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Benediction of God in Solitude
譲れないものIX
霞んだ視界から喧嘩をしている二人が目の前に表れ、だんだんとその会話も聞こえるようになった。
「そんなに?お願い。行かないで!そんなに長い間あなたがいなかったら私壊れちゃう!」
「仕事なんだ!仕方ないだろ!」
(なんだ、これは?夢、、、だよな?)
「仕事を優先させるの?私より仕事を優先させるの?」
「それは……。」
「………ル!」
突如視界が揺らぎ、自分が呼ばれてるのに気が付いた。
「ル!…ール!コール!スコール!」
ガバっと体を起こし、スコールはさっきのが夢だったことに気が付いた。
「大丈夫?酷くうなされてたけど、、、。」
「あぁ、酷い夢だった。ありがとう、助かった。ところで今、何時だ?」
「ンーと七時だよ。」
聞いて驚いた。自分より先にリノアが起きていることと、そんな早くに彼女が起きていることに。
「早いな、リノア。」
「さっき電話がかかってきて起こされたの。」
「電話?誰からだ?」
「お父さんからだよ。『もし都合がいいならスコール君を連れて私の所に近日中に来てくれ』だって。」
「そうか。…行くのか?」
「う~ん…嫌だけど行かないとまずいよね?断る理由もないんだし。けど何の用だろ?」
「見当つかないのか?」
「うん…。でも大した用事じゃない気はするな~。」
「そうか、、、。どの道今日は用事も決めてなかったし行くとするか。」
「そうだね~。」
二人は朝食を取り、出かける準備を始めた。リノアはいつもの格好だが、スコールは会う相手が相手のため、念のため正装していった。(リノアは必要ないと言いつつも嬉しそうだ。)因みにティンバーの独立をきっかけに、リノアとフューリーは和解している。
デリングシティまでラグナロクで十分弱で着き、のんびりと循環バスでカーウェイ邸に向かい、着いたときはもう昼だった。
「ただいま~。」
「失礼します。」
「あぁ、よく来てくれた。朝早くからすまなかったね。」
「ホントだよ~。次はもっと遅くにしてよね。(今回は助かったけどさ)」
「うむ。そうしよう。ところで昼食はもう取ったのかな?」
「まだですが…。」
「なら、昼食を取りながら話すとしよう。」
カチャカチャ
食堂では微かに食器がぶつかる音をたて、食事をしているスコール達がいた。
「…さて、スコール君、」
「はい。」
「今日呼んだのは君に受け取って欲しいものがあるからなんだ。」
「何ですか?」
「私の持っているカード、《リノア》だ。」
「……。」
「だが、ただではやれん。どうすればいいか…わかるね?」
「はい。」
「よし、では始めるとしよう。」
「ルールはどうするんですか?」
「ふむ、セイムのみでどうかな?」
「構いません。その代わり手加減はしませんし、一回きりですよ。」
「うむ。では始めよう。」
スコール VS フューリー
のカードバトルが始まった。
スコール達がそんな話をしている頃、リノアは考え事をしていた。
(あのカードって今までたくさんの人が取りに来たんだよね。確かお父さんが『私からリノアのカードを取れた者は、娘と交際することを認めよう。』とか言ってた奴だよね…。確それで片っ端から追い払ってくれた気がする…。ん?って事はスコールがそれを取っちゃえば、父親公認で付き合える。ってことか。でも自分から呼んだって事はまさか…。)
「リノア。リノア!」
「えっ!なっ!何?」
「終わったぞ。」
フューリーは驚愕の顔で盤面を見ていた。確にそこには完膚無きまでに勝ちを修めたスコールのカードがあった。どれもこれも、伝説とまで言われたレアカードばかりなのである。
「流石…世界を救うために世界中を旅しただけあるね。」
「すいません。卑怯だとは思ったんですけど全力で向かって来る人に手を抜くわけにはいかなくて…。」
「いやいや、その方が私にも諦めがついてありがたいね。ありがとう。これは君の物だ。」
スコールはリノアのカードを手に入れた。
「ただ…もしよかったら君の持ってるレアカードを見せてくれないか?」
「構いません(カード好きな人だな…。)」
スコールは持ってるレアカードを全て見せてあげた。見てる間、フューリーは感嘆の声をあげまくったという。まるで幼い子供のように。その中にあったイフリートのカードが気に入り、どうか譲ってくれ、と懇願する「これがガルバディアで一、二を争う人か?」と疑いたくなるようなフューリーがいたという。だが以外にも、スコールはOKした…。
本人曰く、「リノアのカードを手に入れさせてくれたんだから安い礼だ。」だそうだ。
スコール達はフューリー邸で食事に付き合わされ、食べ終えてからバラムに帰宅することにした。
そして食べ終り、帰る間際にリノアは思いきってフューリーに聞いてみた。
「ねぇ、あれをお父さんからスコールに渡したって事は私とスコールが結婚してもいいって事かな?」
「そうだ。彼なら平気だろうしな。」
「ありがとう!」
「彼と仲良くな。」
「うん!」
大人になって初めて見た[父親]の顔に、何だか暖かいものを感じたリノアだった。最後に簡単に言葉を交し、スコール達はガーデンに帰ることにした。
バラムに着いたときはもう太陽はとっぷりと沈んだ後だった。
帰りの飛空艇の中で、スコールは眉間に皺を寄せ、朝の夢の答えを考えていた。
(もし本当にあんなことを言われたら俺はどうすればいいんだ…?)
じっくり考え込むが、一向に答えが出てこない。何故かはわからないが答えが思い浮かばないのだ。そのせいで次第に焦り始めたスコール。リノアはそんな様子を傍らでじっと見つめていた。
「……スコール?」
呼ばれてフッと我に返った。
「どうしたの?怖い顔して。」
「悪い。考え事をしていた。」
「それは見ればわかるよ。何を考えてたの?」
「………」
「私に言えないようなこと?」
「………」
「黙ってたらわかんないよ!何でも話すって約束したでしょ?」
「そうだったな…。」
確に。と思い、スコールは朝の夢の事を話し始めた。
「う~ん……。確にそれは難しいね…。けど私なら好きな人と一緒にいることを選ぶかなぁ。」
「なんでそう思うんだ?」
「だって確に仕事は大切だけど、人との関わり、特に大好きな人となら一緒にいたいし、好きな人と一緒なら、困難なことでも乗り越えられそうじゃない。」
「…そうだな。」
理屈はわかったのだが納得はできない、といった様子のスコール。どっちも大切な自分にとってはその決断ができないが故に迷っているままであった。
カチッ
「スコール、、、そろそろ寝ない?」
言われて初めて日付が変わってたことに気付いた。
「そうだな。もう寝るとしよう。」
「うん。おやすみ、スコール。」
「おやすみ、リノア。」
リノアはすぐに寝てしまったが、スコールは眠ることができなかった。夢の質問と日日が迫ってきたからである。だが気付いた時には眠っていて、目を覚ましたら朝になっていた。
「…朝か、、、(今日で残り二日…か。言うのは明日にしておくかな…。昨日ので悩んでるなんて思わせたくないし、機嫌良いふりしておくか。)」
「おハロ~スコール~。」
「おはよう。」
「………」
「どうした?」
「朝からスコールが微笑んで挨拶を返すなんて思わなくて…。」
「顔に出るか…。まぁ、良い夢見たからな。」
「へ~どんな夢?」
「リノアとアンジェロと花畑で…、多分ママ先生の所で一時を過ごしてるときの夢だ。」
「へ~じゃあ今日は約束の場所に行こっか!」
「そうだな…。久しぶりに行くとするか。」
「うん!じゃぁさっさと朝御飯の支度しちゃうね。」
「あぁ。頼む。」
宣告通り、リノアは七分ぐらいで作りあげた。それなのに手抜きはしていない。だが細かいことは気にせず、二人とも食べ始めた。
「約束の場所か~。」
「どうした?」
「いやね、行くのは久しぶりだな~と思ってさ。」
「確にそうだな。もう一年近く行ってないことになるのか。」
「そうだね~。」
「悪いな。俺のせいだ。」
「気にしなくて良いよ~。スコールはお仕事なんだから~。」
「そう言って貰えると助かる。」
「さ、片付けて行こっか?」
「あぁ。」
(ここまで機嫌が良いと逆に不気味。と言うよりなんか無理してる気がするな~。気のせいかな~?多分気のせいじゃないよな~。)
「どうした?支度しないで良いのか?」
「え、あっ!ごめん。ちょっとボッとしてたみたいだね。」
「早く支度しろ。時間かかるんだから。」
「わかったよ~。」
リノアは支度を始め、スコールは洗い物を始めた。
そして二十分後…
「スコール~終わったよ~。」
「こっちも終った。」
「じゃ、行こっか。」
「あぁ。」
「アンジェロ、行くぞ!」
「ワォン!」
飛空艇に乗り込み、イデアの家に向かった。
だいたい十五分ぐらいだろう。二人と一匹は着くなり真っ直ぐ花畑―――約束の場所―――に向かった。そこは以前と全く変わらず、花はどれもこれも綺麗に咲き誇っていた。
「相変わらず綺麗だね~。」
「そうだな。」
「私未だにはっきりと覚えてるよ。」
「何をだ?」
「スコールが照れながら『ここにいるから。迷ったりしたらここに来よう。』って言ったのを。」
「///」
「スコール~?顔真っ赤だよ~。」
「//////」
立っていても疲れるので、二人はいつぞやに持ってきて真ん中に置いたベンチに腰をおろした。するとすぐにリノアはスコールにによっかかった。
「何回来ても良いね。ここ。」
「そうだな。」
「特に今のスコールには最適だよね。」
「どういう意味だ?」
「だってスコール今悩んでるでしょ?無理してるし、隠そうとして明るく努めてるからすぐにわかるよ。」
「………………」
改めてリノアに隠し事ができない、とスコールは思った。
「私には言えないことなの?」
「いや、言わなければならない時は必ず来るが、リノアだから今は言いたくないんだ。」
「今は。って事はいつか必ず言ってくれるの?」
「あぁ。」
「ならその時まで待つから、今は普段の顔しててよ。」
「わかった。」
(やっぱり隠し事してたんだ。)
長い時間、二人は寄り添い佇んでいた。今あるこの時を慈しんで。
日も傾き、黄昏がやってきた。
「スコール、そろそろ帰ろっか?」
「リノア、、、」
「なぁに?」
「願い事を一つ……聞いて貰えるか?」
「私ができる範囲のことなら…。」
「………ってくれないか?」
「ん?」
「歌を、、、《Eyes on Me》 を歌ってくれないか?」
「えっと…………うん。いいよ。」
リノアは唄い始めた。
たった一人の、最愛の聞き手のために。
「……ありがとう。」
「元気出た?」
「あぁ。それに……いつもよりずっと綺麗だったぞ。」
「っ!ありがとう!小さい頃に…お母さんに教わったんだ。『好きな人のことを思ってその人の心の奥底ににまで響かせることをイメージして唄うと綺麗に唄えるのよ。』ってさ。私の歌、スコールの心の奥底にも響いたかな?」
「あぁ。」
スコールはリノアを抱き締めながら言った。
「いい歌を、声をありがとう。」
言い終えるとスコールは立ち上がり、真っ赤になりながらも、リノアの方を向いて手を差し出し言った。
「帰ろうか。」
リノアはその手にしっかり自分の手を置き答えた。
「うん。」
夕日を背後に二人は飛空艇に向かって行った。
written by eoh
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