全12件 (12件中 1-12件目)
1
先の日記のコメントレスも付けず、失礼をどうぞお許しください。実は、夫の親友で同業のま~さんが亡くなりました。ここ数年 休業が多く、昨年 とうとう廃業され自宅療養されてました。 ま~さんは夫と同期で個タクになり、夫とは性格が真反対なのに、なぜか気が合ったというか、真反対だからこそ、ちょうど良かったのか?とっても仲良しで 家族ぐるみのお付き合いだったのに・・・亡くなった連絡が無かったんです。私は偶然に、新聞のおくやみ欄からの転記サイトで知りましたが・・・家族の方から連絡がないので どうしたものかと夫婦して1週間悩んでおりました。実は、去年入院されたとき以降「絶対見舞いに来るな、会いたくない~」とは言われつつ、けっこう電話で連絡は取り合っていました。最後に電話したのは夫で 三月の中頃・・・長年の付き合いの中で初めて ま~さんがマジギレして怒って電話を切ったそうな・・・私にはその理由が想像できました。おそらく 空気読まず、なんでもかんでも「がんばれ!」連呼しちゃう夫ゆえ、病状悪化から不安でたまらない状況のま~さんにもNGワードを連発したのだろうと・・・折を見て、私が電話でそれとなく謝って ご自宅へお見舞いに行こうと思っていた矢先のことでした。でも 行かなくて良かったのかも?「死んでも誰にも知らせるな、絶対に言うな!」との 強い希望だったそうな・・・そんな予感はしてました。だからこそ、家族の方が落ち着かれるまで電話してもいけないと思い、我慢していました。同業者さん数人から電話あれど 知らないで隠し通していたのですが、さすがに隠しきれなくなり、夫が昨夜 奥様に電話したそうな・・・ 私も今朝 奥様に改めておくやみの電話を入れて「GWはじめあたりに 前日にお電話させていただきますので、お伺いしてもよろしいですか?」と、お聞きしたら OKでした。本当はもっと早くに行くべきなのだろうけれど・・・知らせるなの遺言があった以上 すぐに行くのは遺言やぶりになるだろし・・・ま~さんは のんびり屋のほのぼのさんだから きっと まだ当分はお家にいるはず・・・食事制限のために何年も我慢していたはずの ま~さんの好物を持って、逢いに行こうと思います。実は夫はかなり気落ちしております。私 実は ま~さんから、昨年の夏 冗談みたいに、いえ、歌うように言われていたのです。「ボクが死ぬときゃびょ~いんで~献体するから葬式要らず~ぅ♪」夫にはま~さんの訃報を知るまで黙ってました。たぶん、ま~さんは 我が家では私の方がメンタル強いことをわかっていたからこその言葉だったろうと思います。しかし、私も まさか こんなにその時が早いなんて想像すらしていませんでした。献体は本当だろうけど、単なる軽口だとばかり思っていました。それだけに・・・ここ数日 ぼんやりと 元気だった頃のま~さんの笑顔や口癖ばかりがリフレインしています。 ま~さん お暇だったら いつでも我が家へ遊びに来てね~姿なくとも歓迎するからね。 お別れじゃないもん。だから泣かない! いずれ笑顔でリアルに会えるも~ん。。。
2019年04月12日
コメント(5)
昨夏、もう限界かと思ったパソコンはそこそこ元気に動いてます。セーフモードは私です(苦笑) 昨夜 数日前の日記をひとつ消しました。コメントくださった方ごめんなさい。 私 以前から気づいてました。どなたか知らねど 私のブログの夫婦喧嘩ネタやボヤキ的な日記を誇大過大に尾ひれや嘘を足してパパに話している人がいることを・・・むろん、たいした悪気が無いのもわかってますし、そんなことはブログ公開している時点で想定内。むしろ、そんな外野の言葉や愉快犯的な噂を丸ごと信じて 瞬間沸騰的に私への暴言に変換するパパほうがいけないのです。いえいえ・・・もっと言えば 単に私が パパに信頼されてないだけ。一番弱くてバカなのです。あまり 愛されていないってこともあるかもね~(苦笑)あはは・・・まぁ そんなこたぁどうでも良し。イマドキ そこいらじゅうに転がっている珍しくもない話だし、どんな家庭にも、夫婦にも それなりの悩みや問題、不安はあって当然。不景気続きで 楽しいこともなく 日々 生活のために身を粉にして働くパパだって、気持ちが折れることもあれば、私に八つ当たりするしか自分の気持ちを修復する方法が無いのであろうことも重々わかってます。また、ある意味 こんな時代だからこそ、娯楽の余裕なく、身近な人の不幸や噂話が蜜の味的な人が出てくるのも当然だと思います。けして私に腹が立っているわけではなく、外に向けられない苛立ちを つい叫んじゃうだけなのもわかってます。 でも・・・私 それなり懸命だったのに・・・けして、我慢や愚痴だらけではなく、パパにさしたる文句を言った覚えもなく、日々ドタバタで けして裕福とは言えないヤリクリだらけの生活でも そこそこ楽しんで笑っているし、さしたる不幸とは思っていないし、さらなるどん底不景気も想定し、無理をせず、きちんと計画、算段して、乗り切る意欲はいっぱいあるのにさ~ たぶん・・・パパにはそういう私のめげない性格こそが癇に障って仕方がないから暴言になるのかもしれません。きっと 外では良い人。たまに不機嫌あれども そこそこ温厚で涼しげに笑っているはず。それは大事なこと。サラリーマン・自営業に限らず 外面は大事です。見栄もハッタリも営業能力の一つだと私は思います。だから それはそれで良いのですが・・・ ただ、私はこう思います。夫婦二人で 頭を抱えて悩んで鬱になったり、諦めたり、投げやりになったり、自分の気持ちの修復だけのために 禁句を連発し合って 派手な夫婦喧嘩してどうなります?私は 破滅や破たんしかないと思うのですがね~ モラ はいけません バブもほどほどにしないと・・・私は心が狭いので モラに対して 期待通りに勝ち誇り気分を差し上げられません。元来 お節介は好きなれど 懐にも心にも余裕のない私は慈母や聖母を見習えません。最近 仲良しの女子友が面白いというか・・・なるほどという言葉を連呼します。「藁」わら 苦しい人がすがる人やモノ(けして物体ではありません)溺れかけたものが掴み、絶対に手放したがらない様子のことを 彼女はそう呼ぶようです。たぶん 自分がそのすがられる人になったらば 一緒に沈むだけ・・・ってなことを、自分の経験を踏まえて、自嘲的というか、自虐ネタ的に「私も藁や~」な~んてことを面白おかしく話しているのだろうと思います。 昔、とある人に教えられました。愚痴もボヤキも不満もけっこう、話す、腹を割れる相手は必要。しかし、その相手だって、愚痴やボヤキばかりを聞いて楽しいはずがない・・・だから、愚痴やボヤキには 必ず笑えるオチをつけろ。上手いオチが見つからねば、せめて「聞いてくれてありがとう!」とか、「助かった」と、感謝の言葉をつけるべし。それは 同僚 上司 友達 夫婦 家族・親戚身内 相手が誰でも同じである!また、その人は こうも言いました。たとえば、職場や仕事での愚痴ボヤキ、不満話にオチを付けられない部下は切るべし。リストラ対象ってことらしいです。私はな~るほど・・・と 思い 以後 気は付けて生きてきたつもりです。たとえば夫婦喧嘩、その人に言わせると、どちらが勝つか負けるかは明白。長く引きずるほうが負けであり、それは仕事の失敗・トラブルでも同じだそうな。立ち直りの早い人ほど、実際には失敗やトラブルを忘れない。それは次に、同じ失敗やトラブルを回避、リスクを軽減するためだそうで、人には本来 その能力は備わっている。しかし、その能力を阻害、邪魔をするのはその場の感情。守れない約束をしてしまう。つかなくてよい嘘をついてしまう。苦しい言い訳をしてしまう。つい暴言を吐いてしまう。それすべて、その場の感情が起こす誤作動だそうな・・・ならば、、その誤作動を防ぐためにも セーフモードの黒画面は必要ってことらしい。。。あはは・・・なんだか 久々に語っちまったぁ~師匠の受け売りにちょい脚色(笑)パソコンには最悪 リカバリーとか もっと簡単に 新機種に買い替えるという選択がある。人生にはそれが無い。セーフモードで何度でも立ち上がるしかないだろう。トラブルシューティング、これも 人間の場合は無理がある・・・だって 持って生まれて 育って作られた性格は変え難い。でも・・・少しなら変えられる。。。だけど、私はたぶん 脳味噌が旧機種なので性格は変えられない。OSを入れ替えたり バージョンアップするにはハードの容量が足りない・・・パパも同じだろう。あはは・・・ならば それなりに 使える機能で生きて行かねばね~そうそう、正月にすごくショックなことが起き 半月近くセーフモードだった長年の友のSちゃんが、復活し、こんな言葉を書いていました。「良い時も悪い時も 全力ですごす」 私、名言だと思いました。おそらく彼女の言いたいことは 良い時は思い切り元気にやりたいことをとことんやる。悪い時は下手に動かず、戦わず、悲しむ、泣く、落ち込む、気が済むまで引き籠る・・・反省と消化or消火?問題の火種が消えるまで休むというか、息をひそめて ひたすら一人で考え 気持ちが癒える復活の時期を待つってなことらしい。これまた 感情による誤作動回避には有効な方法だと思います。 さてと、我が家のことに戻ります。パパ 今朝帰宅後、いきなりの不機嫌(毎度のこと)朝食は要らないと言い、ひたすら暴言吐きました。私も修行が足りないので、感情による誤作動あったやも?自己修復だけのためにちょいと吠え返してしまいました。これ、モラ対応としては 半分正しく 半分間違っていたと私なりの反省はしてますが、今回の場合、発端は100%がお門違い的八つ当たりだったので、私は今までのように自室に引き籠る理由が無いと判断し、普通にしています。 今夕の献立は ホタテと玉ねぎ・パセリの炒飯。週末なので、プチ贅沢にホタテは冷凍品ではなく昨日魚屋さんから買ったお刺身用を氷温しておいたもの。私「ご飯食べる?」パ「要らん!」私「もうできたから、一口くらい食べて行けばぁ~」パ「要らんと言ったらいらん!」私「あっ、そ~ じゃ 冷めたらラップかけて冷蔵庫へ入れて置くから帰ってきて気が向いたらチンして食べてね」パ「・・・・・・」無言で出勤していきました。その後、私は冷めた炒飯をチンして ワインを飲みつつ食べました。一人でも、美味しいものは旨い!(笑)明朝帰宅したパパが食べなきゃ、私が食べるだけ~むろん、無視されるか、これ見よがしに放りつけられるのはわかっていたので、本日のパパのお弁当は作りませんでした。実は、今までは作っていたのですが無駄になるのでやめました。パパには悪いけど・・・今回 妙に気持ちが凹んでいない私・・・さぞやパパは気が済まなかっただろうけど・・・この時期、零細個人事業主の会計係が凹んでやる気失くしていられないんだってばっ!パパの昨日のモラ言 「これからは会計家計、申告 全てボクがやる!できる!おまえなんかに任せておけない!」とな・・・おいおい感情と勘定は 読みは同じでも ほぼ正反対のモノである(激苦爆)ただし、ただ今この国の首相とやらも 感情と勘定を混同なさって大暴走。ならば しがない田舎個タクのと~ちゃんの ちょいとした混同・勘違いなんぞ、あたりまえとも思えるので笑って許す
2017年01月21日
コメント(4)
10日ほど前の日記で予告したタイトルなので書きました。 今から20年以上前、東京に住んでいた頃の話です。私はその数か月前まで某大手鉄道会社系のバス会社の契約社員をして 関西の某市に住んでいました。とくにその会社に不満はなく、いえ、むしろ、私のかつての職場の中では環境はピカイチ良くて、仕事は厳しく、完全能力主義でお給料が特に良かったわけではないけれど、ともかく規則と時間がきっちりしていて、いい加減さがないところが、潔癖な私には水が合ったとでも言うのか?とても楽しく働きやすい職場でした。 しかし・・・当時の私には、ちょいとした野望があり、どうしても東京で仕事がしたくなり・・・会社の上司に相談したら、同じグループの都内の会社を紹介されて、私はとりあえず、勤める気でいました。 ところがっ・・・引っ越し先にも慣れ落ち着いて、紹介された会社へ挨拶に行って私はぶったまげました。同じグループなのに・・・あまりの違いに・・・正直、私にはどう考えても我慢できそうにない環境と前の職場とは似ても似つかぬ、いえ、雲泥の差の待遇に呆れ果て・・・先の職場の上司の手前、丁寧に挨拶はしたものの・・・それだけで逃げ帰ったのでありました(苦笑) で、結局 元の勤務先から・・・「もし良ければ、次の勤務先を決めるまでは今まで通り仕事をしませんか?」と、言われて、なんと、都内から関西まで通勤していました。夜行バスはグループ各社用の業務席だとかで(非常口のある場所)で無料。仕事の都合で何度かは開業したばかりの「のぞみ」通勤を許されていました。 だけど・・・さすがに、通勤時間の長さに疲れて・・・やはり都内で職場を探そうと思い、とりあえず、高校卒業して就職した会社の教習所の指導教官だった大先輩を頼り、とあるバス会社に行きました。 これまたなんと驚き・・・と言うべきか、その方 当時のバス会社では珍しく 上級管理職になっておられました。 で・・・言われました。「真っ先に私のところへ来てくれたのはとても嬉しい・・・でもね、ウチ、お給料メチャ安いわよ~能力主義じゃなく、典型的な年功序列的というか・・・あなたの経験はお給料に加味されないと思うし、私はもう現場にいないし、望む仕事も回せないと思います。先輩としてお薦めしない・・・大丈夫、あなたならもっと良い待遇の会社が見つかる、近所に何社もあるわよ~とりあえず、軽い気持ちで数社見てきて決めればどうかな・・・」と・・・ で、単純な私は、その足で、徒歩5分のバス会社に行き、「最近、近所に越してきたのですが、会社見学させていただけませんか?」と、お願いしてみました。ところが、なんとも強引に、応接室に招き入れられ・・・社長の身内で人事と経理の担当と称するとても男前?な女史といきなり面接モードに・・・女史「あなた お住まいはどこ?」私 「はい。〇〇大橋の向こうの〇〇町のマンションです」女史「前の会社での契約ランクは?」私 「はい。いちおうAランクの長距離ツアー専門でした」女史「ふぅ~ん、じゃ、都内観光は当然できるよね?東北は?」私 「仙台・松島くらい・・・日本海側なら秋田市内までくらいなら何度か行ってますし、いちおう自分で勉強はしたつもりです。」女史「じゃ、関東周辺で得意なコースは?」私 「得意と言えるかどうか?先の職場では「坂東三十三か所参り」の仕事をよくしてました」女史「へぇ~じゃ 大丈夫じゃん♪あなた 決まった公休欲しい?」私 「いえ、過去の会社でも公休日の決まりはありませんでしたし、お休みは仕事がない時だけの不定期で構いませんし、それがこの業界の常識だと思って仕事してきましたが・・・」女史「よっし!決まり!あなた、服のサイズは?小柄だね~」とか言いつつ・・・事務所の方を向いて、「〇〇さん、早く全部持ってきてぇ~」と、大声を張り上げてました。私 「あの・・・今日は会社見学に寄せていただいただけなのですが・・・」女史「あはは・・・まっ、その話は後にして・・・私 長話と面倒が大嫌いな性格なの、しばし付き合いなさい!!!」 で、その後入室してきた女性に渡されたのは・・・見るからにDCブランドらしい箱入りの上品な新品の制服。私 「へっ?あの・・・私、まだ 履歴書もお出ししてませんし、お話がっ・・・」女史「そんなもの、後でいいってばぁ~ともかく制服着てみてよ~ここで良いよ、女同士じゃん オトコは入ってこないから、ここで着替えて!」と、半ば強制的に、その場で着替えさせられて・・・女史「おぉ~~~私の目は確かぁ~ピッタリ。これで良し♪だからさぁ~面倒は嫌なのっ!ところで、あなた、誰に聞いてウチに来たの?」私 「実は〇△〇□バスのYさんが、教習所時代の教官だったので、頼って行ったら、近くに何社かあるから他へ行きなさいと言われて・・・御社が一番近いので、その足できました」女史「へぇ~Yさんの教え子なんだぁ~そうそう、あそこはね、今 新卒しか採用しないと思う、だから、ウチね・・・あの人も相変わらず話が早い良い人ね。ありがたいわぁ~後でお礼の電話を入れなくちゃぁ~ようこそ、わが社へ♪」私 「ですから・・・私まだ何も・・・お話がっ・・・」 すると女史はテーブルに無造作に分厚い封筒を出し、女史「はい、これ、契約金 70万、数えてみて で、領収書と契約書にサインしてね」私 「それはいけません、私の身元が心配ではないのですか?」女史「大丈夫ぅ~私の目に狂いないしぃ~あなたはクソ真面目、潔癖、当たってるでしょ?履歴書なんぞ今日でなくても良いけど、今 持ってるの?」私 「はい、本当はYさんに渡そうと思って書いた履歴書と経歴書はここに・・・いちおう証明のために免許証も、必要なら本籍地記載の住民票も今持ってます・・・」と、テーブルに出したらば・・・女史「あはは・・・なんと用意の良いことで、話が早くて嬉しいっ♪ それであなた、明日 空いてる?泊まりも大丈夫?」私 「は・・・はい・・・予定はありませんが・・・」女史「ならね、帰りに、隣の事務所の点呼へ行きなさい。明日の仕事付けておくから~」私 「ですからぁ・・・あの・・・まだ・・・」(汗)女史「あのね、とりあえず仕事してみなくちゃお互いわかんないじゃない?大丈夫、そのお金は契約金、仕事はじめてみて嫌なら返してくれたらそれでおしまい。会社を気に入ってくれたら、それはあなたのお金。ウチの契約は1年、正しくは11か月。途中で辞めるときは日割り計算で契約金は返してもらいます。簡単な話よ~とりあえず受け取りなさいってばっ!明日から仕事してみればわかる。ウチは年功、社歴、年齢関係なし、社員に上下はありません。みんな同列の仲間。それが社長の主義なの!引っ越ししたばかりで物入りなんじゃないの?東京は家賃も物価も高いんだからね、時間を無駄にせずすぐに働きなさい!細かなことなんぞ、とりあえず働き 最初の給料もらってから考えれば良いじゃん、そうしましょ~わははぁ~」 と・・・なるほど・・・確かに・・・目の前に出された70万円には気持ちが激しく動きました(笑)私 「それじゃ、いちおうお預かりして帰ります」 で・・・私は あくる日からその会社へ勤め、その後2回契約更新をしました。 なんともあけすけな会社で・・・給料は全て社内掲示板に張り出され、しかも、支給額順に・・・支払いは現金。 それもまた社長の主義だったとか・・・で、その社長の口癖は・・・「わが社の社員に、上下はありません。年功関係なく、みんな同じです。ただし、唯一、上下があるとすれば、より多い給料を取る人が上、稼げない人は下 日々忘れないように心して!」 そんな社長はお亡くなりになり・・・その後 家族の方が代表を務められ、車庫や会社は移転、縮小した業務あらば、新しく手を広げた部門もあり、大きくなったようでしたが・・・近年、会社のHPが休眠しているなぁ~どうしたんだろ?思ってはいたのですが・・・ 最近偶然に知りました。昨年、どこぞの企業に吸収され、今年、社名もバスのカラーもすべて変わったと知り・・・ちょっと悲しくなったのでした。 私の勤務した会社の中では一番自由で和気あいあいとして楽しかったかも・・・まっ、観光業界が一番良い時代だったってこともあるのでしょうが、楽しい思い出がいっぱい。 あの時の女史は・・・もうお婆さんになられてるだろうな・・・ご存命だろか?とっても懐かしい・・・私ももうすぐ55歳、忘れないうちに書き残しておかねばと思い書きました。 一番仲良しだった、福島出身のコロちゃん いつも良きライバルで気楽な仲間だった 秋田出身のやすこちゃん・・・今はどうしているんだろ・・・会いたいなぁ~
2015年12月18日
コメント(10)
あらまぁ~さて はて・・・気が付けば、あっと言う間に6月ではあ~りませんかっ(汗)昨夜、一昨夜・・・寒くて・・・ほんの数時間ですが暖房使いましたってばっ・・・知人から聞いた話では北海道では雪が降った地域があるとな・・・さぶぅ~ なんだか風邪をひいた気がっ・・・気をつけねば・・・私は過去、この時期の風邪をこじらせ、7月になり肺炎になったことが3回もあるのです。いえ、それだけではありません・・・私が過去、病気入院したのはいずれも夏の初めばかり・・・ よって、要注意時期!!!無理は禁物。しかし、過養生も老化のもと!(苦笑)この寒暖の差・・・あなどってはいけません。健康管理に気を付けましょう。。。 そして、少なくとも私の記憶の人生の中では・・・なぜか伊勢のご遷宮の年とその翌年はろくなことがない・・・ 巷の噂によれば、伊勢神宮の20年に一度の遷宮と、出雲大社の60年に一度の遷宮行事が重なる年は良くないことが多いとか・・・まさに今はそれにあたります。 まっ、単なる偶然や、もしやの迷信もあるのかもしれないけれど・・・調べる限り、あながち迷信とは言えない・・・いえ、ある意味かなりの確率で自然災害、経済危機、動乱等が重なっている事実があるのは確かだそうな・・・ ならば、やはり備えと想定こそが必要。不安をあおるべくな報道だけに乗せられ流されたり、反対に危機感を持たせない報道による世論操作に騙されている場合ではありません。今年の景気はまたまた下がっているのでは?なのに・・・景気は右肩上がりだとか、ずっとほざいているおバカさん達につける薬は無かろうなぁ・・・ そう言えば・・・ちょいと昔に「景気は緩やかに回復している」なんてことをまことしやかに言い続けていた、もと通産官僚の作家さんは・・・くだらない神輿に乗ったがために、本が書けなくなったのか?ファンに見放されて売れなくなったのかは知らねども・・・今はどうしておられるのやら?と、思って調べたら・・・マジか?イシンなんちゃら塾の名誉塾長ですと・・・(激苦爆)あぁ~彼の小説のファンだった私としてはかなり残念。ずっと小説家でいて欲しかったのに・・・ 話しは変わり、 ちょいと前の とある方との会話・・・客「ホント、愚痴になりますが、何処も景気が悪く、調子の良さげな話は一切聞きません、いったいアベノミクスって、どんな恩恵があったのでしょうか?もしや、福井は田舎なのでなんの恩恵も無いのでしょうかねぇ?」私「あはは・・・あなた、それマジで言っているんですかぁ?だいたい、アベノミクスなんて言葉自体が、もう死語では?むしろ、あべのリスク、あべのミス苦のほうがイマドキの言葉に思えますけどぉ~私はけして福井に恩恵がないのではなく、この国全体にリスクしかないと思ってますけどぉ・・・」客「ハハハ・・・志津さん、そこまで言っちゃぁ~おしまいでしょうがっ(汗)」私「あらま・・・おしまいだと言い切るはたやすい、そのおしまいというか、良い結末の期待感がないからこそ、国民はお金を使わない、いえ、使えない、もっと言えば使うお金がない人が増えるのではないでしょうか?よって、こうして不景気がいつまでも続いているのだと思いますけどぉ~むろん、たかがミーハーソーリだけが悪いのではない。おそらく彼は神輿にのせられただけの無知な人、私はそう思うけどぉ・・・」客「なるほど・・・ははは・・・じゃぁ しかたがないですかねぇ~」私「はい・・・しかたがない・・・しかし、それでも私たちは生活せねば・・・そこが苦しいのよねぇ~でも、ウチなんぞはまだマシ。子育てしなきゃいけないわけで無し、介護しなきゃいけない人がいるわけでもない、誰かに残すために守りたい財があるわけでもなし、今後作りたいとも、作れるとも思ってないし・・・なんとか自分たちの口過ぎをしてしのぐ、自分たちが我慢すりゃなんとかなるだけ気楽なのかもねぇ~まっ、地味に真面目に生き、できるだけ不幸や天罰に遭遇しないようにするってのが最良の生き方だと思うけどぉ~」客「夢の無い時代ってことですかね・・・」私「あらあら・・・私はそうでもないかも?日々くだらないことに笑い、ささやかな目標が叶えば、それだけで嬉しいし、けして夢がないわけではありません。若い人の夢や目標は大きい方が良いと思うけど・・・どうなんだろ?私たちの年代になると、下手に大きな夢を持ち過ぎるほど、不幸を感じちゃうかもよ?それなりそこそこ、日々なんとか笑って、激安品食べて飲んで寝て、病気や怪我無く、もし 死ぬときには、できるだけ困らず、苦しまず、家族に迷惑かけず、コロッと死にたい、ってなレベルの願望でも充分な夢だと思うけど・・・」客「なんだか身につまされちゃいます・・・」私「あらあら・・・私たちはそれなりに良い時代を生きてきました。戦争にも遭ってない、幸運にも大災害にも遭ってない・・・でもね、今の子供たちに、私たちの若い時と同じ自由があるかしら?明るい展望ができるかしら?彼らが今の私たちと同年代になった時、彼らはもっと厳しい・・・私はそう思う・・・だから、私たちが身につまされててどうするのよ~今の若い人達のほうがもっと不安で大変だと思う!だから私たちが愚痴ってはダメだと思う・・・自分の子供たちのためにもね」 と・・・つい説教こいちゃいました(苦笑)でもね・・・これ、正しいでしょ?子育ても大事だけれど・・・これからの時代、その子供たちに、いかに面倒・迷惑かけずに親が人生を過ごし終えるかのほうが、よほど大事。私はそう思います。 近年 更年期を理由にぐずぐずしている自分に喝を入れるつもりで久々に吠え書きしてみました。 まっ・・・あくまでも しがない田舎主婦の遠吠えですがね~ははは。。。
2015年06月06日
コメント(8)
たいしたことをしているわけでもないのにさ・・・なんだか気持ちばかりが先走る気がするこの季節が私は大嫌いです。 むしろ、年末に「今年のことは今年のうちに!」的に、新しい年に向けての気合いで、忙しくドタバタする方がよほど元気が出ます。 今日は短めに。(笑)「がんばる!」を連呼する人を私は信じません。むしろ心配になります。「がんばる!」を連呼する人には、「気をつけてね!」と 声をかけてしまいます。冷たいですか?私は懸命に頑張っている人に、「がんばって!」とは絶対に言えません。手伝いもできぬのに、プレッシャーだけ与えてしまったら悪いと思って言えません。ただ・・・絶好調に見える人には「がんばって!」と、声をかけます。気持ちが落ちてたり、必死に頑張っているのに報われない人に、あなたはもっとがんばれと言えますか?言いますか? 年度末。焦る人、心新たにする人、夢に馳せる人、春の到来を喜ぶ人・・・いろいろです。私はあえてこの時期こそ、淡々と足元だけを見て歩きたい・・・根性がない!夢がない!現実的過ぎる!なんと言われようとも、私はこの時期こそ淡々としていたい・・・でも、けして、夢がないわけでも、諦めているわけでもありません。 たぶん・・・とても強い人はそんなことを思わないのでしょう。 でもね・・・自分の弱さを自覚して、備える気持ちを持つことは、けして後ろ向きではないはずです。 春だからと、うかれて嬉しい人ばかりではないと思います。昔とある人の文章で読んだ気が・・・「葉桜を見て、はじめて 春を思う・・・」私は妙に感動した覚えがあります。落葉樹が秋に葉を落とし、冬に裸になるのは自分を守るため・・・だそうな・・・なるほどねぇ~ならば・・・自分の春が来るまで、気持ちが裸のほうが、良い花が咲き、元気な葉が茂るかもよ?周りに花が咲こうが、葉が茂ろうが・・・まわりに流されず、自分だけの春を待ち、備えることができる人もまたがんばっている人だと思う。 ある人が言う・・・人生の春なんて、ほんの一瞬だ・・・本当でしょうか?私は、老いも若きも、気持ちを裸にして備えれば、春は何度もあると思います。 な~んちゃってねぇ~~~ハハハ・・・たまにはこういうことも書かなくちゃ・・・自分の元気が減るばかりでしょ?自分の気持ちが老いないために書いてみましたたまには 自分のためだけに がんばろう!人のためにばかりがんばっていると心が萎えちゃうよ~
2015年03月25日
コメント(11)
まずはご安心を、今日の話じゃありません。昨日、先の日記に書いたカニの残り2ハイを食べながら、ふと思い出し苦笑できた話です。 まっ、その前に、ブログのお友達kinhiroさんが、どうしても甲羅の中身が見たいとコメントされていたのを思い出し・・・撮った写真です。 上の甲羅は、食べ始めて思い出したので、中身が減ってます(笑)下は食べる前です。 さて、ふと思い出した話とは・・・14年ほど前のことです。何年振りかに、昔の知り合いのお店から電話が入ったのです。「久しぶりやん、元気かぁ?今日、茹でズワイの足折れがけっこうたくさんあるんやけど、今日のうちに取に来れるなら残して置くけど・・・要らんかえぇ?」私「いくらぁ?」店「うん、1箱4,500円でええわ~むろん、あんたの知ってるあの大箱での値段や」私「電話おおきにぃ~うん、実は私ちょいと体調不良で寝込んでるんやけど、カニと聞けば元気出たっ!友達に乗せて行ってもらうからすぐは行けんけど、2~3時間以内に取に行くし、残しておいて!」 実は、その時の体調不良、私はてっきり風邪ひきと自分の気持ちが少し凹んでいるだけだと思ってました。友達誘って家でカニパーティしたら治ると思い、すぐに親友の一人に電話したらば、「了解!酒買うて すぐに行くわっ!」との、返事をもらい、越前海岸まで乗せて行ってもらい、自宅でカニパーティになりました。まぁ~~~たくさんあること・・・飲んでたらふく食べ、こたつで雑魚寝したあと、まだ余っていたカニ、さすがに食べ飽き、二日続けては要らないと思い、残りは乗せて行ってくれた親友に持って帰ってもらいました。 さて・・・私は 前日の宴会の片づけをして 二度寝。ところがっ・・・目が覚めたら体が動かない・・・いえ、恐ろしい激痛で動けない・・・尋常じゃない!と、思ったら・・・すごい不安に見舞われ・・・パニック寸前・・・すぐに携帯で親友に電話しました。「すぐに来て・・・緊急事態・・・原因不明、救急車は近所に恥ずかしいし、医者へ連れてって」親友は急行してくれて、私の幼馴染である開業医へ運び込んでくれました。 診断は、「ボクは内科医なので即答はできないけれど、たぶん、肋骨の骨折で骨が神経に刺さってる・・・ウチでは無理、すぐに整形へ行きなさい!」と、紹介状的な紙を持たせてくれ、先方へも電話もしてくれました。診断は、肋骨2本の複雑骨折。私には、何が何だかわかりませんでした。だって、落っこちた記憶もなければ、事故に遭った記憶も何もない・・・ しいて言うなら、前日から体調不良で、自分で車運転する気も起きないほどに辛かった・・・それだけで、肋骨が痛かったなんてことすらなかったし、たらふくカニ食べ日本酒飲んだけど、記憶を失くすほどに酔ってもないし、大暴れもしてません。むろん、私はそこまで飲めるほどの性格してません。第一、どこにも外傷がないのに、肋骨の複雑骨折なんぞおかし過ぎる・・・ しかし・・・レントゲン写真では、確かに見事に折れ、ささくれたような骨がずれて 飛び出しているのがわかりました。 結局私はその後1か月入院。しかし、もっと不思議だったのは、入院中の検査では骨年齢、骨密度ともに問題なし。結果、大病院で精密検査すれども原因不明どころか、なんと、上半身だけで14か所もの自然治癒骨折痕があることが判明したのでした・・・ そんな馬鹿な・・・確かに、私には過去二度、バスのトランクから滑り出た荷物の下敷きになり、肋骨にヒビが入り受診したことあれど、いずれも数日の自宅療養やコルセット装着で軽作業ができる軽傷だったし、ましてや両鎖骨ともに骨折治癒痕???まったく記憶なし、痛んだ記憶もなければ、むろん仕事を休んだ経験もなし。なぁ~ぜ???結果 原因は迷宮入り、診断書には「極度の過労による 疲労骨折と考えられる」と、書かれてました。私は その後もそれなり、そこそこ元気に生きていますし、骨折も入院もしていません。 しかし、その時、見舞いに来てくれた同僚、知人にそのままを説明したらば・・・退院後、職場復帰した頃には、伝言ゲーム的噂だけが先行したらしく・・・私は自宅でカニパーティをし、酔っ払い倒れて骨折、入院し、仕事を休んでいたってな話になっていたのでありました(汗) まっ、幼馴染の開業医の話によれば、「おそらく、体調不良の時点ですでに骨折していた・・・大好きなカニを食べ、酒を飲んでいる間は脳内アドレナリンだかで痛みも感じず、動いている間に、骨折した骨がずれたか刺さるかして、突然激痛に見舞われ、初めて異変に気付いたのではないか?まっ、年中時間も曜日も構わず、ボクを叩き起こすは毎度のこと、点滴や注射してまで無理に仕事してたし、体が弱いのに、いくら止めても、意地と根性だけで仕事行ってしまう人やしなぁ~まっ、気が付かなかった、痛くなかったと言われたら、あなたならそういうこともあるかもとは思う・・・でも、笑って済むうちは良いけど、死んだり、働けなくなるようなことになったら大変やし、そろそろ気をつけんと・・・いつまでも若くないよ~」 ってなことでした。 で、私はその後数年 お勤めをしている間、同僚の中でまで、「カニの食い過ぎで骨折した奴」との烙印を押されていたのでありました(苦爆) 今回は大丈夫ですよ~たらふくカニ食べたけど・・・いつもの年齢的な神経痛はややあれど、元気です。 しかし・・・上記の話を知っているパパは、昨日、無心にカニを食べ、細いカニの足をバリバリと歯で噛んでいる私に向かって・・・「おい!歯を欠かすなやぁ~骨折もしたらあかんぞっ!」 ですと・・・ あははっ!!!あれから14年も経つんだけどなぁ~~~まだ言われるかぁ???
2014年11月25日
コメント(14)
低所得者に共通するダメダメ習慣って記事を読んだらば・・・かなり笑えたのでありました。 低所得者にありがちなダメダメ習慣の消費行動トップ3は?大笑いできました。▲宝くじは買わなきゃ当たらない 89%▲LINEスタンプは10個以上所持 77%▲コンビニで3000円以上買い物する 64%ちなみにこの調査結果で言う「低所得者」とは、年収300万未満の人だそうです。 ほっ。。。とりあえず、私にゃろくな収入ありませんが、上記三つの消費行動習慣はありません。宝くじ 若い頃は買いました。でも、ある時、ふと、高校の数学講師T先生の言葉を思い出し、買うのをやめました。「数学を嫌う人は多い。嫌いでけっこう!しかし、確率だけは学びなさい!人生に必要だ!」と、言われ、例にあげられた話です。むろん、当時の概算でのことでしょうが・・・おそらく今もたいして変わらない?もしくは、一等当選金額が増え、宝くじも高くなった分、むしろ確率は悪くなったかも?その、目からうろこの言葉とは。「みんな、よく聴け、宝くじの一等賞(高額当選)を当てて一攫千金する確率は、あなたが交通事故死する確率のおよそ10分の一である。おおまかに言えば、10回交通事故死の不運に遭ったなら 11回目に ようやく一攫千金の幸運に遭遇するってことだ!」 T先生曰く、人の運もまた確率である。しかし、不運の確率を避けることはできる。不運を避ければ幸運や成功の確率は上がる・・・それが、努力であり、学習なのだとか・・・ 早い話、宝くじを買い一攫千金を夢見ることをせず、その金を貯めるなり、自分磨きに使うほうが成功率、夢が叶う確率が高い、正しい ってことなのだと私は理解しました。 実は結婚して数年間の頃のパパは、必ずジャンボ宝くじを連番、バラの10枚づつで、毎回必ず6,000円使ってました。ある時、1万円と3千円が当たりました。 その時のパパの喜びように私はひとこと言いました。「あのさぁ~年間最低、6000円×3回買うってことは、1万8千円やろ?で、今年1万円、初めて当たった・・・それって、今年だけでも損してるやん?」その時のパパの返事は、「それでも、宝くじは買わねば当たらない!!!」 でした(苦爆)でも、翌年から、宝くじ買うのをやめました。それは私がこう言ったから・・・「私は 3千円の宝くじに夢をかけるより、3千円で美味しいもの食べるほうが幸せ感じられる。宝くじなんて、生活費に不自由ない人が買う物や!」 それで、つい2~3年前までパパはすぐに、こう言いました。 「あぁ~宝くじで億円当たらんかなぁ~」私「あはは、買っても当たらんかった億円が、買わずに当たるはずはない!ボケたこと言うとる暇あらば、稼ぎに行けばぁ~もっと家計に協力すればぁ?それが嫌なら寝てればっ!私が迷惑!」 と、毎回答えていたら、最近言わなくなりました。本日の教訓 夢を語るときには、まず美味しい物を食べましょう。それだけで元気が出て、夢の叶う確率が上る気がいたします♪
2014年10月13日
コメント(2)
朝からメチャ煩いんです。ご近所、裏山、伐採だの草刈りだの・・・今朝は煩いったらありゃしない。お仕事する人に罪はないのかもしれないけどさ・・・いくらなんでも、お盆休みの早朝から地響きするほどの騒音って・・・ダメでしょ。。。おそらく、会社関係とかじゃなく、お盆休みだからこそのにわか仕事?マジ、迷惑です。 いわゆる節句働き?悪いけど、普段の働きの悪い人に限って世の中が静かな日にこそ、「俺は、頑張って働いているんだぞぉ~おまえら、休みで長閑で良いな、しかし、そうは問屋がおろさねえんだよ~」な、ノリで、これ見よがしに働く人、身近にもいませんか? 我が家の裏山、ひどい放置山林なんです。ところがっ、昨日今日と、なぜか裏山で木の伐採をしている人が居るんです。 要らぬお節介かもしれないけどさ、ご先祖様が守ってこられたお山、先代が植えて育てた木なのでは?それをわざわざお盆に伐採?罰が当たんなきゃ良いけどね~ で、ふと私は思い出しました。私が20代前半の頃のこと。 お盆に某所の有名な滝に出かけたら、駐車場の渋滞にあってしまいました。しかも、なぜかお盆の最中なのに、道路脇では激しいエンジン音がしてました。チェンソーの音。「おいっ!お盆にゃ、漁師さえ漁に出ないんだってばぁ!私の爺婆は、草花や虫一匹でも、お盆に折っても切ってもならぬ、殺してはならぬと言ってたぞぉ~」な~んてことを、半ば独り言のようにぼやいていたその時です。私の車の屋根に大きな衝撃がっ・・・なんと・・・伐採していた木が、私の車を直撃したのでありました。幸いにも、左後部座席の屋根の角だったので、怪我はしませんでした。でも、愛車は悲惨。 すぐに、60代後半くらいのオジサンが近寄ってきました。ひたすら頭を下げられ詫びられるも・・・私「あのね、オジサン、なんでお盆に伐採なんぞするのよぉ~それにさ、すぐにこの木、私の車、動かさないと、他の観光客にも大迷惑だと思うんですけど、話はその後でしょ?」 オジサン我に返りました。まわりの方々のご協力により、木は道路脇に寄せられ、私の車もUターンできました。 で、落ち着いたところで、オジサンに私は尋ねました。「どうしますぅ?警察呼びますか?」オジサン、慌てて、ともかく我が家にお越しくださいとおっしゃる・・・誘われるままに、私はオジサンの軽トラの後を追っかけました。着いたお宅は、とても立派な旧家風のかまえで、家の前には帰省した親戚家族のものであろう乗用車がたくさん止まってました。招き入れられた家の中は、私が子供の頃の田舎の家のお盆の景色そのもの・・・しかし、見知らぬ来客に一同首をかしげるばかりで、オジサンはしどろもどろで事故の経緯を上手く話せない感じでした。よって私が順を追って説明。 すると、先ずは、長男らしき男性がマジギレ。「クソオヤジがっいい年こいて、このお盆に何しとるんや~ええ加減にしてくれっ」 続いて、長男の奥さんらしき人やオジサンの息子や娘らしき人が集中砲撃「ホントよ、何やってんだか?」「どんだけ家族に迷惑かけるのよっ」などなど・・・罵詈雑言の嵐・・・私「あのですね、ともかく、皆さんのお気持ちはわかるし、私も自分の親がしたことなら同じことを言うと思います。しかしですね・・・いくら怒っても、騒いでも、起きてしまったことは仕方ないですしぃ・・・私は被害者なんです・・・今一番の問題は私の車ではないんですかぁ?」ところがです・・・その言葉こそが長男夫婦には刺さったのでありました。長男は逆上、奥さんが代わりに叫びました。「お義父さん!いったい どうするんですっだだでさえ物入りのお盆、家計だって楽じゃないんですよっ!工場のことだってどうするの 全部、いつでも・・・お父さんが悪いんじゃないですかっ!どうして、私たち夫婦ばかりがいつも辛い思いするのですか?この際ハッキリきちんとして下さい!私、もう我慢に堪えません!」 オジサン、ひたすら家族の罵声に耐えて無言でした。しかし、治まらない家族の怒り・・・そこで私は言いました。「あの・・・突然ですけど、ファミリー共済とかはお入りですか?私、職業柄というか、ちょいと詳しいもので・・・いえ、実務経験が少しあるんです」長男「えっ?今、それが何の関係あるんですか?」私 「あのね、交通事故じゃないから、自動車保険は使えません。でもね、こういう場合、もし、傷害保険の家族パックみたいなものにお入りなら、保険で解決できると思うのでお尋ねしているのです。農協の共済とか損保会社の共済とか、なにかご加入されていませんか?」長「えっ・・・は、入ってますぅ・・・そう言えば・・・ただ・・・あれ、ボクが入っているだけで・・・オヤジじゃないです」私「あの・・・すみませんが、その保険証書とか説明書等を拝見するわけにはまいりませんか?」長「はぁ・・・それはかまいません・・・でもぉ・・・役に立つかな?」私「だから、見せてください。内容次第です」 幸運にも、それは、確かに日常生活の中での不慮の事故や物損の補償をする保険でした。私「大丈夫です。これなら、補償されます。しかし・・・ご相談と、お聞きしたいことがあります」長「なんですか?」私「あなたは今日、どこかに出かけられましたか?たくさんの人に会いましたか?1時間前は何しておられましたか?」長「えっ・・・ボク・・・家に・・・」私「あのね、それは違いますよね?お父さんと一緒に山へ伐採に行っていたのではありませんか?ですよね?家にはいなかった・・・そうではありませんか?よく考えてくださいね、答えは一つなんですよ」長「は・はいっ!そうでしたぁ~ボ・ボクが、いえ、ボクも、山へ行っていたんです・・・ボクが木を切りました・・・そうです、そうです・・・で、そこにオヤジもいましたが・・・オヤジには任せられないので、ボクが手を出しました・・・は・・・はい・・・そ、その・・・」私「はい、その通りですよね?あなたはお父さんにその場を任せようとしただけ、とりあえず家族に知らせるために、先に帰宅したんですよね、だから家に居たんですもんね?」長「は・・・はい、その通りですっ!」私「はい、私もそう思います。いえ、そのはずだと思います。じゃ、保険の代理店さんに連絡付けましょうね~みなさん、全員が今の通りに言うんですよ!わかりましたね!で、その保険屋さんはお知り合い?ご親戚?」長「はい、親戚ではありませんが古い付き合いで、ウチの自動車保険とか、火災保険とかを全部任せている近所の人で、親戚身内同然の人です」私「じゃぁ~良かった・・・すぐに電話してきてもらって下さい」 代理店のオヤジさん到着。なんと用意周到なお方・・・オ「まぁ~このたびは災難でしたねぇ~まっ、後は私にお任せを・・・あなたのお車はこちらの知り合いで直します。でも、このレベルだとかなりかかるし、その間、代車がなければ、あなたも通勤などにお困りになるでしょ?第一、あなたが今日、ご自宅へお帰りにもなれませんよね・・・で、今、ボクが乗ってきた車でとりあえず、今日の所は御引き取り願えませんでしょうか?」 とな・・・できるオヤジさんだっ。。。 しかし、その車を見て私は仰天!なんと、まだ後部座席にビニールがかかったまんまのピカピカの新車。私「あのぉ~お気持ちはありがたいんですけど・・・こんな新車、私 困ります・・・不安です。それに自動車保険の問題もあるでしょ・・・嫌です・・・」オ「あははっ!話のわかる方で良かった!実はね、これ、ついこの間納車されたばかりの私の会社の車です。ご安心を、社用車ですから保険はすでにオールカバーですよ。安全運転にさえ努めていただければ、あなたには何の問題もありません。ただ・・・私が少し不便で、淋しいだけです。どうかご遠慮なく、私は義理も人情も、責任もある代理店です。こうでもしなければお盆休み中だけにレンタカーも無理だと考えてのことですから・・・」 で、その後2週間ほどたってのことだったか、オジサンと長男さんが二人で、私の車を届けにきてくれました。お話を聞けば、どうもお父さんの経営する工場の経営が不振で、生活の足しにと、自分で持ち山の木を切り出していたらしいのです・・・長「今回は本当にすみません、申し訳ありませんでした。しかも、こちらの出費のことにまでお気遣いくださいまして、感謝してます。せめて手土産に有名店の菓子折りくらいとも思ったのですが・・・正直、お恥ずかしい限りです・・・高速代までケチって一般道で来たんです(汗)そのかわりと言ってはなんですが・・・これ、私の会社の在庫商品で誠に失礼なんですけど・・・色々お持ちしましたので、もしご迷惑でなければ、普段着の足しにでもして下さればと・・・せめてものお礼とお詫びのしるしです。どうかお受け取りください」 と、大きな段ボール箱を下さいました。中身は、Tシャツ、トレーナー、スポーツウエアなどが、たくさん入ってました。 その後、私は何年、普段着買わずに済んだだろ(笑) 昔の話で、私はほとんど忘れていましたが、今早朝から、昼過ぎてもまだ喧しい裏山の伐採作業の音で思い出して書きました。 以下は通常日記です。 私、ここ数日、チープなお買い物にハシゴしたり、家でも、あれこれ細かな作業や、常備菜作りに、妙なハイテンションで励んでました。 ハハハ・・・予知能力なのか?はてまた、その過剰なハイテンションこそが、原因だったのか?今朝、パパの帰宅にさえも気づかず、あまりの辛さから、うたた寝のまま爆睡してしまい・・・用意はしてあったけど、パパの朝ご飯が出せませんでした凹まるで、パパが不貞寝したのを見計らったかのように、愛猫キッチに、「腹が減ったぞ~早く飯くれぇ~」と、ばかりに、起こされました(汗)さぞや、パパは怒ってたんだろな・・・昼に起きてきたパパに、私は恐々 謝れども許してもらえず・・・ならば、起こしてくれれば良かったのにと私が反論したことにより、喧嘩になりました(苦笑) 我が家、例年そうなんです。お盆にゃ必ず、夫婦喧嘩が勃発するのです。 ことのほか暑さに弱い私と、暑さにも寒さにさえも愚痴ボヤキと八つ当たりだらけのパパですからねぇ~もしや、必然的に起こることなんだろか? いや、それもあるだろが、今年の異常な暑さと、裏山の作業の騒音のせいってことにしておこうっと…(苦笑) 大丈夫、パパも最近悟ってきたので、長くは怒りません。 今から、パパのご機嫌直しに、大学芋でも作ろうと思います。はぁ~~~暑いし、疲れるし・・・すごい騒音・・・こんなんじゃ、体調不良でも寝てもいられません。パパだってその腹立ちも手伝っての激怒だったのかもしれないし・・・と、ここまで書いたのが、昼の事でした。ところが先ほど、あまりな誤字を見つけたので、直しついでに夕方の追記。 先の日曜、農協産直所で1袋120円 小さく痩せたサツマイモばかりの袋を買いました(笑) 一口大に切ってから、ラップをかけてレンジでチン。その後、油で揚げて、キッチンペーパーで油を切って、激安梅酒に砂糖と、塩・醤油を少々入れて煮切った鍋に揚げたサツマイモを入れて絡めました。 甘酸っぱく、梅味の大学芋が大皿いっぱいにできました。ハハハ・・・芋好きのパパ、先の怒りもすっかり忘れたのか?むさぼり食べて、ご機嫌はかなり直って、「日が暮れたら起こしてくれ」と、言い 寝室に消えました(笑)
2013年08月15日
コメント(16)
来週の火曜日、高校時代からの親友と映画観に行くことに決定♪うふふ・・・先の夫婦喧嘩以降、必要事項以外、喋らなかった私、昨夜、出勤前のパパの顔色みながら、こう言ってみました。私「あのね・・・ガリレオ知ってるでしょ?福山雅治のドラマ、あの映画がね、この間封切りになったの・・・ブログのお友達が観に行ったんだってさぁ~うらやましいっ!私も行きたいんだけどぉ~」パ「うん、ガリレオ、知ってる・・・そんなに面白いんかぁ?」私「うん、マジ評判良いみたい。それもあるけど、私、どうしても気晴らしに映画観に行きたいっ!!!」パ「映画みたいのか、単に気晴らしで出かけたいんかどっちやねん」と、プチ険悪ムードでしたけど・・・私「福山雅治が観たいのっ!どうしても劇場で!そして、できれば帰り道、飲みに行きたいっ!」パ「誰とっ?」私「うぅ~ん誰にしようかなぁ~~~」パ「一人ではあかんっ!それに昼間はダメだ!ただボクが出勤するときについでに乗せて行ける時間なら出かけても良いけど・・・」私「一人がダメって・・・レディースディならええやん?」実は・・・パパに言う前に、すでに上映館、時間とレディースディも調べてました(笑)パ「ともかく 一人はあかん、誰かを誘えっ!そや、M子さんはどうやぁ~M子さんとなら帰りに飲みに行っても許す!迎えにも行ってやる・・・ただし、ご贔屓様のお店以外は許さんっ!」私「じゃ、M子となら、出かけて良いんやね、大酒飲んでも良い?酔っぱらっても良いぃ?」パ「うん、M子さんなら許す、長いこと会ってないやろ?いいぞ、じゃ、ボクの気が変わらんうちに早く電話して約束せ~や」私「ホントに、ええんやね?じゃ、電話するぅ~♪」即、携帯を持ち、M子に電話。私「久しぶりぃ~♪あのさぁ・・・」と、話しだしたら、それを遮られ・・・M「このまえ、おおきにぃ~♪」私「えっ?何、なんのことぉ?」M「ほらぁ~ビール届けてくれたやん」私「いつぅ~?私がっ?」M「うん、私、留守してて、置いて行ったやん・・・」私「きゃぁ~~~ごめんや・・・ごめんやでぇ~私、あれは、M子に謝りに行ったんや、ビール届けたわけじゃない・・・しかし、忘れてた・・・ホントにあの日のことはごめんや~許してやぁ」 実は・・・今年の春の事でした。M子が私に悩みの相談と愚痴の電話をかけてきました。その日、私はちょいと虫の居所が悪かったのもあるのですが・・・M子の家庭にちょい羨ましさもありまして・・・つい・・・ついなんです。「こらっ!あんたは間違ってる!私から見たら、それは贅沢な欲張りな悩み、愚痴なんか、自慢なんかハッキリ言わんかっ!くだらん電話してくるんじゃない!第一、私は素面、あんたはかなり酔うてるやろっ?酒も飲まんとそんな話聞けるかっ!」ってな、超すげない返事をして、M子を半泣きにさせてしまいました(汗) M子んちは、絵にかいたような仲良し4世代家族、しかも、温厚で優しく、まるでムーミンみたいな旦那様がいて、同じ敷地内に、M子の親兄弟、みんながそれぞれ一戸を構え平和的に住んでいるという、今時珍しい一族なのです。正直、私には、高校時代からずっと憧れていた、ハッピーなホームドラマの典型みたいな家族なんです。 それだけに、つい・・・辛口で吠えてしまいました。でも・・・彼女は淋しげに言いました。「だって、あんた、近年ちっともウチに遊びに来てくれんやん!私は年子の孫の世話、息子夫婦たち、みんな勤めに出てるし、一人で出かけられもせず、自分の時間も無くて淋しいのにぃ~だから深夜にこっそり電話かけただけやのにぃ・・・」 電話は切れました・・・ 私、一晩よ~く考え・・・大反省・・・家族が多いから、孫がいるから楽しいことばかりとは限らない・・・確かに、私に比べりゃ自由時間なんて本当に少ないであろうM子の久々の電話に、なんて辛辣な応答しちゃったんだろうかと・・・もしかして、単なる私の僻みだったかも・・・と思い、あくる日午後にM子に謝ろうとパパに乗せて行ってもらいました・・・これまた思慮のない私・・・上のお孫ちゃんの保育園のお迎えの時間に重なり、留守でした。第一、一緒に飲もうと思って持参したビールだけれど、よく考えたら、彼女は小さな孫をみながら、家族の夕飯の支度だので忙しい時間のはず・・・自分の不覚さに少々凹んで、「昨日はごめん、お詫びの気持ち」とだけ伝言残し、ビールを置いて帰ってきたのです。 M子は、すぐに電話をくれました。私「昨日の電話、ごめんやよぉ~ホント許してね」M「えっ?昨日、なんかあったっけ?な~んもないやん、私が酔っ払い電話かけただけ、こっちこそゴメン!でもさ~ホント、おねがいや、たまには遊びに来て・・・できればお昼に・・・」私はその時も、適当に、「うん、近いうちに電話してから行くね」と、答えてそれっきりだったのです(汗) 昨夜の電話に話は戻る。私「ねぇ~来週の火曜日、夜ならお嫁さんも息子たちも帰宅したら出かけられるでしょ?ダメ?」M「うん、みんな帰宅してからならええよぉ~、でも・・・何っ?」私「あのさぁ~ドラマ ガリレオ観てたぁ?」M「うんうん、観てたぁ~面白いっ♪それが何ぃ?」私「うん、私、「真夏の方程式」観に行きたいねん、一緒に観にいかへん?火曜日はレディースディで千円なんよ~」M「えぇ~~~私も観たい、いくいくぅ~~~♪」私「ホントぉ~じゃ、お互い もしものはずせない用事ができるといけないし、前日にまた電話するね、でさぁ~その後、一緒に飲みに行こうよ~遅くなっても良いぃ?」M「うん、夜の遅いは大丈夫ぅ~♪」 ふふふ・・・パパ、きっと、先の大喧嘩の謝罪半分だと思います。けして謝ってくれませんけど、いいのいいの・・・私もいっぱい吠えたし・・・半分だけはもう許したから、来週のお遊びでもう半分許してあげるっ!(笑)なんと、私には3年ぶりの遊びのお出かけ・・・ 昨夜笑えました。もう何年も染めてない私の白髪だらけの髪を見ながらパパが言いました。「おまえ、白髪染めやめたとか言うけど・・・やっぱりそれではあかん、ボクが恥ずかし過ぎるっ!くすりのアオキでヘアカラー2箱買ってきてやるし、ちゃんと染めろ、わかったな!」 ですってぇ~あはは・・・これまた3~4年ぶりに聞いた言葉かも・・・ たまには大喧嘩もしてみるものね~(爆)
2013年07月10日
コメント(8)
はぁ~昨日は私の半世紀の中で最悪の七夕だったかも・・・ドタバタではなく、かなり深刻というか、暗い夫婦喧嘩しました。直接原因は些細なことなのですが・・・なにせ私は、先週、結婚記念日をパパに無視されたことを根に持っていただけに、ついつい売り言葉に買い言葉になり・・・むろん、パパは毎度の決り文句、「出て行け!離婚だ!」と 連呼(汗)出て行く先も、足も、お小遣いも、ろくなヘソクリも無い私は出て行けません。パパの売上かっさらえて出て行くほど、薄情でもバカでもありません。 まっ、喧嘩の顛末はまだついてないので、それはそれとして・・・ 思えば私って・・・7月に良い思い出なんて、ほとんどなし。一番良かった思い出は、30年前、息子が生まれたこと。あとは・・・なんともはや、恐るべき偶然なのか?過去三度、肺炎になりました。いずれも7月。救急車に乗ったことは、過去に二度。やはり7月。ここ最近、気が付けば氷かじってる・・・暑いからとか、喉が渇いたとかではないんです。気が付くと、飲み物に氷を入れてはガリガリ・・・貧血?病気?それとも神経症?ガリガリしたものばかり食べたくて・・・昨夜、ジャイアントコーンを買ってきました。何年振りだか忘れるほど久々に・・・一袋、198円也(笑)そこでふと思い出しました。 ちょいと昔、一人暮らしだった頃・・・体調崩して仕事を減らしてました。その時、知人からお見舞いにとデパート券を貰いました。なんと私・・・5千円分のデパート券で買ったものは、ジャイアントコーンと野菜チップス。デパ地下の量り売りで買いました。5千円分すべて・・・衝動買い(笑)ひと夏ひたすらガリガリかじってました。カロリーが・・・とか思いますよね?でも、その頃の私、体重39キロ、血液検査したらコレステロール値と中性脂肪値が危険なほど下がってると言われてました。それが良かったのか?その後、危険数値から脱しましたが、それも思えば7月でした。そうそう、まだまだ7月ネタはあります。確か、息子が小学生の頃、やはり私は体調不良 息子の誕生日に一緒にケーキを食べに行きました。そこでの話。子「ねぇ~ママっ、ボク、学校の理科の先生に教えてもろたんやぁ~人間も含め、動物の多くは生まれた季節の反対が苦手なんやってさぁ~病気にもなりやすいんやって・・・だからママは冬生まれやし、夏に弱い・・・ボクは夏生まれやし、冬に弱いんやわ~なるほどやろ?」私「なるほど~そう言われてみると、かなりな説得力。納得できるかも?」と、笑った思い出が・・・確かに息子は暑さに強いというのか、真夏にエアコンなしでも全く平気。ところが、真冬、私がバカじゃないかと怒るほどに部屋の暖房を使うのです。まっ、幸いなことに、私には似ず、背も高いし大きな病気ひとつせずにすくすく元気に育ちましたが、それゆえの怖いもの知らずだったからなのか?小さい時から怪我の多い子でした。 息子が高校生の夏休み、バイトに行き出してすぐのある日、私は仕事で東京に居ました。携帯電話に緊急電話・・・ 息子がバイト先の機械で指をとばしました・・・これまたなんとも運良く?バイト先の手配によりかかった医師がご専門だとかで、綺麗に繋がり、短くなった指が元通りまで伸び完治。しかし私は、翌日帰宅し、病院で息子の治療を見て、大ショックで倒れそうになり・・・先生に、「お母さんも診察しましょうか?」と、言われるという失態・・・ やはり7月でした・・・さてはて、そして今日の昼。パパと口はききました。最低限必要事項のみ。でも、お昼のこと・・・パパがブツブツとなんだか独り言の愚痴を行ってました・・・私は気が付かないふりしてすぐに返事をしなかったらば・・・「ふんっ!どうせおまえにゃ、ど~でもよいことやわなっ、ちっ」と、キレられました(汗) 私が稼業上必要事項だけをしかたなく静かに話しただけなのに、「機嫌が直ってたと思って損した、ばかやろ~」ってな雰囲気でした・・・(疲) 確かに、私も気も口もきついから、パパも思わず買い言葉の暴言はわかります。でもね・・・最近、何かというのです。「ボクはおまえを働きにも行かさず、楽させて、贅沢こそはさせていないだけで、基本、何の不自由させてはいない!!!」と・・・しかも昨夜は言いました。(普通の家の奥さんは、ちゃんと勤めに行き、その給料でそこそこの身をかまい生活しているはずだ、おまえは働いてもいないんだから、稼ぎも無い、ヤリクリも我慢も当然だろ?) と、言わんばかりのことをね~しかも、パパは自分の同僚の名を数人あげつつ、「〇〇さん、□〇さんちだって、ちゃんと奥さんは働いている!そこそこの生活してるわい、おまえはいつも家に居て、気楽なもんだろ?毎日が休みで自由時間やもんな~」と、言いました。 私・・・この手の言葉だけは許せません。確かに、私は本業の引退は健康上の理由がありましたけど、お小遣い稼ぎ程度の内職仕事だけは残したかったのに・・・パパは許してくれませんでした。なのに10年ものブランクある今さら、この不景気の中、昔の仕事に戻るか、勤めに行けですって・・・ひど過ぎるっ(涙)と、反論したらば、パパは輪をかけて言いました。「アホっ!本当に仕事できる女なら、仕事や働き口なんぞ、いくらでもあるわっ!ボケっ!たかが10年のブランクなんぞのせいにするな!」 ↑パパの認識はこのレベル、この不景気に甘過ぎます。と、ブチ切れて吠えたんです。いえいえ、本当はも~~~っとひどい言葉を言いました。 で、今日、ムカつくやら悲しいやらで眠れず、自室は暑いしリビングでこの日記書いてたら・・・車庫で洗車の途中にすごい腹立たしげに玄関ドアを開閉、ドタバタと部屋に入ってきて、言う。「けっ!おまえは気楽なもんやなっ」と、マジギレの捨て台詞。しかたなく私は、パパの暴言から逃れるべく、自室に退散して不貞寝し、この日記は中断。 さて、夜になったらば・・・パパの出勤時 いちおう妻の務めだけは果たすべく、携帯アラームかけてました。 ところがっ・・・アラームで目が覚め、やおら起きようとしたらば・・・右足が膝を中心にして激痛がっ・・・あっと言う間に、その激痛は右足全体に・・・これまた、なぜか夏場に、しかも寝起き、右足のみに起こる現象なのですが・・・早い話、足が攣りました。ボロボロと涙がこぼれて動けませんでした(汗)とはいえ・・・わりに慣れたことゆえ、私は痛みに耐えながら、ひたすらモミモミしていたら数分で治り、ホッ。しかし・・・私はそのまま寝込んでしまったのでありました(苦笑) その後目が覚め、気が付いたら、パパが出勤したであろう時間を30分過ぎてました。まっ、冷蔵庫に夕飯の用意はしてあったので、食べたかな?と、冷蔵庫を開けてみたらば・・・なぜかご飯だけはお茶碗半分食べた模様・・・しかし、おかずは手付かず、ラップがかかったままでした。なるほどね・・・いつものことです。パパは自分でチンして食べるってことを基本しません。喧嘩の有無に関係なく、普段でもね。まっ、おそらくそれは、男の沽券?てやつかと・・・ともかく、食事は、テーブルのランチョンマットの上にきちんと並んでなければ許せず、普段ならご飯すら食べないのですが・・・なぜか、今日はご飯だけは半分食べたもよう・・・ふりかけご飯か、玉子かけごはんをしたのかな?不明・・・まっ、食べるたべないはパパの自由、ノープロブレムぅ~(笑)仕事に持って行くようにミニボトルに詰めて冷蔵庫に入れてあった飲料は無くなってましたから、自分で鞄に入れて出かけたようです。 さてさて、今ほど気付いた自虐ネタ。実は昨夜、私は床に座って立とうとしたとき、よろけて右ひざを柱にぶつけてしましました。かなり痛かったので、すぐに小判のモーラステープを貼りました。いまほど、そ~っとはがして見てみたら・・・もしや足が攣ったことに関係するのかどうか?すごい青痣がっ(汗)そこまでひどくぶつけた記憶はないし、さしたる痛みもなく、歩くにまったく支障もないのですが・・・グロテスクぅ~(苦笑) そうそう、七夕喧嘩の一件で、キッチは昨夜からずっとケージに居ました。もちろん、水とエサはあげました。トイレのお掃除は3回しました。ずっと静かでした。一度も出てきません、出ようともしていませんでした。 ハハハ・・・犬も食わない夫婦喧嘩とは言いますが、猫も食わないみたいです(苦爆)午後8時半、キッチはようやく出てきました。キッチ「ママぁ~だいじょぶれふか?パパはホントに悪い奴れふよね~でも、安心するにゃ、ボクは絶対にママを泣かさない自信ありまふにゃ~」 と、言っているのかどうだか?この日記の後半を書いている間中、パソコンの傍らに鎮座し、かぎ尻尾で画面をポンポンはたいてました。 ふふふ・・・猫って、ホント平和な動物です。見習わないといけませんね。。。
2013年07月08日
コメント(14)
昨日日記サボったので、日曜の出来事を。本日二つ目の日記です。 じつは・・・なんと、私、万引き犯に間違われたんです。しかも、ひどい濡れ衣、私、マジギレしました。 実は先の日曜は、今年最後のスーパーへの買い出しのつもりで出かけました。(例年我が家ではパパが12月後半はお休みしないので、年末の買い出しは軽く早めに済ませ、生鮮品はネット購入するのです)まずは、家から遠いホームセンターは灯油が安いので、まだ家に在庫があるのですが、年末にドタバタしたくないので、ポリ缶2つ分、買いました。同じお店でキッチの猫砂の備蓄分も購入。 して、一番近所のディスカウントセンターへ行きました。食品メインにあれこれ、ペットボトル飲料や備蓄用のカップ麺だのキッチのフードも余分に買ったので、カートいっぱいの買い物になりました。とはいえ、我が家の安物買い、しめて8,010円の支払いでした。私はいつも、友人に貰ったソフトタイプの保冷のショルダーバッグと小ぶりの手提げと、マイバスケットを持って買い物に出かけます。基本、レジ袋不要なのですが、買い物が多いときだけ、お店のサービス袋を貰ったり、有料の場合は籠に入らない分だけの袋をレジで買ってます。 ところがです。レジを済ませ、パパが車を寄せてくれた場所までカートを押して行きました。さてと、トランクが開いたので、いざ乗せようとしたらば、いきなり走ってきた真っ赤なジャンバーを着た体育会系なお姉さんに捕まりました姉「お客様、失礼ですが、お買い物の、精算はお済みですか?お戻りいただけますか?」と、カートを引き留め抱え込み、かなり強い口調で言いました。私「えっ?何?これ、私の籠よ、第一お店の籠とは色が違うでしょ?」 そのお店、店内籠はダークグレーです。精算後籠は真っ赤です。私の籠は、ユニーで買ったエコキャラマークの入ったクリーム色です。しかも、もしもの置忘れや、間違いがあるといけないので、油性ペンで何ヶ所かに「志津」と我が家の屋号を書き、小さく電話番号まで書いてあります。姉「ここでは籠の色までよくわかりませんしぃ~」私「だから私は万引きなんぞしてないわよ!ほらこの通り、明るいところで見るなら、レシート見なさいよっ!」 と、手提げから長いレシートを出しました。姉「あっ失礼しましたっ、あの・・・お客様の籠に、精算シールが私には、見えなかったものですから・・・ごめんなさい、確かに店内籠でもないし、良く見たら精算目印は付いてました、バッグにも・・・すっ・・・す・・・すみませんっ!」私「あのねぇ~どう考えても理不尽よっ!なぜ私が間違われるわけぇ?許せない!ちゃんとレシート見て全部調べてっ!」姉「いえいえ、それには及びません、まったくの私の間違いです!」私「あのねっ!・・・」 と、マジ切れモードで説教しようと思ったらば・・・パ「ほら、お姉さん謝ってるんやしぃ~許したれやぁ~間違いは誰にでもある、もういい、帰るぞっ!」 「じゃ、荷物乗せていいんやろ?」 と、私とお姉さんに続けて言いました。姉「はい・・・どうも・・・まことに失礼しました、申し訳ございません・・・ごめんなさい・・・許して下さい」 ゆるくパーマのかかった髪を振り乱しながら、何度もぺこぺこと腰を折ったので許してあげましたけど・・・私、なんだかなおさらムカつき・・・「なんで私には、はじめから平謝りしないわけぇ?なぜに相手が男ならすぐにひれ伏しぺこぺこするわけぇ?」 と、パパを相手に帰宅する車の中で、かなりぶーたれていたのでした。 けったくそわるぅ~~~ しかし不思議なんです。なぜに私がっ?私、怪しい格好してないし、むしろ誰からでも目立つ、真っ赤なマンシングのジャンバー背中にはでっかいペンギンの目立つ刺繍(古っ)セミロングの白髪でお子様体格、そんな珍しい?格好でせこいドロボーするバカはいないでしょ?ましてや、私は大きなマスクしてたわけでもメガネかけてたわけでも深く帽子をかぶっていたわけでもありません。ホント、いつものように、いつもの行動しただけ、レジからまっすぐに出口をめざし、出口から10m先の車まで足早にカートを押して行っただけです。むろん私は、カートを押して店外に出ますが、ちゃ~んとカートは店の入り口まで戻しに行きます。そんなクソ真面目子ちゃんな私がなぜに、万引き犯に間違われたのか・・・謎すぎるんです。第一私、不思議なことに、よくよく思いだしたらば、そのお姉さんに、レジのサッカー台でも、出口でも会いました。もしやそんなときから疑われてたの???なぜ? 私、基本怪しまれるのが嫌だから、買い物に大きなバッグは持ちません。一目瞭然で中身の見える小さな手提げ籠バッグだけ。第一、マイバッグは折りたたんで籠の底に入れて、レジが済むまで絶対に触りません。マイバスケットも、お店のバスケットの下に重ねて、レジの済んだものから初めて入れるのです。それどころか、買い物の途中でモール内の現金別払いの店で買ったものは、きちんと袋に入れて口を縛り、その上からレシート貼って貰わねば気が済まない、それくらい神経質で几帳面なんです。 確か数年前、他所のお店で、レジ係が防犯タグを外し忘れて出口センサーで引っかかったことが1度だけありますが、私の人生でいまだ万引き犯に間違われたことなぞ一度も無いのです。むろん、そんな神経質な私が万引きなんぞできるはずがないのです。 だからこそ、マジギレしたのにさ・・・お姉さんはパパが出てきて喋るまで、単なる間違いって感じで、たいして申し訳なさそうには聞こえませんでした。 うぅ~~~かなり凹む事件でした。。。 と・・・ここまで書いて、実は思い出しました。凹む事件を吹っ飛ばす笑えるお話です。 むか~し、昔のお話です。私が幼稚園年長の頃のこと、預けられていた家の近くに中央卸売市場がありました。そこに続く長いアーケードに、とてもお喋りなコロッケ売りのおばちゃんがいたのです。とても忙しいお店で、いつも買い物客の対応に追われ、小さな子供が1個のコロッケのお金を払おうとしてもなかなか振り向いてくれないことがよくありました。(まっ、市場なんだからそりゃ当然、コロッケ一個買う子供より、大量購入のご贔屓さんが大事は当たり前なのは今になればよくわかります) で、その頃、預けられていた家(親戚の友人宅)の同級生のS子ちゃんと、盗むほどの気は無かったのです。だって、私の親戚身内、S子ちゃんのお母さんもいつもツケで買い物している顔なじみのお肉屋さんだし、気軽にツケの気持ちで、ほんの2~3度です。けして盗んで走ったわけでなく、一個づつ手に取り、お金を払わず、食べながら帰ったことがありました。 ところがその後、コロッケのオバサンは、笑顔でコロッケをどうぞと、手で合図する・・・で、毎回お金を取ろうともしないのです。子供心に、叔父の店の業務用の買い物とかもしているし、顔馴染だからとコロッケをくれているのだと、ごく単純に思ってありがたく食べてました。 しかし・・・衝撃の事実?を知ったのは、一番下の従弟の結婚式の披露宴の二次会でのことでした。30年ぶりくらいに会ったSちゃんのお母さんが言う。「あらぁ~懐かしいなぁ~S子はとうに他県へ嫁に行っておらんけど、あんたの顔見たら思い出したわ、コロッケ!」 と、言うのです。「えっ?なんの話?」Sちゃんのお母さんはちょいとお酒に酔いながら大笑いで話してくれました。「あんなぁ~あんた小さい頃、S子と一緒にいつも市場のコロッケ貰ったと思って食べてたやろ?あのコロッケな、おばちゃん、ちゃ~んと、お金払ってたんやでぇ~毎月付いてたわ~コロッケ30個とか、40個とか・・・なぜか、いつも半端な数じゃないねん、変やろ?でもな、私わかるんや、ホントはあんたとS子はそんなに食べてへん、コロッケの数、水増しして付けてたんや、きっとウチだけやない、他の人にも似たようなことしてた。だから、見てみいなぁ~あの肉屋、今じゃ儲かって大きい店になったやろ?あははっ!」 と・・・一同大爆笑・・・私は真っ赤になって恥ずかしくて大笑い・・・その時おばさんも一緒話を聞いた誰もが、肉屋の名前を笑って言いませんでした。とっても美味しいコロッケでした、今も・・・今はちょい高いけど、昔はとってもお安い庶民派のお店でした。お肉のおまけもありました。今は時代が違うけど・・・まだのどかな時代のことです。たかがコロッケのツケの水増しなんぞ、みんな笑い話、その場で現金払わぬ方が悪いのですから仕方ないです(笑)たぶん・・・私の記憶が確かなら・・・お肉屋さんの名前は覚えていないけど、そのコロッケは、おそらく、たぶん・・・これ。昔よりお肉は増えたと思います(笑)レビュー100件超★お肉たっぷり手作りコロッケカワグチコロッケ 10個入 [コロッケ]【food】 あはは・・・今も食べると思い出す。でもなんでかな?やはり実店舗で威勢の良いおばちゃんから揚げたてを買うほうが、家で揚げて食べるより美味しく感じるの・・・変に丁寧な若い店員さんから買うと、イマイチな気がする・・・本当は同じコロッケなのにね~ あぁ~なんだか懐かしいこと書いちゃった・・・ 今は、近くにお店が無いので、実店舗に行くよりネット店利用の方が多いけど・・・今の子供たち・・・遊び帰りの寄り道でコロッケ1個の買い食いに幸せ感じたりするんだろか? あの頃の私・・・どんなにあのコロッケが幸せだっただろ・・・ましてや、当時はタダの貰い物だと思ってたんだもん(大爆)
2012年12月17日
コメント(14)
今日は雨が降った小雨なのでお気に入りの雨合羽を着て草むしりをしていたらふと思い出した。子供に包丁を使わせたらば手を切った・・・大丈夫、ちょいとしたかすり傷と安心。子「こわい~いた~い・・・」はい、あたりまえなのだ。母「刃物は切れるもの、間違えば手も切れるし、人殺しも強盗もできるんよ」子「そんなひどいこと言わなくてもいいやろ」母「だってホントや。車は便利やけど、間違ったら事故になるし、怪我したり死んだりするやん、あんたかて轢かれたら死ぬんよ。便利な道具は間違えばぜ~んぶ人殺しの道具、別にピストルや爆弾だけが人殺しの道具と違うやろ?」だから、包丁で手が切れたくらい・・・なんなのだ・・・母「ちょいとしたミスさ!絆創膏貼ったら治る」そんな子供が高校生になったある日職場にいた母の携帯電話が鳴った子「悪いけど・・・保険証持ってきてくれるか?バイトで手切ってしもた、今お店の人に代わるわ」まっ、本人がかけてくるのだからたいした傷ではないとまた安心していた・・・「あのぉ~このたびは誠にすみません・・・実は肉のスライサーで・・・人差し指が飛んじゃったのです。誠に不行き届きでお詫びのしようもありません・・・今病院で手当てはしましたし、簡単な手術も終わりました。指は残っていたので医者の先生は大丈夫だとはおっしゃってますが・・・もちろん当方の管理ミスですから治療費その他はこちらで全額負担させていただきます・・・できれば・・・保険証を使わせていただけると・・・とてもありがたいのですが・・・ともかくすみません・・・」うぅ~・・・そそうな子供だ・・・母は思った。もちろん、相手は高校生、お店の管理ミスはあるだろうが、悪いのはウチの子だと納得した。それよりちょうど1年前、同僚の子供が近所の製材所で遊んでいて腕を飛ばしてしまった。その時もきちんと繋がり、少し手が短くなっただけだと聞いていたので、心配はあれど指一本でまぁ不幸中の幸いと少しだけ自分勝手な安心をした・・・私は遠い場所に居たので、明日診察のときに保険証を持参するからと答えた。あくる日、診察に同行し医者から話を聞かされ傷口を見たらば、少し短くなった指らしきものがアルミ箔みたいなものできっちり包まれて、手のひらの先に確かに繋がっていた。我が子はかなり手が痛いらしい・・・母は胸が痛かった。医者はなんなく、いとも簡単に言った。「大丈夫です、人の体ってね~けっこうたくましいのです、こうしておいたらば指は伸びるのです。いえ、伸ばします!ボク自信ありますから~お母さん、あまり心配せずに・・・」なるほど一ヵ月後、完治した指は伸びていた。すごい技術なのか?運が良かったのか?はてまたマジに体がたくましいのかはわからないが、めでたかった。そういえば・・・他にもこんなことがあった・・・子供が中学の頃、イジメだか?脅かしだかで目の上を切られたとやはり仕事先に教師から緊急連絡が入った。遠い他県で仕事中にどうしようもない・・・ともかく校医の所に連れて行くと言われた。運良く?校医は幼馴染のひとつ上の先輩だ。内科医だが町医者だしけっこうなんでもこいの器用な男であるのは承知のうえ・・・即、電話を入れたまずはこちらが聞かれた医「今どこにいるの?」私「東京・・・」医「大丈夫や、まかせればいい。心配しなくていい、ともかく診て処置したら電話してあげる、イジメだかならついでに話も聞いておくし、ショックらしければ話しもしておくから仕事キャンセルしなくてもいい、普通に帰ってくれば・・・」幼馴染とはありがたいものだ・・・夕方電話が入った。医「大丈夫や、瞼の上が切れただけ、目はなんともない。きれいに丁寧に12針も縫ったしなぁ~女の子じゃあるまいし、傷が残っても男の勲章程度かも?連れてきた教師にでも家へ送らすから心配ない」私「ごめん・・・ありがと・・・」医「ははは・・・毎度のことや、時間外の叩き起こしより迷惑ない」実は母・・・しょっちゅう叩き起こしては時間外診療の常習者なのだ・・・もちろん、出張先のお土産と盆暮れのビール届けは欠かせない・・・翌日帰宅した私は傷痕を見た・・・母「さすがっ、Kさんやなぁ~綺麗に縫えてるわ~」子「痛いボクは心配せんのか?」母「しかたないやん、切れたんやから痛いわ、でも良かった、もしかして反対にアンタが誰かを切りつけたんやったら、絶対許さんよ~切られたほうで母さん良かった、幸せや」子「どこが幸せなんやっ!」母「アンタは優しい子やから切られたんやろ?悪い子やったら相手を切ってるやん、仕返しせんでよろし、恨むだけ恨んでおきなさい。あの子は悪い子や!怖かったり嫌やったら、学校しばらく休んでもいいでぇ~ちゃんと学校へ言うたるからね」子「休まん!ちゃんと行く!」私「勉強嫌いやんか、休んでもいいのにぃ~」子「勉強は好きじゃないけど学校は好きなんや!第一休んだら、アイツに負けたことになるやろ、ボク切られたけど、負けたんと違うもん、Kセンセがそう言うた!」なるほど~K医師は名医だ。しかし自分の管理は悪いのか?酒の飲みすぎか?肝臓が気になるらしい・・・もともと開業医の息子でもなく、さして裕福な家庭の生まれでもないのだからかなりな支払いの無理もあるだろう・・・酒だけが楽しみらしい・・・心より彼の幸運を祈りたい。さて子供はそんな母を冷たいと言う。母「まっ、暖かく優しくはないなぁ~諦めることや」子「・・・」無言。母「大丈夫や、悪いけどあんたの出世なんぞ期待しない、でも私の介護や世話もさせんようにするから、あいこにすべし」子「子供に期待や夢ない親は最低や!」母「膨大な期待されて困るのはあんたと違うやろか?」子「でも出世せんでいいって母もひどいやろ?」母「大丈夫や、真面目で普通ならそれでいい」子「なるほど・・・男運悪いわけがわかったわ」母「運悪い母に生まれてきたのもわかったか?」子「そんなもん昔からわかってるわっ!」どうかそんな息子にいつか、人情肌の鬼嫁が来てくれることを祈りたい。そんなことを考えつつ気が付けば・・・お気に入りの雨合羽、どうやら縫い目から雨が漏れて流れるようだ・・・背中が冷たい。「雑草よ!喜べ!今日はこれぐらいで勘弁してやろう」 第一話おわりなんとなく、お友達の日記に感化され、久々に思い立つままに書いてみました。コメントの反応で・・・いずれ第二話があるかも?えっ?二話はいらないってかぁ?そんなこと思わず・・・おだてて下さると、たぶん木に登る・・・あはっ。。。あっそうだ・・・本日夕食後の体重は48.6。ほほほぉ~減ってるやん雨降りだけど・・・良い日だっ♪今夜のおすすめ 初回限定1500円送料込み。昨日貯まったポイントでポチッとしました。福井市内の有名なお肉屋さんです。けっこう真面目な美味しさなんですよ~
2006年05月10日
コメント(24)
全12件 (12件中 1-12件目)
1