◆シアワセの金魚

私たち姉妹は金魚すくいが得意!姉なんか50匹はかるい。

子供とお祭りで母はヒーローとなる。

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結婚した時、金魚を飼いました。水草だけの金魚鉢で。

エアポンプを装備した水槽で飼う方法は10代の時、満喫したので

シンプルに金魚鉢で飼いたかったのです。

安定水槽という方法です。水も頻繁にかえずにコップ1ぱいの水を

足していく方法です。水草から酸素がでてきます。

この大きさの金魚鉢がなかなか、なくてさがしました。

でめきんの姿がかわいくて、ずっとみていました。

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2年目くらいから色がかわりました。

「朱に交われば赤くなる。」を地でいった黒いでめちゃん。

5年目くらいで、なくなりました。

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次には普通の金魚を1匹だけ飼いました。

2Cmたらずの金魚が7年生きました。

当時、入院中だった父が亡くなって、お葬式がすんだ次の日に

金魚の「コメ」が急死しました。

7年も元気で生きてきたコメだったのに、「えっ!なんで!」

という気持ちでいっぱいでした。

偶然にもすぐ後でビートたけしさんがある雑誌で

「アジアでは金魚は不運な出来事をとってくれるといわれていて、

会社でも大きな水槽で金魚を飼っているところが多い。」と

いわれていました。「そうかー」とひとりで納得しました。

もう金魚を飼う気がしなかったけれど、やはり飼うことに。

大型熱帯魚のエサになるところだった、1匹の小さな金魚が、2代目

「コメ」として10年、わが家におります。

あの金魚鉢で飼っております。

もう18年こわれずに使っています。

おまけにもう1つ、いいおはなしがあります。

18年前金魚鉢を買ったペットやさんはもうありませんが、

わが家の「かめきち」を5年前さがして買った小さなペットやさんは

実は18年前の金魚鉢のお店と同じ奥さんがやっているお店だったのです。

すごい「ご縁」でした。



8年目のコメです。(10/22撮影)

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