。東京夜景 [ 堀 寿伸 ]
Feb 13, 2024
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