青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2021.11.03
XML
カテゴリ: 着物・和装
着物については母に任せきりで
何も知らなかった私が
自分で反物を選ぶところから初め
学んだ事を書いています。

私が着物初心者だったのでよくわかるのですが
初心者は初めて自分の為に着物を誂える時、
知らないがゆえに単純に、

1. 気に入った反物を選ぶ
2. 仕立てに出す

の2ステップでOK、
かかる費用は「仕立て代」だけと思いがちです。

ところが誂えるというのは
フルオーダーなので
仕立てに出す前の採寸で一作業、
いろいろな指示で又一作業かかりますし、
仕立て自体も様々な工程と費用がかかり
結構手間閑がかかるものです。

本当の着物の誂えは、反物を織る前から
織りや色柄を呉服屋さんや
織元染元と相談しながら
希望通りに作ってもらう事を言うと思うのですが、
初心者ですとそこまでは
知識的にもお付き合い的にも費用的にも
簡単にはできませんので
今回は購入した反物を仕立てもらうという意味での
誂えの話をします。

わかりやすいように、
着物を誂える時の工程と費用を
長くなるので3つのステップに分けて書いています。

前回は
1.反物の前処理について
着物初心者が知らない 誂えにかかる費用と工程 1.反物の前処理
2.裏地や備品選びについて
着物初心者が知らない 誂えにかかる費用と工程 2.裏地や備品選び
について書きましたので
今回は3.仕立て代についてです。

前回お話ししたように
着物を仕立てるには裏地=胴裏や裾回し等
必要なものがあり
それを揃えてから仕立てをお願いします。
(お任せで全て仕立て屋さんに
お願いする事も出来ます。)

仕立て代は大きく分けると
手縫いとミシン仕立てがあり、
当然ミシン仕立てのほうが安いですが、
仕立て直しの時にほどきにくかったり
穴が目立って問題が出ることもあるので
お薦めしません。

なので手縫いの料金でお話します。

手縫いの仕立ても大きく分けると
国内仕立てと海外仕立てに分かれます。

国内手縫い仕立てというのは
日本国内で、和裁士という資格をとった人等が
手縫いで仕立てる、昔ながらの仕立て方です。

海外手縫い仕立ては
工賃の安いアジアの国に
現地の人を雇っている着物の仕立て工場があって
そこに出すのです。

海外の人に着物が縫えるの?と思われるでしょうが、
日本人の資格を取った和裁士が
何人も現地に行って技術を教え
工程を管理・指揮しているので
通常は問題なく仕立て上がり、
料金も国内仕立てより割安です。

海外仕立ての小紋なら
大量に受注して安さを売りにするお店なら
2万5千円位から、
駅ビル等に入っている大手チェーン呉服店で
3万5千円位から
デパートに入っているお店や個人経営のお店は
5万円位からだと思います。

着物の仕立て代としては
かなりお手頃価格と言えるでしょう。

しかし、着物の仕立てというのは
微妙な針運びや糸の余裕の持たせ方等で
着心地がぐっと違ってくるので、
やはり資格を持った、着物をよく知る
日本人和裁士に仕立ててもらいたい場合や、
大事な反物、色柄合わせにこだわりたいもの、
細かい注文がある場合は
国内仕立てをお薦めします。

日本国内で日本人の和裁士に仕立ててもらう場合は
国内仕立てといって、海外仕立ての料金より
3万~5万円ほど価格が高くなります。

何でもそうですけど、
和裁士さんと言っても
経験や技術に差がありますから、
仕立て代も様々で、
ここでは平均的な話をしています。

先のブログで述べているように
着物を仕立てるには、
1.反物の前処理
2.胴裏や八掛他、仕立てに必要な備品を揃える
3.仕立て
が必要ですので
初心者が思うより、時間も費用もかかりますけど
そうやって丁寧に、生地、織、色柄を見ながら
仕立ててもらうのが
着物の楽しみの一つだなって思います。

ということで
初めて着物を仕立てる初心者で
どこに頼んだらいいかわからないし
費用はできるだけ抑えたいと言う方は
大柄ではない無難な色柄の小紋か紬を
デパートや駅ビルに入っている
大手の呉服屋さんを経由しての
海外手縫い仕立てで頼むのがお薦め。

手軽にお願いする方法としては
今はネット注文も沢山受けている
レビューも沢山ついているお店があるので
下の画像のお店もお勧めです。

仕立て代が多少かかっても良いので
安心してお願いしたい場合は
良く知っている呉服屋さん経緯で
国内手縫い仕立てが一番良いのですが、
それでなければ、
デパートに入っている呉服屋さん等を通しての
国内手縫い仕立てがお薦めです。

又は、着物に詳しい知人から
個人でやっている和裁士さんを紹介してもらうのも
良いと思います。

仕立て方は初心者はお任せがいいですけど、
柄によっては出し方で仕立て上がりの雰囲気が
がらっと変わってしまい
それも面白いので
その話はまた後でゆっくり書いていきます。




大手絹地メーカーを経由の
格安国内仕立て 単衣手縫い


同じく、合わせ(胴裏付き着物=
秋~春物の小紋や紬)手縫い

画像をクリックすると詳細が見られます。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024.03.24 09:56:55
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: