恐縮です。私も辞書と首っ引きでしたよ(笑)
難しい外国の記事やスピーチをいつも見事に訳して下さるお蔭で、原文との対比でもとてもよく理解出来る上に英語の勉強にもなります!
こちらこそお礼を申し上げます。

それにしても、移民の影響力が世界規模で増大しつつある様ですね。
「郷に入りては郷に従え」の考えは悪しき差別とされてしまうのか…不安です。 (2007年03月24日 23時03分20秒)

小市民の一日

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2007年03月24日
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カテゴリ: 主に国際時事

(かなづちさんからいただいたコメントで,自分の誤りに気がつきましたので,記事を訂正しました。訂正前の記事では,あたかもムスリム住民の投票動向 のみ が労働党の勝利という選挙結果に影響したかのような文章になっていましたが, それはあくまで原因の一つとして考えられているもののようです。 今後はこのような誤った記述を行わないように注意して参ります。申し訳ありませんでした。)

<日豪安保共同宣言に影響は?>

 BBCWorldのホームに,たぶん日本では取り扱われていない記事が載っていました。

 それはオーストラリアはニュー・サウス・ウェールズ州で選挙が行われた結果,労働党が躍進したという記事です。全訳してもあまり参考になるようなところがないので,全訳はしませんが,本文をごらんになりたい方は こちら

 政権を担当している労働党は今回の選挙で,公共交通機関の大規模な改良(要は公共工事ということでしょう)を唱えたのに対し,自由党・国民党連合は州の現在の水資源供給体制の貧弱性を指摘して争ったようです。

 確か水不足は,オーストラリアで深刻な問題になっていたはず。当然,その点をついた自由党・国民党連合が勝利しておかしくはないわけですが,どういう訳だか労働党が勝利しました。有権者は水不足をあまり大きな問題としてとらえていなかったということなのか,それとも公共工事の方が魅力だったのか・・・有権者の欲求は労働党の方がうまく拾ったようです。

 記事の構成からすると,ムスリム票,つまりイスラム系移民の投票動向も労働党を後押しする原因になったと考えられているようです。彼らはオーストラリアのムスリム指導者の言葉や,2006年の12月にオーストラリアで起こったイスラム住民に対する暴動に対する不満を有しており,これが労働党議員の後押しとなる投票につながったと見ているような構成になっているように思われます。

 以前見た産経か何かの記事では,オーストラリア労働党はChinaに親近感を抱いている政党であるというところ,本年2007年は国政選挙もあるらしく,仮にこの勢いで国政においても労働党がハワード首相率いる自由党・国民党連立政権を倒せば,せっかく締結した日豪安保共同宣言も,労働党のChinaに対する遠慮から有名無実化してしまうおそれもなきにしもあらず。

 もっとも,国政選挙と地方選挙とではまた別の判断を有権者がするかもしれませんし,まだ選挙まで時間があるようですから,その間に自由党・国民党連合が支持を挽回するかもしれません。

 いずれにしても日豪関係は,安倍首相が新たな外交戦略で基軸にしようとしている重要な関係の一つですから,オーストラリアの選挙の行方は要注目でしょう。






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最終更新日  2007年03月24日 21時28分51秒
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Re:豪州の地方選挙で労働党が勝利(03/24)  
かなづち さん
水資源より公共交通で労働党の長期政権続投ですか。どこでも都市部は革新が強いですね。伝統と無縁の移民も都市に集中、保守系は苦しいでしょうね。
勿論中共も労働党工作と投票動員は抜りない事でしょう。

国政選挙では、州益も異なるだろうし、我々もオージービーフもっと買うなりして(笑)、出来る事で精一杯ハワード首相を援護射撃してあげたいものです。
先日のイラクでの緊急着陸、無事で何よりでした。 (2007年03月24日 20時23分47秒)

Re[1]:豪州の地方選挙で労働党が勝利(03/24)  
ti2669  さん
かなづちさん

 いつもコメントありがとうございます。

>水資源より公共交通で労働党の長期政権続投ですか。どこでも都市部は革新が強いですね。伝統と無縁の移民も都市に集中、保守系は苦しいでしょうね。

 先ほど読み直してきました。
 自分の上に書いたことは間違いですね・・・やっぱ全訳しないとダメですね,自分のように英語が不自由な人間は。
 上,訂正しておきます。ありがとうございました。

>勿論中共も労働党工作と投票動員は抜りない事でしょう。

 またChinese系が動いているんでしょうねぇ・・・困ったものです。

>国政選挙では、州益も異なるだろうし、我々もオージービーフもっと買うなりして(笑)、出来る事で精一杯ハワード首相を援護射撃してあげたいものです。
>先日のイラクでの緊急着陸、無事で何よりでした。

 最近ビーフの消費量が減っているのですが,気合いを入れて応援しましょうかね?(笑) (2007年03月24日 20時49分59秒)

Re:豪州の地方選挙で労働党が勝利(03/24)  
移民を受け入れるということの影響を考えておかないといけないということですね。
そういえば、
日本でも、年に1万人の在日が日本国籍取得しているとか・・・
日本の将来に悪影響がなければいいのですが・・・
(2007年03月24日 21時39分04秒)

Re:豪州の地方選挙で労働党が勝利(03/24)  
かなづち さん

Re[1]:豪州の地方選挙で労働党が勝利(03/24)  
ti2669  さん
ぺんぎんママさん
>移民を受け入れるということの影響を考えておかないといけないということですね。

 日本で移民問題というと「人権問題」,なかでも「人種差別」「民族差別」とつなげて考えてしまう人が多いようです。要するに,「移民の拒否は他民族の差別」とかそういう話にしてしまうと。
 移民問題はそうではなく,自国に異質の文化・風習を持った民族を集団で,しかも一つの集団だけでなく複数の集団を受け入れるだけの覚悟があるかどうかの問題をまず第一に問われるべきでしょう。ぺんぎんままさんのおっしゃるとおり,移民を受け入れた場合の政治的影響も看過することはできません。 
 移民という現象が自国にとっていかに重大な出来事なのかをあまり深く認識せずに軽い気持ちで「いいんじゃないの?」とか,あるいは「人権・人種・民族問題」に論点をすり替えられてしまっているせいで,ナイーブに「移民を受け入れるべきだ」とする主張が横行しているように思われます。
 安全保障問題と同様,この問題についても国民の意識の成熟が要求されるといえるかもしれません。

>日本でも、年に1万人の在日が日本国籍取得しているとか・・・
>日本の将来に悪影響がなければいいのですが・・・

 お隣の大陸からの帰化人もすごいそうですね。
 もちろん,我が国を愛してくれている方の帰化は大歓迎ですが,敵意を持ちながら,それ以上に日本を憎みながら帰化するというような人がいた場合,それらが及ぼす政治的影響というのは恐ろしいですね。
 外国人参政権と絡んで,帰化を容易にするべきだとの論が存在しますが,自分はそういう手段でもって悪質な「日本人」を増やすのは得策でないと思います。 (2007年03月25日 11時21分40秒)

Re[1]:豪州の地方選挙で労働党が勝利(03/24)  
ti2669  さん
かなづちさん

 二重投稿の件,メッセージ受け取りましたので,二番目の投稿を削除しておきました。

>難しい外国の記事やスピーチをいつも見事に訳して下さるお蔭で、原文との対比でもとてもよく理解出来る上に英語の勉強にもなります!
>こちらこそお礼を申し上げます。

 自分は英語から離れて久しいので,期せずして誤ってしまうことがあると思います。英文を併記しているのは実は誤りを見つけて指摘してくださる方がいれば,直ちに訂正できるようにという趣旨からなんです。
 今後何か誤訳等を見つけられた場合はお知らせください。

>それにしても、移民の影響力が世界規模で増大しつつある様ですね。
>「郷に入りては郷に従え」の考えは悪しき差別とされてしまうのか…不安です。

 確か英国が移民に英語での生活能力があるかどうかと,英国の歴史についての最低限の理解があるかどうかを試す試験をするかどうか検討中だという報道をBBCで見ました。アメリカも移民に歴史知識の問題を課す(or課している)という記事を,友人からもらった朝日新聞の記事で読みました。
 移民の受け入れに寛容だった両国が,そういう「郷に入り手は郷に従え」的制限を課しつつあるということは,それが「差別」であるかどうかを判断するに際して,大いに参照になる事実ではないかと思います。
 ことに,隣国には潜在的敵国がそろっている我が国の場合は,政治的意図をもった移民政策を行われてしまう可能性もありますから,移民の受け入れを認めるかどうかの判断には慎重の上にも慎重を期すべきでしょうね。 (2007年03月25日 11時29分48秒)

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