自分の体はもちろん自分自身そのものですから、自らの行動と切り離すことはできません。
瞬間、瞬間、自らの行動で自分の体が作られています。
使うことで発達し、使わなければ衰える。
例えば、職人さんがスムーズに仕事をこなしていけるのは、決してやり方を知っているからだけではありません。仕事の中で何度も目的に向かって動きを練り直し、仕事に対してスムーズに動ける体を作り続けているからです。
そうして体は絶え間なく変化し続けていますから、鏡では同じように見えても、昨日の自分と明日の自分は違います。もっと厳密に言えば、今の自分と、次の瞬間の自分も違う。
体の不調、というのも作り続けた今の体の状態を表しており、生きて変わり続けている過程です。
行動を変え、体が変わっていくことで、その行動によりけり、良くも悪くも不調も変化していきます。
どんな不調、病気であれ、生きている限り治っていく可能性がある、ということです。
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