徒

  徒"然草 ~づれづれなるままに~  by 整体処 明響庵(めいきょうあん)

常に変化し続けている(治る)

自分の体はもちろん自分自身そのものですから、自らの行動と切り離すことはできません。

瞬間、瞬間、自らの行動で自分の体が作られています。

使うことで発達し、使わなければ衰える。

例えば、職人さんがスムーズに仕事をこなしていけるのは、決してやり方を知っているからだけではありません。仕事の中で何度も目的に向かって動きを練り直し、仕事に対してスムーズに動ける体を作り続けているからです。

そうして体は絶え間なく変化し続けていますから、鏡では同じように見えても、昨日の自分と明日の自分は違います。もっと厳密に言えば、今の自分と、次の瞬間の自分も違う。

体の不調、というのも作り続けた今の体の状態を表しており、生きて変わり続けている過程です。

行動を変え、体が変わっていくことで、その行動によりけり、良くも悪くも不調も変化していきます。

どんな不調、病気であれ、生きている限り治っていく可能性がある、ということです。


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