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2005年12月12日
テーマ： どんなテレビを見ました？(79746)
カテゴリ： 歴史で気になること
今日はシルクロードの堺雅人さん扮する井真成のほうが楽しみだったりして（笑）
遣唐使船で唐へ赴き、日本に帰らずに長安の都・長安（現西安）で暮らして亡くなった。同じ船で入唐したのは阿部仲麻呂・吉備真備（きびのまきび）ら。吉備真備はその名を冠した公園が作られるほど、あちらの方での方が名が高いようだ。還れた方が少ないことを思えば、彼のような人物はもっと沢山いたんだろう。
長安は、現代の日本人が憧れるニューヨークのような大都会。
古代の日本人が憧れて、なんとか似せようと四苦八苦した これぞ夢の都 です。飛鳥の頃から大津の京・長岡京・藤原京・平城京・その後作られた平安京。古くは聖徳太子も斑鳩の宮に実現したかったようだというし（その頃は髄だけどね）、蘇我入鹿も目論んだかもしれない。
本格的に京を作り出したのは、天智天皇。その後、天武・持統・文武･･･ときて、桓武が京の地に「京都」を作り上げるまで、唐の京は憧れの対象だった。
井真成の時代は、多分奈良時代の黎明期くらい。文武・元明･元正・聖武くらいの頃。帰国後の吉備真備は聖武のサポーターを務めているので。とすると、井真成は、日本出立の頃に持統サンにも拝謁したことがあったかもしれないなあ（夢想）
おそらく大坂近辺、藤井寺のあたりの人だろうということ。「井」とは藤井の「井」ではないかという説があるそう。
19で入唐し、36で死んだそうですが、唐の人も彼の死を哀れんで、「こんな遠い異国の地で志半ばにして亡くなるとは、なんと悲しいことだろう」という歌を墓碑に刻んでくれたようで、なんだかありがたいなあとウルウルきてしまった。
同期の阿部仲麻呂も還れずに死んだ人で、この人には碑も立っている。
あまのはら ふりさけみれば かすがなる
みかさのやまに いでしつきかも
まだ平仮名の開発されていない時期なので、そこにある碑に刻まれた歌は万葉仮名（つまり漢字の当て字）で書かれてるみたいなんですが、これって唐の人が読めたんだろうか？＾＾;
漢字で書いてあるとはいえ、日本語発音の当て字だから、意味はメチャメチャになりそうな気がする。
しかし、当時の最高の教養人なので、もしかしたら日本語でも読め、唐語でも通じるような、すっごいウルトラ級のテクニックを駆使しているのかもしれません。サスガ仲麻呂･･･。
しかも、こいつが万葉集や百人一首に入ってる （んですよね？←ちと自信ないし） ってことは、この歌を日本まで持って帰った人がいるんだな。持って帰ったのは吉備真備だろうか。故郷の人への土産であったか。還れないのだという意思表示でもあっただろうかと、どりーみんぐは広がっていきます。
私の興味が一番強いのは、実は万葉集に編纂されている時代なんですよ～。
今は幕末とか源平とかに集中させてますけど～。
今でも西安には沢山の大学があるそうで、留学生が集まる学問都市としての性格は健在の様子。
これから中国の開発が進んで、彼らのような人たちの陵墓が出てくるかもしれないと思うと、なんか楽しみです^^
（しかし、開発で色んなものが壊されてるようですけどね（汗））
遣唐使船で唐へ赴き、日本に帰らずに長安の都・長安（現西安）で暮らして亡くなった。同じ船で入唐したのは阿部仲麻呂・吉備真備（きびのまきび）ら。吉備真備はその名を冠した公園が作られるほど、あちらの方での方が名が高いようだ。還れた方が少ないことを思えば、彼のような人物はもっと沢山いたんだろう。
長安は、現代の日本人が憧れるニューヨークのような大都会。
古代の日本人が憧れて、なんとか似せようと四苦八苦した これぞ夢の都 です。飛鳥の頃から大津の京・長岡京・藤原京・平城京・その後作られた平安京。古くは聖徳太子も斑鳩の宮に実現したかったようだというし（その頃は髄だけどね）、蘇我入鹿も目論んだかもしれない。
本格的に京を作り出したのは、天智天皇。その後、天武・持統・文武･･･ときて、桓武が京の地に「京都」を作り上げるまで、唐の京は憧れの対象だった。
井真成の時代は、多分奈良時代の黎明期くらい。文武・元明･元正・聖武くらいの頃。帰国後の吉備真備は聖武のサポーターを務めているので。とすると、井真成は、日本出立の頃に持統サンにも拝謁したことがあったかもしれないなあ（夢想）
おそらく大坂近辺、藤井寺のあたりの人だろうということ。「井」とは藤井の「井」ではないかという説があるそう。
19で入唐し、36で死んだそうですが、唐の人も彼の死を哀れんで、「こんな遠い異国の地で志半ばにして亡くなるとは、なんと悲しいことだろう」という歌を墓碑に刻んでくれたようで、なんだかありがたいなあとウルウルきてしまった。
同期の阿部仲麻呂も還れずに死んだ人で、この人には碑も立っている。
みかさのやまに いでしつきかも
まだ平仮名の開発されていない時期なので、そこにある碑に刻まれた歌は万葉仮名（つまり漢字の当て字）で書かれてるみたいなんですが、これって唐の人が読めたんだろうか？＾＾;
漢字で書いてあるとはいえ、日本語発音の当て字だから、意味はメチャメチャになりそうな気がする。
しかし、当時の最高の教養人なので、もしかしたら日本語でも読め、唐語でも通じるような、すっごいウルトラ級のテクニックを駆使しているのかもしれません。サスガ仲麻呂･･･。
しかも、こいつが万葉集や百人一首に入ってる （んですよね？←ちと自信ないし） ってことは、この歌を日本まで持って帰った人がいるんだな。持って帰ったのは吉備真備だろうか。故郷の人への土産であったか。還れないのだという意思表示でもあっただろうかと、どりーみんぐは広がっていきます。
私の興味が一番強いのは、実は万葉集に編纂されている時代なんですよ～。
今は幕末とか源平とかに集中させてますけど～。
今でも西安には沢山の大学があるそうで、留学生が集まる学問都市としての性格は健在の様子。
これから中国の開発が進んで、彼らのような人たちの陵墓が出てくるかもしれないと思うと、なんか楽しみです^^
（しかし、開発で色んなものが壊されてるようですけどね（汗））
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と、コレ書いたのは実は昨日＾＾;。
今日は、生理2日目にして、頭痛と腹痛オマケに微熱に悩まされ、ちと自分の頭で考えて書いてる余力がありませぬ･･･ああああああメールがたまってル～～～
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