青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2022.01.22
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007を観に行った時予告が気になった
レディガガ主演 『ハウス・オブ・グッチ』を
オープニング直後観に行きました。

当時は近隣の新型コロナ感染者が
急激に増える前で、
まん延防止等重点措置が出ていなかったのですが、
念のために朝の空いている時間に
近場の映画館に行きました。
映画館の状況については後述します。

『ハウス・オブ・グッチ』は
いろんな意味でハリウッド映画らしさ満載です。

まずストーリーが、
時代が大きく華やかに動いた1970年代~90年代に
誰もが知るグッチ家で起きたショッキングな実話で、
その内容は個人的・家庭的な話から
会社経営や企業買収に及び、
登場人物の性格や器量を繊細に描いている
盛沢山な内容です。

15年以上にわたる話を
2時間に凝縮しているから
そうなるんでしょうが、
一言で「グッチ家のお家騒動」と表せないほど
複雑で繊細な話が詰まっています。

題名もアメリカ映画ではよくある名づけ方ですが
クチュールハウスとしてのハウス・オブ・グッチと
グッチ家内輪の話としてのハウス・オブ・グッチとの
2重の意味なんですよね。

家族経営事業の株の譲渡や企業買収の話は
一般人の私でも非常に考えさせられるし
実話の部分だけでも盛沢山なのに、
俳優陣が実力派揃いで
音楽がこれまた華やかだし、
衣装は勿論グッチの素晴らしい品質が
スクリーンを通してもわかり
背景はイタリアとNYCのハイソサエティの暮らし、
さらに面白いのはその時代のアイコンが
各所にちりばめられているところです。

ヴォーグ編集長のアナ・ウィンターが
若い雰囲気で出てたり
(話し方や身振りも本人の個性が良く出ています)
飛び跳ねた被写体の撮影方法は画期的で
一斉風靡していたし、
サンモリッツのスキー場で
皆が着ているスキーウェアは当時の流行で
(サンモリッツというのがまたセレブ感満載)、
子供と映っているシーンでは
初期マック(パッと見、マックSEに見えたのですが、
豊かな幼児教育環境ということなら
マッキントッシュ(128K)でしょうね。)の
後ろ姿が映っていたり、
トムフォードのジュエルカラーのシルクシャツとか
きわどいところで洗練されている
着る人を選ぶデザインや、
パオログッチのカラフルな
スポーツウエア兼ホームウエアとか
当時を知る人には
懐かしくて思わず微笑むポイントになっています。

実話自体がう~んという内容なので
ストーリーとしてはすっきりしないのですが、
映画としては
観た後にあれもこれもおしゃべりがはずむ
ハイレベルなエンタティメントでした。

音楽はユーリズミックスやブロンディ
ジョージマイケルを始めとした
当時のヒット曲が次々出てきますが
どの曲も70年代末~80年代の活気と
シャープな輝きがあり
今聞いてもとてもパワフルで魅力的です。

俳優陣はさすがプロで
演じている時は俳優本人らしさは
すっかり消えているのですが、
レディガガも頑張って、
半年位、日常生活も
役柄のイタリア訛りのアクセントで
気持ちも役柄になりきって過ごしていたので
ちょっとおかしくなっていたそうです。

この時期レディガガは袖がものすごく巨大な
振袖に近いようなブラウスをよく着ています。
もしかしたら役柄のやりすぎても足りない気持ちが
出ていたのかもしれませんね。

ストーリーは基本実話に忠実なようですが、
映画ではパオロ・グッチを
才能がないどうしようもない人に描いていますが、
実際はグッチ家では才能がある一人で
様々なデザインも行っていて
Gを2つ組み合わせた
現在もグッチの象徴のようになっているデザインを
作り出した一人なのだそうです。

見た目も、ジャレッド・レト演じるパオロは
品がない、情けない雰囲気なんですが
(ジャレッド・レトの変身ぶりはすごい)
実際のパオロは写真で見ると
気位の高そうな雰囲気です。

経営陣として重要なポストにもいて
それなりに活躍・貢献していた人でした。

ただ、グッチをもっと一般大衆に広めたいと
購入しやすい商品の展開を考えており、
経営面を含めて父親との確執が強く
映画でも書かれているように
父親を失脚させています。
そういったごたごたもあり、親会社も変わり
グッチ自体もかなり迷走し、
大衆向けの安価な製品を出した時期も
何度かあったようですが
今はハイブランド路線にしぼっているそうです。

道理でグッチの品ぞろえが
その時々で妙に品数が少なくなっていたり
方向性が急に変わったり、
安価なものが急に出たりなくなったり
また出たと思ったり品質が大幅に悪かったりと
いろいろあった理由がわかりました。

いろいろと興味深い映画ですが、
現在はオミクロン株感染が
急激に増えており
まん延防止等重点措置が出ているので
映画館に行くのも控えたほうが良さそうですが
いつか機会があったらお勧めです。

オープニング直後で
近隣での感染者がまだ少なかった時期に行った
午前中の映画館の状況は、
・お客さんは1~2人連れで静か
・開演間際に入場する人多し
・上映中は咳やおしゃべりする人なし
・ただし、席を開けたりする映画館の配慮は全くなく
・満席でした。

新型コロナウィルス感染は
飛沫によると言われているので、
映画館のように、対面ではなく、
マスクをしてお互いマナーを守り、
映画館自体も特殊な装置で
換気を頻繁に行っていれば
感染が防げるのかもしれませんけど、
それでも感染者が急増している時は
自粛したほうが安心かもしれません。

私たちは映画の後、
感染症対策に力を入れているお店を選んで
広々した店内でアクリルパネルを挟んで食事し
マスクをして映画のおしゃべりしました。

また気軽に映画が見に行けるようになれたら
億劫がらずに、行きたいと思います。







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Last updated  2022.11.03 10:26:16
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