Benediction of God in Solitude

Benediction of God in Solitude

Final Fantasy 7 After and Another:4


「ここは…?」
「おねえちゃん、金髪のお兄ちゃんが起きたよ」
「大丈夫ですか?」
子供たちにおねえちゃん--甘色の髪をピンクのリボンで止めている--と呼ばれた女性が聞く。
「!」
「どうしました?」
「い、いや。なんでもない。」
「そうですか。少し顔色が悪いですね。ゆっくりしていってください。」

クラウドは内心とても驚いていた。なんせ助けてくれた女性は最愛にして悲劇の女性--エアリスに瓜二つだったのだ。


 § § §

一方バレットもちょうど同じ頃目を覚ました。
「ん?ここは…?」
見渡す限り草原で人の気配は全くしなかった。
「っくそ、なんなんだよ一体…」
とりあえず大分遠くではあるが建物の方へと歩きだした。しばらくすると急に空気が変わった。
「ん?」
そのとき急になにかの気配を感じた。すぐさま構えたので第一撃には反応できた。そのまま腕のガトリングをフル稼働し反撃した。しかし弾が金属にはじかれる音だけがして、あいての正体は見えなかった。その刹那、バレットの腕のガトリングが短く――正確には縮んだのだ。そのまま見えない敵はバレットの両足を切った。
「痛っ!」
「他愛もない。もう終わりか?」
見えない敵はついに姿を現した。そこには長刀――刃渡り70センチほどの――をもった少年がいた。
「貴様はなにもんだ?」
「獣に名乗る名など持ち合わせていない」
獣呼ばわりされて言い返したいところだが、喉元に剣先を突きつけられた状態の中、なにもできずやられそうになったそのとき、声が聞こえた。
「リン!なにをやっておるのだ!?」
「い、いや獣狩りをさ…」
「おぬしまた無駄な殺生を行おうとしおって。」
突如現れた老人にリンと呼ばれた少年はうろたえた。
「すまんな。若いの、けがはないか?」
「たいしたものじゃないです」
といいながら立とうとするがひざを突いてしまう。
「仕方ない。小屋までつれていってやるかの、すべてはこやつの為所だからな。」
「え~つれてくのかよ、じっちゃん。」
その瞬間バレットは殺気を感じた。あの老人とはいま5メートルほど距離があったのにも関わらず刀を突きつけられた気がしたのだ。おそらくリンも感じたのだろう。しぶしぶ認めたようだった。

ピー

リンが指笛を吹くとチョコボが3匹きた。
「お主チョコボはのれるのか?」
「あぁ」

チョコボにのり近くの建物へと一同は向かった。


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: